2017/04/23 - 2017/04/23
2197位(同エリア4231件中)
ジバゴさん
今回の旅の重要な目的は2つのお茶の美術展を観覧することなのです。
一つは上野の東京国立博物館で開催されている「茶の湯」展
もう一つは竹橋の東京国立近代美術館での「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」の2つである。
そのうえ、「茶の湯」展は展示替えがあり、前後の展示を観るためには一日置いて23日と25日の二度足を運ぶことにした。
そうして、当初の計画では、竹橋の「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展は23日午前中に「茶の湯」展を見て午後に行くことと計画していたのだが諸々の事情で行けずに25日午前中にいくことになった。
本編はその一日目の23日分である。
- 旅行の満足度
- 4.5
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宿のある横濱石川町からJR京浜東北線に乗って鶯谷駅で降りた。
いつもは上野駅から東博に行くのが定番ですが情報に拠るとコチラのほうが近いということがわかった。 実際に行ってみたら早かった。 -
ホームのベンチに座ると墓地が見える。 眺めながらコンビニで買ってきたおにぎりを食べる。 本日は晴天なり。
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東博に行くには南口ということがわかった。
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南口の自販機でお茶を買う。 飲みながら歩く。
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東博の北口だが入れない。 このい先を真っ直ぐ進む。
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入場口到着
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日曜日なのかチケット売り場窓口が混雑している。 私は招待券があるのでそのまま入場。
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会場の平成館付近も人が並んでいるではないか!
こうなったら本館に突撃して館内通路から表慶館に行く裏ワザを駆使しようと決めた。
平成館は、皇太子殿下のご成婚を記念し、平成11年(1999)に開館しました。2階はすべて特別展専用の展示室(2015年4月リニューアルオープン)で、多様で高度な企画展示に対応できる広さと設備を備えています。1階には考古展示室(2015年10月リニューアルオープン)、さらに同時通訳設備と映写室を備えた講堂、来館者のみなさんにおくつろぎいただけるラウンジとドリンクコーナーがあります。 -
表慶館
明治33年(1900)、皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して計画され、明治42年(1909)に開館した、日本ではじめての本格的な美術館です。設計は、J.コンドルの弟子で、東宮御所(現在の迎賓館)なども手がけた宮廷建築家の片山東熊。中央と左右に美しいドーム屋根をいただき、上層部の外壁面には製図用具、工具、楽器などをモチーフにしたレリーフがあります。明治末期の洋風建築を代表する建物として昭和53年(1978)、重要文化財に指定されました。 -
コチラ本館
J.コンドルが設計し、明治15年に開館した旧本館は大正12年に関東大震災で大きな被害を受けました。その後、昭和13年(1938)に昭和天皇の即位を記念して開館したのが現在の本館です。渡辺仁による設計で、コンクリート建築に瓦屋根をのせ、東洋風を強く打ち出し、「帝冠様式」の代表的建築とされています。平成13年(2001)に重要文化財に指定されました。本館では、日本の美術、工芸、歴史資料を展示しています。 -
アチラ東洋館
中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示。別棟にレストランがあります。昭和43年(1968)開館。谷口吉郎設計。平成25年(2013)1月リニューアルオープン。 -
そのまま平成館に行こうと思ったのだが本館の展示が平成29年 新指定 国宝・重要文化財や茶の美術、屏風と襖絵―安土桃山~江戸等と意外に面白く午前中一杯観覧した。
ココ本館には写真撮影可の展示品が多数あってバチバチ写してきた。
コレは舞楽装束 -
上記拡大
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「桜山吹図屏風」 俵屋宗達筆 屏風と襖絵―安土桃山~江戸から
画面にベタベタ張ってある四角い紙は和歌が書かれている色紙です。
解説に拠ると色紙の方が早く後から画が描かれたようです。 -
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書状 明智光秀筆 武士の装い―平安~江戸から
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志野網干紋水指
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文琳茶入 銘 宇治 松永安左エ門(耳庵)寄贈
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宇治の仕覆
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竹茶杓 銘 稲羽州サマ 片桐石州作 松永安左エ門(耳庵)寄贈
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志野茶碗 銘 振り袖
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織部州浜形手鉢
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古染付寄向付(こそめつけよせむこうづけ) 中国・景徳鎮窯
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祥瑞捻文瓢形徳利(しょんずいねじもんひさごがたとくり) 中国・景徳鎮窯
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左 刷毛目盃 朝鮮
中 唐津酒呑 唐津
右 黄瀬戸酒呑(きせとぐいのみ)美濃 -
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古染付高砂手花入 中国・景徳鎮窯
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重要美術品
梅竹図真形釜(うめたけずしんなりがま) 芦屋 室町時代 -
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重要美術品
銅梅竹図透釣灯篭(どううめたけすかしつりどうろう) 室町時代 -
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出たっ!! 焼き物の原点!!
深鉢形土器 縄文時代中期 -
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埴輪 武人 古墳時代6世紀
素朴で格好良いと思う。 -
横から
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伽藍石香合 伊賀
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源氏物語図屏風(若菜上) 伝土佐光則筆 江戸時代
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五月幟 歌川国芳筆
時節柄マッチしてます。
歌川 国芳(うたがわ くによし、寛政9年11月15日(1798年1月1日 ) - 文久元年3月5日(1861年4月14日))は、江戸時代末期の浮世絵師。
画号は一勇斎といい、後に彩芳舎、朝桜楼、雪谷、仙真とも号した。歌川を称し、狂歌の号に柳燕、隠号に一妙開程芳といった。江戸時代末期を代表する浮世絵師の一人であり、画想の豊かさ、斬新なデザイン力、奇想天外なアイデア、確実なデッサン力を持ち、浮世絵の枠にとどまらない広範な魅力を持つ作品を多数生み出した。 -
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山姥と金太郎・あかんべえ 喜多川歌麿
喜多川 歌麿(きたがわ うたまろ、宝暦3年(1753年)頃? - 文化3年9月20日(1806年10月31日))とは、江戸時代の日本で活躍した浮世絵師。 -
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山姥と金太郎・乳吸い 喜多川歌麿
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山姥と金太郎・お面 喜多川歌麿
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音曲恋の操・山姥 金太郎 喜多川歌麿
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山姥と金太郎・髪すき 喜多川歌麿
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色絵金襴手双鳳文飾壺 七代錦光山宗兵衛作
なんとゴージャス!!! -
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抹茶器 永楽善五郎(得善)作 明治25年(1892)
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重要美術品
鷲置物 鈴木長吉 作
真に迫って本物の鷲のようでした。 鋳金製 -
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同上 牛若
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能人形 弁慶 森川杜園 明治時代
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游刃有余地(ゆうじんよちあり)2幅 横山大観筆 大正3年
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春冬花鳥 春 西郷孤月 明治時代
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「萌芽」 速水御舟筆 大正元年(1912)
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特別展「茶の湯」唯一の写真スポット
「へうげもの」古田織部の茶室「燕庵」再現展示
特別展は撮影が禁止されているが、この部屋だけ撮影可ということでスマホの出番 -
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半日くらいは館内にいて閉館まで1時間ほど余裕があったが若干疲れたので帰ることにした
。
今後のための備忘録。 昼飯が困った。 園内に高級レストランがあるのだが人が一杯で待たないといけなくそれに値段が高い。 しょうがないので園内に出張していた屋台車でエジプト料理と称するファストフードで我慢した。 今度から弁当持参した方がいいと思った。 -
東博を後にして上野駅迄歩き、そこから南千住行きバスに乗り浅草5丁目で降りる。
昨年、「八百善」発祥の地探索の旅で一度来たことがある山谷堀公園に再び行くため。
この公園に植えてあるアジサイ「玉紫陽花」が見たかったのだが、残念なことに場所の記憶が曖昧で端から端まで往復で探しても見つけることが出来なかった。左の写真のものかと思ったのだが違っていた。 訳が分からず残念なので明日も探しに来ようかと思った。
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