絵金祭り&アドベンチャラスな高知山間部の旅(三日目)~四万十トンボ自然公園は、これぞ楽園。一條家の遺跡もチェックした後は、四万十川流域あちこちに息づく高知山間の沈下橋を回りまくり。松葉川温泉も意外な穴場です~
2017/07/17 - 2017/07/17
6位(同エリア507件中)
たびたびさん
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三日目の旅は四万十川の流域。これも高知の原風景の一つ沈下橋を徹底的に回ります。沈下橋は四万十川の自然豊かな景色の味わい深いアクセント。なぜだかわかりませんが、自然は自然だけでは感動しない。そこに人間の営みがあってこそ味わいが深くなるの典型かもしれません。
一方で、中村の市街や近郊も焦らずチェック。中でもこの地に京風文化を持ち込んで独自の文化を根付かせた土佐一條氏。関連する遺跡は限られますが、うれしい美人のDNAも残したとあっては地元の大恩人。確認しないわけにはいかないでしょう。ほか、四万十トンボ自然公園は、知的好奇心も刺激してくれる意外な楽園。パネル展示も美しいし、とにかく熱いトンボ愛が素晴らしい。地元自慢の施設であることもよく分かりました。
ほか、天然うなぎの四万十屋は期待していた割にはちょっと不発。貴重なものであることは間違いないのですが、素直にうまいとは言えないように思います。これに対して、最後の松葉川温泉は評判通り。料理もうまいし、温泉もよくて。意外な穴場であることは間違いない。最終日の四日目につながるいい宿になりました。
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今日は、四万十川の流域を回って、最後は松葉川温泉。けっこうな行程なので、ちょっと焦る気持ちもなくはないんですが、ここは無理に慌てず、まずは中村の市街・近郊を回ります。
安並水車の里は、中村市街の外れ。四万十川と堤防を挟んだ田んぼの地区です。 -
イチオシ
四万十川の下流域なので水は豊富な場所だと思いますが、田んぼに汲み上げるには水車の力も利用していたのだそう。
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今では観光用の水車ですが、一列に並んで、けっこう美しい。眺めているだけでも、思いのほか心が癒されました。
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中村市街から少し下った四万十川に架かる大きなコンクリートの橋は、渡川大橋。それまで、四万十川を渡る橋は1つしかなく、国道56号線バイパスとして、混雑解消のために作られた橋だそう。ただ、交通量は圧倒的にひとつ上流の赤鉄橋の方が多い。残念ながら、交通量が少ない分、橋の大きさが目立っているように思います。
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そこから一つ上流の橋が赤鉄橋。中村だったら、これはなじみのある橋です。全長は、509.6m。四万十川下流の豊かな緑の中にあって、真っ赤な橋はかなり目立ちます。
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イチオシ
始めは、少し違和感がなくもないのですが、慣れてくると、徐々に違和感もなくなって、最後は、これがないと寂しいかもと思ってしまう。いずれにしても中村のランドマーク的な橋となっています。
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市街に戻って、これは幸徳秋水の墓。中村市街の共同墓地なんですが、ていねいに標識が出ているので、近くまで行くと迷うことはありません。
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ちなみに、秋水は中江兆民に師事、社会主義運動に傾注し、最後は、明治44年、大逆事件の首謀者として処刑される。しかし、中村市議会が氏の名誉を回復し、今では墓は大事に守られています。傍らに氏のパンフレットを置いた箱がありましたが、パンフは既に空。残念でした。
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玉姫の墓は、玉姫さくら会館の入口通路の脇。玉姫というのは、土佐一條氏二代房冬の夫人で、伏見宮邦高親王王女という皇室の出。そのお姫様が土佐の中村まで降嫁するというのは前代未聞の事件だったかも。中村とか幡多地区は高知では美人が多い土地として知られますが、そのルーツの一つといわれるのがこの玉姫なんです。付き従った次女たちも含めて、その美人のDNAが伝わったというのがもっぱらの定説です。
墓は、両脇に石灯籠を控え、墓石もどっしりしたもの。周囲はよく整備されていて、清潔です。 -
ここで朝飯は、ピノキオへ。中村市街の人気パン屋さんです。
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朝から喫茶コーナーとかも賑わっていますね。私が朝飯代わりにいただいたのは帽子パン。
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つばのカリカリの部分なんですが、ここまで分厚くしましたかという強烈なスタイル。やってくれましたね。これだけの進化を遂げた帽子パンは他にはないと思います。
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ここから、少しスイーツチェックです。
これはお菓子の山彦。 中村の市街にあるアットホームな洋菓子屋さんです。 -
朝8時くらいでしたがもう開いていて、プリンをいただきました。ちょっと固めのしっかりした仕上がり。奇をてらったようなところがなくて、普通においしくいただきました。
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右城松風堂は中村市街ですが、ちょっと端の方。名物だという筏羊羹をいただきました。
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棒状の羊羹で、何が筏なのかと思ったら、これは丸太の形。この羊羹をいくつかつなげるとなるほど筏の形になるんですね。
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少し水分が多くて、きれい系の甘さ。癖のない上品な味わいです。
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こちらの和菓子処おおいしも、外観からして、老舗の和菓子屋さんという感じです。
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黒糖まんじゅうなんかも気になりましたが、看板商品は玄最中だそうで、それならとその最中をいただきました。お願いすると「ちょっと待ってくださいね」とおばちゃんが奥に行って餡子を詰めてきてくれます。それって最中の皮のパリッとさを強調するためなのかなと思ったら、そうでもない。決め手は餡子ですね。じんわり浸みるような餡子の味わいがポイントです。
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藤家は、中村の代表銘菓「泰作さん」のお店。天神橋商店街の中にあります。
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泰作さんというのは、大分のきっちょむさんみたいなとんちのある人のこと。いろんなとんち話が伝わっているようです。さて、お菓子の方ですが、クッキーで羊羹をサンドした和菓子。まったく違和感はないし、和洋折衷のなんか賑やかな甘さです。
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ここから、中村城跡へ。応仁の乱を避けた一条教房がここに土着し、家老として取り立てた為松氏が築城したという城です。
城跡の周辺は、為松公園として一応整備されてはいますが、建物などのかつての遺構は何もないし、頂上辺りに石垣が少し残る程度。一条家は長宗我部元親によって滅亡するし、江戸時代には廃城。廃城からの年月が長すぎるのもあって、全体に荒れた印象は否めない。城跡といっても微かな名残りというしかないでしょう。 -
ところで、ここは、中村市街を見下ろす小高い山の上。市街から車で上りましたが、対向車が来たらどうしようかというような細い道。心細くなりながら上りました。市街からは歩いてひょこっと上がれるようなところではないし、正直言えば普段あまり人は来ていないような。寂しい公園になっているかなと思います。
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一方、為松公園の中にある唯一の施設がこの四万十市立郷土資料館。現在、修復工事中ということで中には入れませんでしたが、天守閣の姿をしたこの建物自体が見どころでしょう。中村城の遺構はほとんど何も残っていないので、この建物があることが唯一の救いです。細かく言えば、復元でも何でもなくて、なんちゃって天守閣ではあるのですが、それでもまあまあ形にはなっています。
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そこから、さらに反対側へ。
一條教房の墓は、中村城址の山すそ。おおよその地図は持っていましたが、本当に分かりにくいです。何とか見つけて、小道を登るとその先の山の中腹に少し開けた場所があって、小さな石のお墓がありました。 -
一條教房は応仁の乱を避けて、この中村に下向し、そのまま土着し戦国大名になった初代。墓の前には神棚のように紙垂(しで)があって、今でも地元の人には慕われている感じ。京風の文化を持ち込んだこととか、この地に独特の文化を花開かせた、その功績はけっして小さくはないように思います。
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さて、中村グルメの大きなお楽しみがこの四万十屋。
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朝10時からやっているというので、そこをめがけて訪ねました。
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いただいたのは天然うな重3980円。天然うなぎなんかそうそうは食べれるものではありませんよね。
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イチオシ
お重いっぱいにうなぎが乗っていて、それを慎重に食べ始めます。うーん。なんでしょう。もっと脂っこいワイルドな味わいを想像していたんですが、これはその逆。なんだか穴子の味に近いかも。タレも甘辛いのではなく、醤油のストレートな味ですよね。ということで、よく言えば全体に淡白であっさりした味だし、悪く言えば例のとろとろの深い旨味が不足しています。ちょうどこれからがシーズンという時期なので時期も悪くないんですが、要するに、我々は普段食べているうなぎを基準にするしかない。そういう意味では実はこれは別物の味。似て非なるものを食べたのかもしれません。
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なお、お店からは四万十川の風景がきれいに見えています。
これもごちそうの一つと考えれば、人気のわけもわかります。 -
続いては、四万十トンボ自然公園へ。四万十川の下流の湿地帯を利用した公園で、中村では自慢の施設。以前から名前はよく聞いていましたが、訪ねるのは今回が初めてです。
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なるほど。この公園は、自然を守るというだけでなく、さらに積極的に自然をより良い状態にしようとするものですね。
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イチオシ
係の人たちが草取りなども一生懸命していて、美しい池やあぜ道など、その景観には目を見張ります。
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小さな糸トンボをさっそく発見。種類はわかりませんが、小さくて珍しい種類のような気もします。
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自然公園の中心施設が、このあきついお。トンボの何でもかんでもを紹介・展示する総合的な博物館です。
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ただ、トンボなんてという気持ちも少しなくもなかったのですが、このトンボ愛は半端ではない。
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美しいトンボや花々の写真も活きを飲むような素晴らしさですね。この公園で撮ったもののようですが、これほどの豊かさもちょっと他ではないような気がします。
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館内の休憩スペースもおしゃれだし、なかなかやりますねえ。
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こちらは、四万十川関連の展示。
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展示された魚の種類も豊富で、
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四万十川の生態系の豊かさは抜群。
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例の巨大魚、赤目も拝見できました。
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いい気分になったところで、今度は、入田桜づつみ。
中村市街からさほど遠くはないのですが、四万十川の西側沿いになるので、意外に不便かもしれません。 -
夏の時期、訪ねる人も多くはないと思ったのですが、桜の下に広がる芝生はきれいに刈り込まれて、それがとても気持ちよく、美しい。この一角だけ、別世界のようなエリアになっていました。ここも穴場ですね。
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イチオシ
そして、ここからが中村市街から上流に向かって、沈下橋を訪ねるコースの始まりです。
普通は、佐田沈下橋からなんですが、そこはもう何度か見ているし、今回はパスして、佐田の沈下橋の一つ上手の高瀬沈下橋から。 -
うわあ。豊かな自然の中にひっそりと橋が架かっているこの感じ。いいですよね~
大水の時はこれが水没してしまうんですが、いずれにしてもその姿はコンクリートの塊りであり、頑丈な人工物。四万十川の自然の力に対抗して、その役割を果たしつつも、最後のところではお互いに共存する。その健気さも魅力の一つなんだと思います。 -
四万十川の下流だけに川幅は広くて、川の流れもゆったり。橋から見る景色も広がりがあります。
この日は強い風が吹いていて、ちょっと怖いくらいでしたが、この悠々とした気持ち良さは下流の沈下橋ならではだと思います。 -
さらに上流に進んで、今度は勝間の沈下橋。
河原の先に見えてきました。 -
イチオシ
車がやってきましたが、当たり前のように通っていくのが逆に不思議な感じもしてしまいます。
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高瀬の沈下橋の辺りより少し川幅が狭いですが、逆に、川の深さはこちらの方があって、四万十川の青色は濃いです。
橋のたもとの淵の辺りに浮き輪で浮かんでいる人たちがいたり、辺りで川遊びもできるのが特徴でしょうか。ごろた石の川原も広いです。 -
口屋内沈下橋は、小さな集落の中。
ここが入口なんですが、観光客にとっては見つけるのは難関です。 -
イチオシ
道路が狭くて車の交差に気を遣いながら走っているところで、チラリと姿が見えたので気が付いたんですが。。
降りてみると、橋げたの土台が大きいのでそれが景観のアクセント。川の青も見事な青ですね。 -
小さくても、力強い意匠の個性的で美しい沈下橋。修築中で全面通行止めでしたが、眺めるだけでも十分価値ありの橋でしょう。
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イチオシ
そして、この岩間沈下橋は、四万十市の最深部。この辺りだと一番メジャーな沈下橋だと思います。
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岩間四万十茶屋という駐車場のある販売所があって、そこから橋まで遊歩道が整備されていました。
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少し遠くから眺めると、なるほど何とも言えない美しさ。少し細めの橋脚が規則正しく並んで、か弱そうでいて、律儀な強さを秘めているといった印象でしょうか。それがちょっと開けた四万十川の清流に健気に佇んで。間違いなく、これも四万十の沈下橋を代表する橋の一つでしょう。
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そして、橋を歩いたり、
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橋からの景色を確認したり。
しばらく楽しませてもらいました。 -
中村市街から四万十川を遡る道で、四万十川の西側を走っていましたが、四万十 川の駅 カヌー館は、四万十川の東側。しかし、対岸に渡る場違いなほどの立派な橋が架かっていて、それが目印でしょう。
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施設は四万十川をカヌーで下る体験をサポートするためのもの。簡単な食堂もありますが、カヌーに関係ない人にとっては、あまり利用価値はないかもしれません。
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さらに進んで。長生沈下橋は西土佐の山あい。四万十川もこの辺りまで来ると、川幅が狭くなって、上流の景色に変わってきます。しかし、その分、深さも川幅も、川遊びにはちょうど手ごろな感じ。
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イチオシ
地元の子供たちが、橋から川に飛び込んだり、慣れた様子で水遊びをしていました。
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こういう風景はかつては、日本のどこでも見られたのかもしれませんが、今では貴重なもの。水の豊かさのありがたみも改めて実感するような風景です。
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中半家沈下橋も、西土佐です。橋脚も橋板もずんぐり丸みを帯びていて、沈下橋の機能性のみを考えたシンプルなデザイン。
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全体として、黒ずんだ色となっているのは、もう何度も大水にあっているせいなのかもしれません。
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この橋と並行して、近代的な大橋もかかります。
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こちらは、道の駅 四万十とおわ。予土線でいうともうすぐ愛媛県に入る辺りです。
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四万十川の源流は正確に言うと津野町の方なんですが、私のイメージとしては、やっぱりこの辺りが四万十川の上流なんだと思います。
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道の駅の裏手からは涼しげな四万十川の流れが眺められて、いい感じ。
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とおわのアイス屋さんというのが気になりましたが、私はすももを買いまして。酸っぱくてなかなかワイルドでした。
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四万十川に500ものこいのぼりを渡して楽しむイベントが有名ですが、そのイベントの会場がこのこいのぼり公園。入口に「鯉のぼり川渡し発祥の地」の碑がありましたが、
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イベントがなければ、ただの広場。何のことはありません。
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ふるさと交流センターは、昭和の市街。国道から少し入った四万十川のほとりです。
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施設は、芝生のキャンプ場や四万十でナヌーを楽しむ人へのサポートなどが主業務のよう。私は、周辺の観光地図で沈下橋の位置を再確認とかさせてもらいました。
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引き続き、沈下橋です。
第一三島沈下橋は、四万十川とくねくねした国道が交差するような場所。隣りに大きなJRの鉄橋が架かって、それに隠れるようにありました。トンネルを出たところから、そのつつましやかな姿が見えましたが、二つの橋が並んでいるのを眺めがいいとみるか、ちょっと目障りと見るか。そこは意見が分かれるかもしれません。 -
ふと気が付くとボートに乗った人たち。皆さん、アグレッシブルに四万十川を楽しんでいます。
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続いての茅吹手沈下橋は、四万十川の上流にしては見晴らしのいい場所。対岸には限られた人家しかありませんが、それでもこれだけがっちりとした橋が架かっているのはさすがです。
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国道からは緩やかな坂を下っていくので、アクセスも容易です。
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もう大正町に入っていて。
近くの道の駅 四万十大正。道の駅は道の駅なんですが、産直の商品とかは比較的わずか。それもまくわうりとか、一般的にはあまり人気のないような作物です。 -
一方で、休憩所の方は充実。囲炉裏を切った間に腰かけたりできるし、けっこう休まります。
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この辺りは、比較的沈下橋が多いエリアだと思いますが、向山橋は、そのデザインが特徴的。橋脚は三つしかなくて、橋板が優雅な羽根のような曲線形状です。
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これは川の激流をかわすように特に考えられたものなんですが、
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一方の橋脚も筋肉隆々といった力強い形。これは近くに寄ってみて始めて分かります。
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なお、ここも国道から近いのでアクセスは容易です。
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上宮沈下橋も、四万十上流らしい橋。さほどの川幅はありませんが、規則正しく律儀に並んだ橋脚には安定感を感じます。
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そして、この橋の最大のお勧めは橋からの眺め。
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渓流のような四万十川の流れが美しくて、この景色にはかなり癒されます。
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ここで、いったん沈下橋から離れて。
海洋堂かっぱ館からホビー館に向かいます。これはかっぱ館。同じ会社の系列なので、共通券があります。 -
さて、館内はカッパの展示。
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まさに
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妖怪といったリアルで生々しいものや
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民話の世界のほのぼの系まで。
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そうやって、さまざまな表現方法でカッパの本質に迫ろうとしていて、これは捨てたものではないですね。
若い人とか感嘆の声を上げていましたが、私も同感。写真が自由に撮れるのもいいでしょう。 -
少し走って、こてが海洋堂ホビー館四万十。プラモデルメーカーの海洋堂がプロデュースしたフィギュアのテーマ館です。
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立体的なアニメを楽しむには、これ以上のものはないような気がしますが、
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ただ、これって、長浜にあるのとほぼ同じ?
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そういう意味では完全にカブってしまったので、私としてはそこはちょっとマイナスですが。。
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そこから、窪川経由で、今夜の宿、松葉川温泉に向かいますが、途中またまた沈下橋を発見。そちらにも回ってみます。立派な駐車場があって、ここに車を止めて向かいます。
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初めの橋は一斗俵沈下橋。駐車場からは大きな標識が出ているので、迷うことはないと思います。
ここは四万十川の支流でしょう。 -
ちょっと、堤のような感じの深い流れに架かる沈下橋ですが、
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イチオシ
とろんとした流れの深い青と周囲の濃い緑に、黒ずんだ橋の組み合わせがまるで一幅の絵のよう。これまでの沈下橋とはまた違った雰囲気のある橋ですね。
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二つ目は清水ヶ瀬沈下橋。周囲はちょっと草が深くて、全景が見にくいですが、その特徴は橋脚が詰まって多いこと。
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それだけ、強度はあるんでしょうが、景観としてはちょっと暑苦しいかも。
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すっきりとした爽やかさには欠けると思います。
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そして、松葉川温泉に到着。
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松葉川温泉のホテルの裏は、松葉川渓谷。赤いガッチリしたつり橋があって、そこが入口です。
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橋の上からは砂防ダムが見えたりしますが、川は渓流のような変化はない。松葉川温泉の露天風呂から全体の緑を楽しめば、それでも十分なような気はします。
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さて、ホテル松葉川温泉は、窪川の奥座敷といった感じ。評判がよかったので、利用してみた次第です。窪川からでもかなり走ったような。途中途中に、案内は出ていますが、なるほど、少し不安になるのは分かる気がします。
源泉温度は30°以下のようですが、ぬめりがあって、いわゆる美人温泉の感じです。料理もバランスが良くて、工夫されています。これなら文句ないでしょう。翌日、津野町経由で檮原の方に抜けまして、このコースを考えれば、ロケーションもそんなに悪くはなかったかなと思います。 -
松葉川温泉のもう一つの評判はこのお料理。派手ではないんですが、ぬくもりを感じる内容。
晩飯から -
こちらは朝ごはんですが、山の幸の豊かさもあって、期待通りおいしくいただきました。
さて、四日目は最終日。竜馬の高知脱藩の道や棚田で有名な檮原の街を訪ねます。
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