英国航空のPエコノミークラスで東京-ロンドン-ダブリン往復

2017/04/23 - 2017/04/29

4月下旬にアイルランドのダブリンを訪問しました。連休前だったため航空券価格もそれ程高騰してはいません。通常はスターアライアンス系のANA, LHを利用するのですが、今回、安め運賃の英国航空(BA)を利用しました。セキュリティーチェックなどで行列待ちで時間がかかるロンドン・ヒースロー空港(LHR)経由になるのは嬉しくありませんが、価格優先です。また、BAプレミアム(P)クラスは早めに購入すると、エコノミー価格に比べてそれ程高くはありません。Pエコノミーを利用して、東京とダブリンを往復しました。

エリア ダブリン(アイルランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: その他
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港のBA便の搭乗ゲートです。パイロットなどの乗務員が飛行機に乗り込んでいきます。もうすぐ搭乗手続き開始です。

成田空港第2ターミナル 空港

窓越しに見える搭乗機です。尾翼の模様が英国航空便であることを示しています。

成田空港第2ターミナル 空港

機内のPエコノミー席です。場所はビジネスとエコノミーの間です。1列の座席数は2-3-2で、後方のエコノミー席の3-3-3よりは少なく設定されています。席の横幅と前後の距離が少し広めです。隣席との間に、飲み物トレー付でテーブルを収納した仕切りがあります。10時間以上のフライト時間をチョッピリゆったり気分で過ごせそうです。

座席にあったヘッドホン、キットセット、コントローラです。キットセットには、歯磨きセット、耳栓、アイマスクなどが入っていました。オーディオやムービー観賞用のヘッドホンも立派な感じです。

前座席裏に設置されているディスプレー画面の表示は、英語です

離陸すると飲み物サービスがありました。ビールと白ワインを頼みました。エコノミーではプラスチック製が一般的ですが、Pエコノミーではガラス製グラスです。ちょっぴり差があるように感じました。

食事が出てきました。布テーブルナプキン、立派な箸、ナイフ、フォーク、スプーンがついています。チョッピリ贅沢な食事を美味しく頂きました。

食事後、時間がたっぷりありますので、ムービーを見ることにしました。画面操作をして、日本語吹き替えのムービー一覧にたどり着きました。

32件のムービーの音声を日本語で聞くことができます。各種ジャンルの組み合わせから、自分の好みを選択します。

選択したムービーの概要は日本語で説明されていますし、音声は日本語ですので十分楽しむことが出来ました。

ムービーを3本程見て、2度の食事をとっていると、間もなくロンドン・ヒースロー空港(LHR)に到着です。

BA便はLHRのターミナル５に到着しました。このターミナルはBA専用です。ここで別のBA便、ダブリン行きに乗り換えです。通路を進んで、セキュリティーチェックに向かいます。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

幸いにもセキュリティーチェックは混んではいませんでした。10分程で、無事に完了です。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

LHRでは乗り換えに時間を要することを考慮して、乗り継ぎ便への時間を3時間程確保していました。
ANA便などではPエコノミーだとビジネスラウンジを利用できますが、BA便では使用できません。T5にあったスターバックスで時間待ちをしました。

次の便の搭乗ゲート案内は、出発時刻の40分から1時間前になると表示されます。表示に従って、搭乗ゲートに移動しました。

搭乗ゲートで、「キャスター付の小型トランクは、次の便は大きくないので、機内に持ち込めません」、「飛行機入り口で係員にトランクを渡して下さい」、と告げられました。トランクを持った他の乗客と一緒に、搭乗ゲート入口の飛行機側で暫く待っていました。他の乗客はまだ搭乗ゲートの外側で搭乗開始を待っています。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

機内への搭乗がOKになったので、トランクを係員に預けて機内に入りました。結果的に、トランク持参の乗客が優先搭乗することになりました。航空券はPエコノミーですが、LHR-DUB間は通常のエコノミー席です。食事サービスはありませんし、軽食（サンドイッチなど）や飲み物は有料で、クレジット決済でした。短い距離ですので、何も注文しませんでした。1時間半程の飛行でダブリン空港(DUB)に到着しました。

現地時間の夜の10時頃です。飛行機のタラップを降りて、歩いて空港建物に向かいます。

ダブリン空港 (DUB) 空港

空港の建物内を進み、入国審査に向かいます。夜も遅いため混んではいませんでした。5分程で入国審査も完了し、タクシーでダブリン市内のホテルに向かいました。

ダブリン空港 (DUB) 空港

ダブリンでは5泊しました。天候にも恵まれ、仕事も何とかこなし、さらに観光もできました。これはダブリン市内のクライストチャーチ大聖堂です。見事な大聖堂です。

クライスト チャーチ大聖堂 寺院・教会

これから帰国です。ダブリン空港のBAチェックインカウンターです。LHRと違って混んではいませんので、速やかにチェックイン手続きをすることが出来ました。DUB-LHR便の飛行機は大きくありませんので、小型トランクを預け入れ荷物として東京NRTまで送ってもらうことにしました。

ダブリン空港 (DUB) 空港

空港のセキィリティーチェック、10分程で通過することができました

ダブリン空港 (DUB) 空港

空港内には免税店がありました。

ダブリン空港にもスターバックスがありましたが、搭乗まで時間がありませんのでスキップです。

搭乗ゲート前の待合室の様子です。あまり混んではいません。

これからDUB-LHR便に搭乗です。

ダブリン空港 (DUB) 空港

搭乗ゲート前の表示には、我々の搭乗するBA827便は定刻の11:05に出発することが示されています。

滑走路を少しだけ歩いて、搭乗機に乗り込みます。

エコノミー席窓側から見たダブリン空港の様子です。離陸後、1時間程でロンドン・ヒースロー空港に到着しました。ターミナル５(T5)で、来た時と同じBA専用ターミナルです。

再度、T5内でセキュリティーチェックがありました。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

LHR空港内での乗り継ぎ便への待ち時間は2時間程でした。ラウンジも使えませんので、軽めの昼食を取ることにしました。和食レストランがありました。

ワガママ(Wagamama)という名の和食専門店です。入口には長い行列が出来ています。きっと美味しいに違いない、と期待して入店しました。

ワガママ (ヒースロー空港ターミナル5) 和食

メニューを見てチキンラーメンを注文しました。メニューは英語で日本語はありませんでした。価格は10ポンド（約￥1400）です。これがワガママのチキンラーメンで、焼きチキンが麺の上にドテーンと乗っかっています。スープと麺の味は？麺はボソボソ、スープはインスタント風味で、とてもラーメンと呼べるものではありませんでした。外国人はこれを美味しく感じるのか？本当の和風ラーメンを食べたことが無いのではないか、と感じました。

ワガママ (ヒースロー空港ターミナル5) 和食

これから搭乗するBAの東京便です。

ロンドン ヒースロー空港 (LHR) 空港

搭乗ゲート案内表示で、待合室の椅子に座って待つように表示が出ています。

待合室の椅子は空きも多く、混んではいない印象です。

搭乗が始まりました。

機内のPエコノミー席は、こちらに来る時に利用したNRT-LHR便と同様で1列が2-3-2の7席配置となっていました。椅子も付属のヘッドホンなども全く同じです。

離陸後、白ワインを注文しました。ワイングラスのサービスで、少しリッチ感があります。

夕食のメインはステーキです。和食レストランのラーメンに比べて、格段に良質の食事です。食事後は睡眠時間となります。ただ、今回は隣席の外国の方が照明を付けっぱなしで読書、ムービー観賞、お喋りをされため、休養できませんでした。アンラッキーな体験です。

LHRを離陸後8時間程でシベリアから日本海に航空機は入ってきます。朝食のサービスがありました。

イングリッシュ・ブレックファーストとオムレツから選ぶことができましたので、オムレツを選択しました。分量も程々で、美味しい朝食でした。

朝食を終える頃，機体は新潟に近づいていました。間もなく成田空港に到着です。

帰国便で利用したPエコノミー席です。広くはありませんが、隣席の人に恵まれれば特に不満はありません。

降機の際に通過したビジネスクラスの席で、進行方向に対して交互の配置となっています。横幅はPエコノミー席と大差ありませんが、フルフラットに出来ること、食事のレベルが高いこと、といった違いがあります。しかし、航空運賃もドーンと上昇します。

今回利用したBA便のPエコノミーは、価格と内容を考慮すると、効率的であったように思います。帰国便のビジネス席とエコノミー席には空席がありましたが、Pエコノミー席は満席でした。

成田空港第2ターミナル 空港