2017/04/27 - 2017/04/27
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AandMさん
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ダブリン滞在中に、北アイルランドの1日バスツアーに参加しました。ダブリンから世界自然遺産のあるジャイアンツ・コーズウエーまで約260 km、合計12時間のバスツアー(65ユーロ)です。古城や有名な吊り橋も訪問スケジュールに組み込まれています。ツアーチケットはダブリン中心部にあるツーリストオフィスで購入しました。朝6時半の出発ですので、ホテルで朝食をとる時間はありません。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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出発10分前の6時20分にダブリン中心部の聖アンドリュー教会前に集合し、観光バスに乗車しました。
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これがツアーバスで、運転手が観光案内(英語)をしてくれます。高速道路を北に向かって1時間程の所にあるサービスエリアで30分のトイレ休憩です。ここで簡単な朝食を済ませました。
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更にバスは北に向かいます。途中にアイルランドと北アイルランドの国境がありますが、検問所もありませんので、気付かないうちに北アイルランドに入っていました。道路標識には北アイルランドのベルファストなどの地名が出ています。
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ベルファストを過ぎると、ロンドンデリーなど地名が出てきます。そろそろ観光の目的地に近づいてきました。午前11時ごろです。
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最初の観光スポットはバリマネー(The Dark Hedges)で、道路沿いの樹木トンネルで有名な場所です。アイルランドやイギリスでは、有名TV番組(The Game of Thrones)でこの場所が紹介された影響で、皆さん知っているそうですが、日本ではあまり知られてはいない場所です。18世紀にスチュアートファミリーが邸宅へ続く道路沿いに植えたブナの木が2世紀の時を経て、トンネル状になったものです。
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近くから見ると立派な樹木トンネルです。英国とアイルランドの有名な道路光景トップ12に入っており、沢山の写真家が撮影対象としているそうです。樹木の幹の歪みが印象的です。
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春ですが北アイルランドはまだ寒く、樹木の葉は殆ど芽吹いていません。夏には葉が繁り、立派な樹木トンネルになることが想像されます。
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さらに30分程進み、次のスポットに到着しました。キャリック・ア・リード(Carrick-a-Rede)吊り橋です。この場所は毎年20万人以上の観光客が訪れる観光スポットになっています。
キャリック ア リード吊り橋 建造物
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入場料が7ポンドですが、観光ツアー料金に含まれていました。
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ゲートを通り過ぎて15分程先に進むと海岸線に出てきました。
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見事な絶壁海岸が続いています。吹く風は冷たく、雨もパラパラ降っており体感温度は5~6℃程度です。
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吊り橋の案内看板です。全長20m、高さ30mの吊り橋で、定員は8名となっています。現在の橋は、300年以上前から漁師が本土とサケ漁をする小島の間を繋ぐ吊り橋として使っていたものを2008年に1600ポンド以上の費用をかけて丈夫な吊り橋に架け替えたものだそうです。
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吊り橋入り口で、階段を少し下ると吊り橋に到達しました。
キャリック ア リード吊り橋 建造物
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結構風もあり、吊り橋はユラユラ揺れています。
キャリック ア リード吊り橋 建造物
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上方から見た吊り橋を渡る観光客です。30 m下は海岸岩で、波が逆巻いていました。
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橋を渡ります。鋼鉄製ロープで支えられていますが、一歩進む毎にユラユラと揺れました。
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吊り橋を渡った先にあった注意看板です。「周囲は絶壁で防護壁も無いので、転落しないように注意してください」、と書いてあります。
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吊り橋両側には、係員がいて人数チェックをしていました。
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吊り橋観光の駐車場前には、トイレと小さなショップがありました。コーヒーを飲んだり、土産物を買ったりすることが出来ます。
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吊り橋からバスで5分程走ったところにあるレストランで昼食です。
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アイルランド料理を中心に、数種類の中から自分で好みの料理を注文します。北アイルランドは英国ですので通貨はポンドですが、ユーロも扱ってくれました。飲み物込みで15ユーロでした。
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昼食後、ジャイアンツ・コーズウエーを見学します。1986年に世界自然遺産に登録された石柱群で有名な場所です。
ジャイアンツ コーズウェイとコーズウェー海岸 海岸・海
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ジャイアンツ・コーズウエーへの入り口です。ここから徒歩なら約15-20分、小型バスでは5分程の距離です。
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これが小型バス(有料)で、大部分の観光客はバス利用で石柱群に向かっていました。
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六角柱状の珍しい石が一面に分布していました。特異な光景が広がっています。
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海岸際まで石柱群が連なっています。
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石の形が揃っています。
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海岸には波が打ち寄せ、沢山の昆布がありました。アイルランドでは昆布を食べる習慣は無いようです。
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六角形状の揃った大きさの石柱群の先端は平坦になっています。
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石柱群を横から見ることができる場所で、なかなか迫力があります
ジャイアンツ コーズウェイとコーズウェー海岸 海岸・海
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石柱の合間に咲いていた草花です。可憐で美しい小さな花です。
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タンポポも寒い中、しっかりと咲いていました。
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ジャイアンツ・コーズウエーから数キロの海岸沿いに古城がありました。ダンルース城遺跡で、13世紀に建設されたそうですが、現在は廃墟です。言い伝えでは、断崖にあったキッチンが崩壊落下して以来、城主の妻が住むのを拒否し、廃墟になっていったそうです。この地方で最も大きな城遺跡です。
ダンルース城 城・宮殿
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観光バスは南下して、再びベルファストに戻ってきました。高速道路を離れ、ベルファスト市内に向かいます。
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ベルファスト市内です。きれいな街並みです。
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ベルファスト市庁舎前でバスが停車しました。ここで1時間の自由時間です。前方に見えるのは市庁舎で、1888年のビクトリア女王の時代に建設されたものです。
シティホール (ベルファスト) 建造物
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見事なビクトリア様式の建造物です。有名な政治家の石像も建っていました。
シティホール (ベルファスト) 建造物
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市庁舎の案内看板です。1時間の自由時間を利用して、タイタニック博物館を訪問することにしました。市庁舎から博物館までは3km程の距離がありますので、タクシーを利用することにしました。ただ、ユーロ圏のダブリンからきましたので、英国通貨ポンドを持っていません。タクシー運転手と交渉して10ユーロで博物館まで行ってもらうことができました。
シティホール (ベルファスト) 建造物
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タイタニック博物館入口です。タイタニック号はベルファストの造船所で建造され、1912年4月の処女航海で氷山と衝突して沈没しています。この博物館は遭難100周年を記念して建造されたもので、新しい博物館です。
タイタニック ベルファスト 博物館・美術館・ギャラリー
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入口には象徴的なスタイルの像がありました。映画のシーンが思い出されます。
タイタニック ベルファスト 博物館・美術館・ギャラリー
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入場券売り場です。午後3時半過ぎで閉館まで時間もなかったため、行列はありません。
タイタニック ベルファスト 博物館・美術館・ギャラリー
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入場料は18ポンドでした。見学時間は30分程しかありませんが、駆け足で見学することにしました。
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入口です。
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タイタニック号の写真が展示されています。
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建造されたベルファスト造船所から英国のサザンプトンを経由して米国に向かう処女航海のルートが説明されていました。
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タイタニック号に積まれていた避難用ボートの複製です。
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博物館からタイタニック号が建造された造船所場所を見学することができます。
タイタニックス ドック & パンプ ハウス 建造物
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タイタニック号に乗船していた様々な人物の物語がパネル展示されています。時間がないのでゆっくり説明を読んでいる時間はありませんでした。見学終了後、急いでタクシーを捕まえて、ユーロ支払交渉を行って、バスツアーの集合場所である市庁舎前まで戻りました。
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市庁舎前の集合場所です。何とか集合時間に間に合いました。
シティホール (ベルファスト) 建造物
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北アイルランドのベルファストからアイルランドのダブリンまでは約180 kmで、バスで3時間程の距離です。途中、来る時に立ち寄った高速サービスエリアに寄って15分の小休憩を取った後、ダブリンの出発点に戻りました。夕方の7時前の到着でした。
時々雨もパラつきましたが、天候にも程々恵まれ、北アイルランドの代表的な観光スポットを見学することができました。海岸絶壁に架けられた吊り橋が印象に残りました。
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