2025年11月蘭州一人旅②～水墨丹霞&甘粛省博物館～

2025/11/01 - 2025/11/03

二日目は水墨丹霞や甘粛省博物館へ行きました。

安ホテルでよく眠れなかったので疲れがたまり、夜まで観光する予定でしたが早々に切り上げました。

エリア 蘭州(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス 自転車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

水墨丹霞は市街地から車で1時間くらいかかるのですが、今回はctipで入場券+往復送迎のツアーを申し込みました。

入場券単品80元なのに往復送迎付きで98元という謎の価格設定…笑
前日に車のナンバーが連絡されます。
午前ツアーを選んだので8時に指定駅に集合です。

その前に蘭州ラーメンを食べたかったので6時30分にホテルを出ました。
大体の蘭州ラーメン店は朝6時から開店しているようです。

外はまだ真っ暗。
そして寒い。手袋が無いと自転車はきついです。

有名店に来ました。
朝早いですがお客さんは少なからずいました。

蘭州ラーメンの買い方ですが、まずレジで注文してお金を払うと券をもらいます。

小皿系は小皿が置いてあるカウンターで券を渡して受け取ります。

牛肉面は面を茹でる所に券を渡して面の太さを伝えます。
一般的には二細か三細だそうです。

昨日は多分細面だったので今回は二細を頼んでみました。

牛肉面+追加肉で16元でした。

辣椒少なくしてと伝えるタイミングが遅くなり希望より多めに辣椒が入ってしまいました…
ただ辣椒がスープ全体に広がる前に食べればそんなに辛くなかったです。

面は少し太めでコシが強くおいしかったです。


水墨丹霞ツアーの集合場所である小西湖駅へ向かいます。

小西湖も観光地のようで通りがかりでも写真を撮りたくなるくらい景色が良かったです。

大型バスかと思ったら参加者が8人ということで9人乗りの車でした。

遅れた人はいなくて時間通り8時に出発しました。

意外と一人参加が多く車内はとても静かで快適に過ごせました。

水墨丹霞は9時オープンだそうで早く着いてしまうのでここで写真を撮ると良いよーというドライバーさんの提案の元、水墨丹霞より手前で一旦車を下りて散策します。

空気が澄んでいて気持ちいいですが結構寒い…

オープン時間となり水墨丹霞に着きました。

中国人は身分証が紐づいているので身分証スキャンで入場できますが、外国人はパスポートを提示してチケットを発券する必要があります。

その連絡に行き違いがあったのかドライバーさんから「パスポートの人は入場券買ってないよね？」と言われましたが本部に確認を取ったりして無事にチケットを入手しました。

入り口でルートの説明を受けます。

いくつか展望台がありそれぞれの区間でシャトルバスが出ているそうです。
入場券でシャトルバスは乗り放題ですが、それだけでは全部は回れず、一部は自分で歩くか有料バスに乗る必要があるとのことです。

相当広いようで全部回るなら3時間以上は見ておいた方が良いと言われました。

自由時間は9時から12時までの3時間しかないので全部を回るのはできなそうです。

一つ目のシャトルバスを下りると動物とのふれあい場になっていました。

客寄せのためでしょうけどまんまとここで時間を使ってしまいました…

アルパカかわいい。

犬もかわいい。
寒いのか二匹でくっついて寝ていました。

猫は網によじのぼったり手を出したりやんちゃでした。

子猫しかいなかったけど大きくなってもずっとこの檻の中にいれられたままなんだろうか…
大きくなったらまた新しい子猫が補充されるのかな…

餌や水皿を見ても飼育環境が良いとは言えないので少し悲しい気持ちになりました。
かわいいんだけどね…

この鹿はずっとオーンオーンと鳴いてました。
やはりここの生活がつらいのでしょうか…

馬やラクダに乗ることができるようです。
意外と乗っている人がいました。

エサやり体験もできます。
エサは30元-40元くらいだったかな。少し高いですね。

これくらいにして次のエリアに向かいます。

この季節はやっていないようですがキャンプ場もあるようです。

景色を見て動物とふれあってキャンプをしたら1日中いれそうですね。

メインと思われる展望台までシャトルバスで移動します。

ある程度人が集まったら出発する方式なので時間が読めません。
戻りは早めにバスに乗るようにした方がよさそうです。

展望台に到着しました。

海抜1949mあるようです。
通りでこの周辺を歩き回っていた時に息苦しかった訳です。

展望台からの景色です。

私のしょぼいカメラでは伝わらないかもしれませんが、地平線までこの景色が続いており圧巻です！

オープンしてすぐの時間帯ということもあり観光客が少なく、静かにこの景色に見入ることができ非常に良かったです。

注意看板に日本語が書いてあることに驚きですが翻訳が微妙でした笑

展望台の側にコテージみたいなものがありました。
泊まれるのかな？？

時間貸しみたいです。3時間298元かー

また微妙な翻訳発見！笑

展望台から下りて歩けるみたいなので行ってみます。

前にも後ろにも人がいなかったので景色を独り占めでした。

これ以上先まで行くと集合時間に間に合うか不安なのでここらへんにしてシャトルバスで戻ります。

入口のショップでブックマーカー（30元）を買いました。

中国の観光地では大体どこでもブックマーカーが売っています。
デザインも凝ったものが多いしかさばらないし40元もしないです。

集合時間5分前に車に戻りました。
集合時間に間に合わなかった人もいましたがそれでも4,5分の遅れでした。

ドライバーは電話で督促したりして中国では珍しくしっかりとしたフォロー、スケジュール通りのツアーでした。

13時過ぎに市内に戻り、予約していた甘粛省博物館に来ました。

入場無料です。

入口はすごい人であふれていました。

どうやら北京中学の団体のようです。
日曜日に学校行事をいれなくても…

人が少ない平日とかにしてほしいですね。

入口はこんな感じ。3階までしかなくそこまで広くなさそうです。

いつも通り人が少ない一番上から回ります。

仏像などの展示です。

化石の展示です。

なんで化石？と思ったら甘粛省は化石が有名だそうです。

シルクロードの展示です。

何やら人だかりが、と思ったらこちらの銅奔馬がこちらの博物館の目玉だそうです。

ショップにはこの馬のグッズがたくさんありました。

かぶりものはさすがにふざけすぎでは？笑

何とも言えない顔してますね。

共産党の展示です。

抗日の話題もちょっとありましたが基本は共産党メインです。

共産党の展示って当時の党員の顔写真がたくさんあるけど中国の人はどういう気持ちで見てるんだろうか…？


シルクロードや化石にあまり興味が無かったので甘粛省博物館は個人的に刺さりませんでした。

この後は白塔山に登ります。

白塔山の頂上へはロープウェイがあるそうです。

上りは50元、下りは30元。

ロープウェイで上って、歩いて下ろうと思います。

3個連なっています。
他の人と相席でした。

上から見た黄河。やはりすごい茶色。

あっという間に到着です。

山の上に子犬がいました。

眺めてたら周囲の人に「あなたの犬？」と聞かれて誰もこの犬たちがどこから来たのかわかっていない様子でした。

野良犬かな…？

白塔寺です。

この先に下りの道があったのでそのまま下りましたが、黄河が全然見えませんでした。

他にもっと景色の良い道があったかもしれません。

白塔山公園 広場・公園

遠くに少しだけ黄河が見えます。

下まで下りてきました。
20分くらいかかったかと思います。

シニアたちが踊っています。
蘭州のシニア、ほんと元気ですね。

軟児梨という梨が有名なようです。

梨ジュースを飲みながら休憩です。
ちょっと梅のような酸味がありおいしかったです。

この時点で16時くらい。朝早かったので疲れがたまっています。

中山橋の左側に船乗り場があり、予定では一番早い回の19時30分から船に乗るつもりでした。
チケット95元で35分くらいのクルーズだそうです。

もっと早い時間の船は無いかと探しましたが、貸切ボートしか無いようです。

二人から催行、一人の場合は2倍の値段を払う必要があるとのこと。

今から夜市に行くのも早すぎてやっていないし、ホテル戻ってまたここに来るのも面倒くさいので、今日は夜市も船もやめてホテルに戻ることにしました。

中山橋 建造物

中山橋を渡って帰ります。

ホテルでワイマイしました。

ドラフトビール2.5L 32元。安い！

手抓羊肉と串を色々 48元。

手抓羊肉はそれなりの値段しますね。

羊肉串と蘭州ポテチ 38元。

羊肉串はやはりお店で食べた方がおいしいですね…