2014/12/27 - 2015/01/03
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さつまおごじょさん
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女性のインドひとり旅は、やはり無謀なのか?
インド人は本当に嘘をつかないのか?
私が確かめてきます(笑)
ニューデリー アグラ ジャイプール
3都市を行くゴールデントライアングルの旅です。
- 旅行の満足度
- 4.0
PR
-
インドには定刻より1時間近く早く着いた。
着いちゃったよ、インド・・・
怖いよ~
ほら、あれでしょ?
旅行者、みんな騙されるんでしょ? インドでは。 -
んなわけないよ・・・
ぼけっとしてるから、騙されるんだよ・・・
私は騙されないぞ!絶対。
ちゃんと騙されない方法をネットで勉強してきたもん!?
ホテルはアゴダで予約してあった。
出発前にホテルにメールして空港迎えを依頼しておいた。
でも、迎えは来なかった・・・
やっぱりね・・・想定内だ・・・インドだもん。ドンマイ! -
セキュリティが相当厳しくて、利用者以外は空港内に入れない。
空港の出口の自動ドアが開くと、目の前のインド人の数にひっくり返りそうになった。
お出迎えのインド人インド人インド人インド人、インド人、インド人、インド人、インド人、インド人、インド人、インド人、インド人、インド人・・・・・・
この中にホテルの迎えの人が来ているのかも・・・と思いながら少し歩いた。
そうすると、この人達の目玉が一斉に私ひとりに注がれる・・・
怖いよ~、そんな目玉で見ないでよ~
というか、時々はまばたきもしてちょうだいよ~
あなたたちの目が怖いよ~
さて、迎えが来ていないとなるとどうしよう?
自力でとりあえずニューデリーに出よう。
タクシーだとぼったくり確定だからエアポートエクスプレスだね。
地下鉄の駅に向かって階段を下りる・・・
おっさんが声をかけてきた・・・
おっさん「どこへ行くんだ?」
私「ニューデリー」
おっさん「地下鉄は運休中だぞ! 俺のタクシーに乗れや?」
私は首を横に振って地下鉄へ降りた。
ほらね・・・運休なんかじゃない。
これは予習してあった。
マニュアル通りだった(笑)
電車を待っていると、数人の若者が私の方を見てひそひそ話をしている。
気付かぬふりをしていたけど、その数人が私の方に近づいてきた。
「ぎゃ~!怖いよ~! 来んな!! こっち来んな~!!!」
私は貴重品の入ったカバンを持つ手に力を入れて平静をよそおった(汗)
心臓が破裂しそうなほどドキドキだった
そしてそのうちのひとりがこう言った。
「どこから来たのですか?」
彼らは興味津々なようで色んな事を聞いてきた。
そして最後に「Have a nice trip!」と言って離れて行った。
私はカバンを持つ手を最初から最後までゆるめる事はなかった。
ええ? ただのいい人たちだったの? それとも隙を狙っていたの?
それが分からないのがインド。
ニューデリーの駅に着いて外へ出ると、そこにはトゥクトゥク売場じゃないかと思うほどの大量のトゥクトゥクが、カモを待ち受けていた。
カモにはならないぞ!とトゥクトゥクを素通りしてタクシー乗り場へ行った。
ホテル名を告げると運転手がうなずいたので安心して乗り込んだ。
しかし運転手は「この時期ニューデリーはお祭り期間で通行止めが多い。通行止めであなたのホテルへは行けないよ、ガバメントオフィスへ連れて行ってあげるからそこで相談しなさい!」と言うではないか。
私の返事を聞く事なくそこへ連れて行かれた。
出た!出た! これも予習してあった。そんな詐欺があるのは知っていた。
ガバメントって「政府」って意味だ。
こんな舗装もされていないスラム街みたいな地区にあるオフィスが政府の機関であるわけがない。
馬鹿げてる。
待ってましたとばかりに事務所から男性が出てきて、タクシーのドアを開けて「ようこそインドへ」だって。ここがインチキ旅行社である事は分かっているのだ。
私は断固としてタクシーから降りずに、運転手に駅に戻ってちょうだいと頼んだ。
タクシー運転手とインチキ旅行社の男性は、目で合図をしあっていた。
駅に戻ってもらい、タクシーを降りて、駅の構内に行き駅員に「ホテルへ行きたいんだけど、変な所に連れて行かれた。どうやったらホテルへ行けますか?」とたずねると「ついて来なさい!」と外へ。三輪トゥクトゥクの運転手に何やら言っていた。
それにのるように言われ、今度はホテルへ行けるものと信じて疑わなかった。
そして連れて行かれたのは、さっきのインチキガバメントオフィスだった(笑)
笑ってる場合じゃないか・・・
この国では、こんな洗礼から逃れる事はできないのかも・・・手荒い洗礼だ。
インチキ旅行社は 色んなトリックをしかけてきた。
詐欺だとわかっているの、わかっているけど もうめんどくさくなった。
夕方入国して、もう何時間も押し問答している。
抗議できるほどの英語力がないのが悔やまれる。
あまり頭にくるシーンでは日本語で抗議した。
何なら時々、鹿児島弁で応戦した(笑)
もう23時だ。私なりに頑張ったけどもう限界だった。
お茶が2回でてきたが飲まなかった。
睡眠薬が入っている可能性があるのだ。
彼らが欲してる騙し銭を払って、解放されるならもうそれでいいと思った。
結局今夜は予約していたニューデリーのホテルには泊まらなかった・・・
そう、私は「カモ」になったのだ。
このインチキ旅行社での出来事、もっとたくさん書きたいけど、それを語るには2日かかりそう。 -
インチキ旅行社が手配したインチキタクシーで夜通し走り翌朝アグラに着いた(泣)
タクシー代33000円也(号泣)
命があったからよしとする。
ニューデリーのホテル代はパー。
WEB予約していたニューデリー→アグラの列車のチケットもパー。
着いたホテルはすごく綺麗だった。
ここも日本からWEB予約しておいた。 -
でもお湯が出なかった。
夏ならいいんだけどね。 -
1泊4300円。
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ホテルのレストランで朝食。
カレー、スパイシー過ぎて喉が痛くなるレベル。 -
アグラはこの時期、霧が深い。
霧がはれるまで寝ようと思い、午前中は爆睡した。
タクシーでは眠れなかった。インドだから寝てしまうと怖い。 -
これがホテルの外観。
ホテルアトゥルヤタージ
タージマハールに歩いて行けるので決めた。 -
屋上にはプール
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ホテルからタージマハールへ向かう道路
500メートル歩けばタージマハールがある -
ゲートは3か所あって、私は東門から入場
外国人の入場料は750ルピー(1500円くらい)
インド人は20ルピー(40円)で入れる
私がインチキ旅行社に払ったお金で825人が入場できる(大笑) -
男女別に手荷物検査とボディチェックがある
セキュリティチェックが厳しい -
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この門をくぐるといよいよアレが見えてくる。
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イチオシ
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ひと・ひと・ひと・ひと・ひと・ひと・・・・
ひと・ひと・ひと・ひと・ひと・ひと・・・・
ひと・ひと・ひと・ひと・ひと・ひと・・・・ -
インド人・インド人・インド人・インド人・・・・・
インド人・インド人・インド人・インド人・・・・・
インド人・インド人・インド人・インド人・・・・・ -
中学生の頃、社会の授業で習ったタージ・マハールが見えてくる
簡単に言うと、お墓!
愛妃の為に、22年の歳月をかけて作り上げた世界一の愛の墓 -
イチオシ
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裏にはヤムナー川が流れている
霧はまだはれきっていない。 -
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中も見学出来るが、この行列に並びたくないので入らなかった。
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そろそろホテルへ帰りましょうかね・・・
私は東門へ -
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お土産物屋さんをのぞきながら帰る。
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トゥクトゥクをひろって町を1時間くらい流してもらった
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ヒンズー教では牛を崇拝しているので
車も牛をよけて走る
牛が1番 車は2番 -
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ホテルへ戻り、夕日を見ようと屋上へあがった
この後、一気に霧が出て太陽は見えなくなってしまった -
霞んでいるけど 屋上からはタージマハールが見えた
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部屋にレストランのメニューがあった。
後で食べに降りようと思ったら眠ってしまい
目が覚めたらラストオーダーの時間を過ぎていた(涙)
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ヒンズー教の国なのでどこへ行っても
ベジタリアン食とノンベジ食がある -
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インドルピー(大体2倍すれば日本円相当)
明日は午前中にアグラ城を見て、午後には列車でジャイプールへ
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この旅行記へのコメント (2)
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- willyさん 2023/06/30 13:58:21
- 多分ですがはじめまして
- さつまおごじょさん
年とともに記憶力が衰え自信がないのですが、たぶんコメントさせていただくのは初めてだと思います。(そうでなければ失礼しました)willyです。
いつもとてもお上手な写真に感心し憧れながら拝見しています。
私の自己満足の旅行記にもたくさん投票いただいてありがとうございます。
北と南の違いはあれど同じ九州産、ひそかに親近感を持ちつつ、お若い(30台?)の方と思ってみていましたら、最新の記事でびっくり、どちらかといえば近いご年代と分かりました。3人目のお孫さんが。
来週からインドに行くので(2回目のラダックで山登りですが)、あれこれ読んでいるうちに、さつまおごじょさんも行かれたのを見つけました。
ここから要点で、タージマハルは昔から全然興味なかったのですが、生まれて初めて美しいと思いました。さつまおごじょさんの写真の数々に、どれも今までみたタージマハルの中で初めて感動しました。それをお伝えしたかったです。
そしてインドはハードルが高くて、ラダック以外とても無理と思いつつも怖いもの見たさがあって、その気持ちも勝手に共感させていただいきました。有難うございます。
また国内でも世界でも人を動かす写真を撮って見せてくださるのを楽しみにしています。たくさんのファンがおられるようですので、身体をいじると一定期間思うように行かないと思いますが、どうぞお大事にゆっくりと回復されますように。
willy
- さつまおごじょさん からの返信 2023/06/30 21:12:40
- RE: 多分ですがはじめまして
- willyさん、初めまして(#^^#)
お話するのは確かに初めてですね。
いつもありがとうございます。
そして今日は、怒涛のいいねをありがとうございました。
> 北と南の違いはあれど同じ九州産、ひそかに親近感を持ちつつ、お若い(30台?)の方と思ってみていましたら、最新の記事でびっくり、どちらかといえば近いご年代と分かりました。3人目のお孫さんが。
大笑! (#^^#)
フォートラ内での私の年齢は38歳という設定になっています(笑)
10年後も15年後も38歳です。
現在38歳で、娘が31歳。7歳で娘を産んだ容疑がかかっています( ´艸`)
> 来週からインドに行くので(2回目のラダックで山登りですが)、あれこれ読んでいるうちに、さつまおごじょさんも行かれたのを見つけました。
私の場合は時間が限られていて、おのぼりさんが行くような町しか行けないので、willyさんのような山登りとか秘境への一人旅は、憧れです。
以前に見せていただいたパンゴン・ツォの蒼い色が強烈だったのを思い出しました。
すっかりラダックに魅せられてしまわれたようですね。
なにかこうwillyさんの感性をも写し出す写真の数々に見入ってしまいました。
素敵な写真を見せていただき、本当にありがとうございます。
> ここから要点で、タージマハルは昔から全然興味なかったのですが、生まれて初めて美しいと思いました。さつまおごじょさんの写真の数々に、どれも今までみたタージマハルの中で初めて感動しました。それをお伝えしたかったです。
涙がでるほど嬉しいお言葉、ありがとうございます(/_;)
私がフォートラデビューしたのは2017年です。
インドへは、その3年前に行ったので、もっと詳しい旅行記にしたかったのですが
まさかこのような形で人様に公開しようなどとは、その当時考えておりませんで、ほぼほぼ写真を並べただけの旅行記です。
できることなら、もう一度インドへ行って旅行記を書きたいななんて時々思います。
あんな楽しい国は他に無いです(笑)
> そしてインドはハードルが高くて、ラダック以外とても無理と思いつつも怖いもの見たさがあって、その気持ちも勝手に共感させていただいきました。有難うございます。
ラダックとか、本当に旅のプロフェッショナルが行かれるところじゃないですか!
あのあたりへ行く事ができる方には、世界中どこへでも行けると思います。
私のような へなちょこには到底無理だと。
(小声で言いますが、一度チベット行ってみたい)
> 身体をいじると一定期間思うように行かないと思いますが、どうぞお大事にゆっくりと回復されますように。
ありがとうございます。
まだ(心は)38歳なのに、体が悲鳴をあげているようで、反省すべきことたくさんです。
どうかどうか来週からのラダックお気をつけて楽しんでいらしてくださいね。
そしてまた美しいお写真を楽しみにお待ちしております。
ありがとうございました(^_-)-☆
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