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このときはクロアチアに行きたいという話から始まり『地球の歩き方』も買ったのですが、都合で行けない人が出て、それならクロアチアは先送りにして、どこか?ということになりました。<br />スイスは2005年に訪ねたのですが、非常に好印象だったのと前回行かなかったところを歩いてみましょうという安直な理由でスイスに旅立ったのです。<br /><br />『地球の歩き方』によると、スイスは世界一個人旅行がしやすい国だそうです。一番は、スイスの観光関係者・交通関係者のホスピタリティーだと思います。<br />今回もこういうことがありました。ホテルから空港へのシャトルバスを降りてウロウロしている私たちに運転手が歩み寄ってきて「どうした?」と聞くのです。私の拙い英語の説明を、また辛抱強く聞いて「こいつは何を言いたいんだろう」と察してくれるのです。スイス人には、外国人旅行者には親切にという遺伝子が組み込まれているのでは?とさえ思ってしまいます。<br /><br />個人旅行しやすさのもうひとつは、国鉄を初めとする公共交通機関が整備されていることでしょう。思い立ったら直ぐに鉄道などに乗って移動できます。カナディアンロッキー(2008年夏)はたしかに素晴らしかったですが、車がない旅行者は基本的に現地ツアーに参加するしかありませんでした。<br />スイスの公共交通機関は本当に便利です。日本の鉄道も便利ですが、ローカル線だと、朝夕の通勤・通学時間帯は電車があっても日中は2・3本なんてことがしばしばあります。スイスでは、多くの路線が基本的には毎時○×分というように1時間に1本(幹線だと30分に1本)の超分かりやすいダイヤなので時刻表がなくても想像がつきます。<br />それから、氷河急行(いつから「特急」になったのでしょうね、笑)のような一部の列車を除いて、自由席です。だから、どこかで観光して十分に見たら駅に行って、来た電車に乗れば良いのです。自由席というと席があるか心配ですね。十回近くスイス(や同じシステムのドイツ)の鉄道に乗りましたが、立たされたのは1回30分だけです。<br />あと、氷河急行でなくても、かなりの路線が風光明媚な場所を走るので車窓の景色も楽しみです。<br /><br />日本も物価が高い国と言われますがスイスはそれ以上です(ただ、円もスイスフランも外国為替市場では強い通貨と評価されていることを割り引く必要はあるでしょうが)。特に高いのはタクシー料金とレストランの飲食代金で日本の5割増くらいに感じます。<br />タクシーは旅行初日に空港からホテルに行くくらいで、前述の公共交通機関を利用すれば乗らなくて済みますが、食事はしないわけにいきません。朝食はだいたいホテルで付いていますが、昼食と夕食は控えめにしたつもりでも、合計5,000円くらいになります。<br />夕方、観光地のスーパーに入ると食料品を買い求める外国人旅行者でごった返しています。まあ3日に一度はこうして済ますのも財布とお腹のためには良いかもしれません。<br />それに比べるとホテルの宿泊料金は「ちょっと高い」くらいでしょうか。探せば安いホテルもあるし。こうした安いホテルでも十分快適ですが、バスタブがなかったり朝食に野菜がないのは普通です。<br />逆に安いものはチーズとワインくらいしか思いつきません。<br />↑1フラン=90円くらいだったころの話。現在はさらにスイスフラン高のようですね。<br /><br />長々余計な講釈失礼しました。メンバーは、長男(大3)、次男(専門学校1)、次女(中2)と私の4人です。前回との重複は避けて、ルツェルン→エンゲルベルク→グリンデルワルト→モントルーという旅程。小雨の日もありましたが、まずまず天気に恵まれて楽しいスイスの夏でした。

5年ぶりのスイス

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2010/08/15 - 2010/08/22

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旅行記グループ スイス

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ねも

ねもさん

このときはクロアチアに行きたいという話から始まり『地球の歩き方』も買ったのですが、都合で行けない人が出て、それならクロアチアは先送りにして、どこか?ということになりました。
スイスは2005年に訪ねたのですが、非常に好印象だったのと前回行かなかったところを歩いてみましょうという安直な理由でスイスに旅立ったのです。

『地球の歩き方』によると、スイスは世界一個人旅行がしやすい国だそうです。一番は、スイスの観光関係者・交通関係者のホスピタリティーだと思います。
今回もこういうことがありました。ホテルから空港へのシャトルバスを降りてウロウロしている私たちに運転手が歩み寄ってきて「どうした?」と聞くのです。私の拙い英語の説明を、また辛抱強く聞いて「こいつは何を言いたいんだろう」と察してくれるのです。スイス人には、外国人旅行者には親切にという遺伝子が組み込まれているのでは?とさえ思ってしまいます。

個人旅行しやすさのもうひとつは、国鉄を初めとする公共交通機関が整備されていることでしょう。思い立ったら直ぐに鉄道などに乗って移動できます。カナディアンロッキー(2008年夏)はたしかに素晴らしかったですが、車がない旅行者は基本的に現地ツアーに参加するしかありませんでした。
スイスの公共交通機関は本当に便利です。日本の鉄道も便利ですが、ローカル線だと、朝夕の通勤・通学時間帯は電車があっても日中は2・3本なんてことがしばしばあります。スイスでは、多くの路線が基本的には毎時○×分というように1時間に1本(幹線だと30分に1本)の超分かりやすいダイヤなので時刻表がなくても想像がつきます。
それから、氷河急行(いつから「特急」になったのでしょうね、笑)のような一部の列車を除いて、自由席です。だから、どこかで観光して十分に見たら駅に行って、来た電車に乗れば良いのです。自由席というと席があるか心配ですね。十回近くスイス(や同じシステムのドイツ)の鉄道に乗りましたが、立たされたのは1回30分だけです。
あと、氷河急行でなくても、かなりの路線が風光明媚な場所を走るので車窓の景色も楽しみです。

日本も物価が高い国と言われますがスイスはそれ以上です(ただ、円もスイスフランも外国為替市場では強い通貨と評価されていることを割り引く必要はあるでしょうが)。特に高いのはタクシー料金とレストランの飲食代金で日本の5割増くらいに感じます。
タクシーは旅行初日に空港からホテルに行くくらいで、前述の公共交通機関を利用すれば乗らなくて済みますが、食事はしないわけにいきません。朝食はだいたいホテルで付いていますが、昼食と夕食は控えめにしたつもりでも、合計5,000円くらいになります。
夕方、観光地のスーパーに入ると食料品を買い求める外国人旅行者でごった返しています。まあ3日に一度はこうして済ますのも財布とお腹のためには良いかもしれません。
それに比べるとホテルの宿泊料金は「ちょっと高い」くらいでしょうか。探せば安いホテルもあるし。こうした安いホテルでも十分快適ですが、バスタブがなかったり朝食に野菜がないのは普通です。
逆に安いものはチーズとワインくらいしか思いつきません。
↑1フラン=90円くらいだったころの話。現在はさらにスイスフラン高のようですね。

長々余計な講釈失礼しました。メンバーは、長男(大3)、次男(専門学校1)、次女(中2)と私の4人です。前回との重複は避けて、ルツェルン→エンゲルベルク→グリンデルワルト→モントルーという旅程。小雨の日もありましたが、まずまず天気に恵まれて楽しいスイスの夏でした。

旅行の満足度
4.5
同行者
家族旅行
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
鉄道 徒歩
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
ブッキングドットコム

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