ジョ－ジア・・・そのⅠ　トビリシ、カズベキ（軍用道路）も悪くはないが「ウシュグリ」は別格

2017/06/05 - 2017/06/10

近年日本での呼称が現地（大使館）からの要請でグルジアからジョ－ジアに変わった国で大相撲の「栃ノ心」がこの国のムツヘタ、嫌いな男の代表格の一人スタ－リンはゴリの出身者

北海道より少し小さく人口は４３０万人、ジョ－ジア人が８３．８％、アゼルバイジャン人５．５％、アルメニア人５．７％、ロシア人１．５％など
言語はカルカス系のジョ－ジア語が主だが地域によりスヴァン語やオセット語が話されているが旧宗主国（？）と言えるロシア語は広く通じている様だ
国民の多くはジョ－シア正教を信じモスレムやユダヤ教徒もいる。

旧ソ連邦でありながら南オセチア自治州のジョ－ジアからの分離独立を支援するロシアと２００８年に軍事衝突が起った。同自治州とアブハジア自治共和国は外務省から今も退避勧告が出されている。

エリア その他の観光地(ジョージア (グルジア))

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

６月５日バク－出発は未だ陽は高い５：５０ｐｍ
僅か小一時間のフライト、２８０ｋｍ程で東京から名古屋より近いが陸路はとてつもなく時間を要す

殆ど乗客の姿がない待合室で雀を撮ってると、そんなご仁は少ないとみえ、係官が話しかけてきた・・・バク－国際空港

ジョ－ジアはビザ不要、良かったです

飛び立って間もなく中央にある「赤っぽい湖」が多分タクシ－をチャ－タ－して観に行ったマサズイ・ギュルでしょう

僅かのフライトだが食事が出た、ビ－ルも頼んだ
到着は１９：２５・・・俺は晩飯要らない、今夜はビ-ルと何かあればそれで良い

首都トリビシの宿（ホテルと名が付いてるが）４泊するとフリ－・エアポ－ト・トランスファ－がある。
我等も中抜きで４泊なので駄目モトで頼んだら感じの良い若者（女性オ－ナ－の息子）が「名前書いた」ボ－ド持って待っててくれた・・・アリガトウ

８ｐｍでも明るい、食事前の散策は庶民の市場、こう言った場所、良いですよネ！

この撮影物、何かわからず・・・
日本で夏に冷凍室で凍らせ子供が食べるヤツ然としてる・・・何て言いましたっけ？
チュ－ペット？

この店でアメリカンチェリ－買った
１ｋで￥１９０・・・安いし物凄く美味しい、ヨ－ロッパで食う日本で言うアメリカンチェリ－は何故こんなに美味しいのか？？？？

輸入に決まってるけどヘルシンキで食ったそれも美味だった

勿論食いきれないのでゲストハウスの女家主のキッチンにある冷蔵庫に入れて貰った

ここでも朝飯は８：３０amから、理想より一時間半遅いヨ～。

街でもフラついてこうっと～

人影もまだチラホラ

この後、良く利用したメトロ駅アヴァラヴァリ近く
メトロ大人片道￥１１は安い・・・

乗合バス（マルシュル－トカ）、これは定員最大８人でル－トは決まっていて途中乗下車ＯＫ・・・ホテルから１，２分のアヴァラバリ駅前

朝食、皮の厚いギョウザに似たネパ－ルのモモの様な物が、ヨ－グルトかけて食べるんです・・・私は始めは馴染めなかったが段々と

この他パン、卵、ハム・ソ－セ－ジ類、野菜が出ます

メトロ乗ってケ－ブルカ－で聖なる山・タツミンダ山へ・・・何が聖なるか分からない

中央にある真新しい巨大なツミンダ・サメバ大聖堂
お宿から１分（オ－ナ－母さん曰く）、私の脚で３，４分でした
我等のお宿は大聖堂の手前にあります

気になって仕方なかったので買いました。
吊るしてあるヤツです、下の方をかみ切って食べます・・美味くとも何ともなかった
慣れってコワイ、こんなのが手放せなくなるんだからネ

悪いけど直ぐに捨てました、ゴメン

カシュデヴィ教会

ここが目的じゃなく次にＵＰしたナショナル・ギャラリ－がお目当て・・・カミサンの

この美術館には、日本でも展覧会が開かれた「ピロスマニ」の作品がほぼ揃っているそうだ。

１８９４年３２歳の時フランス人女優マルガリ－タとのロマンティックな出会いで知られているピスロマニは５６歳でその生涯を終えました

彼女を深く愛した彼はその愛を示すために彼女が泊まるホテル前の広場を真っ赤なバラで埋め尽くしたと言う
放浪の旅に出たピロスマニは１５年後代表作「女優マルガリ－タ」を描いた
この伝説はロシアの詩人・作家アンドレ・ヴォズネンスキ－の詩で有名になり、後年日本でも「百万本のバラ」として知られるヒット曲となり、加藤登紀子さんが唄ってます

ピロスマニの作品です

代表作「女優マルガリ－タ」

我等の乗ったケ－ブルカ－も彼の手になると「こんな風」に・・・

ピロスマニさん

ギャラリ－の隣にあるカシュデヴィ教会

教会内

オジサン犬を追っ払ってるんです、みんな「仕様がネ～かって顔で」・・・メトロ入口

アンチスハティ教会への道すがらで

傾いてる（歪んでる）って喜んでいる・・・カミサン

六世紀創建と言われるアンチスハティ－教会

教会内はイコンが所狭しと・・・

カフェでお昼でも

アゼルバイジャンだけじゃない、ここでも絨毯屋さんが

６世紀創建、トビリシの中心的教会だったが今は真新しいツミンダ・サメバ大聖堂にとって代わられた・・・でもこれがシオニ大聖堂かな～、自信ないです

角度を変えて

中に入れて貰うと

ムトゥグァバリ川に架かる橋から「ナリカラ要塞と聖ニコライ教会」を望んで

同川の切り立った崖の上に立つメヒテ教会
５世紀創建以来変わってないそうで内部も極めて質素だ
周りを取り囲んでいた城塞は１９世紀に監獄として使われゴ－リキ－も幽閉されていたそうだ

騎馬しているのは５世紀後半のイベリア王でトリビシの創設者フタング・ゴリサカリだとサ

角度を変えて

もう少し変えてみるとこんな風に

床にばら撒かれている麦わら（？）にお気づきですか？
マリアとイエス誕生を偲んで馬小屋を思い出させているのかな・・・

どうしてクジャクが？
繁殖力強く放置するとたいへんですよ
沖縄の小浜島で放鳥したら大繁殖、食用にもならないし煩いし・・・

ケ－ブルカ－でナリカラ要塞へ、眼下にムトゥグァバリ川が

ハ－フウェイで要塞と教会をパチリ

こっちの方がアングル良いかな？
ヤッパリ前者だな

ケ－ブルカ－終点から

下りはケ－ブルカ－に乗らず歩いて、丸い屋根は温泉街（跡？）

歩いて降りてきたらメヒテ教会に辿り着いた

ゲストハウスにある古いピアノ
お母さんが１００年以上前のものだと

鍵盤指して、象牙？
答えは「象」だって・・・可愛いお母さんだったんです