2013年中国新疆放浪記113・喀什散策06-5～喀什戻り。強者どもが夢のあと…

2013/10/01 - 2013/10/01

10月1日の続きで当日の最終話です。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11188381/

パミール高原を降りてくると、先程までの晴天が何処へやら、雨さえ降らぬものの、雲が沢山出て来てどんよりして来たり。
ガスが出て来たところ、未だ天候がマシなタイミングを見計らい、車を停めて散策しながら体をほぐしたりもしました。
長時間車にばかり乗っていると、そう言うタイミングも増やして気を紛らわせたりしなければ、折角の素晴らしかった景色の余韻がかき消されて仕舞いそうで。

ガスの中、途中の村で食事を済ませてからホテルへ戻りました。
この度も既に24日目なので、体が疲れやすくなって来ているのかも知れませんね。

明日は喀什で白タクを2台チャーターし、漸く目的地の莎車に到着です♪

エリア 喀什(中国)

帰りの「辺防検査所」。
先に車を降りて買い物する人やらトイレへ急ぐ人やらで賑わっていました。

ウチの女性陣（1人ですが）もトイレへ。

待ってる間、ゴミに群がるカラスを発見！

何か微妙な感覚に囚われながらシャッターを押す。

中国のカラス生態を観ていると、まるで中国人を観ているかの如く。

慣れてきたので、そこらをウロウロ。
あまり行き過ぎた行動をすると、別室へ連れて行かれ兼ねないので以下自粛…。

車に乗り込み再度出発！！
下の方まで降りてくると、少しガスってきた感じ。

野良駱駝さんはラクそうだ。

さっきまでのあの大きな湖の景色は、まるで夢だったかのよう。

ただ、川の綺麗な水を観ていれば、そのなごりを感じさせられた。
天山聖水って言葉が上手く填まる感じ。

野良駱駝（本当は家畜だよ♪）がたくさん。

アップにしてみました♪

山の模様が素敵だったので、、、

運チャンに言って車を停めて貰った。

逆光に浮かぶ川面の輝き。

ガスが無ければもっと見栄えが良いのだろうけど、今回の旅は、中々晴れが続かない日が多くて…。

川縁には樹木が似合いますなぁから。

ね。
この標高で漸くこの紅葉か…。
今回は真の目的は果たせないかも知れません。

目的とは、、、
「新疆ポプラの街路樹が、一斉に紅葉した様子を写真に納める」こと。

その旅の途中でも、深圳からの電話を処理する次男坊。

お！
何かこれも「大陸の風景」って感じが。

巻き上げた砂煙が凄い！
たった一台でこの演出！！

･･･と思って見ていると、、、

スリップストリームから出て来る小型ワゴン車が一台！！

対向車が来て慌てて元の斜線へ戻り、事なきを得ました。
砂煙舞い上がる道路なんて走らないので、日本人には難しい環境かな。

碧偉さんも黄昏れていました。

ここで特に綺麗だったのは、この対岸の山々。

上流側。

でもって対岸の山脈を一望するとこんな感じ。
右側1／3の部分、撮影漏れしていたようで、綺麗に繋がってませんが･･･(汗

牛が「勝手にオラの土地へ来るンじゃねぇど！」と言いながら押し迫ってきます！

でもって下流側の山脈。

全部繋げてみるとこんな感じで。

ここ、やたらと牛が多い村だったり。
国境の有るタシクルカンまで223km！
パキスタンとの国境地点クンジェラブ峠までは、更に約200kmの距離。
今回は行きませんけど。

ガスによって黄昏感がドンドンアップしてくる景色。

川岸の土壌には、何やら小動物の足跡が沢山見付かって、可愛い模様になっていました！

この「二」の字の跡って、どんな動物なんでしょうね。

子羊か？肉球が2つに割れてるのなら、案外駱駝の子だったりして。

草にピントをあわせて。

では、そろそろ出発しましょうか。

そこから少し走れば、、、

村に降りてきた感じですね。

家も沢山現れて、、、

防砂林が増えてきて、、、

道路も舗装状態が良くなってきたと思ったら、、、

これでももう夜の7時なので、ここ、居魯克巴什村で夕飯場所探し。

この赤テントの店に決定したみたいです。

画家爺ぃさんと運チャンがオーダーしてきました。
本場の正宗麺食、拌麺（ラグマン）で♪

トマトベースで仕上げた羊肉の具材をドバッと麺にぶっかけて、ガガガ～ッとかき混ぜて戴くのが、もう既に体に染み着いて儀式のようになっています。
このままホテルまで真っ暗だったので写真は有りません。

今日の車のチャーター費用は、ステーションワゴン車一台で600元。
別途ガソリン代も必要で270元と、カラクリ湖の入場料が一人50元でした。画家爺ぃさんは高齢者扱いなので、入場料は不要です。
それぞれ駱駝や馬にも乗ったので、その都度20元前後払っています。
以前は旅行会社に填められて、ワゴン車一台4,000元ほど取られましたが（1996年頃なので、現在換算で6,000元相当）、辺境証も不要で無料、車代も600元だなんて、手慣れて仕舞えばこんなに安くて済んじゃうんですね。
　

明日は莎車までの移動だけの予定なので、昼まで自由行動にしました。
それぞれ適当に過ごした後、午後2時か3時に出発します。

カラクリ湖行き、皆さんどうもお疲れ様でした！