2017/05/02 - 2017/05/07
843位(同エリア1140件中)
napaさん
子どもたちに和歌山パンダランド(アドベンチャーワールドのことです)とうさぎ島、どっちに行きたい?と聞いたら迷わずうさぎ島との答え。うさぎならうちでも飼っているので毎日見ているはずなのに・・・パンダのように白黒の牛がたくさんいる我が家、パンダは見飽きてる!?
5/2 直行便で広島へ
5/3 秋芳洞、別府弁天池、青海島巡り
5/4 元乃隅稲成神社、ムーバレー
5/5 世界遺産・宮島
5/6 うさぎ島、トムミルクファーム、尾道街歩き
5/7 北海道へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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尾道の街歩き、レトロなバス。
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昭和の雰囲気満載のおもちゃ屋さん。店頭のウルトラマン、膝に穴が開いていますが何か仕掛けがあったのかも。
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あなごのねどこ・・・、うなぎではなくあなごというところが尾道らしい。
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たしかにあなごの寝床のような奥行き、惹きつけられます。
細長く奥行きのある町家をゲストハウスとして再生したようです。「よそモノとわかモノを地域と結びつけていく拠点になることを願っています」とのことです。 -
蔦の這う鉄道高架をくぐって、
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艮神社。境内には樹齢900年の楠や巨石が祀られていますが、何故か本殿以外の社は仕切られて近づけないようになっています。
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猫の細道。
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振り返ると艮神社の真上をかすめてロープウェイが千光寺山へ登っていくところでした。
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民家の門構え。とても立派ですが、家の前は細い路地、重たい荷物も歩いて運ばねばなりません。
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急斜面にいくつも枝分かれしながら続く階段。暮らすには不便も多そうで、事実、空き家も目立ちますが、その一方でそれらをカフェや猫みやげのお店に利用していました。
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招き猫美術館。気になるところですが、街歩きを優先。
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あちこちに置かれた石猫。
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にゃ~
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小さな祠。
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おしゃれなカフェもありますが、子どもたちとの大所帯だと気が引けます。
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そろそろお腹もすいてきました。落ち着いた雰囲気のお茶屋さん、ちょうど店じまいでした。
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千光寺道。踏切手前を右折したところに尾道ラーメンのお店がありましたが、外見があまりにも普通の民家だったので遠慮しました。
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お店の軒先につばめの巣。
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ラーメンを食べてホテルに戻ると今度はひとりでぶらぶら。路地の奥は、
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行き止まり。
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五百羅漢道、天寧寺に至る。
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天寧寺五百羅漢。
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もう一度、猫の細道を歩きたくなって戻ってきました。
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植物が茂るようになった屋根や、瓦が落ちシートで代用している屋根。
どういういきさつで人々から見捨てられたような路地がよみがえったのでしょうか。猫の細道というひとつのテーマを設けてそれにふさわしい出店をする。ひとりだけ、ひとつの店舗だけではうまくいかない、たくさんの人の発想や知恵、努力があって、全体の魅力となっているのだと思いました。 -
どこまで続いているのか、時が止まったような路地。
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閉店時間を迎えたお店が多いのが残念。
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天寧寺海雲塔と尾道水道。
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千光寺まで上がってきました。
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残念ながらもう拝観時間は過ぎていて、三重岩や石鎚山も鉄柵の向こう側です。
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玉の岩。この巨岩の上にはかつて宝珠があり、夜ごと海上を照らしていたという伝説があって、千光寺はそれにちなんで名づけられたそうです。今は代わりに金属の玉が据えられています。
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梵字岩。どんな意味があるのでしょうか。
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巨石の間を抜けて山頂に道は続きます。
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山頂からの眺め。夕映えのなか尾道水道を行き交う船舶。
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山頂のすぐ下には多感な女学生時代を尾道で過ごした林芙美子の代表作である、放浪記の文学碑がありました。
「海が見えた。海が見える。五年振りに見る、尾道の海はなつかしい。・・・煤けた小さい町の屋根が提灯のように、拡がって来る。・・・私は涙があふれていた。」
心の支えであった故郷に戻ってきた芙美子の心情が、自分自身のことのように身近に感じられました。 -
ポンポン岩。石でたたくと鼓のようなポンポンという音がするそうですが、はて・・・こころが汚れている人には聞こえないのかも。
岩の上に残されているノミのあとは大阪城築城の際に切り出そうとしたものだとか。 -
千光寺まで下りてきました。行けなかった石鎚山が見えます。
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開いているカフェを見つけました。
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明かりの灯り始めた街並みを見下ろしながらビールで一服。ビールと柑橘類のカクテルもありました。
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みはらし亭、ゲストハウスとしても利用できます。
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元々は築100年の茶園(お茶を楽しんだり客人をもてなしたりする別荘)で、30年近く空き家になっていたそうです。
尾道という観光立地ではありますが、あなごのねどこ、みはらし亭と尾道の文化である町家や茶園を再生した人々の力に感心しました。私たちの住む街で空き家や空き店舗を利用してこのような事業ができないものかと考えさせられました。 -
レトロな銭湯、今はカフェに生まれ変わっているようです。
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シャッターの張り紙。
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細い路地のそこここに小さな祠がありました。水を守っているように見える石仏。
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夜が明けて、またあてもなく散歩。
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もとは何かのお店だったのでしょうか、猫だけが取り残された看板。
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小さな祠にたくさんの仏さま。大切にされているようです。
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いくつかの映画の撮影に使用されたという御袖天満宮の階段を横目に見ながら、
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洒落た窓に足を停めました。かつては旅館だったようです。
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階段を登っていくと道は三方向に分かれていました。屋根まで蔦に覆われた建物。
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ガス配管がいくつも分岐しているところを見るとかつては集合住宅だったのかもしれません。階段を覆う草花が人が通わなくなった年月を教えてくれます。
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傾いた石段を上ると、
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誰かが棲んでいる?廃屋の軒先で休む猫。近づくと逃げてしまいました。
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向こうの山に千光寺が見えます。
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誰も手入れすることが無くなって荒れた墓地も。
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尾道では楽しい看板、張り紙をたくさん見かけました。犬、猫目線のものが多いのは意識してのものなのでしょうか。
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ネコがトレードマークになっている運送会社の看板にも。
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尾道は当初、宿泊するために立ち寄るだけの予定でとくに期待もしていませんでした。けれど街を歩いてみると人が住まなくなった建物が目立つ一方、新しいものと古いもの、外から来る人と元からいる人とを結び付けようとする活動が随所に感じられ、そこにかかわる人たちの気概やエネルギーに刺激を受けました。
自分の町なら何ができるのか、自分にできることは何なのか、考えさせられたこの街にまたいつか来てみたいと思いました。
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