東北西側18きっぷ旅行（山形・秋田・青森）

2017/03/26 - 2017/03/28

青春18きっぷとバスでで東京→鶴岡→酒田→秋田→不老ふ死温泉→弘前→東京と回ってきました。

旅行のテーマは
・18きっぷで鈍行旅行/安く旅行する
・鶴岡の加茂水族館（クラゲドリーム館）
・不老ふ死温泉で夕日を見る
・アニメ「ふらいんぐうぃっち」の聖地巡礼@弘前
の４つです。

エリア 弘前(青森)

今回の旅行の行程は
１日目：東京出発→鶴岡・加茂水族館→秋田泊
【目標】加茂水族館でクラゲを見る

２日目：秋田→新青森→（バス）→不老ふ死温泉泊
【目標】不老ふ死温泉で夕焼けを見る

３日目：不老ふ死温泉→弘前→新青森→東京
【目標】弘前でアニメ「ふらいんぐうぃっち」の聖地巡礼

です。

初日は東京から湘南新宿ラインで高崎に到着し、高崎から上越線で水上駅まで来ました。

東京では桜が開花するくらいで花が咲き始めていましたが、水上駅に来ると雪が降っていて、春の世界から冬の世界に来た感じです。

水上からは上越線で長岡までゴトゴト移動です。

川端康成の雪国の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」は水上から土樽駅の間にある清水トンネルのことだそうですが、実際にトンネルと抜けると雪国の別世界が広がっていました。（正確には今は下り電車は新清水トンネルを使用しているので異なるトンネルにはなるようですが、、）

その新清水トンネル内にホームがある湯檜曽・土合駅は、見たときはトンネル内に駅があるとかすげぇ！となりました。いい雰囲気でした。

長岡まではきれいな雪景色が広がります。検札がありましたが乗っている人がこの時期ということもありほとんど18きっぷでした。越後湯沢などスキー客が多かったです。

途中おなかがすいたので、水上駅の乗り換え時間で買った水上温泉名物？のどら焼きをいただきました。

本当は18きっぷでゴトゴト鶴岡まで行きたいところでしたが、加茂水族館が17時閉園でその日中に水族館を見るためには電車が少ないこともあり、15時前に鶴岡につく特急いなほに乗らなければなりません。

鈍行で行こうとすると、長岡での連絡待ち1時間が発生し、目的の特急稲穂に乗車できません。

というわけでここは高くつきますが長岡から新潟まで新幹線ワープ。Maxときに初めて乗車しました。２階建て新幹線ってすごいですね！
大阪の京阪のダブルデッカーも楽しいですが、こっちもなかなかよいですね。

少しでも安くしたいので、ちょっと工夫をしました。

18きっぷでは新幹線・特急に乗れないので、長岡-鶴岡は乗車券+特急券を購入する必要があり、6180円かかります。（新幹線-特急乗り継ぎ割引適用）
さらに鶴岡駅からバスで加茂水族館まで片道720円かかるため往復で1440円必要です。（水族館入園料が1000円なのにバスのほうが高い、、）
つまり合計で7620円です。

このエリアは特急券併用可能なフリー切符が販売されています。
新潟周辺をカバーするえちごワンデーパスと村上周辺から羽後本荘までをカバーするきらきら日本海パスです。
きらきら日本海パスは加茂水族館へのバスもフリーパスとしても機能するので、バスの代金を込みで考えると合計6620円で移動可能になります。

フリーきっぷとしての機能は使ってはいませんが、それでも1000円浮くので少しお得です。ただ、それぞれのエリア周辺の窓口か券売機でフリーパスを購入する必要があるので乗り換え時間に少し余裕がないとこの技は使えないですが。

新潟駅からは特急いなほに乗車です。新潟駅乗り換え10分で、きらきら日本海パスを購入し、さらに地酒を買いたかったのですがさすがに10分ではお酒は買えなかった。。

いなほからの車窓。海が近くて非常にきれいです！これも今回の旅行の目的の１つでした。

鶴岡駅に到着

バスで30分。加茂水族館に到着

ほんとにいろんな種類のクラゲがいました。

クラゲドリームシアター。カメラの性能の限界であまりうまく取れてないですが、大きかったです。

鶴岡駅に戻るバスまで時間があったので、逆方向のバスにのって湯の浜海岸に行ってみました。
一人で冬の海岸行くのは寂しいかとも思いましたが、行ってみると一人で来てる人がちらほら。
夕日がすごいきれいでした。いってよかったー。

鶴岡駅から酒田駅の一つ手前の東酒田駅に向かいます。平田牧場というお店が有名と聞いたので、晩御飯はそこでとんかつに決めました。

東酒田駅徒歩30分程度らしいですが、まぁ最悪タクシーでもいいかと思いましたがタクシーどころか田んぼしかないという。。

はるか向こうに小さくルートインホテルが見えていますが、そこまでは明かりがありません。笑
携帯のライトがないと歩けないほどの暗さ。周りに何があるのかすらわからいな状況でした。スマホの地図がなければ途方に暮れるレベル。。

Googlemapに従って国道を歩こうとしましたが、ついてみるとなんとバイパスで歩けないとか、笑うしかなかったです。まぁ何とかなりましたが。

なんとか平田牧場とんやに到着。おいしかったです。

東酒田駅に戻って駅で電車を待つ選択肢はありえないので（笑）、酒田駅に向かいます。徒歩30分くらい。

途中ではるか彼方に見えていたルートインホテルの近くを通りました。はるばる歩いてきたなぁ。。

酒田駅に到着。今日はもう少し頑張って秋田駅まで向かいます。
秋田駅のコンフォートホテルに宿泊です。

翌日は不老ふ死温泉でゆっくりします。

弘前で観光してから、新青森に迎えに来てくれる不老ふ死温泉の送迎バスで向かいました。（送迎バスは特定日限定のようです。）

ただ弘前で１時間程度しかなく、何もできなかったのでほとんどただ通過しただけとなりました。翌日リベンジします。

部屋からとてもきれいに日本海が見えました。

温泉からの夕日も最高で、夕食もおいしく、朝食もおいしくほんとうに最高の宿でした。朝食のリンゴの煮物が珍しくておいしかったです。
オフシーズンということもあり、9000円であれだけ堪能できたのは本当によかったです。

最終日は送迎バスで新青森に戻り、弘前リベンジです。
ふらいんぐうぃっちの弘前公園周辺の聖地巡礼です。

大正浪漫喫茶室。喫茶コンクルシオのモデルです。

店内もアニメそっくりでした

アップルパイとアップルティーを注文。
日差しが気持ちよくて、聖地という点を抜いてもとてもいい雰囲気の喫茶でした。

サインも飾ってありました。

ここで真琴たちが記念写真を撮ってました。

犬飼さんが飛び立った場所。桜が咲いてればすごいきれいなんだろうなぁ。

犬飼さんがチョコを食べてしまって寝ていたベンチ。
響けユーフォニアムでもベンチが聖地になっていますが、ベンチを撮るのって周りから見ると変ですよね。笑

なおの家。ここで真琴が空を飛びました。

弘前駅からは100円バスで移動しました。が、電車の時間を勘違いして１時間駅で待つことに。。

予定からは遅れてしまいましたが、新青森に到着。

在来線のNEWDAYSの閉まる時間のはやさに少し衝撃を受けました。1Fとか新幹線改札内のNEWDAYSは空いているので全く問題ないですが。

18きっぷを有効に使うために終電で帰れる範囲内で新幹線での移動距離を最低にする方法を検索して郡山まで新幹線、その先は鈍行で帰りました。

鈍行での移動距離のわりに2000円程度の節約にしかならないですが、電車でのんびりゴトゴト移動するのも楽しいのでそれはそれで楽しかった。

目的はすべて達成して楽しい旅行でした。不老ふ死温泉はまた行きたいなぁ。今度は五能線にも乗ってみたい。