2015/02/12 - 2015/02/12
539位(同エリア1688件中)
あおしさん
今日は事実上エジプト旅行最終日。
今日はカイロ市内をぶらぶらする予定。
「ツタンカーメンの黄金のマスク」は絶対見たい!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
少々疲れていたので、10時くらいまでホテルでのんびりしようと思ったけど、窓から見ると、天気もよく、昨日と違って風もなく、ピラミッドがとてもよく見えました。
というわけで、再度まずはピラミッドへ。 -
ホテルから歩くこと3キロ、30分。
警備の警察官のたくさんいる入口からピラミッドへ。
1人でぶらぶら歩いていたので怪しまれたのか、警官に呼び止められたり。
でも、パスポートを見せて日本人だとわかると、怖い顔の警官も愛想よく「コニチハ!」
海外、特に発展途上国を回ると、日本人はホント信用があるというか、親日的だな、と思いますね。
いろいろ批判の多い日本外交や外交官だけど、この点では評価していいかも。
ピラミッドは高台にあるため、ここからギザやカイロ市街も今日はよく見えます。 -
きのうは車で移動だったけど、今日は徒歩でのんびりと。
やっぱり自由に歩きながらの移動の方が楽しい。
青空をバックにしたピラミッドはやっぱり美しい。
クフ王のピラミッド -
カフラー王のピラミッド
-
ピラミッドの周りはすでに砂漠地帯
-
砂漠地帯では観光客向けのラクダが歩いています。
-
砂漠の中を歩いた展望場所から。
ここだと3つのピラミッドがほぼ同じ大きさに見えます(手前のメンカウラーのピラミッドは他の2つのピラミッドの半分の高さ)。
一番気にいった景色です。
ただ、この場所には人がほとんどおらず、強盗に襲われたらお手上げ、ってことで少々怖かったですが(ピラミッド一帯にも人気のないところには強盗が跋扈しているそうです)。 -
ピラミッド地帯から参道の遺跡を通ってスフィンクスへ。
スフィンクスも青空をバックにするととても美しいです。 -
ぐるりとスフィンクスを回って正面から。
-
3時間ほどピラミッド周辺を歩いて回って、午後はカイロ市内の考古博物館へバスで向かいます。
アラビア語なんて読めるわけないし、とりあえず数字だけでもなんとかガイドブックと照らし合わせてバスを見つけました。
運転手さんに「ツタンカーメンのマスク」の写真を見せて、このバスが博物館に行くかどうか確認して、バスで出発。 -
考古博物館前のバス停で運転手さんが指で「あれ」ってさしてくれたので、無事考古博物館へ。
カイロ考古博物館は有名な「ツタンカーメンのマスク」があることで有名な博物館です。
カメラは受付に預けなければならず、残念ながら写真撮影は一切禁止。
ともあれ念願の「ツタンカーメンのマスク」をようやく見ることができました。
さすが「人類の至宝」と言われるだけあって、20分ほど見ててもあきません。
さらに驚いたのは、ツタンカーメンのお墓から一緒に出てきた宝物も一緒に展示されているのですが、木造の椅子や机などの保存状態のいいこと!
まるで大正か昭和前期に作られたようで、とても3500年前に作られたものとは思えません。
「ピラミッドの中のものは腐らない」とかいうピラミッド・パワーなんでしょうか。 -
その他、歴代ファラオたちの石像などで3時間ほど博物館で過ごしても、まだ時間はあります。
そこで地下鉄に乗って、「オールド・カイロ」へ。
ところが博物館のあるタフリール広場の地下鉄の駅が閉鎖されていました。
どうもここは治安が悪いため、地下鉄の駅を閉鎖しているようでした。
よくよく見れば戦車などもあちこちに。 -
仕方がないので、隣のザァドウ・ザグルール駅まで行ってそこから地下鉄でマル・ギルギスと言う駅へ。
マル・ギルギスの周辺は「オールド・カイロ」
ここはエジプトがローマ帝国の領土になったときにカイロで一番最初に市街地となったところです。
そのためカイロがイスラム圏になっても、キリスト教徒が多く住み、今でも「コプト教」として信者が多く住み、教会もたくさん残っています。
「イスラム国」によりたびたびテロの被害に遭ってる「コプト教徒」たちや、その周辺です。
この建物は世界遺産の聖ジョージ教会です -
この一帯は細い路地のような石畳の道でまるで中世ヨーロッパのよう。
右は聖セルジウス教会。
何の変哲もなく、教会には見えないこの建物も世界遺産です。 -
近くにあるガーマ・アムル。
初代ローマ皇帝・アウグストゥス以来700年、エジプトはローマ帝国の領土でしたが、641年、イスラム教の教祖・ムハンマドの率いていたイスラム軍により、カイロは征服され、これ以降エジプトはイスラム世界に入ります。
そのときイスラム軍の本陣だったところに作られたカイロで一番古い寺院。
もちろん世界遺産 -
中に入ると広い庭に、玉ねぎのようなドームとまさにイスラムの寺院
-
内部の回廊。
何人ものイスラムの人がここでお祈りをしていました。 -
「オールド・カイロ」からぶらぶらと町歩き。
露天商のような店はいかにも古いエジプトです。 -
カイロ市内は自動車の交通量、渋滞が半端ではなく、それでいて交差点に信号も横断歩道もありません。
車同士はクラクションを鳴らしあい、歩行者は車の間をすり抜けていました。
日本人の私から見ればまるで「無法地帯」。
道路横断は結構怖い。 -
ナイル川を渡る橋から見た夕焼けのカイロ市街。
写真ではいまいちだけど、すごいきれいな景色で地元の人もたくさん見とれていました。 -
夜歩きはしない方がいいと思いましたが、夜のピラミッドショーが見たくなり、ギザ駅からタクシーに乗って再度ピラミッドへ。
135ポンドも取られた割には、1時間のショーはいまいち残念でした。
明日は朝の便で日本に向けて帰国するので、これでエジプト旅行は事実上終わり。
途中で体調を崩したりで大変なこともあったけど、ピラミッドや多くの神殿などたくさんの世界遺産を見ることのできた有意義な旅になりました。
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