2017/05/03 - 2017/05/08
750位(同エリア3772件中)
陽菜さん
昨年5月にウィーンに行った時、お隣なのに寄れなかったチェコのプラハが気になっていました。
今年のGWは、5連休。1日だけ休暇をとればヨーロッパに行ける!!・・・と気が付いたのは1月下旬。
プラハへの直行便はないので「乗り継ぎするなら成田から10時間で行けるヘルシンキを経由して、ついでに散策しよう」ということで5月3日出発のエアーとホテルだけのツアーを検索。
でも、時すでに遅し・・・。4日出発なら空きがあります。でも名古屋経由になりますとか、同じエコノミーでも高いチケット利用なら可能ですとか、ツアーならではの制約もあるし、やっぱりいつものように完全個人手配にすることに。
JALで検索したらとても高かったので、フィンエアーで検索。帰りはBAになってしまったものの、何とか5月3日成田発、5日にプラハに移動、7日にロンドン経由のBAで8日昼頃成田着というチケットを手配できました。
GW真っ只中で15万円代(各種税込)格安とは言えないけど、まあこんなものでしょう。
ヘルシンキとプラハに2泊ずつ。あまり時間の余裕はないので、ホテルは便利で快適なところを探し(今回は友人と二人ということもあって)ツイン指定ができた GLOホテルクルーヴィ(ヘルシンキ)とウ・プリンス(プラハ)を確保。
5月までは日程に余裕があったのでガイドブックも読みあさり、弾丸旅行が始まりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
Finn Airは初めて。
でもWEBサイトやアプリなどが使いやすくて便利でした。
座席はちょっと狭い。
早めに無料で座席指定ができたのですが、GWということもありほぼ満席。
お隣のエキゾチックなお兄さんの肘が気になります。
(途中、眠っていて急に私の膝の上に倒れてきたし・・・) -
ヘルシンキに着いて、マリメッコ仕様の機体発見。
-
ホテルは「GLO HOTEL KLUVI」
コンフォートツインを予約していたのに、なぜかフロントのお姉さんに「ツインがいっぱいなのでキングサイズベッドの部屋ね」と言われる事件発生。
私は気にしないけど、友人が強くツインを希望していたので、「ツイン指定で予約したので、もっと広い部屋でもツインがあればアップグレードして欲しい」と交渉するも、お姉さんは「あなたがツインを予約してのはわかっている。だけど今日はツインがないの」の一点張り。
ごめんなさいの言葉もなく、翌日からツインの部屋に変えてもらうことで仕方なくチェックイン完了。 -
北欧って寒いのに、バスタブ付きの部屋は本当に少ないようですね。
しかも、事前の口コミでわかってはいたけれど、このホテルの水回りはちょっと難ありです。
シャワーを普通に浴びたらおそらく洗面室の方まで大洪水間違いなし。
そんなことを言っていても仕方ないので、気を取り直して街歩きスタートしましょう。 -
「日本から一番近いヨーロッパ」とFinn Airさまがおっしゃっていたように、まだ16時半です。
5月だと21時過ぎまで明るいので、到着日も十分観光できちゃいます。
「日本時間だと今は・・・」とは考えないこと。
真っ青な空に真っ白な大聖堂が映えますね。
今日は徒歩観光の予定ですが、明日の朝からトラムと地下鉄を駆使して行動したいので、18時までやっている観光案内所で「1日フリーパス」の交通カードを購入します。
地下鉄の自動販売機でも買えるのですが、自販機の場合は買った時点の時刻が刻印され24時間分のカウントが始まります。
観光案内所などで買うカード式のものは、使い始める時に刻印すれば良いので買っておくと便利です。 -
まずは大聖堂から。
18時までオープンしているので中にも入れます。
澄んだ空気と真っ青な空と真っ白な大聖堂。 -
中はとてもシンプル。
ヘルシンキで感じたことですが、こちらの人は信仰に対してとても自由だということ。
祈る気持ちがあればどこでもかまわないと思っているような気がします。
重厚な装飾もないし、祭壇画や彫刻があるわけでもありません。
ちょうど地元の子供達がコーラスの練習をしていました。 -
パイプオルガン
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フィンランドはロシアに近いので、ロシア正教会の寺院もあります。
大聖堂の先に見えるのはウスペンスキ寺院。
ここは16時で内部の見学が終了しているので、明日見学します。 -
ヘルシンキの港に浮かぶ真っ赤な船。
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街角のトラムはグリーン。
絵になる要素がいっぱいです。
だからヘルシンキの家具や建築やテキスタイルは洗練されていて、デザイナーもたくさん生まれるのかもしれません。 -
港にあるマーケット広場は18時半までだったので、そろそろ片付けようとしているところでした。
ベリーが美味しくて安いヘルシンキなので、ブルーベリーを買って滞在中のおやつにしました。
目が良くなるかも・・・。 -
マーケット広場の屋台の上のカモメ。
観光客が落とした食べ物を狙っているようです。 -
エスプラナディ公園を通りながら戻ってきて中央駅に来てみました。
行きの空港からはシャトルタクシーを利用したのですが、帰りはフィンエアーバスに乗ろうと思い、乗り場の下見を兼ねて。
(当日迷わないために、こういう下見はとても大事です)
そして駅の左手にある郵便局を覗き、地下のスーパーで滞在中のお水などを購入。 -
よくわからない彫刻が左右にありました。
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中央駅に停車していた列車たち。
今回は2泊しかできないので、市内だけの観光になってしまうけれど、次に来る時は列車に乗って郊外に行ってみるのもいいかな。 -
ホテルを中心にだいたいの位置関係がわかったので、夕食にします。
時差の関係で早く休みたいので、時間をかけてレストランで食事をするよりカフェでさくっと食べることにしました。
せっかくなので、アカデミア書店の2階 アアルトのカフェで。 -
このテーブルランプもアアルトのデザインです。
-
お料理も洗練されていて、スモークサーモンもヤギのチーズもすごく美味。
パンとサラダがついてくるので、別に頼む必要はありません。
好きな飲み物も注文して、一人2,000円強。
ヘルシンキの物価が高いことはわかっていたし、美味しかったので満足。 -
まだ明るいので夜9時前ですが、こんな感じです。
ヨーロッパの街角ですね~。 -
明日は1日思いっきり歩き回るので、ホテルに帰って寝ることにします。
トラのぬいぐるみがベッドにいますが、お持ち帰りは有料です。 -
さて翌朝。
ヨーロッパに来ると、翌日の朝はとんでもなく早い時間に目が覚めます。
起きたのは4時半。
5時前からすでに明るくなっているので散歩も良いのですが、せっかくトラムや地下鉄の1日券を持っているので、支度をしてトラムで市内観光をすることにしました。 -
2番と3番のトラムでヘルシンキの主だったところが一周できます。
GLO HOTEL KULUVIの最寄りのトラムステーション(Alecsanterinkatu)の行先表示板。
始発がどうかわかりませんが、今 5時53分であと5分で2番のトラムが来ることがわかります。
トラムステーションの近くにはチケット売り場がないことがほとんどですから、事前にカードを買っておくか、当日の場合は地下鉄駅の自販機で購入します。
ヘルシンキのトラムの停車場の地図などはガイドブックでも手に入りますが、NAVITIMEのアプリがとても便利でした。
オフラインでスマホで見ることができるし、拡大縮小もできるし、始発・終点・乗り換えも色分けされていてわかりやすいです。
事前に自分の行きたいお店などの最寄り停留所をしらべておき、そこを通った時に何となく探すこともできました。
(デザインディストリクトにあるインテリアのお店やパンやさんなど) -
今日も快晴。
-
港の近くも通ります。
ヘルシンキの港沿いにはいくつかフェリー乗り場があり、行先によって分かれていますが、その位置も確認できます。
今回はエストニアのタリンにも行けなかったし、ストックホルムにも行けないのですが、乗り場だけは車窓から見てきました。 -
ヘルシンキは南側は栄えていますが、北半分はのどかで「森」とまでは言えないけれど緑豊かな公園もあります。
約1時間弱で朝のトラム観光が終了。 -
今日の朝食はGLOHOTELの前にあるFAZELカフェのビュッフェに決めていました。
なので、ホテルも宿泊のみで予約。 -
チョコレートやケーキが有名なお店ですが、朝食ビュッフェは13ユーロでとても充実しています。土日はもっと高いようなので、平日狙いです。
-
パンもサーモンもフルーツも美味しい。
特に生のブルーベリーをそのままつぶしてジュースにしたものが最高でした。 -
もちろんケーキも食べ放題です。
ホールできれいな状態の写真が撮れたのは、私たちが朝一番にお店に入ったから。
地元のおじさん達も7時半の開店前に並んでいたのですが、コーヒーだけ飲みに来られていたようです。
ヘルシンキはコーヒー文化の国。
皆さん、頻繁にお茶をしていました。 -
FAZELカフェの内部。
ちょっと暗い照明です。 -
次に向かったのはカンピ礼拝堂。
朝8時からオープンしています。
ホテルから歩ける距離なのですが、トラムが頻繁に来るのと、1日券を持っているのでこの日は何度も乗りました。 -
白木のような空間に天井から光が差し込んでいます。
とても静かで、観光客もまだそれほど多くない時間帯です。
ここでは本当に「無」の気持ちになって祈ることができるような気がします。 -
祭壇もとてもシンプル
-
思ったより小さな外観でしたが、ヘルシンキらしい教会です。
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カンピ礼拝堂のすぐ近くのカンピ駅から地下鉄に乗ってマリメッコ本社に向かいます。
10時オープンなので、早めに着いて端ぎれなど良いものをゲットしようと思ったのですが、もっと早くから来ている人たちがいてびっくり。
ほとんど日本人でした。
テーブルクロスにするビニールコーティングされた布地をカットしてもらったり、小物を買って満足。 -
地下鉄でハカニエミまで戻って(本当はもうひとつ前の駅でもよかったみたい)6番のトラムに乗り換え、今度はARABIAへ。
アウトレットはなくなったと聞いていたのですが、フィンレイソンの布団カバーや傘、布地も安かったです。
イッタラ&アラビアとは会計が別なので、免税書類はそれぞれで。 -
ARABIA工場にあったレリーフ
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もう一度トラムでハカニエミまで戻ってマーケット内の「ソッパケイティオ」で少し遅めのランチ。
評判の良いシーフードスープをいただきました。
パンも付いていて具もたっぷりで満足。
時間を少しずらしたのですぐに座れました。 -
荷物がいっぱいなので、一度ホテルに戻ることに。
部屋がツインでなかったことはもうめんどうなのでこのままでいいかと思っていたのですが、ホテルに入るなり支配人が出てきて「昨日はすみませんでした。ツインの大きなお部屋を用意してありますので、どうかお荷物を移動させてください」とおっしゃってまさかのスイートにアップフレード。
ここはクイーンズスイートというカテゴリーのようです。
広くてソファもあって、バスローブもあって・・・最高です。 -
でもやはりバスタブはなかったです。
トイレは別でしたが。
このホテルは日本人客が多いので、評判を落としてはいけないと判断したのでしょう。
そうです。こうやって旅行記も書くことだし、口コミも書きますからね。
自分たちがダブルブッキングしたのに「予約したのはわかっているけど部屋がない」と言い張ったお姉さんはきっとこの支配人に怒られたんだろうなあ。 -
午後の観光スタート。
まずは、昨日入れなかったウスペンスキ寺院から。 -
こちらはちょっと異文化を感じます。
ヘルシンキの中では重厚な雰囲気。 -
どこを見てもゴージャスです。
好き嫌いはあるかもしれませんが、ヘルシンキのシンプルな美しさもいいなあと思ったので、ここはちょっと華美に見えてしまいました。 -
聖母マリアとイエスの絵
これも、西ヨーロッパで見るものとイメージが違います。 -
色使いが多すぎるのかな。
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ウスペンスキ寺院は高台にあるので、景色がとてもいいです。
港の方を見たり・・・。 -
ここから見る大聖堂も素敵。
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またまたトラムに乗って「テンペリアウキオ教会」にやってきました。
奈良の石舞台みたいな入口です。 -
岩をくりぬいて作ったのでしょうか。
光の取り入れ方が最高!!
天気が良かったことも幸いして、空の青が光の中で映えること!! -
見る位置によって光は白っぽくなったり・・。
-
2階席に座ってみた全景です。
しばらくここに座ってぼーっとしていました。
団体の観光客もいましたが、5分で出て行ってしまい本当にもったいない。 -
岩なので、音響効果も抜群です。
オルガンがあったので、ここでコンサートをやることもあるようですが、残念ながらこの日はなかったです。音楽は流れていましたが。
次回は是非、ここでコンサートをやる時に合わせて再訪したいと思いました。 -
またトラムに乗って、デザインディスクリクトと呼ばれる地域へ。
「エクべり」でシナモンロールを買ったり「カウニステ」でクッションカバーを買ったり、「ヨハンナグリクセン」もあります。
友人はキッチン用品のお店で冷蔵庫の中で寝かせてワインを保管できるラックを買っていました。
ちょっとしたデザインが可愛いものがたくさんあります。 -
中央駅近くのKスーパーマーケットでチョコレートやペーパーナフキンなどのお土産を買って予約していたレストランに向かいます。
写真は、ストックマン近くの「3人の鍛冶屋像」 -
Passio Keittio Baari というレストランです。
評判が良かったので、日本からネットで予約しておきました。
コースは3品と5品があり、ワイン付きのコースもあります。
3品のコースにしたのですが、前菜が2品・メイン・デザート2品だったので、実質5品でした。
前菜の一品目 -
こちらは前菜の2品目
とても繊細なお料理で和食に通じるものを感じました。
見た目も綺麗!! -
メインの肉料理はちょっと大味。
-
デザートも黒糖のような味の素材を使っていたりして和食を意識しているように思えました。
明日は早朝からプラハに移動します。 -
翌朝、ヘルシンキの空港にて。
トイレのデザインもおしゃれですね。 -
空港にあった「カフェTORI」
ここで朝食をとりました。
サラダやドリンクなど、好きなものを選んでお金を払い、好きな席でいただきます。
本当はホテルで昨日買ったシナモンロールを食べてきたのですが、TORIにも入りたかったので。 -
カフェTORIの壁面。
-
反対側はこんな絵が描かれていました。
最後までヘルシンキらしいデザインを満喫して、いよいよプラハに向かいます。
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