定点観測?! 桜の名所「慶煕大」と「汝矣島」の桜

2017/03/22 - 2017/04/12

韓国生活を切り上げ日本へ戻ることに決めて、年明けから日韓を行き来していましたが、銀行の手続きや引っ越しの手続きを含めて、今回が最後の滞在となりました。
韓国で過ごす最後の春ということで、私の中で毎年桜を観に行っている場所は外せないっ！といくつか駆け足で桜を見て回ってきました。

エリア ソウル(韓国)

ソウルにもいくつか桜の名所があるけど、周囲の雰囲気も合わせて素敵な場所がこちらの「慶煕大」

韓国の名門私立大学で、地下鉄1号線・中央線の回基駅が最寄り駅となります。

そしてこの時期ともなると桜の回廊が登場～！
こちらは4月2週目の月曜日の段階です。

奥に見えるエレガントな建築物は「平和の殿堂」と呼ばれるホールで、Kpopコンサートや映画賞の授賞式なども行われる由緒正しき場所なんですよね。

毎年この時期は学生だけでなく、多くの人が桜見物にやってきます。

どーんっ！
見事な重厚感ですよね。
中も素敵なんですよ♪

この「平和の殿堂」は高台にあるので、朝陽や夕焼けもきれいに眺められるポイントだったりします。

「平和の殿堂」の裏手には大きな桜の木があり、私は毎年この桜を見るのが大好きでした。
今年は例年に比べ、枝ぶりが小さかった気がしますが......

池の近くにも桜があり、ここで写真を撮っている人が多いですよ～

お花見のシーズンは芝生エリアで学生達が宴会(というかピクニック)をしています（笑）
学生達に混じって学生気分を楽しむのもありかも知れませんねー♪

大統領退任要求で連日騒々しかったであろう国会議事堂前です。
北朝鮮との緊張状態が続いた先日、桜を見るために国会議事堂前を通ったけど、とくに物々しくもなく緊張感も感じられませんでした。
(国会議事堂だからかな⁉)

さてさてソウル一の桜の名所である汝矣島ですが、今回は国会議事堂を正面に見て右側から見て歩くことにしました。
すでにこちらは満開でしたよ～

韓国の桜は日本のものとは違うけど、これはこれでかわいらしい花です。

こんなにぎゅっと集まって咲いているから枝が重そう……
日本では桜は見て楽しむものだけど、韓国では残念ながら見るだけでは満足出来ず、ボキボキ折ってしまうんですよね。
髪に刺して写真を撮ったり、ただ花束代わりに手に持って歩いたりするため、にです。
最近は日本に訪れる観光客数も伸びているようだから、日本では同じようには楽しまないでほしいと心から思いますね。

桜の時期になると桜祭りが行われ、歩道にもたくさんの花が並びます。
今回は桜祭りの日にはあたりませんでしたが、カラフルなチューリップが桜との鮮やかなコントラストを描いていましたよ～

桜祭りの際は歩行者天国になるけど、今年の桜祭りは満開の時期と一致しなかったようです。
夜になるとライトアップされてきれいなんですけどねー

歩行者天国ではないので、実際には車がガンガン通ります。
でも桜に見とれて渋滞しがち......

私もこんな満開の時期にこの桜並木の下を歩くのは久しぶり♪
国会議事堂前～汝矣島～セッカンまで地下鉄3駅分にもなる見事な桜並木です。

桜並木は少しずつ開花時期がずれており、例年見ているとセッカン側やKBSなどがある並木道の内側は開花が早く、国会議事堂側や川に面した並木道の外側は後からの開花となっているように思います。

国会議事堂やヨットハーバーがあるほうではまだ桜が散っている様子はなかったけぢ、セッカンのほうに歩いてくると桜吹雪が舞い散る瞬間を見ることが出来ました。

どこの局の放送かはわからなかったけど、ニュース番組なのか桜の開花状況などをお知らせする中継を行っていたようです。

毎年楽しみにしている桜見物。
韓国では日本のように桜の下で宴会をする文化はなかったけど、最近ピクニックをしたり、宴会をしたりする人が増えてきたみたい。
私も次回は桜の下で(日本式に)お花見したいなぁ（笑）