2015夏 北欧3ヵ国周遊#6　夜の旧市街ガムラスタン散策 (1日目)

2015/08/22 - 2015/08/30

ストックホルム到着初日の夜。
フィンエアーでヘルシンキ乗継、ようやくたどり着いて、時差もあり体調はイマイチ…。でもホテルで少しうたた寝したら、このままどこにも行かないなんてもったいない！と気合をいれて、夜の旧市街散策へと繰り出しました。

北欧の夏は夜の訪れが遅い。出かけた時は現地時間21時を過ぎていましたが、まだ空はほんのり明るく、22時頃になってようやく夜らしい暗黒の空になりました。

石畳にオレンジのランプが照り返す、あたたかくほの暗い明かりの中、1時間ほど旧市街の散策を楽しみました。

＜前回までの旅行記 2015夏 北欧３ヵ国周遊＞
#1 旅の始まりはセントレア・JALサクララウンジ情報
http://4travel.jp/travelogue/11139789
#2 フィンエアー・ビジネスクラスを堪能
http://4travel.jp/travelogue/11141813
#3 フィンエアーラウンジ ヘルシンキ・ヴァンター空港での乗継
http://4travel.jp/travelogue/11144695
#4 空港からアーランダエクスプレスでストックホルム到着(1日目)
http://4travel.jp/travelogue/11210580
#5 旧市街ガムラスタンのホテルライゼン (1日目)
http://4travel.jp/travelogue/11210831

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 利用旅行会社: 旅工房

ホテル「ファースト・ライゼン」を出てすぐの小道。
泊まっていた部屋のベランダから眼下に見えた細い路地です。

大通りとは逆方向に、探検がてら歩いて行くことにしました。街灯が素敵…

すぐに大きな通りに出ました。
レストランのテラスは遅い夕食をとる客でいっぱいです。

ここは小さな広場の様な空間があり、いわれは分かりませんが、なにかの像がありました。

こんな像もあります。マリア様？にしてはちょっと雰囲気が違うような。

違うアングルから。

ちなみに、ただいまの時間は現地時間21：30を回ったところ。
まだ空はほんのり明るいです。

人が歩いている方向に行ってみます。

途中見つけた不思議な路地。天井の低いトンネルの向こうには、どこまでも続く小道。

お店のショーウィンドウです。閉店後でもディスプレイを見せるように明かりがついているんですね。
ヨーロッパっぽくて、とっても素敵な雰囲気。

面白い看板のお店を見つけました。
魔女の宅急便！？

この旧市街ガムラスタンは、宮崎アニメの魔女の宅急便の舞台になった街とも言われています。

更に歩いて行くと、路地の奥の方で道の真ん中にテーブルを出して飲み食いしている地元の人たちを見つけました。
なかなか面白い事してますね～。日本じゃありえない光景です。
なんだか時がゆったりと流れていて、いい雰囲気。

これは…マークからして、公衆トイレですね。
一応こんなところにもあるんだ、という事に驚き。

有料トイレのようです。

再び歩いて行くと、また海がちらりと見えてきました。

趣ある看板を発見。

何かのお店のようです。クリスマスリースを思わせる形状。

また面白い路地。隣の建物と渡り廊下でつながっています。
後から取り付けたのかな？
もしここが運河だったら、ベネチアっぽい雰囲気。

建物と建物は、間が空いていなくて密着しているんですね。
ヨーロッパの旧市街でこういう建物群をよく見かけますが、こうした方が強度が増すのかな。
片方だけリフォームで取り壊したくなったりしたらどうするんだろう。

建物の上の方の壁にリボンみたいな装飾があって、カワイイ。用途は不明。

道案内の看板。これは新しいものです。

賑わっている広場に出ました。
さっきからうろうろ歩き回っていますが、一応目的地は決めています。

行きたかった目的地は、こちら。

ガムラスタンで最も細い路地、という触れ込みの、Mårten Trotzigs Gränd（モーテントローツィググレン）（読み方は違うかも…）

この細い路地が、観光名所となっています。

最初は、それほどでも…という感じでしたが、階段を上って行くと最後にはこんな具合に。
狭い所は道幅90センチだそうで。
体が大きな人は通れない？　というほどでもありませんが、かなり窮屈な路地です。

面白い路地ですね。誰が何のために作ったんでしょう。

壁の落書きが残念です。

路地の奥まで階段を昇って行き、その先には特に真新しいものがなかったので、再び同じ道を戻ってきました。

また歩いて行くと、開けた通りにでました。

この辺りは湾になっています。
私達もちょっと一休み。

ストックホルムのタクシー。

入江の階段に腰掛けて、地元の若者たちに交じって、夕涼み。

夜景が素敵…。

船着き場もあって、ときどき小舟が往来し、橋を渡る電車も見えます。
近くにガムラスタン駅があるので、電車がゆっくり走りはじめるところが見えます。

対岸の街並みの明かりが水辺に反射して、ムーディな雰囲気です。
ここでしばらくおしゃべりをしながら、夜風にあたっていました。

長旅の初日から飛ばしすぎては体に悪いので、そろそろホテルに戻ることにします。
先ほど歩いてきた通りを戻って、また広場に出ました。

ここにはCOOP（日本では生協）があったので、店内を少し覗いてみることにします。

果物。もも、すいか、レモン、キウィ等々。

マッシュルームのばら売りって、日本じゃ見かけませんね。
ズッキーニの隣には、ぷっくりした茄子。

オイルサーディンのコーナー。種類豊富です。
面白いパッケージのサーディン缶詰もあります。

日清カップヌードル！出前一丁！
アジアでは結構見かけますが、まさかストックホルムのCOOPで置いているとは。
ちょっと興奮しちゃいます。結構色々種類がありますね。

チーズ、かなり種類豊富。サーモンと一緒に食べたりするのかな。

ソーセージとか、ハムとか加工肉コーナー。

謎のボトルと謎の子供のパッケージの品物。
後でガイドブックを見たら、子供のパッケージはマッチでした。1936年から続くデザインだそうです。

コープを丹念に見て、結局この日は何も買わずに帰って来ました。
時差と疲れで食欲もなく、二人とも夕飯は食べなくていいや、となったのでホテルへ戻ります。

明日は市庁舎を観に行った後、再び旧市街散策をする予定です。
続きの旅行記へ。