中国国際航空を利用して蘭州、西寧青海湖をメインに5日間の旅程で行ってきました。<br />DAY1：蘭州<br />DAY2：蘭州～西寧<br />DAY3：青海湖<br />DAY4：青海省歴史博物館～蘭州<br />DAY5：帰国(まさかのフライトキャンセルで蘭州延泊)←この記事はコレです<br />DAY6：蘭州～北京(トランジット泊)<br />DAY7：午後帰国<br /><br />いよいよ帰国という日に、空港で起こったトラブルを中心に書きます。<br />中国あるあるの機材遅延による欠航からの乗り継ぎ便までNGになるパターン。航空会社は中国国際航空でしたが、こちらの対策の仕方によって先方の対応も色々と変わったと思います。勉強になりました。

蘭州・西寧標高3,000Mオーバーの旅 (7月に菜の花が咲いている) その5 Day5蘭州

2いいね！

2017/07/02 - 2017/07/08

112位(同エリア136件中)

エリア

蘭州(中国)

旅行の満足度: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー徒歩

個人的に飛天美居酒店の評価が高いのは、朝食時に手打ちで蘭州牛肉麺が作ってもらえるところです。300元クラスのホテルでこの充実っぷりは嬉しいです。麺の太さは選べないですけどね。
水果と牛肉麺、豆乳、酸奶も忘れず。
ホテルの窓から蘭州駅を望めました。
チェックアウト後、徒歩5分以内で蘭州駅へ。人工検票してから古い駅舎で中川空港駅行きの改札を待ちます。
中川空港高鉄駅は空港と直結しています。
2時間前に到着したので、電光表示板を見ながらチェックインを待ちます。
電光表示板に搭乗予定のCA1274が出てこないので、CAカウンターに行ってチェックイン、と声をかけたところ、スタッフさんの顔色が変わりました。
朝イチで北京から来るCA1273が折り返し便としてCA1274になるのですが、北京近郊の天候不良で到着しておらず、というかフライトキャンセルになっていました。。そのため、チャックイン案内が出ない、ということで何にも情報がないため唖然。振替便については各個人で対応しろってことで、チェックインカウンターではなく、中国国際航空カウンターへ向かいます。すると数人の中国人がゴリゴリと振替手続きを進めていたので、自分もスタッフを捉まえて午後発のCA1272の北京行きを振替便としてゲット。ここまで30分かかりました。英語がほぼ通じないのと普通語が聞き取れないので、苦しかったですが筆談と微信で何とか乗り切りました。さらにここからが問題で、蘭州発の振替便は調整ついたのですが、当初の北京～羽田便には乗り継ぎ時間が間に合わないので、こっちも変更が必要になり、これは中国国際航空の日本語ダイヤルから行いました。
床に座り込んで交渉したところ、翌日のCA181便しか席がない、という悲しい回答が。北京近郊の天候不良がフライトキャンセルを連発しているようで、振替便の争奪戦が凄かったようです。カウンターでの交渉では、時間がかかって埒があかなかったので、日本語ダイヤルにアクセスしたのは正解でした。
これでは今日中の帰国は無理だと納得したんですが、北京でのトランジットどうするんじゃい？っということで中国国際航空のHPにあったトランジットホテルサービスを予約しました。北京国際空港周辺での天候トラブルだったので、ホテルの予約も先着順の争奪戦のようで、メールで予約番号もらうまでに満室になっちゃうんじゃないかと、心配でしたがどうにか確保できました。
というわけで、15:30のCA1272に振り替えてもらえたので、1階の到着フロアに降りて、またもや牛肉面の昼食をゆっくりとることにします。昨夜の夜食で食べた「金味徳」の空港店でした。78元(空港価格だな)
食べ終わって、2階の待合スペースで待っていると振替便のCA1272にDelay表示が…
14時になったので、とりあえずチェックインカウンターに行ってスーツケースを預けます。難なくチケット発券～セキュリティを通過してゲート前で待機。今度は大丈夫そう。
ここでは国内線扱いなので、セキュリティチェックのみで中に入ります。ゲート近くで1人カラオケボックス発見。時間つぶしには最適かも。
親子で熱唱中。
酸奶のケース売り自販機、豪快だ。
ゲート111で待っていたところ、北京行きの表示が武漢行きにイキナリ変わった！カウンタースタッフに確認するも、北京行きは機材が到着しない=フライトキャンセル→その後の対応は各自で国際航空へ問い合わせてくれ、とのこと。。またかぁ。
凹んでいても仕方がないので、急いでフリーダイヤルに電話して、一番早い便を手配しようとしたのですが、あいにく北京周辺の天候が最悪らしく、飛行禁止令？が出ているとか。やっとのことで獲得できたフライトは24時間後の同便でした。さらにトランジットホテルについてはフライトキャンセルの客が多いため北京に着いてから確認してくれと言われ、満室の場合は？の問いに自腹の場合がありますだって。。泣き寝入りはしたくないので、またもや先手必勝の手を考えました。北京駐在の知人経由で先ほどのトランジットホテルに直接連絡を入れてもらって今持っている航空券の予約番号と名前を伝えて部屋を確保！できました。
宿泊日は今晩ではなく、明晩になるのですが、何ら問題なかったです。
ゲート前でフライトキャンセル、という初めての経験だったので、どこから出ればよいのかもわからず、空港係員に聞いたところ、空港職員用のゲートを指さされて何事もなかったようにあっさりと出発ロビーに出ました。が、今度は預けたスーツケースを取り返さなくては！ということでチェックインカウンターに向かいます。カウンターの職員は、ここじゃわからないので後ろの重量超過カウンターに行って！とたらい回し。そこのスタッフも分からないようで、荷物集積スペースに連れて行ってもらいました。そこにはフライトキャンセルされたCA1272便の預け入れ荷物がどさっとまとめて置かれていて、そこから自分の荷物を探してタグと交換に無事取り返しました。それでも見た感じ荷物は50個ないくらいだったので、フライトキャンセルされた人数は、そんなに多くなかったのかも。そして高鉄駅のカウンターに行って蘭州駅行のチケットを買い、蘭州市内へ戻ります。ゴロゴロと引きずっていると何か違和感が…車輪の一つが潰れていて動きが悪い、う～む。
蘭州西駅まで戻って、1路バスで蘭州駅前ibisにチェックインしました。高鉄の車内でネット予約した安定のチェーンホテルです。その場で会員にしてくれて若干割引価格で泊まれました。今晩は自腹確定なので助かります。
せっかくの蘭州延泊が決まったので、市内中心部の国芳百貨に行きます。昨日は超市だけだったので、上のフロアも見てみます。高級ブランドも入っていてなかなかの発展ぶりです。
広場では、「広場舞」をやっていました。いろんなグループが思い思いの音楽をかけて踊ってます。こちらはウイグル系のグループ。
スーツケースの車輪脱落で壊れてしまったので、新たに買い求めてゴロゴロ転がしながら晩御飯を食べに来ました。
蘭州名物の三泡台。
百合根炒めが美味しかったですね。
炒飯と羊肉と百合根の炒めものは持ち帰りパックに入れてもらって、127元のお会計でした。
スーツケースがあったので、天水南路経由で蘭州駅前までタクシーで帰りました。