2017/01/17 - 2017/01/24
37位(同エリア44件中)
明石DSさん
最初の機内食
座席に座って食べる“さま”は罰ゲームの如し
ありがたいけど食べにくい、何とかしてくれ
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2017:平成29年1月17日(火)~1月24日(火)
5泊8日
2日目:1月18日(火):曇り
ドバイからローマ、そしてカゼルタ到着
2019.平成29年1月18日(水)
■ローマへの機中
ボーイング777-300 席はエコノミーだが大型機三座席独占の空の旅。これなら長時間飛行もなんとかなりそうと一安心。離陸後1時間もしないうちに夕食(深夜食)が運ばれて来た。披露宴のように前菜・メーンメニュー・デザートと食事メニューが前もって手渡され期待した。
そしてメーンメニューには「チキンタジン」と「牛肉の焼きそば」の選択がありチキンを頼む。量も多く比較すれば上等だと思うけど味はそれなり。やはり和食のコンビニ弁当を上回ることはない。日本で食べる料理よりうまい食い物に異国で未だ出会ったことはない。そんな料理があるのだろうか・・・。
いつも思うが機内食は不安定で食べにくい。でっかい体の外国人が狭い座席で窮屈そうに機内食を食べる様は滑稽としか言えず。改良の余地はいくらでもあると思うのに・・・。宇宙食はとは言わずとも何か工夫は出来ないのか?器もそうだし、ひっくり返りそうになる。落ちそうになる。食べる様子を動画にして見ろ、お笑い罰ゲームに近いだろう・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
到着2時間前に朝食が出ると前もって聞いていた
出てきたのは嬉しいがまだ2時間もあるのかと
三座席占拠の幸運に恵まれながらも尚愚痴が出る
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■ドバイ到着2時間前の食事
食事の後は映画を見た。最初に「シン・ゴジラ」、ハリウッドの大作に比較すれば稚拙過ぎておもろくない。北野武監督主演の「座頭市」。北野作品など、どうせ面白くないだろうと今まで一本も見たことなかったが、やはり全然見る価値もない。20分も見れず。何でこんなくだらない映画しか作れないのか?
フランスで監督として評価されるのが信じられない。北野武は役者としてはまだ面白みは有るが監督の才能はない。やっぱり映画は洋画で日本語吹き替えか日本語訳の付いた物に限る。でもこの飛行中は映画より三座席独占を活用し横になって寝ていた時間が長い。
時折機内の様子も伺ったが横が空席にも関わらず、ひじ掛けもそのままリクライニングも倒さずじっと座って目を閉じている日本人中年男性の姿があった。武士の姿を見たり。その態度に敬服するが真似出来ず。一体どういう神経の持ち主なのか?うなだれたり首を傾けたり固まってはいないが良くぞ辛抱できるものだ・・・と。
こんな人は普段は一体どんな人なのだろう?辛抱強いのか?最初から覚悟して座っているのか?身体が健康なのか?血管が太く血流が良いので苦にならないのか?機中で一人じっと座っていることが出来るのは我慢辛抱ではなく心身とも健康なのだろう。そうとしか思えず。
そうかと思えば横の空席を良いことに隣の人の迷惑を省みることなく二座席を目いっぱい使い通路にまで足をはみ出して無様に寝ている男もいた。国籍不明だが日本人ではないと思う。いやそうだと思いたい。私も自分の特権を死守し三座席目いっぱい使って横になっていながら人様のことを言えた義理ではないけど。
やがて到着2時間前になり朝食時間がやって来た。メーンメニューは「和風ハンバーグ」or「中華鶏粥」。お粥を頼んだ。空腹でもなく完食は出来ず。そしてドバイ時間午前5時32分。日本時間10時32分ドバイに無事着陸。 -
見よ!この幸運を
11時間の長き空の旅横になって寝ることが出来た -
世界最大級のドバイ空港到着前
-
乗るも降りるも時間が掛かる飛行機
関空からドバイまでの距離は7,604km
陸路30キロ/時で車で走れば253時間程か
乗降時間に文句を言えぬ
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■ドバイ空港到着
ドバイはドバイ首長国の首都でアラブ首長国連邦(UAE)の経済の中心地。首都はアブダビ。私には初のドバイ。UAEもサッカーに関して聞く名前だったが詳しくは何も知らず。UAEは七つの首長国の集まった連邦国家で首都はアブダビ。首都のあるアブダビ首長国は連邦国家面積の80%を占め連邦大統領も全てアブダビから出ている。
石油産出の収入で国が成り立ちUAE国民は働かずとも人生を全うできるようだ。UAEの人口13%が国民であり、その他87%は外国籍。出稼ぎ労働者は厳しく制限され国籍取得は難しい。まあこんなことも原油が世界で必要とされる限り、原油が枯渇しない限りでありUAEの未来は如何に?
そんなドバイ空港に降り立った。空港はデカ過ぎて利用者にとってまことに不便極まりない。飛行機からまずバスに乗ってターミナルに・・・。時間にすれば短時間だろうが、それが一体どれだけ乗っているのかと思うくらい長く感じた。空港の全体像は不明。
やっとバスから降りてターミナルの一隅へ立つ。そこで“Tさん”が待っていた。“てるみくらぶ”の案内ステッカー前で19名の顔ぶれが揃う。ツアー初の全員集合。年齢的にはシルバー世代が大半。若夫婦らしきが二組。そんな感じの18名+私の19名だった。
ドバイからローマへの出発まで3時間ほど。まず搭乗口まで揃って歩く。トランクはローマで引き取るので身軽なまま。とりあえず“Tさん”を先頭にぞろぞろとターミナル商店街を歩く。どこの空港ターミナルも同じようなショッピングモールだが目に付いたのは「新年快楽!」という文字と中華一色の歓迎広告。
「えっ?何でやねん・・・」と一瞬思ったがすぐに気が付いた。「そうかもうすぐ春節やった」1月28日からの旧正月で中国人観光客も大挙しドバイ経由で来るのだろう。その為の飾り付けだった。 -
広い空港など乗客には面倒なだけ
ほどほどが何でも良い -
飛行機から降りバスに乗ってターミナルへ
-
ドバイからローマへの搭乗口に移動する
添乗員の後に付いて行くだけなので気楽だが
一人でこんな大きな空港で乗り換えだったら
それを考えると大空港はうっとうしい -
ここには中国人の爆買いがまだあるのか?
春節を前に中国一色の飾り付け
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■ドバイ空港での待ち時間
搭乗口はC5。シャトル便には乗らなかったが歩く距離は長く端まで歩いた。その搭乗口を皆で確認後、この場での再集合は午前8時と決めて解散。私は早速来た道を引き返しキョロキョロしながら歩く。そしてドバイでコーヒーでも飲もうとマクドナルド店で休憩。
買い方も分からず。コーヒーの小さいのを頼み一応お金はカードで支払いレシートをもらったがその後どうして良いのか?しばらく戸惑う。レシートにナンバーが表記されそのナンバーが電子掲示板に表示されたら品物をカウンターに受け取りに行くシステムだった。
612番が表記されレシートを提示しコーヒーを受け取る。価格はAED¥10。通貨AED1ディルハムは日本円31円ほどだから10×31=¥310円也。高くはない。店で働く人たちやターミナル内で掃除等々働く労働者は確かに外国人ばかり。アジア・インド系も多く多種多様。レシートの時間:18日午前7時9分。
窓際のテーブルに座ってコーヒーを飲む。椅子がすぐにお尻がずり落ちそうになり座りづらかった。人間観察が趣味の私にとってドバイ空港ターミナルはまさに人種のるつぼ。世界中の人種が集まって来ているので待ち時間はいくら長くても人間ウォッチングはあきない。皮膚の色・体系・所作・服装等々なんでもかんでもが面白い。
人種比較は明らかにアジア系・黄色人種は貧弱だ。背も低いし骨格も小さい。白人・黒人は総じてデカイ。身体がデカいだけで優越感はあるだろう。そりゃあ弱肉強食の争いになればデカさは何よりの武器だ。出会いがしらの戦いでは素手での強弱しかない。それが生きる上での原点だ。
一対一の素手で勝ち目なければ知恵で生き残る工夫をする。だから肉体的に劣る人種は何となく見た目小賢しい。日本人としてその分類に入るので情けなさと悔しさはあるが、こればかりは生きる為に仕方がない。人間ウォッチングをしていたらすぐにローマ行きの搭乗時間が近づき搭乗口前に戻った。
私の横に中国人中年女性団体一行が来て座った。「中国のどこから?」と聞くと「北京」との返事。私の拙い中国語での会話が始まる。品よく美人で服装も中国人っぽくない50代くらいの女性。家族は主人と30代の息子。息子は独身で彼女はいるようだが結婚には家の購入などハードルが高いとのこと。
私にも「三人の息子がいて皆結婚し孫も七人、それぞれ家を出て独立して暮らしている。」というと「家は購入したの?」と即聞かれた。「結婚後自分たちで家を購入しているが結婚前にそんな条件はない」と話した。大学教師仲間40数名の団体ツアー。八ヶ国を巡ってツアー費用は1万元(約16万3千円)以上と言っていた。 -
空港ターミナル内は時間の感覚がなく不夜城の如く
時差もあって何がなんやら訳わからず歩く -
ドバイ空港 マクドナルド店で小休止
買い方不明につきしばし戸惑う -
レシートナンバーが電光掲示板に表記されれば
注文のコーヒーが受け取り可能、なるほど -
ドバイは人種の坩堝 ここは中東なのだ
だがドバイの人口の7割はインド人とのこと
ちなみに在留邦人は2,603人(2013年) -
この女性たちは北京からイタリア旅行の中国人
横に座った中国“オバチャン”としばし話す -
40年前に伊丹からジャンボジェットに乗って羽田へ
エアバスA380、それ以来の大型機搭乗となる
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■ドバイからローマへ、エアバスA380 テイクオフ
ローマ行きの搭乗時間が来て今度は二階建て巨大ジャンボ機エアバスA380に乗る。後で聞いた話だが同行者の中にこの「エアバスに乗りたくて参加した」という“おっちゃん”もいた。しかし経験して実感したのはでっかすぎる空港とでっかい飛行機はエコノミー利用の客にとって良いことは何もない。
ジャンボ機は乗り降りに時間が掛かる。エコノミー席は他の飛行機と比べて広さは感じない。乗客が多ければトランクを引き取る時間も掛かる。何も良いことはないというのを実感した。ただ墜落すれば運命を共にする人の数多し。離陸は驚くほどスムーズだった。
私の座席は後部の79K窓際席。午前便6時間の飛行なので眼下の景色を見たい私は窓際が良かった。そして三列席の真ん中はラッキーにも無人。そしてこの時も後部はバルクヘッド(Bulkhead隔壁 客室間に仕切り)でCAの準備室(調理室 Galley=GLY)
乗客全てが座席座って一段落したらお手拭きが配られ次に食事メニューをもらう。今度のは日本語表記なくアラブ語と英語のみ。メーンメニューは子羊(Lambラム)と鶏。座り終えてから30分度待たされがエアバスは巨体なのに轟音もなくあっけなく離陸した。 -
ホンマや、エアバス二階建てや
これが飛ぶか?我が父も母も飛行機乗らずにあの世に行った -
座席の液晶モニターも大画面
UAEの若者らしき?が一つ隣の席に -
巨大飛行機あっけなく空へ浮かぶ
轟音も機内には響かず -
CAの準備室 忙しく働くCAたち
隣は髭の中東青年 -
座席の液晶モニターの飛行経路では・・・最初(写真)
イラク→シリア上空を飛ぶ経路になっていた
ホンマに?と内心ちょっと不安になったけど -
飛行機ならではの眼下の景色。地上では見れない
こんな素晴らしい光景を見ず寝る気持ちがわからん
実際の飛行経路はイラク上空を避け
イラン上空を飛んでいた
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■ドバイ~ローマ空の旅
座席モニター画面ではエアバスはペルシャ湾上空を北北西に向かっていた。このままペルシャ湾を北上してイラク上空に進入かとおもいきや地図上の最短距離ではなくイラン上空へと入って行った。やはりイラク上空は今も危険なのか?
そして陸上の景色が眼下に広がって来た。高峰ではないようだが冠雪した山脈が一面に連なり街並みは見えない。山々には木々はなく土色一色。時々田園地帯もあったが緑なく区切られた畑地は全て茶系統の色ばかり。今北半球は冬の季節。こんな眼下の風景は機上からでないと当然だが見るのは不可能。
小窓に額を引っ付けて外ばかり見ている乗客はほとんどいない。窓を閉めている者すらいる。旅慣れ見慣れているのかもだがもったいないなァ~と思う。地球の丸みさえも感じられる景色が見えるのに・・・。
街並みも発見できた。上空から見える地球の様々な姿に感動していた。いつも思うがこれだけでも十分旅の価値はありこのまま日本にUターンしても旅行費の元はとった気になる。
離陸後2時間ローマ時間午前8時39分食事タイム。この時もチキンを頼む。メーンメニューの他にもパン・ケーキ等々量が多く完食は無理。イラン北部からトルコ上空はどことも眼下の景色は銀世界。
そしてエアバスはナビ画面ではイラク、そしてシリヤ領空を避け離陸後3時間足らずでトルコ・ヴァン湖上空を飛んでいた。その後アンカラの手前から雲が厚くなり雲海状態で残念ながら下界は見えず。次に下界が見えたのはボスボラス海峡→アドリア海を渡りイタリア半島を横断しローマ近郊に近づいてからだった。
通路側にUAEの若者?グループの一人が座っていた。周囲に仲間たちがいて途中から空いていた私の横の席にも座って来た。若者だが皆髭を蓄え骨格も傍で見れば大きい。
中近東の若者たち。紛争地帯と安全地帯の見境が良く分からないが、ターバンを巻いたイスラム圏の若き兵士たちと飛行機に乗り合わせた若者の姿は同じだった。彼ら4~5名のグループは席を変えふざけ合い飛行機の中で戯れていた。
その中の一人が通路で立ってターバン(クーフィーヤ? ゴトラ?)を巻いた。堀の深い顔で髭面少年のターバン姿。あまりにお似合いでハンサムな立ち姿に思わず見惚れた。カッコええな・・・と。それは戦士の姿であった。彼らがUAEの坊ちゃんたちならこの中近東の混迷をどのように思っているのだろう。
ローマ・フィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)着陸直前から下界の景色も見えたが都市の風景ではなく田園地帯。イタリア時間午後12時35分エアバスは強い衝撃と共に着陸した。離陸の時は重い巨体を感じさせないスムーズさだったが着陸時は巨体であることを十分感じる衝撃があった。 -
エアバスはイラク領空を避けひたすらイラン領空を北北西に
イラクを眼下に望みたい気持ちもあるけど対空ミサイルは怖い -
褐色の大地がどこまでも続いている
ところどころに冠雪した山脈があり
これぞ大地であり地球の表面なのだ -
小さなデジカメズームが大地に人間の営みを見つける
幾何学模様の褐色の畑地と点在する小さな村落がある
我イラン上空を飛ぶのは初めて -
エアバスA380はイラン上空を飛び続ける
イラク領空には断じて入るべからずのようだ
イラク国境沿いのイラン上空をひたすら飛ぶ -
イランのとある町 一体ここはどこ?
西暦2017年を共に生きる人たちが暮らす -
ボリュームたっぷりの機内食だが味は今一
などと文句言えば罰が当たる。ありがたい -
エアバスA380はイラン上空を飛び続ける
イラク領空には断じて入るべからずのようだ
イラク国境沿いのイラン上空をひたすら飛ぶ -
もうすぐトルコ領空へ
褐色の山肌に冠雪の山脈 美しい
宇宙 銀河系 太陽系 地球 謎ばかり -
トルコ最大の湖 ヴァン湖
-
トルコ最大の湖 ヴァン湖
ヴァン湖の上空を確かに飛んだが雲が掛かりほとんど見えず
写真はウィキペディアより転載のヴァン湖 -
私の座席周辺にUAEの若者?たむろする
その一人がターバンを巻いた。戦士に見えた -
エアバス機内から望むイタリアの風景
今から435年前日本の少年たちがやってきた
天正遣欧少年使節
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%AD%A3%E9%81%A3%E6%AC%A7%E5%B0%91%E5%B9%B4%E4%BD%BF%E7%AF%80
そのイタリアに我も来る -
レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港
まもなく到着の下界の様子 -
巨体エアバスA380 最大定員853人 最大離陸重量560トン
ドスンという感じで着陸時の衝撃はけっこうあった -
落ちることなくダ・ヴィンチ空港に着陸
長~い飛行機の旅は疲れた みんな元気やなァ -
着陸後10分経過後に通路の乗客動き出す
飛行機がデカいのは乗客にとって幸ならず
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■ローマ・フィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)
着陸後10分くらいしてやっと通路で待つ人の列が動き出した。出国審査を経てトランクを引き取りツアー一行揃って午後1時48分出口に向かう。着陸から1時間以上の時間が経過している。イタリア到着日本時間午後10時なら関空搭乗午後11時で正味ほぼ23時間掛けての移動になった。
イタリア時間午後2時前空港前で迎えのバスに乗る。19名と少数なので小さなバスなのかと思っていたが予想は外れベンツの大型バス。それも新車購入1年ほどの新しいバスとのこと。このバスと運転手で大半の行程を回ると説明があった。ラッキー・・・。 -
入国審査に並ぶ
66歳にして初めてイタリアに入国する
50年前海外旅行は叶うあてなき夢だったのに -
木の床のトイレ
さすがイタリア
便器のデザインもシンプル -
やっと南イタリアのツアーの始まり
出口の風景は人種は違えど似たりよったり -
ベンツの昨年購入したばかりの新車バス
ありがたや、ありがたや -
午後2時前ローマの空港から一路カゼルタに向かう
日本時間プラス8時間ということは午後10時
もうすぐ寝る時間なり
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■ローマからカゼルタへ
快晴とはいかないが青空と薄雲の上天気、外気温は12℃、明石市と気温・天候は何ら変わりない。バスは高速道路を走って今日の宿泊地カゼルタに向かう。初めてのイタリア。車窓から移り変わる風景に「あァ~これがイタリアか・・・中央ヨーロッパとはちょっと違うな」と眺めていた。
遠望の山々は雪景色もあり大地は草原や穀倉地帯なのか茶色の畑地が広がっている。どこの国を巡っても都市部を過ぎるとどこでもすぐに良く似た農村風景がある。食料なくば地球の人間は生きて行けず大地は命の源なり。幾ら科学が進化しようが農業が基本なり。
バスは空港出発後1時間半くらいで高速道路(Autostrade・アウトストラーダ)のサービスエリア「Autogrill Casilina Ovest」でトイレ休憩。
https://www.google.co.jp/maps/place/Autogrill+Casilina+Ovest/@41.4958863,13.6856385,4364m/data=!3m1!1e3!4m21!1m15!4m14!1m5!1m1!1s0x0:0xafe513b4e358316f!2m2!1d12.2462384!2d41.7998868!1m6!1m2!1s0x133a545713ee2ec3:0x1c9a1df350db9ef4!2zR29sZGVuIFR1bGlwIFBsYXphIENhc2VydGEsIFZpYWxlIFBhdWwgSGFycmlzLCA4MTEwMCBDYXNlcnRhIENFLCDjgqTjgr_jg6rjgqI!2m2!1d14.3422523!2d41.0567895!3e0!3m4!1s0x0:0xe49369546e3f9ae8!8m2!3d41.4964403!4d13.6835682?hl=ja
このサービスエリアも欧州はどこともそうなのか?洒落た装いで土産物ショップでもある。軽食コーナーは無論、酒類・食料・お菓子・チョコレート種々沢山・玩具他販売している。
1.99ユーロの小さなチョコを味試しに買った。カカオの風味ははっきりしている。もっと甘いのかと思ったが甘くはなかった -
バスから空港ターミナルを写したつもりだけど・・・こんなん?
ローマ・フィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港) -
小高い丘に住居群
ここがイタリア・・・か -
美しい車窓の景色 雪景色の山々が背景に
アペニン(Appennini)山脈 イタリアの背骨
北・中央・南に区分、長さは約1,200km
最高峰は中央のコルノ・グランデ:標高2,912m -
ダ・ヴィンチ空港出発後1時間半でトイレ休憩
サービスエリアに入る -
高速道路(Autostrade・アウトストラーダ)のサービスエリア
「Autogrill Casilina Ovest」でトイレ休憩。 -
イタリアの高速道路サービスエリアは
どことも品物満載・土産物その他雑貨も -
チョコレートも山積み
卸屋の如く -
玩具・食べ物・酒類・その他いろいろ
品物多いが買い物客少なく -
こんなチョコを買って食べた
カカオ風味で甘さ控えめ
甘味不足で私には不評 -
たぶん初めて目にした街路樹の唐傘松
その後南イタリアではどこでも見かけた
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■カゼルタ到着
トイレ休憩から1時間ほど走ってバスはカゼルタ市内に入って来た。といっても都会の風景はなく田舎っていう感じ。「えっホンマかいな。こんな町とは言えない田舎のホテルに宿泊だったのか・・・」「カゼルタ宮殿から近い場所なのに・・・」と想像していたのとは大違い。
そしてプラザ・カゼルタ・ホテル「Golden Tulip Plaza Caserta」に到着は3時間のバス乗車で午後5時だった。ホテルはこんな場所にこんな大きなホテルがあるのが魔訶不思議という代物。ホテルの全容も分からないくらい。
フロントロビーに入った。「えっ、ここは吹き曝しの屋外なの?」と、私が思わず口に出したら誰かが「上見て、屋根あるよ・・・」と教えてくれた。吹き抜けどころか高い所にドーム天井があった。でもまったく暖房は効いていないようで寒さは外と同じ。広いロビーに私たち以外に客の姿はない。
「へぇ~ ふーん。大きいなァ」としか。そしてカギをもらって部屋に入った。ツインベッドで広さも十分、浴槽もあってまずホッとする。一泊だけなのが残念なくらいの部屋だった。テレビを付けようとしたが付かず。
フロントに電話したらイタリア人の“おっちゃん”が来てくれた。テレビは液晶でなく今の日本ではほとんど見かけない厚みのあるブラウン管テレビ。故障のようでテレビを持ち去り代替品を運んで来てくれた。やっぱり同じ型式のブラウン管テレビ、映った。 -
交差点はロータリーになっている
日本では一般的でないけど、どうなのか? -
カゼルタってどんな所なのか?と思ってたけど
こんなところだとは想像の範疇になかった -
人口約7万6千人ほどの小さな町カゼルタ
その町外れにプラザホテルがある -
カゼルタ プラザホテル
やたらに大きい 誰が泊まるのか?
旅行客だけでなくなんやかんやあるようだ -
広い一階ロビーは吹き抜けのガラス張り天井
暖房まったく無きも同然、寒い寒いロビーでしばし待つ -
部屋の窓からロビーが見える
我らの他宿泊客の姿はなかった -
部屋は広くて大きなツインベッド
満足なり -
テレビは液晶ではなくブラウン管テレビ
へぇ~ 古いものを大事にするこだわりなのか
壊れるまで修理しながらでも使うのだろう -
バスタブもあり、一泊だけだがありがたい
湯もちゃんと出た -
酒を飲めないのでコーラを頼む
やはり飲めないのはハンディだ
問われるのもうっとうしい
だが仕方がない
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■イタリア初の夕食
テレビ待ちで夕食時間に遅れ“Tさん”から部屋に電話が掛かって来た。ちょっと遅れて1Fレストランに入る。やはり広~いレストランに座っているのは我々一行19名のみ。しかし残りの全てのテーブルにもテーブルクロスが掛かりワイングラスが置かれていた。
食事は旅を通じて①パスタ・②メーンディッシュ・③デザートが基本。そして飲み物は各自注文。私はコーラの注文がほとんど。他にも酒が飲めない仲間が数名いたが、その他はワインにビールを楽しんでいた。飲めない体質なので飲まない。
そりゃあ飲んで気持ちよく酔える人がうらやましい。自分がそうなら人生もっと楽しめただろうにと思う。食い物には関心はあるが詳しくない。牛乳飲まず乳製品も極力控えている。以来体調は良い。ダメな理由はネット検索すれば山ほどの説明がある。「乳がんと牛乳」ジェイン・プラント(著):佐藤章夫 (翻訳)を是非一読を!
海外で未だ日本で食べるより物より旨い物に出会ったことなし。まずくはなく腹は膨れる。今回のツアーメンバー揃っての初の食事。昨年の“阪急トラピックス”中央ヨーロッパの時も一人参加は私一人だった。だからなのか添乗員の女性が二人掛けの時は私とテーブルを共にしてくれた。
でも今回は“Tさん”はいつも離れた場所で運転手と食事。そして他は全員が夫婦連れ、気さくで盛り上げてくれる性分の人もいなかった。皆さん大人しい感じの一行で誰かと話しが弾むことも少なかった。私自身が明朗快活協調性に富んでいれば良いのだろうが、その真逆なので皆の雰囲気を壊していた原因は我にあり申し訳ない。
食事を終え部屋に戻る。イタリア時間18日午後8時は日本時間19日午前4時、眠たいのは当たり前。バスタブに湯をため身体を温め寝る。長~い一日は無事終了。 -
パスタってこんなのか・・・
味は?食えた -
これも良く分からんが食えた
-
食後のデザート
どこで食べても同じ味
イタリアに来た。明日から旅は始まる
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