2017/07/03 - 2017/07/04
48位(同エリア98件中)
さっくんさん
4トラベルの先輩方の記事を穴が開く程読み、時に質問コーナーで親切なアドバイスを頂き、行って参りました。念願のコーカサス。道中水害の為、一時は帰国便すら諦めねばと思うハプニングもありましたが、終わってみれば行きたかった場所は制覇できました。全てに感謝!
①アゼルバイジャン・バク―市内編
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11263020
②アゼルバイジャン・バク―郊外編
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11264672
③ジョージア・トビリシ編
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11264903
④ジョージア・ウシュグリ編
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11265434
⑤ジョージア・メスティア編
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11265914
⑦ジョージア・シャティリ編
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11267278
⑧アルメニア・ゴリス編
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11268856
⑨ナゴルノ・カラバフ編
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11269277
⑩アルメニア・エレバンとその周辺編
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11270170
⑪カタール・ドーハ編
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11271241
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温泉街からナリカラ要塞を眺めます。モスクのミナレットに教会の尖塔が、トビリシの多様な民族構成を示しています。
今回は7月3日カズベキ、4日ムツヘタへの旅を纏めて紹介したいと思います。順番は逆になりますが、ムツヘタ、カズベキの順で紹介します。 -
ジョージアに限らずコーカサス三国では街に沢山のユーモラスな銅像が飾られています。
旧市街の路地裏を抜けて、リバティ・スクエア駅に向かいます。 -
猫ちゃんものんびりお乳の時間です。
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旧市街の路地裏は雰囲気バッチリです。
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トビリシで一番古いアンチスハティ教会
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歪んだ時計塔が印象的な人形劇場
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インフォメーションセンターの壁にジョージア語の挨拶が表示されていました。
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此方は摩訶不思議なジョージア文字
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長い長いエスカレーターでメトロのホームに向かいます。
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メトロでディドベ駅に向かいます。
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ディドベ駅は地上にあります。そこからマルシュルートカに乗り換えて30分弱でムツヘタに到着です。ムツヘタへのマルシュルートカは券売所でチケットを購入してから乗車します。
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ムツヘタに到着したら、先ず川の対岸の丘の上に建つジュヴァリ修道院へ向かいました。徒歩で行こうとしましたが、インフォメーションの人も「絶対タクシーで行ってください。」と言います。
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橋を探して、高速道路を渡り…。
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山の麓までやって来ましたが、登るべく道が発見出来ず、敢えなく撤退しました。
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ムツヘタ市街に戻ると、ひっきりなしにジュヴァリ修道院まで行かないかとタクシーの勧誘を受けます。20と声がかかるところ、10と連呼していたら、一人がそれで良いと言ってくれました。
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カッパドキアからやって来て、ジョージアにキリスト教を伝道した聖女ニノがこの地に十字架を建てたのが、この修道院の起源だそうです。
因みにジュヴァリとはジョージア語で十字架を指します。 -
ジュヴァリ聖堂からはムツヘタ市街が一望出来ます。
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ムツヘタの街並みでスヴェティツホヴェリ大聖堂は一際威容を誇ります。
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聖堂内部には、ニノが建てたと言われる大きな木製の十字架がありました。
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沢山の蝋燭が捧げられていました。
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キリスト教がジョージアの国教に定められ、最初に建てられた聖堂の場所に建てられた大聖堂こそスヴェティツホヴェリ大聖堂です。
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スヴェティツホヴェリ大聖堂には十字架に架けられた時イエスが着ていた上衣の一部が納められていると伝えられています。
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スヴェティツホヴェリ大聖堂内部です。大聖堂にはキリスト教を国教と定めた王と王妃の墓も残されています。
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鐘楼が本体から独立して建てられているのは、ジョージア正教の教会の様式です。
大聖堂は要塞の役目も果たしたので、厳重な城壁で覆われています。 -
城壁に開いた穴は、ワンちゃんの日除け場所になっていました。
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観光馬車とスヴェティツホヴェリ大聖堂
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観光馬車とジュヴァリ聖堂
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ムツヘタはトビリシに遷都される迄ジョージアの首都だった街で、遷都以降も総主教座は此処に残され、ジョージア人の信仰の中心として在り続けました。
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今ではほんの小さな街ですが、橙色に統一された低層のゆったりとした造りの家並みが連なる、本当に可愛らしい街でした。
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スヴェティツホヴェリ大聖堂周辺はお土産屋さんがギッシリ集まっています。
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二つの川が合わさる場所から、ジュヴァリ聖堂を眺めました。
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スヴェティツホヴェリ大聖堂の城壁越しにジュヴァリ聖堂を眺めました。
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カズベキへ向かうには、マルシュルートカ、タクシーをシェアする等の方法がありますが、マルシュルートカだと途中の見所を素通りしてしまいます。タクシーをシェア出来るかは、一人旅の私は不確定要素が強い…。と言う事で現地発ツアーに参加しました。
上の写真はツアー会社の看板なのですが、写真がどう見ても高千穂峡なのですが…。 -
此方は別のツアー会社の同じ方面の写真です。どうやら此方が本物の様です。確かに似ている風景です。実際はどうなのでしょう?
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先ずはジンヴァリ湖で写真ストップしました。
ツアーには欧州系、中東系の人々で占められていましたが、個人主義の強い国の人々のお国柄か、それぞれの場所の集合時間を誰も悉く守りません。早目に戻って来た人も、未だ揃っていないと知ると、買い物に行ってしまい埒があきません。
この調子だとカズベキ到着は陽が暮れるのではとヒヤヒヤしました。 -
アナヌリ教会に到着しました。湖畔に佇む美しい姿で有名ですが、意図して湖畔に建てられたのではありません。それどころかジンヴァリ・ダムが作られる時湖底に沈む運命だったのです。しかし敬虔なキリスト教徒のジョージア人の必死の反対運動が実り、計画が変更され、今に至ります。だからこの湖畔に佇む美しい風景は、ジョージアの人々の敬虔な信仰心の賜物だと言えるでしょう。
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アナヌリ教会も堅牢な城壁に守られています。
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城壁の中にはイエスに捧げられた教会と、マリアに捧げられた教会の二つの教会が建てられています。
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壁面のレリーフ
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教会内部です。
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カズベキへは軍用道路を走り向かいます。帝政ロシア時代に、コーカサス侵出の為、ロシアにより整備された道ですが、当時より周辺の美しい風景に多くの人が魅了され、今ではジョージア旅行のマスト的存在となっています。
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此処にも塔が!
ガイドさんに確認したところ、この塔は狼煙台の様に危険を察知、伝達する為建てられたもので、復讐の塔では無いそうです。
それにしてもガイドさんの
「今で言うならSNSの役割を果たして射たのです。」
と言う説明に、現代っ子を感じてしまいました。でも非常に解りやすかったです。 -
軍用道路中最も標高の高い十字架峠の少し手前に、ジョージア・ロシア友好記念モニュメントが聳えます。ロシアと犬猿な仲の今、モニュメントは景観を破壊する存在にしか見えません。
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しかし、このモニュメントから眺める景色は絶景です。まるで絵画の様な、浮世離れした風景でした。
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十字架峠もお花が真っ盛りでした。
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雪解け水が滝になっています。
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崖の上のポニョでは無くて、お馬さん。
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更に北上を続けます。
十字架峠の謂れは、昔勢力争いをしていたイスラームの勢力との間で、此処からが我々の土地である事を示す為に十字架が建てられた事にあるそうです。 -
森林限界を超えた山を覆う草の緑と、空の青のコントラストが清々しい。車窓の風景も見所のひとつでした。
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カズベキに到着し車を降りたら、思わず歓声をあげてしまいました。カズベキ山がクッキリと見えます。
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カメラをズームアップ
テンションもズームアップです! -
ツミンダ・サメバ教会へは4WDに乗り換えて向かいます。轍だらけの狭いオフロードを観光客を載せた4WDが行き来するので擦れ違いで大渋滞です。
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ツミンダ・サメバ教会に到着しました。天国に一番近い教会と呼ばれています。
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ツミンダ・サメバ教会は、ジョージアが戦乱やソビエト時代の宗教の迫害の危機の際、聖遺物のシェルターの役目も果たしたと言います。
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紫の花とツミンダ・サメバ教会
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黄色い花とツミンダ・サメバ教会
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十字架とツミンダ・サメバ教会
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ツミンダ・サメバ教会からカズベキ村を見下ろしました。
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此方でも花が満開です。
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ギリシャ神話に登場するプロメテウスは、人に火を教えてしまったばっかりに、ゼウスの怒りを買って、岩山に磔にされてしまいます。その岩山こそカズベキ山だったと言われています。
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牛ががいっぱい放牧されてます。
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カズベキ山を背景に牛さんを写そうとしたら…。
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まさかまさか牛さん急接近!
赤いカメラに反応したのでしょうか? -
ツミンダ・サメバ教会を後にします。
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カズベキ村が見えて来ました。
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ジョージアの国民的飲み物のレモネード。
でも我々の言うレモネードとはちょっと違って、レモンも入っていません。
とてもはまりました。
レモネードと名付けられた由来を知りたいです。 -
色の違う川が合わさる場所で、最後のバスストップ。とても良いツアーでした。
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トビリシ滞在中二度訪れたゴルカサリ広場からリバティ・スクエアへ向かうメインストリートにあるハチャプリ専門店
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此方はバターとチーズと卵が乗った代表的なハチャプリです。
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此方は茄子とか野菜がタップリ乗ったハチャプリ、他にも沢山種類があって、全種類食べたいくらいでした!
最後までご覧になってくださり、ありがとうございました。
次回はカズベキから東方のコーカサス山脈沿いの村、シャティリを訪問します。
https://i.4travel.jp/travelogue/show/11267278
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