2017/05/16 - 2017/05/25
667位(同エリア2864件中)
せいじさん
今回のブリュッセル、フランスへの旅行では鉄道を多く利用しました。ブリュッセル空港からブリュッセル中央駅まで、そして19日(金)ブリュッセル南駅からタリスでフランスへと。義理の弟夫婦は、ブリュッセルからアントワープ、ブルージュへ日帰りで電車の旅をしました。シニアであれば、ベルギー国内ならどこでも往復6.3ユーロで行ける割引切符を使いました。
ブリュッセル空港からは、特別料金になっていてブリュッセル市内まで8.8ユーロです。これは空港への鉄道整備費が上乗せされているためです。20分くらいの乗車ですが、日本円で1,100円もします。タクシーなら、空港から市内まで50ユーロだそうです。空港から市内へは1時間に3本ほど発車しています。今回も空港の地下駅で切符を買いましたが、中央駅までの間で検札はありませんでした。列車は空いていて、ゆっくり乗車できます。切符も駅の売り場で窓口が空いていましたのですぐ買えました。
19日に、ブリュッセルからフランスへはタリスでパリまで、パリからはTGVでアルルまで利用しました。切符は、行く前にベルギー国鉄のサイト、SNCB Europeからネット予約しました。E-TICKETを事前に買っておきました。タリスとパリからのTGVの切符が買えます。氏名や生年月日、クレジット番号などを入力して決済すると、メールでE-TIKCETが送られてきました。それを印刷して日本から持って行きました。今回は、1等を予約しました。タリスの食事サービスを楽しみにしていました。
19日(金)朝、8:43分発のタリスに乗車したのですが、乗ってまもなくトイレに近い席に座ったのですが、匂いがきつく、トイレから離れた席に移動しました。車両整備が良くないようです。1等でしたので、朝食が出ました。パリまでは1時間20分くらいであっという間に着きました。車内の検札は、E-TICKETのバーコードをスキャンしていました。多くの乗客は、スマホにE-TIKCETを入れていて、それをスキャンして検札していました。この辺は日本とかなり違います。
パリ北駅は何度か乗り降りしていたので、構内の様子は分かっていました。バス乗り場を捜して、バスでリヨン駅まで移動することにしていました。北駅で降りて、向かって左手に移動するとバス乗り場の表示が出てきます。65番バスがリヨン駅まで走っています。切符は、2年前にパリへ来たとき買ったカルネが残っていたのでそれを使いました。65番は北駅から、東駅、バスティーユ広場などを通ってリヨン駅へ向かいます。しばし車上からパリ見学です。20分は乗ったかと思います。
問題があったのは、リヨン駅に着いてからです。リヨン駅は初めてで、駅の構造、ホームの配置など全く調べてきませんでした。アルルへ行くTGVの列車番号は分かるのですが、どのホームなのか分からず、慌てました。バスが着いてから、列車が出るまで30分ぐらいしかなく、トイレも使いたいし、発車の掲示版を見ていたフランス人に聞いたりして、なんとか発車ホームを見つけて乗ることができました。やはり、知らない駅には1時間以上前に来ていないといけないと痛感しました。
リヨン駅の売店でサンドイッチを買って、TGV車内で昼食としました。TGVはパリではほぼ満席となりましたが、2時間ぐらいたつとがらがらでした。4時間乗って、アルルへ着きました。
ブリュッセル中央駅、南駅、パリ北駅、リヨン駅ときましたが、いずれもエレベーターがあります。ところが地方駅のアルルはエレベーター、エスカレータが無く、列車を降りてから階段を歩くしかありませんでした。バリアフリーとはいいがたい地方駅でした。
アルル滞在から、次はリヨンに向かいました。アルルからはリヨン行きの急行列車に乗りました。切符は日本でネットで購入して、現地の発券機で取り出すことにしました。アルルの駅の発券機を操作したのですが、よく分からず、しばらくやっていると駅員さんが来て、説明してくれました。操作を手伝ってくれて、予約番号を入力する画面を出してくれて、すぐ切符が出てきました。簡単でした。列車はコンパートメントの客車で、初めて乗りました。古い車両で向かい合って4人ずつ座ることができます。途中、ローヌ側に沿って、両側がぶどう畑でフランスらしい景色を楽しみました。フランスの列車は古い車両が多く、トイレもタンク式ではなく、昔の日本の客車を思い出すような、線路へ落とす方式でした。
リヨンまで2時間半、リヨンに近くなるにつれて、車内は混んできました。
リヨン滞在のあとは、アヌシーへ向かいました。リヨン・パールデュー駅は主要駅ですので、マンチェスターのテロ事件以後警戒が厳重となりました。駅構内に兵士が自動小銃を下げて、5人くらいで巡回していました。アヌシーへの切符は、パールデュー駅の自動券売機を操作して出しました。英語表示にして、目的地や乗車日を入力して、カードを差し込むとすぐ切符が出てきました。乗車日も電光掲示板に目をこらして、発車予定の20分~30分前に発車ホームの表示が出るので、それを確認してホームへ向かいます。
アヌシー行きのTERは、割と新しく、ホームと車内の間に段差がなく、乗り降りが楽でした。アヌシーまで2時間、途中大きな湖の脇を通ります。エクスレバンの駅で向きが反対となり、単線区間となりました。アヌシーの駅はエレベーターもあり大きな駅です。駅の脇にバスターミナルがあり、あとでここからジュネーブ空港までバスに乗りました。
ベルギー、フランスで高速列車、市内バス、都市間急行列車、TER(ローカル列車)に乗りましたが、車両がいずれも古くなっていて、整備状況もあまり良くない印象でした。また、駅のシステムも発車20分くらいにならないと、乗る列車のホームが表示されず、発車するホームがほぼ決まっている日本との違いを痛感することになりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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