北米西海岸のサンタモニカビーチとサンディエゴのパシフィックビーチを"どうでしょう"みたいにブラ歩きの旅。その1;まずは成田からロスに飛び、空港からはわき目も振らずサンタモニカビーチに直行の巻。
2017/04/28 - 2017/05/04
1位(同エリア79件中)
kakinosukeさん
- kakinosukeさんTOP
- 旅行記56冊
- クチコミ127件
- Q&A回答18件
- 177,544アクセス
- フォロワー36人
きっかけは、JALのマイレージの期限が迫っていたことから始まりました。
で、GWに向けて5泊7日の旅程で、ロス往復のビジネス特典航空券を予約していたのですが、これが全く取れる気配がなかったのです。
ロス便往復が取れたならラスベガスや、アンテロープキャニオンを巡ってこようと思っていたのですが、考えてみればロス便はビジネス・観光の客でいつも満席ですものね。直接電話でJALに聞いてみても、「お客様の特典航空券の予約順番待ちは10番目以降です。」などという希望の見えないつれない返事でした。
通常は特典航空券は2席ぐらいしか、用意されていませんしね・・・
そこで一計を案じ、最近開設されたサンディエゴ便の往復ビジネス特典航空券を予約し直したのです。
するとGW1か月前になって、突然サンディエゴからの帰国便のビジネス席のみ確保できたという連絡が来ました。
帰国便だけってどうよ!!!行きの便が取れなかったら自動的にキャンセルになるじゃん!!!
さて、そこから目まぐるしく勘案開始です。
サンディエゴには昔出張で行ったことがあるのですが、その時は仕事のみでサンディエゴを満喫することはできませんでした。そこで、今回はサンディエゴ満喫の旅にしようかなって思っていたのですが・・・
でもサンディエゴだけで5泊はちょっと飽きちゃうかなって思い、行きのロス便を実費で確保して2都市周遊なんてどうかなって考えました。
妻に相談したところ、「いいんじゃない。ロスではサンタモニカビーチ、サンディエゴでは有名なミッションビーチかパシフィックビーチに滞在すれば、ビーチリゾート巡りできるじゃない!」と楽しそうなかつ建設的な意見をいただき、その線で旅程を組むことにしました。
で、早速JALマイレージクラブ特典航空券デスクに電話したところ・・・
「片道特典航空券が取れている場合、ネット予約ではなく電話予約に限り!!!・・・、片方の航空券を割安で販売できるシステムになっている。」と説明されました。
「ホームページにはそんなこと書いてありませんよね。」と言ったら・・・
「はい、電話でお問い合わせがあった場合のみ、特別料金でご案内しています。」だって・・・
「フムフム、あくまで特典航空券は発行したくないし、出来るだけ正規料金販売したい訳ね。」
電話で直接聞かずに、このことを知らなかったら、バカみたい!!!
で、値段を聞いてみると・・・
プレミアムエコノミーの場合でも、通常片道料金で40万円オーバー!!!
でも上記の条件で特別割安になると18万円になるとのこと。
しかも、マイルを使ったビジネスクラスへのアップグレード権もあるとのことでした。
妻にもこれを説明したところ、「プレエコでもいいよ。行きのロス便なら8時間半ぐらいでそんなに時間もかからないし。アップグレードできたらラッキーみたいなつもりでいいんじゃない。むしろ飛行時間の長い帰りの便のビジネスが取れているからラッキーよ。」と、ご納得。
早速行きのロス便をプレエコで確保することにしました。
それからはホテルの手配やら現地の公共交通機関の確認などいつものルーティンでした。
そうしながらもこまめにビジネスクラスへのアップグレードの可能性を確認していましたが、ついにアップグレードは叶わず!!!
それでは・・・
ビーチリゾート好き夫婦の現地出たとこ勝負のブラ歩きの始まりです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
3時間前にJAL 62便のプレエコチェックインを済ませて、サクララウンジへ直行!!!
免税店には興味なし!!!
目指すはサクララウンジのカレーと牛丼!!!
まずはブランド牛(多分、佐賀牛か、飛騨牛)の肉ゴロゴロカレー。
サラダとみそ汁を添えて。
ご飯を少なく、カレーを多くしてお替わりも1回。
朝・昼食は食べてないので・・・
そしてまだまだ食べますよ・・・ -
今回、目についたのが牛肉量の多い特製牛丼。
「旨っ!!!」・・・「今後、サクララウンジの必須メニューとしてカレーと牛丼を指定食とすることをここに宣言する!!!」
これもお替わりです。 -
搭乗開始です。ラウンジでお腹いっぱい食べたし、プレエコだから食事もそんなに期待できないし、スマホにはたっぷりビデオなども入れてきたし・・・これを見ながら寝ちゃえばあっという間にロスだよねー。
言ってもエコノミークラスに乗るということで、ハンズで空気式首枕も買って準備してきたしねー。
・・・ところがこの首枕・・・はめているのは私だけ???
えっ?・・貧乏くさいの?
妻も「恥ずかしいから、やめなさい!!!」って。
で、この首枕・・・フットレストに降格です。 -
プレエコの座席。
足元、広っ!!!
座席にはオットマン、足先にはフットレスト。
シェル形式の座席なので、前席は倒れてこないのです。リクライニングは少なめだけど、オットマンとフットレストの間に先ほど降格処分となった首枕を挿入すれば、座面はフラットになり、胡坐もかけました。 -
スマホを白いコードで充電端子に繋いて・・・
入れてきたビデオドラマ;ボーンズでも見ようかと思ったら・・・
機内エンタメにボーンズあるじゃん! 全話じゃないけど、4話ほど。
こっちを見ましょうかね。ヘッドホンはノイズキャンセルタイプだし、快適です。 -
夕食メニュー。あれっ? 結構いけてそう。
-
梅酢鶏と菜飯をチョイス。
これが、意外と美味しかった。
晩御飯として量は物足りないけど、それは織り込み済みでカレーと牛丼をたらふく食べてきましたから・・・ -
食後はボーンズを見ながらうとうと寝てたらもうロスに到着です。
飛行時間は8時間半ちょうど。
これぐらいの飛行時間ならプレエコの席でも十分かな?
全然疲れませんでした。ビジネスやファーストみたいなフルフラット座席で寝ていないので、かえって飛行機に乗って旅行した感があって、心地良く感じられました。
これはこれで有りですね。
現地時間のお昼前に到着です。 -
入国、通関もあっけなく通過し、到着ロビー1階の外に出て、空港内シャトルバスの乗り場で待っていても、なかなかバスが来ません。
近くのおじさんに聞いたら、「シャトルバス乗り場はは2階だよ。」だって!!!
「いやいや、シャトルは普通は(日本では)到着ロビーの外にあるでしょ!」
でここ2階に来てみたらバス停ありました。 -
で、待っていたらすぐ来ました。
Lot C 行きです。
これに乗って、サンタモニカ行きのバスが出る所まで行きます。
で、乗ってみると・・・ -
車内にはこんな掲示が・・・
まあ、行き当たりばったりの旅だとこんなもんですかね。 -
バスの乗り換え場所のLot C に来てみると・・・
すぐ傍を旅客機がバンバン着陸してきます。
これは何かなー? -
オーッ!!!
British Air の・・・A380 2階建てのエアバスじゃないですか!!!
初めて見て、しかも間近でカメラで捉えられました。
これがあるから、ロスの空港はいいですねー。
飛行機写真家のメッカですもんね。 -
内陸部のロス市街行きのバスには目もくれず、いざサンタモニカにゴー!!!
サンタモニカ市営バスの「BIG BLUE BUS #3 サンタモニカ行き」に乗ります。
約40分の乗車時間ですが、料金はなんと・・たったの $1.25 です。
アメリカの公共交通機関の料金ってお安いですね。
しかも高いところから街を見まわせるし・・・
昔は空港でそのままレンタカーを借りるか、タクシーに乗るかしかしてなかったのですが、バス利用に慣れてくると、その窓から街を見まわせる開放感は素晴らしいなーって思えます。
是非皆さんにもお勧めします。 -
ホテル近くのバス停で下車。
ここまでの交通手段はGoogle Map で道順検索すればバス乗り場から乗るべきバス、そして下車バス停まですべて詳細に分かります。
便利な時代になったものですね。 -
歩いて数分で、ホテルに到着です。
勿論サンタモニカビーチ沿いで、サンタモニカピア(映画でよく出てくる遊園地付きの桟橋)に近いおしゃれなデザイナーズホテルです。 -
予約しておいた Ocean View Hotel です。ここには2泊する予定です。
ビーチ沿いにはあまり高層な大規模ホテルはなく、景観を考えてかこのような4階建てのおしゃれなホテルがたくさんあります。
ここをチョイスしたのはサンタモニカピアに激近く、しかも全室オーシャンビューだからなのです。
マイアミのサウスビーチ沿いのホテルもこんな感じですね。
一泊料金はちょっとお高めですが・・・
部屋からビーチが見えて、しかも海に沈む夕日が見れるのですからここは奮発しなくては・・・ -
部屋はもちろんツインベッドで。
熟年夫婦には、これぐらいの距離感は必要だなって思っています。
旅行となれば24時間、寝食を共にしますからね。
それはさておき、見てくださいこの清々しい清潔感!!!
まさにシーサイドリゾートを感じることのできるこの配色!
いいですね・・・ -
浴室、洗面台も白を基調に清潔感があります。
頭上据え付き固定シャワーのみでバスタブはありませんが、ビーチリゾートなので問題なし。 -
全室テラスにウッドチェアとデスク付き。しかもテラス自体も完璧なプライバシーがありますよね。
隣のお部屋の人を気にすることもありません。 -
椅子に座った時でもその目線はガラスウォールで、視界良好です。
目前の道路を挟んでその先にサンタモニカビーチ!!!
そのさらに先にサンタモニカピアが見えます。
夜になるとイルミネーションが綺麗ですよ。
ホテルと目の前の道路のロケーションは海岸段丘の上にあり、ビーチは段丘の下にあるのですから眺めは良いですよね。 -
夜になったらこのように素晴らしい夜景となります。
ちょっと時間軸を飛ばしちゃってますけど・・・ -
望遠レンズで見るとサンタモニカピアの遊園施設まではっきりとわかりますね。
人出も多いです。 -
広いビーチにはなんと有料ですが、駐車場まであって、大勢の人たちがビーチでも桟橋上でも散策していますね。
こんなビーチ日本にはありませんよね。さすが西海岸!!!
これら全部、部屋のテラスからの眺めなのです。
ではちょっとホテルを出てみましょう。 -
海岸段丘の「ヘリ」の公園のさらに「断崖のヘリ」まで来るとこの眺めです。
ああ!早くあそこまで行きたい!!!
-
ということで、桟橋の入り口までやって来ました。
おなじみのゲートです。
なんと桟橋の途中まで車でも入れるのです。
勿論桟橋の半ばの左側に広い駐車場もあるのです。砂浜の駐車場の他にですよ。 -
桟橋上から振り返るとサンタモニカの海岸段丘とカリフォルニアの青い空。
「ホテルカリフォルニア」の曲が脳裏に流れます。 -
桟橋上の遊園地なめからの青い空!!!
もう言葉も出ません。 -
桟橋のたもとにあるレストラン「ザ・ロブスター」へ向かいます。
嫌でも綺麗な海岸段丘が目に入りますね。 -
フォートラサイトの口コミを参考にさせていただいて、Open Tableという海外レストラン予約サイトでおさえておいたサンタモニカ最高級といわれる「ザ・ロブスター」レストランです。
日没時刻が7時半なので、予約は7時に入れておきました。 -
入り口から、店内フロアーに上る階段の壁に夕日に映し出されたヤシの木とお客さんの影。
オウ! 期待が膨らみます。 -
メインのロブスターのメニューです。
2段目の Grilled American Lobster $36 per pound (1匹の重量は 3 pound(1.36 kg))をシェアすることにしました。
お高いんでしょう?
$118 = \ 15000ぐらいですかね。
口コミでは「一人一匹だと量も多いし、第一高すぎるって!」
と書いてあったのでシェアすることにしたのです。
これが大正解!!! -
で・・でかい!!!
半身でこれですか!!!
手前が半身で、奥がハサミの部分です。 -
このロブスター専用の殻割と身をほじくるにはチョット大きめのフォークが添えられます。
やっぱり日本の蟹専用のフォークのほうが絶対使いやすいですよね。
爪の身をほじくりだすのは面倒でした。
でもお隣のテーブルのご高齢の男性は一匹丸ごとこの道具で綺麗にお召し上がりになっていました。
私は半身で十分なのに、ご高齢で細身の体型なのにどうして?
-
そうこうしているうちに、日没です。
残念ながら地勢的に日没は海に突き出た岬の上に・・・ -
他にはサラダと・・・
-
魚貝のポタージュ。
もうこれだけでおなか一杯!!!
デザートはもういただきません。
昼間っから食べ過ぎていましたから・・・
カレーと牛丼を2杯づづだったものね。 -
チェックです。
あれ?ロブスターちょっと小さめだったのかな?
$10ほどお安くなっていました。
あっ、チップは20%にしておきました。
日本人は松竹梅ならば真ん中の梅をチョイスする傾向があるのです。 -
お店を出て振り返ればこの光景!!!
9時過ぎているのにこの賑わいです。 -
後はホテルに戻って・・・
おやすみなさい。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
kakinosukeさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
40