2017/04/23 - 2017/04/29
189位(同エリア663件中)
AandMさん
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4月末、ダブリンに5日間滞在しました。アイルランドは英国の一部として発達してきた歴史もあってスコットランドやウエールズのように古城が多いことでも知られています。ダブリン郊外にある最も古い城の一つであるマラハイド城、そしてアイルランドを代表するビール醸造メーカであるギネス・ストアハウスを訪問しました。
ダブリン滞在中に体験したレストランの料理、味は予想外に良かったと思います。歴史や自然に恵まれた観光名所があり、美味しい飲み物と料理に巡り合えると、良い印象が残ります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マラハイド城はダブリン北方約20kmにあり、バスや郊外電車で行くことができます。ダブリン市内のコノリー駅から電車でマラハイド駅まで行くことにしました。コノリー駅の様子です。チケット購入した際、駅員がマラハイド行の電車は7番線から出発すると教えてくれました。入場は自動改札です。
コノリー駅 駅
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改札を通って構内に入ると、プラットフォームは1番線、2番線の2本しかありません。7番線が見当たりません。
駅員が、前に進むと他の番線があることを教えてくれました。構内を進んで7番線を目指します。 -
7番線に電車が入ってきました。終点がマラハイド駅の列車で、約30分の乗車です。朝夕のラッシュ時には結構混んでいるそうですが、ラッシュ時間外だったので空席がありました。列車内に、「前席に足を乗せると罰金」の表示がありました。要注意です。
コノリー駅 駅
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マラハイド駅に到着しました。駅前には立派な教会がありました。マラハイド城入り口まで、駅から徒歩で約20分ほどです。城は広大な緑地に囲まれており、一部は公園になっています。樹木に覆われた公園内の道を進むと、城の入場券を販売しているAVOCAに到着します。簡単な食事もできるカフェ、土産物店、観光案内所などがあります。
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これがAVOCAです。外見は古い石造りの地味な建物ですが、内部は現代的に改装されています。
古風な入口外見だが中は現代的で清潔感あるカフェ兼案内所 by AandMさんアボカ マラハイド ストア フードホール & カフェ 専門店
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マラハイド城と庭園への入場券を購入します。マラハイド城は、ガイド付のグループ見学形式になっています。指定時間に城の入り口に集まります。待ち時間を使って、庭園見学をすることもできます。
古風な入口外見だが中は現代的で清潔感あるカフェ兼案内所 by AandMさんアボカ マラハイド ストア フードホール & カフェ 専門店
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AVOCAから徒歩数分でマラハイド城に到着します。城に付属した丸型の塔は、ダブリン城そして英国のウインザー城にある丸い塔とも似ているように感じます。
ダブリン郊外にある伝統を伝える貴族館と庭園、マラハイド城 by AandMさんマラハイド城と庭園 城・宮殿
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城前には広大な庭園が広がっています。城周囲の緑地は260エーカー(1.1平方キロ)もあるそうです。
ダブリン郊外にある伝統を伝える貴族館と庭園、マラハイド城 by AandMさんマラハイド城と庭園 城・宮殿
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緑地周辺に美しい草花が咲いていました。名称は分かりませんが赤紫の花です。
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他ではあまり見かけない種類の花です。
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白ユリのような、スズランのような草花も咲いていました。
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見学開始時間になりましたので、マラハイド城の入り口に集合しました。20名ほどのグループで、世界各地から来た観光客です。小学生程度のチビッ子も3名ほどいました。
ダブリン郊外にある伝統を伝える貴族館と庭園、マラハイド城 by AandMさんマラハイド城と庭園 城・宮殿
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見学が始まると、案内ガイドがマラハイド城およびこの城の所有者であったタルボット・ファミリーの話をしてくれました。タルボット家は英国から12世紀の初めに英国王ヘンリーII世と一緒にアイルランドに来て、以来1975年まで800年以上もこの地の領主を務めたとのことです。シェ-クスピアの物語の中に、ここに住んだタルボットの名前が登場しているそうです。
アイルランドや英国の歴史に興味のある観光客ならとても面白い話ですが、小学生のチビッ子には多少退屈だったようです。ダブリン郊外にある伝統を伝える貴族館と庭園、マラハイド城 by AandMさんマラハイド城と庭園 城・宮殿
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壁際に沢山の肖像画が架かっています。この城に住んでいた方々のようです。
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城の中で最も広いダイニングルームです。この部屋に関係するタルボット家の人々の話をガイドがしてくれました。800年に及ぶマラハイド城の歴史の中で、アイルランドや英国に関連する複数のイベントがあったようです。歴史の複雑さと重みを感じました。
ダブリン郊外にある伝統を伝える貴族館と庭園、マラハイド城 by AandMさんマラハイド城と庭園 城・宮殿
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城内ツアーは1時間程でした。その後、付属の植物園を見学しました。この植物園は、7代目タルボット男爵が作ったもので、特に南半球にある珍しい植物が植えられています。温室が7つもあります。この植物園では、約5000種類の植物が育てられているそうです。
ダブリン郊外にある伝統を伝える貴族館と庭園、マラハイド城 by AandMさんマラハイド城と庭園 城・宮殿
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珍しい赤い花が咲いていました。南半球の植物でしょうか。
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赤紫の花です。
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黄色の花も咲いていました。
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赤い実をつけた樹木です。
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小さな沢山の紫色の花をつけた樹木もありました。
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なかなか見事な花です。
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南方系の暖かな場所が原産地の植物用に、このような温室もありました。
ダブリン郊外にある伝統を伝える貴族館と庭園、マラハイド城 by AandMさんマラハイド城と庭園 城・宮殿
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タルボット男爵の温室や植物園に対する思い入れも説明されていました。
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植物の由来なども説明されています。
草花や植物に興味のある方々には、とても印象的な植物園だろうと思います。植物に思い入れが深くない観光客にとっても、美しい変わった花々に出会えるのは楽しいことです。 -
マラハイド城、庭園、そして植物園を見学して、マラハイド駅に戻ってきました。夕方4時過ぎで日が傾いてきましたが、まだ太陽が照っています。駅前の教会が青い空に映えています。
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マラハイド駅舎です。伝統を考慮した味わいのある駅舎だと思います。30分程乗車してダブリン市内のコノリー駅に戻ってきました。
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コノリー駅からホテルに戻る際に、路面電車(ルアス)を利用しました。コノリー駅はルアスの始発駅でもあります。切符は自動販売機で購入できました。
コノリー駅 駅
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次の日、アイルランドの有名なビール醸造所のギネス・ストアアウスを訪れました。ダブリン中心部から西方約2kmの場所にあります。歩いて30程で到着しました。ストアハウス入口です。
ビールテースティングも出来るギネス ストアハウス by AandMさんギネス ストアハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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入口を入ると入場券販売所があり、販売員のお姉さんがにっこりと微笑んでくれました。この場所はギネスが1902年に建設した醸造所を、2000年に改造して見学者用にオープンしたものでこれまで400万人以上の見学者が訪れたとのことです。
ビールテースティングも出来るギネス ストアハウス by AandMさんギネス ストアハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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ストアハウスの案内パンフレットです。1階にショップ、2階にはテースティングルーム、5階にはバー&レストランなどがあることが説明されています。なお、アイルランドでは2階を1階と呼び、1階はグランドフロアーとなります。英国流です。
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入場して直ぐに見学するのは、ビールの製造工程です。
ビールテースティングも出来るギネス ストアハウス by AandMさんギネス ストアハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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製造したビールは樽に詰められます。木製の樽が多数展示されていました。現在では金属製の樽が用いられていますが、木製樽の方が何となく美味しそうな感じがします。
ビールテースティングも出来るギネス ストアハウス by AandMさんギネス ストアハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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ギネスを象徴するオブジェのようです。
ビールテースティングも出来るギネス ストアハウス by AandMさんギネス ストアハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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テースティングルームでは、ビールの楽しみ方などを数分説明してから、小さなコップにギネスビールが注がれます。
ビールテースティングも出来るギネス ストアハウス by AandMさんギネス ストアハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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テースティング用のギネスビールでコップの大きさはウイスキーグラスより小さ目です。良く冷やされており、まろやかな味がしました。テースティングのお代わりはありません。
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ギネスの歴史を展示したコーナーにあったギネスおじさんで、ビールがたっぷりと入った大きなグラスを勧めてくれています。5階にあるレストラン&パブでは、入場券を示すと、大きなコップに注がれたギネスビールを1杯提供してくれます。
ビールテースティングも出来るギネス ストアハウス by AandMさんギネス ストアハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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ギネス・ストアハウスにはビールだけでなく、コーヒーや紅茶、クッキーなどをサービスしてくれるコーナーもありました。甘党にとっても、訪問して楽しい施設だと思います。出口には沢山のタクシーが待機していました。ビールで酔っぱらっていても、タクシーならホテルまで楽に戻ることができます。
ビールテースティングも出来るギネス ストアハウス by AandMさんギネス ストアハウス 博物館・美術館・ギャラリー
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ダブリン滞在中に、アイリッシュダンスを見る機会もありました。美人の活発なお姉さんがアイルランド音楽に合わせて、早いテンポの軽快なダンスを披露してくれました。美味しいお酒と音楽にダンス、これに加えて食事が良ければ最高です。
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テンプルバー地区で昼食をとりました。その時に訪問したハンバーガー・ショップです。
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名詞の片面にはレストランの名称(BUNSEN)、裏にメニューがありました。この店の名物ハンバーガーを注文しました。
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ハンバーガーが出てきました。見掛けは普通ですが、味は良好です。日本の有名店ハンバーガーと同等以上の感じでした。
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昼前でしたが、レストランはたちまち満席となりました。評判店のようです。
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ダブリンに美味しいタルトに出会えるカフェがあると聞きました。クイーン・タルトで、お菓子好きには有名な店だそうです。テンプルバー地区の南側、市庁舎の道路向かいにある小さなカフェです。
店内にはショップとカフェがありますが、結構混んでいます。何とか空席を見つけて、店内でタルトを注文しました。絶品タルトを味わえるダブリンの小さなお店 by AandMさんクイーン オブ タルツ カフェ
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エスプレッソ・コーヒーとタルトの組み合わせです。繊細な美味しさを感じました。
絶品タルトを味わえるダブリンの小さなお店 by AandMさんクイーン オブ タルツ カフェ
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フィッシュ&チップスは英国が有名ですが、海に囲まれているアイルランドの名物でもあります。滞在していたホテルに近いオコンネル通りにあるフィッシュ&チップス専門店(Beshoff’s)です。
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フィッシュの種類として、タラの他にカレイなど数種類の魚がありました。仲間も一緒でしたので、全種類のフィッシュを注文しました。味の違いもあるような感じもしましたが、良く分りません。素材の味を生かした素朴な調理法だと感じました。ポテトもたっぷりありますので、満腹になります。
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ホテル向かいにあったアイルランドの伝統料理レストランです。4星ホテル(The Gresham Hotel)に付属したレストランです。ここで軽めの夕食を取りました。
リウ プラザ ザ グレシャム ダブリン ホテル
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アイルランドの伝統料理、アイリッシュシチューです。数種類の野菜と羊肉が、絶妙のバランスで調理されていました。分量も多く、付け添えのパンを食べれば十分な分量だと思います。アイルランドの家庭料理ですが、大変美味しい料理だと思いました。
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ダブリンのピザレストラン(Milano Clarion Quay)で昼食をとりました。リフィー川北岸にあるレストランです。昼食時には沢山の人が入ってきました。
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イタリア風のピザで、値段も高くないので、コスパも良くて満足感がありました。
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夕食をオコンネル通りにあった和食レストラン(Fujiyama Restaurant)でとることにしました。2階にあり、寿司の表示が出ています。
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天丼を注文しました。大きなエビ天がご飯の上に乗っかっています。アイルランドではエビ価格が安いのか、とても大きいエビです。付け添えの野菜、味噌汁の味は合格ですが、エビ天が和食基準ではありません。使用している油とコロモがくどくて、お腹にもたれる感じです。完食すると、腹を壊しそうなので、半分以上残してしまいました。油と小麦粉が、どうも別物のようです。仲間は寿司を注文していました。寿司にすれば良かったと反省しました。
海外の和食は当たり外れがあり、ヨーロッパではハズレが多いように思います。中華あるいはインド料理の方が価格も安く、無難な感じです。 -
ダブリン滞在最終日の夕食で、再び滞在ホテル前のアイルランドレストランを利用しました。前回は、家庭料理代表のアイルランドシチューでしたが、今回はステーキを注文しました。アイルランドは農業国ですので、ステーキを体験しないで帰国する訳にはいきません。
リウ プラザ ザ グレシャム ダブリン ホテル
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ステーキでミディアム・レアす。値段はアイリッシュシチューの3倍程で、決して安くはありません。味は?ごく普通のステーキでした。アイリッシュシチューを3回楽しんだ方が、コストパーフォーマンスが良いように感じました。
期待通りでない料理にも遭遇しますが、チャレンジも大切だろうと思います。食では、今回、ハンバーグとアイリッシュシチューが印象に残りました。
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