2017/06/22 - 2017/06/25
760位(同エリア2311件中)
五黄の寅さん
今回は気の合う業者仲間三人で台湾に出掛けました。
旅の主な目的
1.温泉に浸かる
2.古き良き日本を探して会ってくる
選んだ行き先
1.温泉 台北北投温泉
2.古き良き日本 台南
旅行記構成
1.台北一日目
その1 陳さんと再会
2.台湾二日目 主に台南での記事を中心に
その2 ホテル紹介 サントスホテル
その3 新幹線で台南 飛虎将軍廟 この記事
その4 度小月_関帝廟_赤嵌楼
その5 林(はやし)百貨店
3.台湾三日目 主に温泉を散策した記事を中心に
その6 迪化街を歩く
その7 北投温泉博物館
その8 温泉に浸かり、翌日桃園空港へMRTで
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
PR
-
台湾二日目は、古き日本に会いに台南に出掛けます。
ホテルからタクシーで高鐵台北駅へ。20分弱250NT$程度。 -
エスカレータで下のホームへ。
南行き(下り)8:21発の613号に乗車します。
台南高鐵駅着予定は10:06、乗車時間1時間45分です。 -
予めネットで予約していたので、プリントした引換券を窓口で特急券(乗車券)と引き換えます。
引き換え窓口は団体専用窓口になっていますので注意必要です。
外国人専用の切符で2割引。 -
引き換えた特急券(乗車券)がこちら
8:21発の613号の5号車4Bの座席です。 -
特急券の表紙はこんな感じです。
高鐵台南駅で出札の際、押印して特急券を返してくれましたので乗車記念になりました。(^^♪ -
エスカレーターでホームへ降りて表示を見ると、1A側ですね。
-
車両は日本の新幹線の車両を一部台湾仕様にした物です。
車両のドアは手動になっているので、日本のように乗客が近寄る度に自動であくうっとうしさはありません。 -
列車の安全装置の使い方が記載されています。
非常ドア、非常ボタン、消火器などきめ細かく記載されています。 -
10:08高鐵台南駅に到着しました。
-
ここで、台鐵沙崙駅の電車に乗り換えます。
高鐵と台鐵で駅名が違うので注意です。 -
切符の自動券売機で台鐵の沙崙駅から台南駅までの切符を買います。
操作の仕方が分かりにくくて、地元の人に券売機の操作を教わりました。 -
では台鐵の電車に乗りましょう。
-
電車は空いていましたので、ゆったりと座れました。
-
30分程走って、11時に台鐵台南駅に到着しました。
台鐵台南駅は1900年建設、1936年改修。
http://www.tabitabi-taipei.com/more/2004/1015/ -
台鐵台南駅からタクシーで、最初の目的地の 飛虎将軍廟(地図左上)に向かいます。
-
飛虎将軍廟までタクシーで15分位、約200NT$程度。
-
廟の入り口の上部に横断幕が張られており、
そこには
歓迎 日本国の皆々様
ようこそ参詣にいらっしゃいました
と書かれてます。
http://aoisystems.jp/hikoshogun/ -
参詣の所作を教わり、線香に火をつけて渡して頂きました。
皆で線香を手向けてお参りしました。 -
廟の正面に飛虎将軍が祀られています。
そして両隣に分身が祭られています。
この分身は各地での祭りなどでお出ましの要請に応じて、お出かけになっていらっしゃるそうです。(^.^)
台湾の国旗と一緒に日本の国旗も掲揚されています。(^.^)
こちらの廟は 鎮安堂飛虎将軍廟 が正式な名称です。
住所
台南市安南区同安路127号 -
この廟に祭られている方は日本の海軍軍人、杉浦少尉と言う方です。
ここを訪ねるきっかけとなったのは、彼の逸話を聞いたからです。 -
その逸話が廟から頂いたこの説明案内に日本語で記載されていました。
彼の事はこの説明案内が教科書に掲載され、小学校で教えられているそうです。
いかに尊敬されてるのかがこの事でも伺えますね。(^.^)
それは次の様な内容です。
太平洋戦争のさ中、この村に米軍機の空襲がありました。
これを迎え撃つ日本軍の杉浦少尉の操縦するゼロ戦が米軍の戦闘機と交戦して被弾、 -
直ぐに脱出すると機体がこの村に墜落して村人の命を奪う事になる事から、村外れまで機体を操縦し畑と養殖池まで飛んで脱出、そこを米軍機に機銃掃射されてそのまま墜落、一命を落としました。
-
その後養殖池の周りに怪しい人影を見かける村人が何人も出てきたので、神様に伺いをたてました。すると日本軍の兵士の霊だと分かったのです。
-
村人は杉浦少尉の人道的な行為に感謝し、彼を祭るためにこの廟を建ててお参りをする事にしたのです。
-
現地に来て、立派な建物の中に祭られている飛虎将軍の像、
-
杉浦少尉の写真や事跡の説明などを見て、
-
村人が大事にこの廟をお守りして下さってる事に感激しました。
-
廟にお参りをした後タクシーに再び乗車して、鄭成功の延平郡王祠に向かいます。
この廟の辺りはタクシーが少ない様なので、待って貰ってました。 -
鄭成功の巨大な像が建つ延平郡王祠まで、タクシーで15分200NT程度で到着。
延平郡王祠は台南を平定した鄭成功を祀る廟で、彼の生涯を展示する博物館を併設。
http://www.tabitabi-taipei.com/more/2008/1218/ -
住所
台南市開山路152号
06-213-5518
10月~6月 8:30~17:30
7月~9月 8:00~18:00 -
彼の父は福建出身の商人の鄭芝龍、母は平戸出身の日本人の田川マツで平戸に彼の記念館が在ります。
-
1656年に明の永暦帝から延平郡王に任じられた。
明の皇帝から国姓の朱の姓を授かった事から国姓爺とも呼ばれる。 -
日本では彼の活躍を題材にした近松門左衛門の浄瑠璃、国姓爺合戦が知られています。
-
鄭成功は明の再興のために清と戦い、その基地として当時オランダが占領していた台南に上陸し、オランダを駆逐。
オランダの司令部だった赤嵌楼の周辺を行政区として整備しました。
こちらは鄭成功の右腕だった甘輝将軍の像。 -
鄭成功の生涯を説明する資料が展示されています。
-
鄭成功の母子像の写真と子供時代の説明資料。
-
本殿には鄭成功の像が祭られています。
そちらや博物館にも行ってみたいのですが、次回の楽しみと言う事で。
昼時になりましたので、台南名物の坦仔麺(タンツーメン)を食べに行きます。 -
坦仔麺(タンツーメン)の老舗、台南が本店の度小月に向かいましょう。
延平郡王祠を出て開山路を北へ歩きます。 -
途中、開山路で見かけた気になる店、黒輪 は、おでんの有名店。
昼はだれもいませんねー。
店のFBのページ
https://www.facebook.com/pages/%E5%8F%B0%E7%81%A3%E9%BB%91%E8%BC%AA2%E5%85%83/198207406875890
こちらのブログの説明が分かりやすいので拝借しました。(^.^)
一本2NTDつーことは7円(笑)
http://meife.exblog.jp/11664820/
写真の左手の路(府中街)が孔子廟前の参道です。 -
開山路を突き当たり、ロータリーに沿って左手に進みます。
こちらは古き日本の建物の一つ、台湾文学館。
1916年に台南州庁舎として建てられたもの。
台南市中正路1号
06-221-7201
休館日 月曜と正月
入館料無料
http://jp.nmtl.gov.tw/index.php?Itemid=49 -
本日の記事関連の場所を参考迄に掲載しておきます。
-
横断歩道を渡って左手、中正路の先に目指す 度小月 はあります。
度小月の紹介は次の旅行記4にて。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
五黄の寅さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
42