2017/03/17 - 2017/03/29
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neisanさん
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マドリードからロンダを経由してアルヘシラスに到着。ここをベースに英領ジブラルタルへ日帰り旅行に出掛けます。イベリア半島の南端に存在するジブラルタル。かつての戦略的要所は、今でも地中海海上交通の要であることに変わりありません。スペインとはどのような関係になっているのか、アフリカ大陸とのつながりは?文化はどうなっているのか、やはり訪れてみなければ分かりません。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ロンダの朝を迎えました。いつものように?野菜が出てこないスペインの朝食をとり、今日はロンダ駅から終点のアルヘシラス駅へ向かいます。
ホテル マエストランサ ホテル
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ロンダ駅までは1㎞強ありますので、ホテルのチェックアウトと同時にタクシーを呼んでいただきました。日本円で500円に満たない料金です。荷物を運ぶついでに我が身を運んでいただくような気分です。
ロンダ駅に到着。アルヘシラス行きは1日に4本。発車案内が上り下り合わせて1画面に収まってしまいます。ロンダ駅 駅
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1日4本の貴重な列車が定刻を少し遅れ入線してきました。外見はMDの電車とよく似ていますが、ディーゼル気動車です。
ロンダ駅 駅
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車齢は決して若くないようですが、日本のディーゼルカーと比べると振動が少ない。電車に乗っているような感覚です。それにしても空いている。
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車窓に立ち寄ってみたくなるような街が見えてきます。
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アルヘシラスに到着。降りてくるお客さんが少ないですね。3両の固定編成に乗客は数えられる程度です。
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早速駅前でタクシーに乗り、ホテルへと向かいます。今日のホテルも駅から1㎞程度。
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ホテルグロバリス・レイナ・クリスティーナに到着。まだ12時前でしたので、レセプションで荷物を預かって欲しいとお願いしたところ、そのまま追加料金なしにチェックインされてしまいました。
グロバレス レイナ クリスティーナ ホテル
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部屋に荷物を置き、身軽になってホテル前の坂を下り、アルヘシラス港を目指します。
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海岸通りを渡り、駐車場の横を抜けてフェリーターミナルのビルに到着。
アルヘシラスフェリーターミナル 船系
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フェリー乗り場の手前の建物に入ると旅行代理店が並んでいます。さてどうしようかと思案していると、窓口の男性が「どうしたんだい?」と声を掛けてきました。以下英語でのやりとりです。
「モロッコ1日ツアーを探している」(私)
「やっているよ。いつ?」(男性)
「明日」(私)
「タリファ経由ですか?」(私)
「ノー、セウタだよ」(男性)
「59ユーロだよ」(男性)
「観光と食事付きだよ」(男性)
フェリーの往復料金が50ユーロ強ですので、かなりお得です。
「OK」(私)
「パスポート」(男性)
「キャッシュ、クレジット?」(男性)
「クレジットで」(私)
ここでバウチャーを作り
「向こうのビルのインフォルメシオ8:30だよ」(男性)
「了解、ありがとう」(私)
再度「インフォルメシオ8:30だよ」(男性)
これで明日モロッコへ行けそうです。アルヘシラスフェリーターミナル 船系
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無事モロッコツアーの予約を済ませ、港からバスターミナルへやって来ました。
ここから、路線バスでジブラルタルへ向かいます。バス バス系
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ターミナル内には、ここを起点とするバス会社の切符売り場が並んでいます。まずはここで、明後日に乗るセビリア行きの乗車券を購入。窓口の女性は訛りが強いものの英語で対応してくれました。
ジブラルタル方面に向かうバスは、ローカルバスですので直接運転手から乗車券を購入します。このことも窓口で教えていただきました。
バスがターミナルに入ってきました。ここからラ・リネア(ジブラルタルとの国境のある町)まで50分程度のローカルバス旅です。バス バス系
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アルヘシラスのバスターミナルから40分程度で、見覚えのある光景が見えてきました。ジブラルタルのシンボル「ロック」です。
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ラ・リネアのバスターミナルに到着。小さなターミナルですが、ここから長距離バスも出ています。町名からして「線」、まさに国境線の街です。
ラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオンのバスターミナル バス系
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ラ・リネアのバスターミナルを出て徒歩にて国境に向かいます。
ラ・リネア・デ・ラ・コンセプシオンのバスターミナル バス系
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数分も歩く内にロックが見えてきました。スペイン国旗のある場所が国境線です。
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国境ゲートに到着。車道横の歩道を出入国管理ビルに入っていきます。
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出入国管理ビルの入口です。小さな建物があり、中は自動化ゲートとここを通れない旅行者用の出国審査があります。パスポートを係官に見せるのみで通過。
このビルを出て数メートルのところにジブラルタル側の入国審査のための小さな建物があり、ここもパスポートを見せ、パスポートの電子情報のチェックのみで通過です。折角ここまで来たので、「入国記念にスタンプを」とお願いしたところ、係官が「ノースタンプ」。スタンプそのものが置いてありません。 -
ジブラルタルにあっけなく入国しました。入国審査の建物を出た所に両替がありましたが、今回はここを通過。市内のATMを利用します。
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ジブラルタル空港の滑走路を横断します。一般道と滑走路が交差する世にも希なポイントです。
ジブラルタル空港の滑走路 散歩・街歩き
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空港の中に入ってきました。
ジブラルタル空港の滑走路 散歩・街歩き
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当たり前のように自動車が横を走っています。
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ここは誘導路でしょうか。
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さすがイギリス領。2階建てバスがこんな所まで来ています。
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滑走路の中央まで来ました。地面を見ると飛行機の離着陸のため、滑走路と直角方向に溝が付けてあります。
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みなさん普通の道路の感覚で歩いていますね。
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ロイヤルエアフォースの格納庫。イギリス空軍ですね、やはりここはイギリス領です。
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滑走路を渡り切り市街地へ、背後は「ロック」です。
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街の中央にあるバスターミナル。ここから市街地各方面にバスが出ています。2階建てバスは滑走路を越えて国境まで行くことができます。
インフォメーションでバスの1日乗車券を買おうとしたところ、バス車内でと言われ、バスの運転手にはないよと言われ、結局何度も切符を買わされました。近距離でもスペインと比べ交通費が結構掛かります。ケースメイツ門 建造物
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街歩きを始める前に、少し遅めの昼食をと、インド人がやっているカレーの店に来ました。大エビ入りのカレーです。さすがにここはイギリス領、味はインド風になっていました。
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グレートシージトンネルへ行こうとバスに乗り、さらに峠道を歩いて登っている途中で、そこは閉まっているよと言われ、やむなく街中に戻ってきました。ジブラルタルは、本通りを外れた山の斜面は迷路のようになっています。バスも両サイド20㎝もない狭い路地を通り抜けていきます。バスに乗って狭い道を抜けただけでも結構面白い所です。
街の中心はイギリス風ですね。英語の看板、色遣いの違い、スペインとはなんとなく雰囲気が異なります。 -
街の中央に戻って来ました。次にここからバスで南端にあるヨーロッパポイントに向かいます。
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路線バスでヨーロッパポイントへ到着。バスの終点の隣は子供用の遊園地です。バスはポンド払いですが、ユーロでも受け付けてくれました。ここへ来るバスの運転手は1ユーロといい、帰りは2ユーロ払いました??
ポンド払いの方が安く乗れますが、10ポンド札を出したら拒否されました。ヨーロッパ ポイント (エウローパ岬) 海岸・海
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イベリア半島のほぼ南端(タリファの方が南です)。対岸のアフリカ大陸が霞んで見えます。
ヨーロッパ ポイント (エウローパ岬) 海岸・海
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国境への戻りは、折角ですので、バスターミナルより2階建てバスに乗ることにしました。ダブルデッカーバスは初体験です。
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滑走路をバスが走って行きます。右隣はスペイン方面へ歩く人たちです。
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バスの終点まで来ました。路上で降ろされ、ここから国境を再び歩いて越えます。
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国境を越え、再びスペイン領へ。短いジブラルタルの滞在でしたが、一度は訪れてみたい所です。
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ラ・リネアのバスターミナルに着きました。アルヘシラス-ラ・リネア間のバスは1時間に2~3本出ていますので、さほど時間を気にすることなく街歩きができました。
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ここから再びアルヘシラスへ路線バスで戻ります。
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アルヘシラスのバスターミナルからホテルまで徒歩でのんびり歩いて帰ります。ホテルに着き丁度日没となりました。
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ホテル内のホールです。デザインがアラビア風ですね。このホテルもハーフボード(2食付き)のオプションを付けておきました。
レストランに出向き、ウェイトレスさんにハーフボードのディナーに来た旨を告げると、アラカルトのメニューを渡されました。ハーフボードの場合、これまでセットメニューかビュッフェ方式でしたので、本当にこれを頼んでよいのかと確認したところ、もう少し英語の話せるウェイトレスさんが現れ、ハーフボードは隣のレストランですと案内、新たに席をセットしてくれました。この時、注文したガス入りミネラルウォーターも一緒に移動、代金の請求はなし! -
このホテルのディナーはビュッフェ方式ですが、きちんとテーブルがセットされ、料理もそれなりのものが並べられています。ビュッフェに生野菜があることがうれしいですね。リゾートホテルですので、泊まり客もみなハーフボードの予約をしているようです。
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ビュッフェ方式とはいえ、いつものように2皿と食後のデザートです。食べ過ぎの日々が続いています。
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夕食を終え、ホテルのテラスに出てみました。夜になっても冷えることなく外はとても爽やかです。
明日はモロッコへ向かいます。
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