2015/08/22 - 2015/08/30
846位(同エリア1988件中)
こりすさん
ストックホルム中央駅でHop onバスを下車し、徒歩で市庁舎までやってきました。
ここの観光の目玉は、ノーベル賞授賞式の晩餐会の会場となる黄金の間とブルーホールの見学と、市庁舎建物に併設の塔に登ること。
写真は塔のてっぺんからガムラスタン方面を撮ったものです。
<前回までの旅行記 2015夏 北欧3ヵ国周遊>
#1 旅の始まりはセントレア・JALサクララウンジ情報
http://4travel.jp/travelogue/11139789
#2 フィンエアー・ビジネスクラスを堪能
http://4travel.jp/travelogue/11141813
#3 フィンエアーラウンジ ヘルシンキ・ヴァンター空港での乗継
http://4travel.jp/travelogue/11144695
#4 空港からアーランダエクスプレスでストックホルム到着(1日目)
http://4travel.jp/travelogue/11210580
#5 旧市街ガムラスタンのホテルライゼン (1日目)
http://4travel.jp/travelogue/11210831
#6 夜の旧市街ガムラスタン散策 (1日目)
http://4travel.jp/travelogue/11216583
#7 ストックホルム市内観光 Hop on Hop offバスで (2日目)
http://4travel.jp/travelogue/11218380
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
-
ストックホルム市庁舎。
ストックホルム2回目となる連れのりすが、ここは行くべき!とチョイスした観光スポットの1つ。
北欧初めてのこりすは、何?市庁舎?それは博物館か美術館? 市庁舎なんて面白くないんじゃないの?と最初思っていましたが、これがなかなか。
まず、ノーベル賞の受賞パーティ会場になっているというだけで、一見の価値ありです(そして、興味があれば別の場所にあるノーベル博物館にも行ってみましょう)。
建物は赤レンガの趣ある造り。800万個のレンガで出来ているそうです。1923年に建設されたもので、比較的新しいんですね。
ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿(総督館、Palazzo Ducale)をモデルに考案されたそうです。 -
市庁舎の見学はボランティア・ガイドツアーへの参加が必須です。自由見学はできません。
日本語のガイドツアーはないため、英語でのツアーに参加しました。
チケット売り場で言語の希望を伝えてチケットを購入し、決まった時間にツアーがスタートします。
ガイドの方がそれぞれの言語のパネルを持って立っているので、そのあたりに集まります。 -
中に入るとすぐに、ブルーホールの大広間。ガイドツアーはここからスタート。
でも、どこがブルーなの?
それは、ここが当初イタリアの広場を模して造られる予定で、天井もなくして青空が見られる様に…という構想があったものの、ここは北国。雪も降るので、天井は付けることに。
それでも青空をイメージするため、壁も天井も青く塗ろうという計画だったようです。
ところが建設してみるとレンガが非常に美しく、結局青い塗装は取りやめに。
名前だけが当初の構想のまま残り、ブルーホールとなったそうです。 -
随分と天井が高い。ビルの4~5階位の高さに感じます。
窓は上の所にだけ設けられていて、この時たまたま光がスポットライトのように差し込んでいたのを激写。美しい…。 -
建物内部の赤レンガ。装飾された壁がなかなかの見ごたえです。
-
このブルーホールが、ノーベル賞祝賀晩餐会(ディナー)の会場になっています。
石でできたこの階段を、受賞者たちが降りてくる光景は、毎年12月にTVでも見られる場面。 -
ガイドに先導されて、ぞろぞろと階段を昇って行きます。
ノーベル賞晩餐会とは逆方向ですね(笑) -
しばらく薄暗い廊下を進むと…
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会議室の様な部屋に到着。
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こちらは市議会場です。豪華シャンデリアの向こうの席は議長席だったかな?
さきほどのブルーホールのノーベル賞の話で、ここが市庁舎だったことをすっかり忘れていました(笑) -
この市議会場の特徴は、木製の天井。
ちなみに向こうの2階席は傍聴席。 -
船底型の天井は、なんと木製。絵が描かれています。
ヴァイキング船をイメージしているんですね。 -
通路の途中で、開いていた窓から撮影。湖と真っ青な空が見えました。
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何かのタペストリー。
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こちらはもっと大きなタペストリーが飾られた部屋。
随分古い貴重な物のようです。
ここで結婚式を挙げることができるそうです。 -
続けて、廊下の様な場所に出ました。
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窓際の柱には神話っぽい雰囲気のレリーフ。
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何を題材にしたものかは分かりませんでしたが、窓辺の太陽光に照らされ、生き生きと躍動感あるレリーフです。
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こちらでもガイドの説明を聞きます。
壁一面に絵が描かれていますが、王子がストックホルムの街並みをフレスコ画で描いたもので、そのためここはプリンスの間と名付けられているそうです。 -
王子が描いたというフレスコ画。ガムラスタンの旧市街かな?
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さらに進んでいきます。
窓辺からちらちら見える湖が気になる。 -
カヌーを漕いでいる人が見えました。
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次のお部屋。ここも天井が木製。
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シャンデリアがあります。このシャンデリア、なんと木製で、金メッキがされたものなんだとか。
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さらに奥へと歩いて行きます。
夏の日差しは結構眩しいね。 -
なんだったか分かりませんが、木製の大きな家具。
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そして、この扉の奥に光り輝いているのが…
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黄金の間と呼ばれる大きなホール。壁がキンキラに輝いています。
奥の壁には何やら巨大な女性の壁画。 -
女性の壁画はメーラレン湖の女神だそうです。
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圧巻の女神の大きさ。天井の格子も素敵です。
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先ほど入ってきた入口側にも何か描かれています。
ガイドの説明の声が広い空間に反響して、英語が聞き取れなくなってきたので、写真に専念することにしました。 -
いやぁ~それにしても、金ぴか! ちょっと落ち着かないかも…。
ここはノーベル賞受賞パーティの舞踏会で使われる部屋だそうです。 -
女神の絵は、なんとも愛嬌のある表情。
膝の上に描かれた建物群はストックホルムの街並み。女神の足元にも色々と描かれていますね。 -
象?モスク?世界各国を表しているのかな。
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女神に向かって左手の壁にはグスタフ・ヴァーサの絵。
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不思議な絵(苦笑)堪能させて頂きました。
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続いて出てきたのは、あら、ブルーホールの2階でした。
階段を見下ろして、ノーベル賞晩餐会の想像を膨らませます。晩餐会の夜はもっと違う雰囲気なんでしょうね。 -
こちらはノーベル賞晩餐会で使われるディナーセット。
ナプキンにはノーベルの横顔を織で浮かび上がらせているように見えました。 -
市庁舎建物の見どころを周り、ガイドツアーは終了。
次は塔に登るため、別のチケット売り場へ。
こちらも決まった時間だけの見学で人数制限を設けている為、チケットを購入してすぐ次の回は満席になっており、少し後の時間の回になりました。
湖のほとりへ移動して時間調整します。 -
市庁舎の建物の脇には広場があり、メーラレン湖を見渡せるようになっています。
遊覧船が出ていきました。 -
向こうの橋は電車が通って行くのが見えます。
湖のほとりは階段状になっていて、みんな腰を下ろしてのんびりしています。
こりすたちも良い場所を見つけ、しばらくぼんやりと景色を眺めていました。 -
ぐるっと見渡していると、妙なカッコをした二人が水辺に近づいてきました。
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なんと、湖に入って泳ぎ始めちゃった(驚)!
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かなり本格的な泳ぎ(笑)目の前をスイスイ。
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結構向こうまで泳いで行ってしまいました…。
夏のストックホルム、おそるべしですね。 -
足元の石畳に、おもしろい形の排水溝の蓋。
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そろそろ時間が来たので、塔に登るために入口に集合します。
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市庁舎建物の中庭を囲む、アーチ状の柱が連なる回廊。
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陰影がなんだかエキゾチック。
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この回廊の端にある小さな入口が、塔に登るための入口となっています。
普段は閉鎖されていますが、所定の時間になると係員がやってきて開けてくれます。 -
中に入ってすぐは普通の階段。チケット売り場もこんな感じの狭い階段通路にあります。
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塔の頂上目指して、ずんずん進みます。
途中で小窓があり、こんな像の後姿が見えました。 -
しばらく階段を昇った後、広い空間に出ました。
石像が沢山並んでいる。でも何なのかよくわかりません。 -
上を見上げると、ドーム状になっていて、まだ先は続いていそう。
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石像の数が多すぎて時間がかかりそうだったので、ここははしょって塔のてっぺんを目指します。
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階段が次第に狭くなってきた。ちなみにここもレンガ造り。
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だいぶ長い間昇ってきたような…だんだん息が切れてきた。
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ここはさっきの石像があったドーム状空間の上の階層ですね。
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見下ろすとこんな具合。
塔の頂上はまだか~? -
最後の階段が近づいてきた感じ。光が見えた!
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ようやく頂上かと思ったら、妙な空間に出ました。
なんというか…日本の城の天守閣に登る手前にあるような急階段?しかも木製。 -
木製の階段を昇り、足が筋肉痛でプルプル震えそうな一歩手前。ようやく外に出た!
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ああ!ストックホルムの街並みがこんなキレイに見渡せる。来てよかった~
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さっき下の湖のほとりから見えた方角。塔の上から見渡すとこんな感じ。
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ヨットが横切って行く。
ストックホルムという街は、いくつもの島でできているんだなぁと実感。 -
観光船乗り場が眼下に見えました。
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ストックホルム中央駅も見えます。こっちの方は近代的なビルが多いかな。
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市庁舎の中庭を塔の上から見下ろしたところ。
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市庁舎の建物越しに、川の上流方面。
なんか道路に人があふれかえっていますね。 -
市庁舎に入る前に出くわしたマラソンコースでした。
川には桟橋のようなものが出ていて、泳いでいる人が沢山見えます。 -
川を泳ぐ人々。トライアスロンか何かの競技でしょうか?
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塔の上には鐘が沢山。鉄格子があるのでこれ以上上には行けませんが…
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鉄格子の隙間から鐘を撮影。
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塔の上の星の飾り。向こうにはストックホルムの街並み。
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こちらがガムラスタン旧市街。
滞在ホテルはどの辺りかな~?目を凝らしても見えませんでした。
大きな尖塔は、手前がリーダーホルム教会、奥がドイツ教会です。 -
さて、景色も十分楽しみ、なんとなくストックホルムの街の全体感がつかめたので、塔を降ります。
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塔の階段途中で見つけたプレート。
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市庁舎見学と塔に登って、市内観光の一つ目はクリア。
これから少しぶらぶらと街歩きに出かけます。
青空と湖。短い夏を楽しみたくなる北欧の人の気持ち、少し分かりました。 -
観光船が出ていた場所から、市庁舎を振り返ります。
塔のてっぺんには先ほど見えた沢山の鐘と、金色に輝くモニュメント。
この金色の部分は王冠をモチーフにしているそうです。
市内観光はまだまだ序盤。続きの旅行記へ。
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