ちょっとマニアックなスペインと王道のポルトガル観光ツアー（８）リスボン市内観光　＜ジェロニモス修道院・ベレンの塔・発見のモニュメント＞

2017/03/28 - 2017/03/28

格安ツアーを利用して、ちょっとマニアックなスペインと王道のポルトガル観光に行ってきました。

　（１）３／２３、２４　関空→マドリッド→サラマンカ ＜到着から旧市街と「スペイン一美しいマヨール広場」へ＞
　（２）３／２５　　　　サラマンカ→ポルト　＜ドウロ川の街並みとアズレージョを楽しむ＞
　（３）３／２６　　　　＜巡礼者の道に触れる「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」
　（４）３／２７　　　　ポルト→リスボン　＜学生の街コインブラ＞
　（５）３／２７　　　　　　　　　　　　　＜谷間の真珠オビドス＞
　（６）３／２７　　　　＜リスボンの夜　ファドに酔いしれて＞
　 （７）３／２８　午前　＜ロカ岬とシントラ王宮＞
★（８）３／２８　午後　リスボン市内観光＜ジェロニモス修道院・ベレンの塔・発見のモニュメント＞
　（９）３／２９　　　　＜朝のタクシー散歩からの出発＞

今日は朝からロカ岬とシントラ王宮に行った後市内に戻って昼食、その後リスボンではお馴染みの黄色いトラムに乗って街を１周しました。またその後はジェロニモス修道院・ベレンの塔・発見のモニュメントなどの観光もするという盛りだくさんの一日でした。


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エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

３／２８(火）

午前中の観光を終え、またリスボンの街へ帰ってきました。

まずレストランで昼食をします。

スープは野菜のスープだったかな？
見た目は味噌汁のようですよね。

右奥にあるのは、「ヴィーニョ・ヴェルデ」というワインです。
完熟前の若いブドウから作られているところから、現地では「グリーンワイン」と呼ばれています。

口当たりの良い発泡性ワインで、フレッシュで爽やかな酸味が特徴。冷やして食前酒に飲まれるようです。9パーセントという低めのアルコール度数で気軽に飲めることから、最近人気になっているワインのようです。

私たちも気に入り、何度かいただきました。

メインはバカリャウ（タラ）料理、ジャガイモやピクルスが入っていて美味しかったです。

デザートはカスタードクリーム

ロシオ広場（ペドロ4世広場）

４トラの旅行記でよく見た、波のような模様が印象的な広場ですね。

ツアーに付いていたトラム乗車体験です。

リスボンと言えばの景色ですよね。

前のトラムは一杯だったため、次のトラムに全員で乗ります。

リスボンに長く住んでいるガイドさんから、途中で乗り込んできたカップルを見て「スリですよ。気をつけて！」との注意がイヤホンガイドから飛び込んできます。
私たちは運良く座れたのですが、立っているメンバーのお一人が心配だと、添乗員さんが声を掛けています。

リスボンって、そんなに心配な街だったんですね？ビックリ！

幸い、この旅行中誰も被害に遭いませんでしたが・・。

狭い道をどんどん上がります。

これまでとは雰囲気の違う所にさしかかりました。

観光客も多そうです。

急にテージョ川の見渡せる場所に出ました。

サンタルジア展望台です。

お天気が良いので、素晴らしい眺めです。

「わぁ、今すぐ降車ボタンを押して近くから眺めたい！」

でも無情にもツアー故に車窓から眺めるのみ・・。

観光客がいっぱい！

このカテドラルは、よくガイドブックや旅行記で黄色いトラムと一緒に撮影されているやつですよね？

今この時、私たちの乗っているトラムも撮られているのかもです。

トラム乗車体験も終了です。

次はバスに乗り、ジェロニモス修道院に向かいます。

サンフランシスコにあるゴールデンブリッジかと見まがう橋と、ブラジルのシンボルになっているコルコバードのキリスト像に触発されて造った、クリストレイのキリスト像。

赤い橋の名前は「４月２５日橋」、当初はサラザール橋だったのですが、１９７４年４月２５日のクーデター（無血軍事クーデター）に因んで改名されたそうです。

不思議なコラボレーションですね。

ジェロニモス修道院の前は、緑の多い公園のようになっています。

大きすぎて、全景は写しきれません。

ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念してエンリケ航海王子が建設した礼拝堂を基に、マヌエル１世によって造られた修道院です

東方交易や植民地支配で得た巨万の富が膨大な建築費として投入され、１５０２年の着工から３００年以上もの長い年月を費やし、１９世紀に完成しました。

南門

　サンタ・マリア教会の正門の中央にはエンリケ航海王子の像、その上には幼いイエス・キリストを抱く聖母の像が並んでいます。

婚礼シーンを描くステンドグラス

椰子の木をモチーフにしたとされる支柱が、天高くそびえます。

左側は胡椒の花、右側はトウモロコシ？

帆船のロープをつかむ人間の手に触ると「願いが叶う」と言われているらしいですが、ピカピカに光っているってことは、これもそう？

３カ所あるそうですよ。

ヴァスコ・ダ・ガマの石棺

回廊からの眺めは、最大のみどころです！

グリーンと青空に、石灰岩を用いた外柱やアーチが映えますね♪

緻密なレリーフが絡み合い、独特の雰囲気を醸し出しています。

１８世紀製のアズレージョが美しい食堂

建設当時、修道士達が食事を摂った共同部屋です。

やっぱりアーチ越しの景色が大好き♪

これも良いなぁ♪

２階の回廊に上がると・・。

ステンドグラスが近くに見えます。

十字架刑にかけられたキリストは私たちには残酷に映りますが、キリスト教信者の方には有り難いものなのでしょうね。

６月と１２月の夕方には、西向きの窓から光が差し込み幻想的な眺めになるとか。

２階の回廊から見下ろした眺め

続いて向かうのはベレンの塔

ベレンの塔

すぐ近くでした。

１６世紀、テージョ川を行き交う船を監視し、河口を守る要塞として建てられた見張り塔。

中の見学もできますが、この時期入場は１７時までとのことです。

こちらからだと逆光にならずに撮れます。

左の奥には赤い橋。

日が差して暖かいので、皆さんノンビリ。

サブマリンのような遊覧船？

発見のモニュメント前の広場に描かれた大理石造りの世界地図には、ポルトガルが発見した国およびその年号が記されています。

日本もありますよ。

発見のモニュメト

大航海時代の幕開けを導いたエンリケ航海王子の没後５００年にあたる１９６０年に建てられた白亜の記念碑。

手前には天球儀。

帆船をモチーフにした高さ５２メートルの巨大モニュメントの先端には、カラベル船を手に悠然と前方を見据える航海王子の像が佇んでいます。

エンリケ航海王子はジョアン1世の三男で自ら航海経験はないが、パトロンとして海洋探検家を援助・指導し、アフリカ西岸到達を達成するなど、大航海時代を牽引した人物です。

近くにあったモニュメントの人物が連なるポスターのエンリケ航海王子。

前からの画像が少なく貴重なのだと、ガイドさんがおっしゃっていました。

裏側には、ヴァスコ・ダ・ガマなどの有名人が・・。

今日は朝から目いっぱい観光しました。

この後、早めの夕食をしてホテルに帰るとのこと。

その途中でガイドさんが・・・

「いくつかの有名な展望台がありますが、私はここからの眺めが一番好きなんです。」と言われたところがここからの眺め！

「わぁ、綺麗♪」シャッターを切りますが、所詮走るバスの窓からではこんなもの。バスを止めてほしーよー！

この旅行初（？）の美しい夕景☆彡

明日も晴れるかな？

でも、明日は帰るだけ・・。もったいないなぁ。

夕食はこのレストラン。

濃厚なスープと

メインはアンコウのリゾット（美味しかったです♪）おかわりを持ってウエイターさんが回っていましたが、お腹がいっぱい！

デザートのイチゴは大きかったけど、お味は日本の勝ちー！

今晩は、荷物をまとめて明日は帰国です。

エミレーツは48時間前からオンラインチェックインができるので、スマホから済ませました。

この旅行記へのコメント （5）

• 川岸　町子さん 2023/07/05 21:12:46

  ご無事に

  yokoさん、こんばんは
  
  ご無事にお帰りなさいませ。
  
  そんなことが有るのですね(*_*)
  あのニュースは、大変話題になりました。
  私は、あの会社は知らなかったけど、これは他人事ではないと思いました。
  
  私の友人は、別の会社でチケット購入し、空港で予約されてないと言われたそうです。
  大慌てでチケット買ったとのこと。
  どちらもひどい会社で許せません！
  
  みんな、安心して安全に旅したいですね。
  夏休みのご予定は、おありなのでしょうか？
  
  ポルトガルは、とてもフォトジェニックな国だと私は思いました。
  華やかでないのに、絵になります。
  路面電車、路地、アズレージョ、坂道、家並みや屋根、など
  素朴で可愛らしいです。
  
  私は今までのリゾットの中では、リスボンで食べたシーフードリゾットがNo.1です(^_-)
  懐かしいポルトガルの様子を見せて頂き、ありがとうございました。
  町子
  

  yokoさん からの返信 2023/07/06 10:33:57

  RE: ご無事に

  町子さん　こんにちは(^^)
  続けてのご訪問ありがとうございます！
  
  > そんなことが有るのですね(*_*)
  →そうなんです。あったのです！
  ビックリですよね〜"(-""-)"
  私は有難いことにラッキー体質で、これまで物を盗られたり怖い目に遭ったことはありませんが、「自力で帰国するように」と言われた人はどんなに不安だったことでしょう。お友達は予約していたはずのチケットが取れていなかったとのこと。旅の初めがそれでは、楽しみにしていた旅が台無しですよね。せっかく海外旅行に行ける日が戻ってきたので、そのようなことがないように願います！！
  
  私は色々と自信がなかったので、ヨーロッパ旅行はずっとツアー参加だったんです。それでもやっと友人を誘って、個人旅行で念願だったアルザス地方やニュージーランドに行くことができ、次はイギリス旅行♪。。と思ったところで、コロナの波が押し寄せてしまいました。
  
  昨年３月に仕事を完全リタイアしたので、毎日が日曜日の身になりました。夏ではなく１０月初めにツアーでカナダに行く予定です。昨年後半に病気をした友人も一緒なので、不安を少しでも少なくするようにとの選択です。先ほども書きましたが、ヨーロッパ旅行にはもう一度行きたいと夢見ています。願いが叶うと良いのですが。。(^^)
  
  yoko
  

  yokoさん からの返信 2023/07/06 11:07:13

  RE: RE: ご無事に

  追伸です
  
  夏休みの予定、ありました！
  友人たちと２泊３日で信州に行きます。
  少しでも涼しければ良いな〜と思っています♪
  
  忘れんぼのyokoより

• akikoさん 2017/04/13 23:43:43

  中身の濃い一日

  yokoさん、こんばんは〜
  
  午前中、ヨーロッパ大陸の最西端のロカ岬とシントラ王宮にも行かれて
  午後はリスボン観光だったのですね〜
  
  リスボンではトラムに乗られたとか・・・狭い道を縫うように走るのは
  スリリングだったでしょう？
  
  途中、広場がある展望台前を通られたのは、たぶん「ポルタス・ド・ソル
  広場」じゃないかしら？
  とにかく展望テラスからは、テージョ川から傾斜地にオレンジ色の屋根の
  家々が建つきれいな景色が望めるので、下車できなかったのは、ちょっと
  もったいなかったですね〜　yokoさんの「降車ボタンを押して近くから
  眺めたい！」という気持ちとってもよくわかりました。
  
  ジェロニモス修道院には、かつてのポルトガルの栄華が偲ばれる豪華さが
  ありますよね。修道院も回廊も青空に映えてとてもきれい〜〜♪
  そうそう、回廊でアーチ越しの景色の写真が紹介されていましたが、私も
  アーチ越しや◯◯越しの景色が大好きです！
  
  ベレンの塔や発見のモニュメントも懐かしく見せていただきました。
  たくさんの観光名所を訪れて、中身の濃い一日でしたね！！
  
  akiko

  yokoさん からの返信 2017/04/26 16:14:17

  返信が遅くなってごめんなさい！

  akikoさん、こんにちは！
  
  と言うか、お返事をしたと勘違いして大変失礼を致しました。
  旅行記ができたと思ったら、仕事、次のバスツアーとバタバタとしていたので・・と言い訳ばかりでごめんなさい！
  
  そうなんです。とにかくツアーなので、盛りだくさんは良いけれど「ここはもうちょっとゆっくり〜〜。」ができなくて・・。akikoさんに教えていただいた「ポルタス・ド・ソレ広場」もお天気が良かったので、ゆっくり景色を楽しみたかったです。
  アーチ越しや○○越しの眺めは、そのまま額縁になりそうで素敵ですよね。
  
  akikoさんは、今年も精力的に桜や菜の花などを見に行かれたようですね。いつもながらツボにはまる画像ばかりのようなので、またゆっくりお邪魔しますね。
  
  yoko