旅人はねんごろになりました　別府温泉

2017/03/24 - 2017/03/25

突如、別府に行く用事が出来る。

別府へは何十年ぶりであろうか、折角なので観光も少ししてみようと思うのだが、何しろ急すぎて準備が出来ていない。

以前、４トラベルで別府の素敵な旅行記を見た記憶があり、そのような所へ行ってみたいが、どなた様の旅行記かが分からない。
履歴を探してみてやっと発見、Ｇ☆travelerさんの旅行記でした。素晴らしい写真の数々、私もそんな写真を撮ってみたい。

翌日、颯爽と別府へ向かうのでありました。

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

別府へは高松から小倉経由で向かうが、たった４時間で着く。早いもんだ。
以前は関西汽船で一晩かけて行った遠い地でした。

小倉駅で見た電車に衝撃。これは欧州の電車やないか。

別府まで行く列車はこの青い電車でした。フランスやの～

何と変わった粋な車内であろうか。

知り合いのおばさんらに別府の写真を見せたら、この写真が一番気にいってくれた。

背もたれがミッキーに見えるんだろうね。年をとってもディズニーが好きなんだな。

別府からの帰りの列車でした。イギリスやの～

英国で走っている日立製の列車によく似ています。

白を基調とした何とお洒落な車内でしょうか。

私は思う。全国のＪＲ列車のデザインはＪＲ九州にお任せしてみては。

別府駅に着くと、変わった爺さんの銅像が目につく。

何やこれは？

でもこの銅像を発案した作者と銅像のご本人身内の方々の英断を賛美します。

油屋熊八　という別府を観光開発した偉人です。

銅像には　旅人をねんごろにせよ　と書かれていました。

旅人をもてなすことを忘れてはいけない　という意味だそうです。

駅から近くに早速、共同浴場らしき施設がありました。

温泉の街に来たと実感します。　これより別府のレトロ世界の始まりです。

好きやなこの店名、安心して呑めます。

別府タワーまでやって来ました。古う～低う～

観覧代200円払って、ギコギコエレベータで昇ります。

通天閣の弟で東京タワーよりお兄さんでっせ。

古う～閑散とした展望台です。

お客さんはだれもいません。もちろん従業員も。

おそらく同じ場所だと思いますが、オープン当時は活況としています。

瀬戸内海方面です。窓ガラスは割れています。

鉄輪温泉方面です。窓ガラスは割れています。

海岸通り方面です。窓ガラスは割れています。

もうガラスは治さないのでしょうか。
治すと構造的に無理が来てタワー自体が崩落するとか。

ラウンジもありました。古う～
恋人と夜景を見ながらカクテルを飲んでロマンチックな気分になれるのでしょうか。

テーブルチャージ　300円也　ホンマかいな

鉄輪温泉ヘバスで向かう途中ここを通過。遊園地です。

東のTDL　西のUSJ　南のラクテンチ

鉄輪（かんなわ）温泉に到着。このマップが要所要所にあり分かりやすく便利です。

新宿駅も見習いなはれ。

この辺りは地獄巡りの拠点ですが、何回も行ったことあるので今回地獄巡りはパス。

小温泉旅館が集まるいでゆ坂を降りて行きます。

街から沢山の湯気が立ち昇っています。

温泉好きな人はいいのでしょうが、こんな蒸し暑そうな街、私は住めません。

湯気がモクモクと吹き上げている場所。

隣では子供たちが平気で野球をしていました。
私には珍しいけど、地元の人には何でもない光景なんだろうな。

共同浴場が沢山あります。

一応組合員のお風呂なんだ。

誰も入っていないので中を覗きます。

他の共同浴場も同じでしたが、組合員の表札が掲げられています。

有名な蒸し料理ですが、出来上がりに20分程かかるのでパス。

路地裏の普通の食堂で遅い昼食。

チャンポンを頼む、味は普通。

チャンポンは長崎の名物かと思っていたが大分のどこでもある。九州の国民食なんだ。

間欠泉が機械を通して吹き上げている。

有名なむし湯。説明聞いたら蒸せそうなので入らない。

足蒸し湯。
後で調べたら、足をお湯に浸けるのではなく、蒸気で蒸すらしい。
試さなかったことを今になって後悔。

ぶらたもりで有名になった温泉宿。

椿だったと思う。何かほっとする。

鉄輪温泉見学を終え、別府市内へ戻って来ました。

宿に近い有名な竹瓦温泉へ

歴史を感じます。

入浴代100円　安う。
砂風呂1,000円に入りたかったけど酒飲み、高血圧者入湯禁止と説明される。
私は後者の為、砂風呂に入れず残念。

ここで一日居てもいいな～
海外旅行者も続々入って来ます。

　　　　　　　　貴重な写真

中はこんな感じです。
ここは撮影禁止だと撮った後で気が付く、すみません。
撮ってしまったんだから公表しちゃえ。

出たら夕暮れになっていました。

それにしても参考にしていたＧ☆travelerさんのような写真が撮れません。

別府の街はアーケド街が沢山ありますが、これ何っていうようなアーケードも。

土産物屋さんです。ホンマにこんな所で買う人おるんかいなと思うような所です。

アーケードの裏側はこの様な有様です。

これもＧ☆travelerさんの真似してみたんだけど、アカン。

鰻に食欲がそそります。

古すぎる埃っぽいお料理サンプルが食欲を止めました。

温泉案内所かな。

この通りは天狗の言われがあるそうです。
大きな天狗を祭っていました。

お店にも天狗のお面が売っていました。

このマネキンを見て着物を買おうと思うのでしょうか。

工事中の店舗でしたが、何でトイレ機材とマネキンをディスプレイしているのでしょうか。
未だによく分かりません。

こういうネーミングにおじさんは弱いのです。

確かにディープな街やな～

確かに暗い

戦後70年　まだこんな店あるんかいな。

音楽博物館　ヒットパレードクラブ

オールディーズが主の生バンドクラブです。

折角なのでここで夕食をとろうと入るが、満席で断られる。

予約がないと入れないみたい。結構人気があるんだ。

歌に自信がある方いかがですか。

昔の懐かしき玩具をディスプレイした変わった居酒屋で夕食をとる。

肉のドカ盛りというメニューに惹かれ注文。
出てきたのは普通の量でしたfor　me。

食べ直しに隣の昭和ラーメン屋に入る。

なんか古き良き味を彷彿させるではありませんか。

ここもレトロ雑誌や看板で店内は装飾されています。

お味は普通→よって客がいない→よって店員が皆暗い

結論・・レトロを売りにして、それように作ったお店は○○ですね。

飲み直しに路地をプラプラ。

すると上の方からライブの音楽が聞こえてくる。

左の看板がそのお店、右下の看板はソープランド。

音楽に惹かれるように、階段を上がるのでした。

フォークソングっぽいライブでした。

演奏者、ファン、スタッフ１人、客（私）　合わせて8人です。

ほどよく呑んでお帰りの時、右の演奏者の方自らお見送りに来てくれました。

スタッフのお姉さんも感じのいい方で、別府にいたら常連になりそうでした。

ありがとうね、楽しかった。

別府の宿は左の黄土色の建物です。

スナック、ソープランド　ど真ん中の宿です。

写真では中々、料亭みたいでいいじゃないですか。

このホテルは珍しくブッキングコムで予約しました。

安くて変わっているなと思ったからです。

本やコーヒー飲み放題のくつろぎ場です。猫の写真をいっぱい飾っていました。

いい所なのに一回も宿泊者と遭遇しませんでした。

内風呂と貸し切り風呂（有料）も良かったですよ。

ツーリストルームというシングルルームが私の部屋です。

引き戸を引いて、すぐ靴を脱いで奥のベッドで寝ます。

この様な形態の部屋は初めてでしたが快適でした。

朝食1,080円を食べる。久しぶりに豪華朝食。東横イン朝食込が続きすぎたのであろうか。

なぜか私以外は中国韓国の旅行者の方々だけでした。

ここの接客係のおばさん方は親切で、ここへ泊まれば絶対日本が好きになるでしょう。
おばさんらの日本語英語がまた良かったです。
御飯の御替わりいかがですか→　ライス　ワンモアー　プリーズ
失礼いたします　　　　　　　　　→　アイム　ソーリ　アイム　ソーリ　

駅に戻ります。
途中に古びた果物屋があり気になってしかたありませんでした。
いったい何を売っているのでしょうか。

埃まみれの古びたフルーツの盛りかごサンプルが散乱しています。

値札が付いているのはイチゴ3ケースとミカン2袋

下のメロンはイミテーションです。

他の値札が付いているのは、がらくたの様な物ばかりでした。

いったい誰が何の為にこんな物買うのであろうかと。不思議なお店でした。

別府駅に戻って来ました。今から用事に行きます。

この銅像の子供みたいなのは小鬼らしいですが、私には爺さんが餓鬼を振り回して楽しんでいる姿にしか見えません。

少しの別府滞在でしたが、タイトルのごとく旅人はねんごろになりました。
つまり、私は十分おもてなしを受けましたよ。ありがとう。

この旅行記へのコメント （4）

• G☆travelerさん 2017/04/06 18:20:33

  お酒が飲めるっていいですね

  こんばんは！
  
  ねんごろな旅行記を楽しく拝見させていただきました。
  私は酒が苦手（女性のいる店なら少しだけ・笑）なので、夜の街歩きは楽しめないのが残念です。
  ライブハウスなども行ってみたいのですが、そこでコーラじゃ恥ずかしい（笑）
  
  ネオン街の看板写真、いい雰囲気ですね。
  私もああいうの大好きです。
  
  Ｇ

  olive kenjiさん からの返信 2017/04/06 21:30:31

  RE: お酒が飲めるっていいですね→ま〜ね〜

  Ｇ様　今晩は　早速クチコミ頂きありがとうございました。
  
  勝手にＧさんのことを書きまくって失礼しました。投稿前に打診をするのが筋でしょうが、もう抑えきれなくて、投稿しちゃいました。
  
  今回はＧさんの撮り方を意識して写したつもりでしたが、出来栄えはえらい違いで、がっかりしています。
  やはり技術、カメラ、感性、写真への取り組む精神が違うのでありましょうか。
  
  これからもＧさんを真似して頑張って撮りまくりますので、しばしご寛容の程よろしくお願いします候なり。
  
  お酒の件ですが、お酒でトラブルになるとか、警察ざたになった時はお酒が飲めない人はいいな〜と思うばかりです。
  　　　　　　　　　　花見がまだやって来ないolive　kenji
  
  

• ミモザおばさんさん 2017/04/06 17:14:54

  同じ日に別府にいました

  olive kenjiさん　こんにちは！
  
  　旅行記を見てビックリ・・・・
  24日は私も別府にいました。
  
  午後２時台のソニックで帰阪しました。
  我々は往復共に同じ車体でイギリス風の電車？でした。
  別府駅でゆっくり珈琲も飲んでいたから、その頃到着されていたかも。
  
  別府の凄い商店街を歩かれていますね。
  我々も竹瓦温泉に行く時に、ちらっとややこしい風景を見たような
  気がするけれど。あれほど凄くはなかったです（笑）
  
  何かビックリしたので、思わずコメントしてしまいました。
  　　　　　　　　　　　　　　　by ミモザおばさん
  
  

  olive kenjiさん からの返信 2017/04/06 21:04:33

  RE: 同じ日に別府にいました・・会いたかった〜

  ミモザさん　今晩は　早々にクチコミありがとうございました。
  
  私もびっくりぽん。24日に同じ別府に居たのですね。驚きでございます。
  私は12時に着きましたので、14時頃は鉄輪へ行ってたかと思います。
  
  会っていたのが幸せか、会わなかったのが良かったのか。
  ミモザ　　　あのおっさん失礼な人やわ、変わってるわ〜
  olive　　　うるさい、ばあんやな〜（もう敬称のおまで削除）
  ・・・という事になっていたかもしれません。
  
  今回、旅行記書いていて思ったのが、最初の頃は純粋な旅行記だったのが、もうへちゃめちゃ自分日記みたいになってきているのが自分ながら恐いです。
  
  九州へ行かれていた旅行記ちらっと見ました。これからじっくり読まさせて頂きます。
  突っ込みが恐いですよ〜乞うご期待を
  　　　　　　　　　　こっち桜まだ咲いていませんがなolive　kenji