2017/04/27 - 2017/04/27
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のーとくんさん
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西国三十三所は2018年に草創1300年を迎えます。
そこで2020年まで「西国三十三所草創1300年」記念事業が行われています。
和歌山県紀の川市にある西国第三番札所粉河寺では、草創1300年のパンフレットには、千手堂本尊御開帳(3月25日(土)~5月7日(日))とあります。
昨日の雨から打って変わって青空が見えてきそうな天気です。
出かけるには、打って付けの日です。
【写真は、粉河寺の本堂です。】
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
粉河寺に到着しました。
総欅造りの大門、宝永四年(1706)の建立です。
この門の中に駐車場があるので、歩いて大門の外に出ました。 -
仁王像も立派。
見とれます。 -
吽形ももちろん立派。
桂造りの金剛力士像は仏師春日の作といわれています。 -
大門を過ぎてまず現れるのが不動堂です。
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参道は不動堂の前で、直角に右に曲がります。
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参道を歩いていくときれいに剪定された木が。
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こちらもすごい剪定。
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手水舎が現れてきました。
右奥に中門が、左奥に本堂が見えます。 -
手水舎です。
手水鉢、盥漱盤(かんそうばん)は、安永四年(1775)粉河鋳物師蜂屋薩摩掾五代目源正勝の作です。
江戸時代に全国的に名の知れた粉河鋳物の代表的作品です。 -
中門もすごい。
欅づくりで、天保三年(1832)の建立です。 -
鬼瓦も良いですね。
何かかわいいしぐさ。 -
扁額「風猛山」は、紀州徳川十代藩主、治宝(はるとみ)候の直筆です。
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中門、四天王に護られています。
広目天です。 -
多聞天です。
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増長天です。
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持国天です。
四天王、良い仏像ですね。 -
本堂へ上がる石段の左側には、粉河寺庭園が。
本堂の前庭との高低差を処理する土留めとして築かれており、先例のない様式です。
桃山時代に造られました。 -
本堂です。
西国三十三所では最大で、江戸時代中期の欅づくりによる代表的な建物です。 -
本堂の右の方へ行きます。
そちらから鬼瓦を。 -
本堂の右奥に鐘楼があります。
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楠木の巨木、根元がすごい。
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本堂のお参りの前に、鐘を撞きます。
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本堂横から上がります。
そこからの六角堂です。 -
本堂です。
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本堂正面の香炉です、
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本堂の垂木、きれいです。
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本堂に入ってお参りします。
本堂は何度も火災にあい、その度に再建されてきました。
そのため、ご本尊は地中に埋めており、秘仏となり。ご開帳はないとのこと。
なかは撮影ご遠慮です。 -
本堂の庇の柱には、かわいい獅子が。
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庇の下の彫り物。
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獅子も。
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千手堂に行きます。
宝暦十年(1760)の建立です。
今回、千手堂のご本尊が公開されています。 -
千手堂からみた本堂の前庭です。
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千手堂の内部(撮影ご遠慮)は、格子天井になっていて、そこに美しい絵が描かれています。
ご本尊はちょっと小柄な、千手観音立像で、着衣に截金細工が施された素晴らしい仏さまです。 -
本堂と千手堂の間の奥には、産土神社(うぶさうなじんじゃ)への石段があります。
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産土神社です。
地元では昔から親しまれているお宮で、「たのもしの宮」と呼ばれているそうです。
拝殿の奥には、第一本殿、第二本殿の二社が鎮座しています。
彩色の残ったきれいな社です。
第一本殿には天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)を、第二本殿には丹生津比賣命(にうつひめのみこと)を、お祀りしています。 -
拝殿前の阿形の狛犬さん。
向こうに粉河寺の本堂が見えます。 -
吽形の後ろにはツツジが咲いています。
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クロネコのタンゴちゃんです。
宮司さんがご親切に、紹介してくれました。
またR480に最近トンネルが開通して、和泉に抜けるのが便利になったと教えていただきました。 -
本堂の一番高い所に、鳥さんがとまっています。
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産土神社から本堂の右後ろ、鐘楼の奥に降りてきました。
そこに十律禅院への落ち着いた雰囲気の参道があり、そこを歩いていくと、竜宮造りの築地門があります。 -
本堂です。
門の中に入っても、良い雰囲気が漂っています。 -
先ほどの竜宮門の扁額も、この本堂の扁額も、題字は徳川治宝(はるとみ)候の直筆です。
粉河寺中門の扁額と同じですね。 -
阿弥陀三尊。
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紫陽花が咲いています。
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本堂の軒下の見事な彫り物。
本堂の横にある庫裡は、大きく素晴らしい建物なのですが、ちょっと傷んでいます。
修復されると良いですね。
雰囲気も良いし、とても良いお寺になります。 -
築地門から出ます。
向こうに粉河寺の鐘楼が見えます。 -
鐘楼の手前を左に行くと薬師堂があります。
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先ほどの見事な根元の楠、こちらから見ても見事です。
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六角堂です。
西国三十三観音が安置されています。 -
本堂の前を通り、千手堂との間を進み、産土神社の石段の手前を左に行くと、役行者の行者堂があります。
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行者堂の前で振り返ります。
緑のグラデーションが幻想的。 -
再び産土神社の境内に。
先ほど羽根を広げたら撮ろうと思っていた孔雀。
やはり広げてくれていませんでした。 -
神社の石段の上からみた粉河寺。
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本堂前の石段を下りれば、右には国指定名勝の粉河寺庭園です。
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左には丈六堂が。
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中には丈六の阿弥陀さまが。
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丈六の手前に芭蕉の句碑が。
「ひとつぬきて うしろにおひぬ ころもがえ」です。 -
茶所の前、藤がきれいに咲いています。
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中門から出たところです。
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参道から御供所のほうに入っていくと、塀の前は雰囲気のある空間があります。
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再び参道に戻って。
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露座仏です。
粉河鋳物師よる数少ない仏像として貴重な仏さまです。
文久二年(1862)作の阿弥陀如来坐像です。 -
塀の格子間から撮った出現池です。
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粉河寺、とても良いところでした。
アゲハチョウに挨拶して、駐車場へ。
ゆっくりお参りしたので、大分昼を過ぎてしましました。 -
道の駅「青洲の里」に寄りました。
そこにも藤がきれいに咲いています。 -
幹からも花が。
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かわいい青洲が。
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華岡青洲の像も。
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ランチバイキングがあるようです。
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席からの眺めが素晴らしい。
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バイキングです。
帰途は、先程宮司さんから教えていただいた、R480のトンネルを使うことにしました。
(おしまい)
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この旅行記へのコメント (2)
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- maggiさん 2017/05/14 19:10:54
- のーとくんさま、粉河寺すてき(#^.^#)
- のーとくんさま、いつも本当にあちらこちらに出かけられていますね。
粉河寺、ちょっと気になっていたんです、素敵ですね。
仏像も立派!境内の様子もよくわかりました。
由緒あるお寺なのに、ちょっとパラダイス系の香りもするお寺なんですね。
楽しませていただきました。ちょっとぶらりでは廻れないぐらい広い境内ですね。
のーとくんさまが撮るとよく知っている三室戸寺も素敵に落ち着いた感じになっています。
知〜らない♪お寺情報、よろしくお願いします〜(^O^)/
- のーとくんさん からの返信 2017/05/17 05:40:14
- RE: のーとくんさま、粉河寺すてき(#^.^#)
- maggiさん
おはようございます。
書き込みありがとうございます。
はい、ノート(のーとくん)に乗って、いろいろ行っています。
行こうと思うのは、何故か神社仏閣になってしまします。
粉河寺、良かったです。
広い境内、ゆっくりまわったので、時間がかかってしましました。
根来寺へもお参りしようかと思ったのですが、時間が・・・・
また、よろしくお願いいたします。
のーとくん
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