2017/03/20 - 2017/03/29
20位(同エリア109件中)
funasanさん
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ヒルトン・ソレント・パレスホテルのバルコニーからの眺め(写真)は最高に素晴らしい。ソレントの綺麗な街並みを眼下に、青く静かに輝くナポリ湾、そして、その先にヴェスーヴィオ山が見える。
ホテルも素晴らしい。広くて機能的な客室、真っ白な大理石で出来たフロント・ロビー周辺、その先にあるレストラン・ラウンジも非常に広い。室内温水プールは本物の岩山に面しており、壁には古代ローマの壁画が描かれ我々を歴史に誘う。朝食の展望レストランからの眺めに言葉を失う。
妻が言う。「ここは今まで泊まったホテルで最高ね!」
以下、為替は旅行当時のレート(1ユーロ=120円)で日本円に換算する
◎私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
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ヒルトン・ソレント・パレスホテルの朝、バルコニーで朝の新鮮な空気を吸いながらストレッチ体操をする。このホテルはソレント市街の一番山側にあり、山肌を削り取って造られたかのような景観(写真)をなしている。
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フロント・ロビー周辺(写真)は白一色で統一され、大理石の床が光っている。誠に高級感がある。このホテルに3連泊だ、Good,Good,Goodと思わず心の中で叫ぶ。
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フロント横に古代ポンペイ遺跡から出土した土器類(写真)が展示されている。もちろんレプリカであるが、装飾も綺麗で古代ローマの芸術に想いを馳せる。
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さて、我々の部屋は?予想通り上層階の6階にある「Executive Room with Sea View Plus」(写真)だった。部屋中央に大きなベッド2台が並んで置かれ、ツインともキングともなる。愛し合うのも別れるのも自由。これは便利。
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枕元に大きなワーキングデスク(写真)があり、ここでコーヒーを淹れたりパソコンを開いて情報収集したりできる。早速、パソコンをネットに接続し、外部スピーカーもつけてピアノの軽い音楽を流す。完璧なスタート!
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荷物の収納場所(写真)が半端でなく広い。これは大量の荷物を運び込むロングステイするゲストのためのものか?ヨーロッパの金持ちが夏のバカンスに1週間、2週間と滞在するのだろうか?
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そして、バスルーム(写真)も小さな部屋分くらいのスペースがある。
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細くて長いバスタブ(写真)にお湯をいっぱい入れて、湯船に浸かる。これで一日の疲れが取れる。ただし、この幅では最近の太ったゲストから不満が出るのでは?
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シャワーブース(写真)が別にあるが、イマイチ、私には使いにくい。しかし、太った人にとってはこの広いシャワーブースが必要不可欠となる。
注:昨年泊まったウィーン・マリオットホテルのリニューアルされた多くの客室からバスタブが消え、大きなシャワーブースだけとなった。世界的な肥満傾向対策? -
我々の部屋「Executive Room with Sea View Plus」の広さは50㎡もある。十分広い。部屋に軽やかなピアノの音楽を流して、スターバックスのドリップコーヒーを淹れる。そして、コーヒーカップを持って…
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大きな窓の先にあるバルコニー(写真)に出る。
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バルコニー(写真)も結構広くて余裕がある。テーブルと椅子2個が置いてあるので、ここでコーヒータイムにする。
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そして、6階の我々の部屋のバルコニーからの眺め(写真)に言葉を失う。ソレントの綺麗な街並みを眼下に、青く静かに輝くナポリ湾、そして、その先にヴェスーヴィオ山が見える。朝、昼、夜、ヴェスーヴィオ山の風景が変化する。
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妻が言う。「こんなに素晴らしい眺めと素敵な部屋に泊まったの、はじめて」「栄二さん、ありがとう」Good,Good,Good.
ヒルトン・ダイヤモンド作戦、大成功である。 -
実は、このホテル、私は前払い・キャンセル不可の最低価格(1泊税・サ込24500円)で予約したのであるが、ヒルトンのダイヤモンドとして無料で(4ランク)アップグレードしてもらった。
写真:部屋にあったウェルカムのシャンペン -
参考までに、客室のグレードは低い方から「Garden View」「Sea View」「Deluxe Sea View」「Executive Sea View」「Executive Sea View Plus(我々の部屋)」そして、各種スイートとなっている。
写真:夕闇迫るソレント市街と霞むヴェスーヴィオ山 -
夏期のハイシーズン(8月1日)の宿泊料金を調べてみたら、我々の部屋は税・サ込みで1泊2名のルームチャージが約6万円(エクスペディア)だった。
この写真はホテルに貼ってあった写真をそのまま撮影したものであるが、夏期にはこのような絶景のレストランがオープンするのであろう。イタリア人の美的感覚に脱帽! -
本来なら、ここでまっ先に「エグゼクティブ・ラウンジ」に行き、アフタヌーン・ティータイムを過ごすはずなんだが…。何と言うことか、最上階にあるラウンジがリニューアルのため営業中止という。
写真:ロビー階の奥にある非常に広い「バー・ラウンジ」(一般用) -
そのかわり1階ロビー奥のラウンジの一角にある「fireplace(暖炉)」(写真)でエグゼクティブラウンジのサービスをするという。
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ここのラウンジは非常に広くfireplaceよりも明るい窓側のテーブル席を指定して、ここが我々のお気に入りの席(写真)となる。ここで、まずはティータイムである。午前11:30~午後11時まで、スナックと飲み物が(無料で)提供される。
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この窓側の席は広いテラス席に続いている。気分を変えて、コーヒーカップを持ってテラス席に移動だ。
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下を見ると自由フォームのガーデンプールが何段にもわたって造られている。夏には子供達の歓声が上がるのであろう。素晴らしいロケーションだ。
夏休み、家族でここに1週間くらい泊まり、ガーデンプールで子供達を遊ばせて、親はエグゼクティブ・ラウンジでゆっくり寛ぐ。そんな夢のような値段は1週間で室料42万円也。 -
ホテル内の施設見学をしてみよう。ジム(写真)は狭く魅力なし。取り敢えず設置した、という程度のものである。ただ、今回は観光旅行に出かけ、ジムでトレーニングする時間はないので問題なし。
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驚きの室内温水プール(写真)である。ここはロビー階の下、地下にあり本物の岩山に接している。3連泊中、1度だけここで泳いでみた。水温はそれなりに高く、古代ローマ風のプールを楽しめた。Very Good.
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プールサイドに描かれた壁画(写真)が凄い!古代ローマか古代ポンペイか?古代へのロマンをかきたてる雰囲気である。プールサイドのみならず、このホテルの至るところに素晴らしい壁画が描かれている。さすがパレス(宮殿)である。
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実は、1泊目の朝食レストランがこのプールサイドだった。我々はオープンと同時にレストランに入り、プールに面したテーブルに着席する。そして、さあ、朝食だ。新鮮野菜に、スモークサーモン、ハム、チーズ、フルーツ…。
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温かいオムレツをシェフに作ってもらい、ベーコン、ソーセージをのせてメイディッシュにする。食べ過ぎに注意し、ここらで止めておく。
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でも、スイーツがいっぱい並んでいるので、パン(炭水化物)の代わりにデザートにする。レギュラーコーヒーを頂き、最後にカプチィーノ(写真)を頼んだら無料で出してくれた。完璧な朝食。大満足。
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ヒルトン・ソレント・パレスホテルは山肌に沿って細長く造られているにもかかわらず、ホテルの敷地内に広い庭園がある。オレンジとレモンの果樹が植えられ、まさに今、収穫の時である。
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緑の芝生のあちこちに春の花(写真)が咲き、周囲はオレンジやレモンがたわわに成っている。そして、小鳥たちが嬉しそうにピーチク、パーチク鳴いている。「春が来たよ~」
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果樹園の中に子供が遊べる遊技場が造ってあり、その周囲もオレンジ、レモンがいっぱい成っている。その中の1本の木に、何と「オレンジとレモン」が同時に成っている(写真)のを発見した。
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私はガン対策のため、自宅で毎日「ニンジン、リンゴ」ジュースを手作りしているが、そこにレモン汁も加える。しかし、日本産のレモンは高く、輸入レモンは農薬が心配だ。そこで生のレモンの代わりにイタリア産の有機レモン汁を使っている。そのレモンがこんなにもいっぱい成っている。Wonderful。
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果樹園の一番奥に「テニスコート(1面のみ)」(写真)があった。
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さて、朝食はいつもプールサイドかな?と思ったが、2泊目と3泊目の朝食会場はフロント・ロビー階の上にある展望レストラン(写真)だった。ここも朝一番に入り、窓側の席を確保する。
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メニューは昨日と同じ。スモークサーモン、ハム、チーズ、フルーツ、その他、新鮮な野菜類が並んでいる。
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今、まさにオレンジの収穫の時である。そのオレンジを1個づつ、マシン(写真)に入れると「生搾りのオレンジジュース」ができる。オレンジ3個分くらいで小さめのグラス1杯分のジュースが出来上がる。
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我々の席(写真)からはソレントの街並み、ナポリ湾、そしてヴェスーヴィオ山までもが一望のもとに見える。最高の朝食会場である。部屋でもレストランでも眺めを最重要に置く妻は「素敵、素敵」の連発である。
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そして、私の豪華な「ヘルシー朝食」(写真)がはじまる。新鮮野菜にドレッシングはかけない。スタッフにレモン1個を輪切りにしてもらい、採れたてレモンを絞ってドレッシングにするのである。先ずは、生搾りのオレンジジュースを飲む。濃厚で甘い。最高!
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メインはいつも同じだが、美味しいのでしっかりタンパク質を補給する。ここでパンも食べたくなる。しかし、プチ糖質制限を心がけている私としてはパンは食べない。
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その代わり、スイーツコーナー(写真)に行き、マフィン、ケーキ類を色々物色する。これが楽しい。
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そして、カプチィーノを注文して最も美味しそうなケーキ(写真)を1つ頂く。窓からは快晴の空の下、ナポリ湾が輝いている。
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2杯目のコーヒーはテラス席(写真)で頂く。ケーキをもう1つ食べようか?悩むな~。今日は「アマルフィ海岸」に出かける。最高の天気日よりである。もう1つ食べよう。
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3月22日(水)からソレントに3連泊して、初日はソレント市内観光、翌日はアマルフィー海岸、最終日はポンペイ遺跡を巡り、充実したソレント滞在になった。夜はヒルトンソレントパレスホテルのレストラン(写真)やラウンジで夕食を頂く。
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エグゼクティブ・ラウンジの代用であるが午後6時から8時まで「Finger food selection」のサービスがはじまる。オードブルのセットメニュー(写真)が提供された。勿論、お代わり自由。アルコール自由。
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妻はワイン、私はジンジャエールを飲みながら、今日1日の観光旅行の感想を話しはじめる。本来のエグゼクティブ・ラウンジであればビュッフェカウンターから色々ピックアップして夕食にしてしまうのであるが、ここではちょっと無理。よって、レストランメニューから「クラブサンドイッチ」(写真)やら「チキンの胸肉ステーキ」やらを注文してメインディッシュにする。
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そして、最後のデザート類(写真)は無料で提供される。広いラウンジ内にはそこそこお客が入り、皆さん優雅にカクテルタイムを楽しんでいる。そのうち、ピアノと歌の生演奏がはじまった。実に優雅なホテル滞在である。私も妻も大満足だった。
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ラウンジの外のテラスから茜色(あかねいろ)に染まるソレント市街とナポリ湾、そしてヴェスーヴィオ山(写真)が見える。
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屋外にセットされたディナーテーブルで暮れゆくナポリ湾を眺めながら南イタリアの料理に舌づつみをうつ。夢のようなセッティング。これはホテルに貼ってあった写真を撮したもの。
→アマルフィ海岸編に続く
参考:「帰れソレントへ」
https://www.youtube.com/watch?v=-Ygp7-k7kus
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