上海経由インドゴールデントライアングルの旅　デリー

2014/12/27 - 2015/01/03

絶対に騙されないぞ！と誓ってやってきたインド。
しかし、インド到着の数時間後には、まんまとインド人の「カモ」になる。

この国はいったいどうなってるんだ？
国家ぐるみで旅行者を騙す気か？

帰国後にもこのインド旅行にまつわるトラブルが待ち受けていた。
トホホ・・・

エリア デリー(インド)

無事にデリーに到着した。
果たしてホテルの迎えは来ているだろうか・・・？
いや、来ているだろう。
だって迎えよろしく！って書いて出したメールに
「了解だ！会えるの楽しみにしてるぞ！」って返信がきたから。


インディラガンジー空港に到着し、ドキドキしながら

アライバルラウンジを見渡してみると

私の名前を書いたプラカードを立てて待っていてくれた

小躍りしたいくらい嬉しかった（笑）

運転手さんはネパールから出稼ぎに来ているおじさんだった

「飛行機が遅れたので、待っている間カフェでお茶したから

あなた、お代を負担してね！」と言われた。

こんな事を言われると気が滅入ってしまう。

いや,でも初日の３３０００円のタクシー代の事を考えれば可愛いもんだ。

４００円程度のチップを渡してお茶代は負担しなかった（当然でしょ？）




初日のトラブルを話したら「それはインドの日常だよ！！」だって・・・



ホテルのある通りはこんなところ。
実は私、到着日にこの付近に一度来ているのだ。
初日の旅行記には記さなかったが、インチキタクシードライバーにここへ行ってちょうだいと、この通りの名前を告げた。
そしてこの通りの入口まで来ると、どこからともなく男が出てきて、女性一人でここを歩くのは危険だから、ガバメントオフィスに連れて行ってもらいなさい！と言って追い帰されたのだ。何かもうみんなが詐欺師に見える。国家ぐるみなのか？この国は。

今夜の宿泊はホテルアジャンタ。

１泊３２７０円

ほんの少し古い感じだけど、すごく居心地が良いホテルだった。

初日もここにしておけばちゃんと空港迎えも来てくれてあんなトラブルには巻き込まれなかったのにな（号泣）

余談ですが・・・
１泊目（迎えの来なかったホテル）はアゴダで予約した。
泊まらなかったけど当然宿泊費は払った。
払ったので宿泊者レビューが書ける。

ホテルに迎えを頼んだのに来なかったことへの抗議。
タクシーやトゥクトゥクドライバー、誰に聞いても、頼んでも悪徳旅行社に連れて
行かれるインドの現状。
レビューに書いたけど、削除されたようで掲載されませんでしたわ（怒）

翌日の朝ごはん。
やっぱりカレーが辛すぎて食べれない。

インドルピーがほとんど残っていなかったので
フロントでATMの場所を確認し、行ってみた
ATMの前に多人数のインド人がたむろしていて怖かった
その人たちの前を横切ろうとすると、また全員の目玉が私に注目（インドあるある）
ATMを操作中も、背後から襲われそうな気がしてドキドキ。
お金を下ろして、ATM個室のドアを開けるガチャッという音でまたそこらにいた全員のインド人の目玉が、自分に向けられる（笑）

小雨が降っている中、最寄りの地下鉄の駅へ向かう。


写真はニューデリー駅。

地下鉄を使ってクトゥブミナールへ向かう

ニューデリーから４５分。

駅前でトゥクトゥクがつかまらなくて

目的地方面へ歩いていると

「相乗りで良ければどうぞ！」と言ってのせてくれた

インド人ファミリーとの相乗りだった

世界遺産　クトゥブミナール

インド最古のイスラム遺跡

入場料は２５０ルピー（５００円くらい）

ここではおつりをごまかされた。
すぐに気づいて指摘したら、簡単に返してくれた。
気付かれたら返す。気づかれなかったらラッキーって事か？
何なんだよ、もう！

ウェブからまるうつしです。

クトゥブ・ミナールは、インドの首都ニューデリー郊外にそびえ立つ高さ72.5ｍの石塔。1200年頃に北インドを征服したトルコ系軍人クトゥブッディーン・アイバクが建造しました。イスラム教によるインド支配を象徴するとともに、礼拝の呼びかけをするための塔で外壁にはイスラム教の聖典コーランの文字が刻まれています。塔は5層に分かれており1～3層目は赤砂岩、4層目と5層目は大理石が使用されています。これは4層目と5層目が後の時代に建て直されたためだと言われています。クトゥブ・ミナールは1993年に周辺の建造物群とともに世界遺産に登録されました

晴れていれば、もっといい写真が撮れるんだろうな・・・

昔は塔頂部に登れたが、人が転落する事故があってからは入場不可

地下鉄を乗り継ぎフマユーン廟（世界遺産）へ

入場券の図柄は各施設全部同じだった。

Wikipediaより


フマーユーン廟は、インド共和国の首都デリーにある、ムガル帝国の第2代皇帝フマーユーンの墓廟。インドにおけるイスラーム建築の精華のひとつと評され、その建築スタイルはタージ・マハルにも影響を与えたといわれる。

フマユーン廟を出た所で、トゥクトゥクをつかまえ最寄りの地下鉄駅まで行って！と頼んだ。
ドライバーは今日１日チャーターしないか？ともちかけてきた。
私は手持ちのお金が少ないから地下鉄しか使えない。と言って断ったがお金の事は心配しなくていいから！と言う。
それでも強引だったので、じゃあ乗る前に金額を決めてちょうだい！と言うと、
貴方が払いたいだけ払えばいい！と、そういうのだ。

最後にトラブルになるような予感がしたし、絶対にトラブルは避けられない国なんだけど、払いたいだけと言ったじゃないか！？と反論すればいいやと思ってチャーター開始

ドライバーにお任せコース。

まずインド門。

このドライバーは私を「マイシスター」と呼んだ（大笑）
あんたの姉ちゃんじゃねぇし。

ラクシュミーナラヤン寺院

デリー最大のヒンドゥー教寺院

外から見学のみ。

その次はバハイ礼拝堂（ロータス寺院）へ

蓮の花をモチーフにした建物

結構激しい雨が降り始めて、運転手に市場で傘を買いたいというと、連れて来られたのは　お土産物屋。私が買ったものの何パーセントかが運転手のフトコロに入るってやつね。
何だかもううんざりする、インド人。
どうせ２時間くらい使うだけだから高いものは要らないって言ってるのに。

傘を買うと雨が止むしね（汗）


ヒンズー教のイスコン寺院

次も寺院なんだけど、

何だかもう全部同じに見えてくる（笑）

次は世界遺産の「ラールキラー」

レッドフォート（＝赤い城）

長ーい外壁は圧巻だった

でも中は見どころが無かった

お昼も食べずにひたすら観光した

ラールキラーから見えているこのジャイナ教の寺院へも

行きたかったけどここでタイムオーバー

ホテルへ向かう。

預けていた荷物をピックアップする

ホテルの両サイドはホテルがびっしりだ。

時間の都合で歩けなかったけど

こんな商業地区もある

「コンノートプレイス」


悪徳旅行社が軒を連ねて、みなさんのお越しを待っている所だ。

私はこの辺からドキドキしていた。
もうすぐ地下鉄の駅に着いて、チャーターが終わる。
運転手にチャーター料を払わなくてはいけない。

運転席から見えないように財布を取り出し、クレジットカードと数枚入っていた１万円札を抜き取り別の所へ隠した。
千円札を２枚だけ残し、後はインドルピーの半端を入れておいた。
これで準備は整った。

駅に着いた。
地下鉄なので道路に車を止めて、階段を下りて行くわけだが、
運転手は階段の際にぴったりとトゥクトゥクを停めた。

私は多少こわばっている自分の顔をさとられないように
「いくら払えばいい？」と聞いた。
運転手はやはり、「あなたが払いたいだけ」と答えたので、
様子見のつもりで中途半端に残っていたルピー１０００円分位を差し出した（笑）

運転手は案の定、顔色を変えた。
真顔で怒っている（怖）

ほぼ一日、昼飯も食べないで東奔西走し、サービスしたのに・・・・
「　★Д￥ш**＃・・・　」もう何をしゃべっているか分からないくらい興奮している。

私は残金が少ないから最初に料金を決めて！って頼んだ。
あなたは払いたいだけ払えばいいと言った。
で？いくら払えばいいの？
と尋ねると・・・

２００ドルだ！（２３０００円くらい）と答えるじゃないですか（汗）
日本人はみんなそれくらい払ってくれる。
（ほんまかいな・・・？）

ＵＳドルは持っていない。と言うと日本円はもってないのか？と言うので
私は財布を取り出し、１０００円札を半分だけ見せると、運転手の顔色が一瞬で変わり、それでいい！と言った。

こいつ、多分１万円札と勘違いしてるな・・・
そう思いながら１０００円札を渡し（心臓バクバク）
ありがとう！さようなら！と言って階段をゆっくり３段降りた所から全力疾走で走って逃げた。
追いかけて来ないか、何度も何度も振り返って確認した。

私は「勝った！」と思った（笑）
２００ドル請求されて、結局総額２０００円位しか払わなかったわけでこれは自分的には大勝利。

空港ではラウンジのハシゴをした

１軒目では昼ごはん(昼ごはん抜きで観光したので）

２軒目では、夕飯とデザート（笑）

インディラガンジー空港のトイレ、男女の別はこうなってますよ。



次の回で、女性のインド一人旅が無謀かどうか答えを出します。