熊本・小田温泉・扇温泉へ温泉を満喫する旅　②

2016/02/11 - 2016/02/13

黒川温泉から車で５分。ひと山超えた小田温泉・扇温泉へ温泉三昧の旅２日目は、扇温泉、おおぎ荘さんです。扇温泉といっても家族経営の一軒宿です。こちらも泉質がよく、のんびりゆっくりできる一人旅でも気兼ねなく泊まれる宿です。

エリア 黒川温泉・杖立温泉(熊本)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円

小田温泉・彩の庄をチェックアウト（１２：００）した後、黒川温泉から
裏山に登山・・・と言っても軽トラが通れる緩やかな坂道を上るだけなんです。
大体、標高１０５０Ｍくらいです。

ええっ！１０５０ｍも登るの？と思うかもしれないけど、黒川温泉自体が
標高７００Ｍ以上あるので実質３００Ｍチョットです。

こんな道をのんびり登っていきます・・・

こんな物好きな事するのは、私だけ・・・

横に見えるのは猟師山（１４２３Ｍ）

草が刈られている所を登っていきます・・・

実に眺めがイイ・・・

ここらへんで、標高１０５０Ｍくらいです。

そんなに寒くもなく、遠くに阿蘇外輪山が見渡せます。

こんな高いところに風力発電が・・・

すずめ地獄にやって来ました。

清流の森・雀の地獄 自然・景勝地

確かにポツポツとガスが発生しています。

ここにも泳がないで・・・という看板がありましたが・・・

せいぜい足首がつかる程度の深さしかないんですが・・・

しばらく森を彷徨いながら・・・もちろん遊歩道です。

ここまで誰一人とも会いませんでした。

途中、牛さんと睨めっこしながら宿に到着。

本日の宿、扇温泉・おおぎ荘さんです。

おおぎ荘 宿・ホテル

扇温泉といっても、このおおぎ荘一軒のみの家族経営の宿です。

部屋は8畳のトイレ付きの和室です。

キレイに清掃されてて、すでに暖房が入っており手作り饅頭にほっこり。

布団はすでに敷かれておりました。何気に布団敷きのサービスって面倒
なんですよね。だらしない格好できないし・・・

あと、食事の時以外はこちらから何か要望しない限り、基本放置

してくれますから、まったく気を使わなくていいのが楽なんです・・・

早速、大浴場から・・・

イイですね、この鄙びた感。温泉はこうでなくっちゃ！

あと、こちらには敷地内の高台に展望風呂（混浴）があります。

内湯から・・・そのまま露天風呂へ。

注意書きがあるのに、わー打たせ湯やぁ～と肩に触れた途端・・・

あっっっつ！！！と前方にダイブしたのは内緒です・・・

源泉は６０度あります。

ちょっと光で青みがかかってますね。

ほんのちょっぴりトロみもあります。残念ながら夜通しは入れません。

こちらは貸切湯・・・檜風呂が２か所あります。

それにしても熊本は貸切湯のある宿が多くて羨ましい・・・

関西だと有料のとこばっかし・・・

こちらは岩風呂。結構大きくて４人ぐらい入っても大丈夫なくらいの大きさ。

どれも源泉かけ流しで、湯量で、熱め、ぬるめと分けている模様。

この風呂の岩で背中ぐりぐりとマッサージしながら入るのが気持ちいいです。

洗い場もありますが、半露天なので寒くて寒くて・・・

体を洗うのは大浴場で済ました方がイイですね。

夕食のお時間です。時間もこちらの希望に合わせてもらえます。

お品書きはありません。

ヤマメの塩焼き。ふわふわで骨までいただけます。

こちらの宿では、出来立てアツアツを提供してくれますので

どれも美味しい。大きな温泉宿では出来ないことです。

大根の煮たもの。ここで我慢できずにごはん注文。

この前に、馬刺しもありました。

炊き合わせ・・・汁のトロみが温まる。

肥後牛のステーキ。

他にもまだありました。食べるのに夢中で写真撮り忘れ・・・

すき焼き・・・ここで２杯目のごはんおかわり。この後デザートも・・・

見た目の華やかさはないものの、どれもこれも・・・やっぱりアツアツの

状態でいただくのが何よりのご馳走です。

朝風呂を堪能。お風呂はず～っと昨夜から貸し切りで入れました。贅沢・・・

貸切で大の字になってやりたい放題です。（笑）

朝食のお時間。質素に見えますが、この宿で一番美味しいものは・・・

それは・・・ごはん。若旦那の父上が丹精込めて作った自家製米。

つやっつやっ、ピッカピカのごはんが美味しすぎて、食べ過ぎてしまいます。

アツアツのふろふき大根もウマウマ。

一人旅は、あんまし構ってほしくない人には打って付けの宿でした。

価格もリーズナブル。また来たいな・・・

若旦那がバス停まで送ります、と何度も言っていただいたのだけれど

歩いて帰らせてください・・・と丁重にお断りしやってきたのは満願寺温泉。

さすがに、これはフリーダムすぎて遠慮しました。

満願寺温泉 温泉

こちらの公衆浴場でひと風呂浴びて、バスで熊本空港へ・・・

そして伊丹へ帰ったわけですが、機材がボンバルディアのプロペラ機で・・・
狭いわ、五月蝿いわ、揺れるわで降りた時には体がカチカチになりました。

何のために温泉旅行したのやら・・・そんなオチのついた旅でした。