今年も行ってきました「霊岩王仁文化祭り」

2017/04/08 - 2017/04/09

韓国生活を切り上げ日本へ戻ることに決めて、年明けから日韓を行き来していましたが、銀行の手続きや引っ越しの手続きを含めて、今回が最後の滞在となりました。
滞在中には今年も全羅南道の霊岩で行われる「霊岩王仁文化祭り」に行ってくることが出来ました！
毎年楽しみにしているお祭りのひとつで、今年はとくに桜が満開な時期となったので、思わぬお花見まで楽しむことが出来ましたね。

エリア その他の都市(韓国)

今年も行ってきた「霊岩王仁文化祭り」のレポです！
例年桜の散りはじめた頃にお祭りが開催となっていたけど、今年は例年より桜の開花が遅かったため、お祭りの時期が桜の満開の時期と重なりました～！
そのためかお祭り会場にはお花見を兼ねてお祭り見物に来ている人達で大渋滞＾＾；

お祭りの名前になっている「王仁」というのは、百済時代の学者で若いころからその才能を買われ、日本に派遣されたという話が残っているのだとか。

その王仁が漢字や論語を日本へ持ち込み、日本の飛鳥時代の基礎を作ったとされています。
日本では「わに」という名前で習った人がこの王仁博士のことだそうですよ。

王仁に縁がある大阪の枚方市とは、友好都市の提携を行っていて、相互に交流が行われているみたいですね。

この王仁博士遺跡地には生誕の場所とされる場所が残っているほか、散策路もあり、地域の憩いの場となっているようでした。

日本と関係の深いお祭りということもあって、会場内には日本の衣装(浴衣)の試着体験や遊びの体験が出来るブースもあります。

日本の浴衣の他にも、韓国の昔の伝統衣装やほかの国の伝統衣装などの貸し出しを行っているブースもありましたよ～

そしてこの王仁博士遺跡地エリアの一番の写真スポットがこちら。
流れる水は少ないけど、川沿いに桜とケナリ(れんぎょう)が咲き乱れ、大きなカメラを抱えたカメラマンも多数見かけるポイントです。
この日もちょうど翌週に結婚式を控えているというカップルが結婚写真を撮りに来ていました！

午前中はうす曇りだったけど、お昼近くから徐々に天気が良くなってきて、陽が差してきましたよ～
広場では凧揚げしている親子連れがいました。

マンガ仕立ての王仁博士のストーリー紹介と、日本での王仁博士の扱いに関するボードがあったので、初めての人はこれを見ると王仁博士のことがわかるかも?!

このあとは「霊岩王仁文化祭り」と同時開催されていた「韓国伝統韓屋建築展覧会」を見学です♪

今年も行ってきた、全羅南道にある霊岩で行われた「霊岩王仁文化祭り」
喫茶ブースで霊岩郡の郡司(郡知事)さんを発見！

みなさんとご歓談中のようでしたが、私の姿を見つけて声をかけてくれました！
毎年外国人としてこのお祭りやプロモーションに参加していたので、顔を覚えてもらっているようです。
ちなみにこのチョン・ドンピョン郡司には２人の娘さんがいらっしゃるんですが、モデルのような美人さんなんですよーー。

霊岩郡司さんと記念撮影などを楽しんだ後は、上臺浦方面へと移動します。
途中見かけたのは、桜列車！
まさに車の中から桜を見ることができるので、桜見物をするにはこれに乗車するのも手ですね。

この「霊岩王仁文化祭り」と同じ会場では、毎年「韓屋建築博覧会」も同時開催されています。

博覧会の会場では、韓国茶道の体験コーナー(試飲)もありました。

ほかにも伝統遊びとしていろいろなものが体験できるようになっていて、なんと竹馬もありましたよ～
ただ韓国の竹馬は足を乗せる棒を横にして足を乗せるそうで。チャレンジしたけど難しかった！
私には足を棒と並行にして乗せるほうが楽です＾＾；

館内では韓屋の様式の変遷などの紹介のほか、体験コーナーもあり、多くの親子連れが参加していました。

館外では韓屋に使用される木材の種類や梁の組み方などを紹介しているブースがいくつもあり、そこでは職人さん達から直接話を聞くことができましたよ。

「韓屋建築博覧会」を見学した後は、この後に行われるパレードの終点、上臺浦にある食堂「上臺浦」にてプルコギビビンパのランチ♪
プルコギも柔らかくて、新鮮なナムルもおいしかったです！

中央にあるのはヘムルパジョン(海鮮チヂミ)ですが、卵が乗っているのが珍しいですね。
こちらあっという間になくなって、追加しちゃいましたっ(笑)

お腹もいっぱいになってゆっくり休憩していたいところですが、この後は「霊岩王仁文化祭り」のメインイベント、「王仁博士 日本へ行く」パレードが始めるので、ステージのあるエリアへと戻ります。