2017/03/04 - 2017/03/04
27位(同エリア236件中)
かっちんさん
北海道からの帰り、遠野のひな祭りを訪れます。
三陸と内陸を結ぶ交通の要衝であり、遠野南部家の城下町として栄えた遠野の町家には、江戸や京都から来る豪華な衣装の下り人形のほか、遠野産や花巻産の土人形が多く買い求められました。
ひな祭りでは、代々伝わる古びなが25会場で特別公開されています。
今日は遠野のひな巡りとともに、数が少ないですが蔵造り・看板建築などの町並みを散策します。
遠野市立博物館では、遠野の歴史と文化を学びます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝日(野辺地)
昨晩、函館から青函フェリーに乗り、早朝に青森に到着。
青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道で盛岡へ向かう途中、朝日が上がります。 -
花巻駅
盛岡から東北本線で花巻に到着。
「銀河ドリームライン釜石線」に乗り換え、遠野へ向かいます。 -
銀河ドリームライン釜石線
たった1両の釜石行に乗ります。 -
めがね橋(車窓)
岩根橋駅を過ぎると右手前方に、これから渡るめがね橋(達曽部川橋梁)が見えます。
諸説ありますが、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」の舞台になったのは宮守川橋梁ではなく、こちらだといわれています。 -
遠野駅に到着
花巻から釜石線で1時間6分かかりました。 -
遠野のまちなかマップ
駅前の観光協会に立ち寄り、民話通り・仲町通り・中央通りの町家ひなまつり、遠野市立博物館等を見学します。 -
遠野 町家のひなまつり
観光協会で、ひなめぐりマップをもらい、見どころを聞きます。
町家のひなまつりは、平成29年2月24日~3月5日の間、商店街に展示され、古びなも特別公開されます。 -
河童来ませ(カッパ ライ マセ)
観光協会の建物内に喫茶「のんのん」があります。
壁には「河童店長のNO1おすすめ!」のチラシ・・・ えっ、河童がいるの?? -
店の中をそ~っと覗いてみると
いました。河童店長!
こちらを振り向き、「カッパニチハ」と声をかけられました。
「こんにちは」を意味するカッパ語を話します。 -
駅前広場のカッパ池にはカッパが食事中・・・
まだ寒いので襟巻きをしています。
駅前から離れているカッパ淵には、カッパが生息しているといわれています。 -
八百忠(民話通り)
最初に訪れるひなめぐりは、おやすみ処「やおちゅう」です。
以前は八百屋さんだったところです。 -
けしびな(八百忠)
明治時代後期に作られた京雛です。
芥子の実のように小さい事から「けしびな」と呼ばれています。 -
店内の民芸品(八百忠)
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落ち着いた雰囲気のカフェ(八百忠)
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桜ひっつみそば(八百忠)
ひなまつり開催期間のお蕎麦です。
桜の花を練りこんだ香のあるひっつみとお蕎麦をいただきました。 -
江戸中期のお雛様(民話通り)
次のお雛様は、骨董屋「とりあえず」に飾られています。 -
珍しい木製手動式金銭登録機(骨董屋)
昭和初期頃のレジスターで、左上から硬貨を入れると金銭を選別して収納する装置です。
銘板には日本製、プリンス整理機と表示されています。 -
遠野名物「きりせんしょ」(骨董屋)
米粉の生地にクルミの入ったお菓子です。
岩手県では、ひな祭りに「きりせんしょ」をお供えする習わしがあります。 -
明治後期の京びな(竹林堂)
竹林堂は大正元年に創業した老舗菓子店です。 -
イチオシ
一刀彫の立ちびな(竹林堂)
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明がらす(竹林堂)
「あけがらす」は、米粉にクルミとゴマを練り込んだ菓子です。
甘味のある餅のような生地にクルミとゴマの食感と風味を味わえます。
切り口のクルミの実が夜明けの空にカラスが舞う姿に似ていることから「明がらす」と呼ばれています。 -
イチオシ
江戸末期の特別大きな享保雛(千葉家具店)
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附馬牛人形(遠野城下町資料館)
遠野市附馬牛(つきもうし)町で、江戸時代の終わり頃から大正時代にかけて、花巻人形の影響を受けて製作されました。
土に和紙をまぜて型取りし、焼かずに乾燥させて彩色します。 -
土人形(遠野蔵の道ギャラリー)
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南部屋(中央通り)
江戸時代の享保びなと昭和初期の文房具があります。
下一日市地区の土地区画整備事業により、新しい場所に建物が再建されましたが、蔵はそのまま移築されています。 -
イチオシ
工夫されている蔵の引き戸(南部屋)
室内続きの蔵の引き戸は斜めになっていて、戸を手で開けて荷物を出し入れし、戸から手を放すと自動的に閉まるように設計されています。 -
仙臺屋店舗兼主屋(中央通り)
明治15年(1882)建築、1960年改修・2006年移築した木造2階建、鉄板葺の町家で、国指定登録有形文化財になっています。
現在はお茶屋さんです。 -
イチオシ
看板建築の旧時計店(中央通り)
現在、2016年12月にオープンしたカフェになっています。 -
イチオシ
江戸古雛(まつだ松林堂)
まつだ松林堂は明治元年に創業し、明がらすを考案した老舗菓子店です。
お雛様は高さが約30cmもあり、代々大切に保存されてきました。 -
店蔵造り(小林荒物雑貨店)
2階に観音開きの土窓がある築200年の重厚な耐火建築です。
竹細工・わら細工・民芸品を販売しています。 -
店番のタヌキ(小林荒物雑貨店)
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美しい彩りのなまこ壁(川口屋薬局)
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鍋倉城址
城址入口に、昭和55年(1980)開館した民俗専門の遠野市立博物館があるので見学します。 -
遠野の市(博物館)
大槌、釜石、仙台領の高田、盛の海岸地区から、塩、魚類、海藻類、魚かすなどが運搬され、遠野の市で取引されました。 -
遠野の市(博物館)
一日市や六日町を中心に開催された六度市では、野菜や山菜、わら細工、竹細工、木工品などを露店売りしました。 -
遠野は海岸と内陸とを結ぶ交通の要衝(博物館)
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駄賃付けの馬(博物館)
駄賃付けとは、馬に荷物を背負わせて各地へ運ぶ仕事です。 -
遠野の絵馬(博物館)
馬産地遠野では良馬生産を願って奉納した馬の絵柄が多く見られます。 -
春風祭り人形(博物館)
春風祭りは、五穀豊穣や無病息災を祈願する行事です。 -
遠野オシラサマ(博物館)
オシラ神は、桑の木などで二体一対のご神体を作り、主に家の神、養蚕の神、目の神として信仰する東北地方を中心とした民間信仰の一つです。 -
雨風祭り人形(博物館)
立春から数えて210日頃は、台風がくる時期なので、男女1対の人形をつくり太鼓をたたきながら雨風を北のほうへ送り、被害が少ないように祈る行事が雨風祭りです。 -
手回し洗濯機(博物館)
昭和初期のもので、洗濯物と洗剤と湯を入れて手で回します。 -
薬種箱(博物館)
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遠野のひな人形展示コーナー(博物館)
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享保雛(博物館)
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古今雛(博物館)
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麹製造「大徳屋」(穀町)
大徳屋は150年間、生麹と味噌を造り続けてきました。 -
イチオシ
江戸時代後期の古今びな(大徳屋)
綺麗に保存されてきたお雛様です。 -
馬の町「遠野」
顔の下の胴体が木製ベンチになっています。 -
快速「はまゆり」
遠野駅から花巻経由盛岡行に乗り、今晩の宿のある土沢へ向かいます。 -
「はまゆり」の車内
キハ112-1という車両です。 -
田んぼに飛来している白鳥(土沢)
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土沢駅に到着
今晩の宿は、駅から歩いて15分のところにある、JR東日本の「ホテル フォルクローロ花巻東和」です。
明日は花巻市大迫(おおはさま)のひな祭りを訪ねます。
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