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タウン誌に「大磯に住んだ8人の宰相たちの別荘跡地をガイドとともに巡る」という企画を見つけ参加しました。<br />大磯には明治以降200以上もの政界人や財界人たちの邸宅や別荘があったそうです。その中には総理大臣や三井、三菱、安田などの財閥の別荘もありました。小さな大磯の地に8人もの宰相が住んでいたのは驚きですが、その別荘はすでに解体されたり建て替わったりし、残るものも非公開で全く見ることはできません。今回は大磯ガイド協会の方達の案内で「8人の宰相の別荘跡地を巡る」ので特別に別荘内を見られるのではないかと密かに期待して出かけました。<br /><br />写真は2017年4月から公開される再建された吉田茂邸

「大磯に住んだ8人の宰相たち」の別荘跡地を訪ねて

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2017/03/18 - 2017/03/18

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タウン誌に「大磯に住んだ8人の宰相たちの別荘跡地をガイドとともに巡る」という企画を見つけ参加しました。
大磯には明治以降200以上もの政界人や財界人たちの邸宅や別荘があったそうです。その中には総理大臣や三井、三菱、安田などの財閥の別荘もありました。小さな大磯の地に8人もの宰相が住んでいたのは驚きですが、その別荘はすでに解体されたり建て替わったりし、残るものも非公開で全く見ることはできません。今回は大磯ガイド協会の方達の案内で「8人の宰相の別荘跡地を巡る」ので特別に別荘内を見られるのではないかと密かに期待して出かけました。

写真は2017年4月から公開される再建された吉田茂邸

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  • 大磯駅近くの 駐車場に車を預け集合場所に向かいます。<br />沢田美喜さんの開いたエリザベス・サンダースホームが駅前にあります。.<br />戦後、米軍兵と日本人女性の間に生まれた混血孤児は当時の日本では受け入れ先がなかったので女史はこのホームを作り孤児を育て上げました。

    大磯駅近くの 駐車場に車を預け集合場所に向かいます。
    沢田美喜さんの開いたエリザベス・サンダースホームが駅前にあります。.
    戦後、米軍兵と日本人女性の間に生まれた混血孤児は当時の日本では受け入れ先がなかったので女史はこのホームを作り孤児を育て上げました。

  • エリザベス・サンダースホームの孤児たちは学校にも受け入れてもらえなかったので、沢田美喜さんは彼らの教育のために新たに聖ステパノ学園も設立しました。<br /><br />今回のガイドツアーは大磯駅からほど近い公園が集合場所です。受付を済ませ、10名ほどのグループごとに「8人の宰相たちの別荘跡地巡り」に出発しました。

    エリザベス・サンダースホームの孤児たちは学校にも受け入れてもらえなかったので、沢田美喜さんは彼らの教育のために新たに聖ステパノ学園も設立しました。

    今回のガイドツアーは大磯駅からほど近い公園が集合場所です。受付を済ませ、10名ほどのグループごとに「8人の宰相たちの別荘跡地巡り」に出発しました。

  • 最初の宰相の別荘へ向かう途中に通ったのはこの門だけが残る西郷従道氏の邸宅跡です。<br />西郷隆盛氏の実弟で海軍大臣や内務大臣などを歴任した元帥です。

    最初の宰相の別荘へ向かう途中に通ったのはこの門だけが残る西郷従道氏の邸宅跡です。
    西郷隆盛氏の実弟で海軍大臣や内務大臣などを歴任した元帥です。

  • この近くにはノーベル賞を受賞した大隅良典氏も住まわれています。

    この近くにはノーベル賞を受賞した大隅良典氏も住まわれています。

  • 大磯駅の裏に歩いて来ました。<br />駅舎の後ろに見える愛宕山には三菱財閥の岩崎家の別荘がありました。現在は先に見てきた沢田美喜記念館がある場所です。

    大磯駅の裏に歩いて来ました。
    駅舎の後ろに見える愛宕山には三菱財閥の岩崎家の別荘がありました。現在は先に見てきた沢田美喜記念館がある場所です。

  • 「招仙閣」跡地<br />伊藤博文氏が小田原の別荘に赴く途中に立ち寄っていた旅館「招仙閣」の跡地です。伊藤博文氏はここでの滞在で大磯の気候風土が気に入り大磯への移住を決めたのでした。<br /><br />旅館はすでに廃業し建物も取り壊されています。

    「招仙閣」跡地
    伊藤博文氏が小田原の別荘に赴く途中に立ち寄っていた旅館「招仙閣」の跡地です。伊藤博文氏はここでの滞在で大磯の気候風土が気に入り大磯への移住を決めたのでした。

    旅館はすでに廃業し建物も取り壊されています。

  • 妙大寺<br />軍医であり海水浴場の開設に尽力した松本順氏のお墓がこのお寺にあります。<br />松本順氏は海水浴が健康に良いと学び、大磯が海水浴に最適の地だと説き海水浴場開設に尽力しました。<br />大磯は海水浴場発祥の地なのです。

    妙大寺
    軍医であり海水浴場の開設に尽力した松本順氏のお墓がこのお寺にあります。
    松本順氏は海水浴が健康に良いと学び、大磯が海水浴に最適の地だと説き海水浴場開設に尽力しました。
    大磯は海水浴場発祥の地なのです。

  • 妙大寺に隣接して松本順氏の別荘もありました。<br />その別荘を買い取り邸宅としたのが第24代内閣総理大臣 加藤高明氏でした。<br />今はそのご子孫が住まわれているので写真は撮れません。<br /><br />近くには第18代内閣総理大臣 寺内正毅氏の別荘跡地もありましたが邸宅は取り壊されすっかり整地されていました。<br />さらにご近所には 村上春樹邸、柔道家山下泰裕邸、画家安田靫彦邸もありましたが個人宅なので写真撮影はできません。

    妙大寺に隣接して松本順氏の別荘もありました。
    その別荘を買い取り邸宅としたのが第24代内閣総理大臣 加藤高明氏でした。
    今はそのご子孫が住まわれているので写真は撮れません。

    近くには第18代内閣総理大臣 寺内正毅氏の別荘跡地もありましたが邸宅は取り壊されすっかり整地されていました。
    さらにご近所には 村上春樹邸、柔道家山下泰裕邸、画家安田靫彦邸もありましたが個人宅なので写真撮影はできません。

  • 大磯駅の山側を巡った後は海側に来ました。こちらにはさらに広大な敷地の別荘、邸宅が並んでいるのですが現存する建物を見ることはできるのでしょうか。ここまで巡ってきた別荘はほとんど残っておらず「別荘巡り」としては少々物足りない感じです。

    大磯駅の山側を巡った後は海側に来ました。こちらにはさらに広大な敷地の別荘、邸宅が並んでいるのですが現存する建物を見ることはできるのでしょうか。ここまで巡ってきた別荘はほとんど残っておらず「別荘巡り」としては少々物足りない感じです。

  • 現在の大磯中学校の敷地には第3、9代内閣総理大臣 山縣有朋氏の別荘「小淘庵」が立っていました。

    現在の大磯中学校の敷地には第3、9代内閣総理大臣 山縣有朋氏の別荘「小淘庵」が立っていました。

  • 大磯中学校の隣には塀が延々と続きます。<br />この敷地内には 陸奥宗光氏と第8、17代内閣総理大臣 大隈重信氏の別荘が残されていますが現在は「古河電工 大磯荘」として管理され公開はされていません。

    大磯中学校の隣には塀が延々と続きます。
    この敷地内には 陸奥宗光氏と第8、17代内閣総理大臣 大隈重信氏の別荘が残されていますが現在は「古河電工 大磯荘」として管理され公開はされていません。

  • 古河電工 大磯荘は門を固く閉ざし中をうかがい知ることはできませんが、現存する明治の貴重な建物をいつかは公開してほしいものです。

    古河電工 大磯荘は門を固く閉ざし中をうかがい知ることはできませんが、現存する明治の貴重な建物をいつかは公開してほしいものです。

  • 大磯荘の敷地は1万2千坪もあるそうで庭は海まで続いています。このあたりの別荘はプライベートビーチを保有していたのです。

    大磯荘の敷地は1万2千坪もあるそうで庭は海まで続いています。このあたりの別荘はプライベートビーチを保有していたのです。

  • その隣には第1、5、7、10代内閣総理大臣 伊藤博文氏の邸宅 「滄浪閣」がありました。大磯の地をたいそう気に入った伊藤博文氏は本籍も東京から大磯に移しこの滄浪閣を本宅として過ごしていました。<br />後年西武プリンスホテルの別館として使われていましたが西武グループの業績悪化から売却に出されています

    その隣には第1、5、7、10代内閣総理大臣 伊藤博文氏の邸宅 「滄浪閣」がありました。大磯の地をたいそう気に入った伊藤博文氏は本籍も東京から大磯に移しこの滄浪閣を本宅として過ごしていました。
    後年西武プリンスホテルの別館として使われていましたが西武グループの業績悪化から売却に出されています

  • 滄浪閣の西側には第12、14代内閣総理大臣 西園寺公望氏も別荘を構えました。伊藤博文氏の隣なので「隣荘」と名付けられました。こちらも長い塀の先はプライベートビーチとなっています。

    滄浪閣の西側には第12、14代内閣総理大臣 西園寺公望氏も別荘を構えました。伊藤博文氏の隣なので「隣荘」と名付けられました。こちらも長い塀の先はプライベートビーチとなっています。

  • 今は相模湾に沿って西湘バイパスが通っていますがそれ以前は別荘からすぐ海岸だったのでしょう。

    今は相模湾に沿って西湘バイパスが通っていますがそれ以前は別荘からすぐ海岸だったのでしょう。

  • この辺りには他にも鍋島邸、池田邸、清水邸、伊達邸など多くの別荘が点在していましたが今ではすっかり開発されマンションや住宅地に様変わりしています。

    この辺りには他にも鍋島邸、池田邸、清水邸、伊達邸など多くの別荘が点在していましたが今ではすっかり開発されマンションや住宅地に様変わりしています。

  • 「血洗川」というぎょっとする名前の川がありました。血のついた刀を洗ったという言い伝えのある川のようです。

    「血洗川」というぎょっとする名前の川がありました。血のついた刀を洗ったという言い伝えのある川のようです。

  • 富士山が綺麗に見えます。

    富士山が綺麗に見えます。

  • 最後に訪れたのは第45、48、49、50、51代内閣総理大臣 吉田茂氏の別荘です。

    最後に訪れたのは第45、48、49、50、51代内閣総理大臣 吉田茂氏の別荘です。

  • 兜門<br />平成21 年に別荘は焼失したのですがこの兜門は難を逃れました。

    兜門
    平成21 年に別荘は焼失したのですがこの兜門は難を逃れました。

  • 焼失した別荘は再建され4月から一般公開されます。<br />もう出来上がっているので内部を 見せてもらえるのではないかと期待していましたがダメでした。<br />3月26日にはお孫さんの麻生太郎大臣も出席されてオープニングセレモニーが開かれました。

    焼失した別荘は再建され4月から一般公開されます。
    もう出来上がっているので内部を 見せてもらえるのではないかと期待していましたがダメでした。
    3月26日にはお孫さんの麻生太郎大臣も出席されてオープニングセレモニーが開かれました。

  • 焼失前の姿が蘇りました。<br />吉田茂氏は亡くなるまでここに住み続け、政界引退後も多くの政治家が意見を聞きに通ったそうです。

    焼失前の姿が蘇りました。
    吉田茂氏は亡くなるまでここに住み続け、政界引退後も多くの政治家が意見を聞きに通ったそうです。

  • 「大磯に住んだ8人の宰相たちの別荘」のうち<br />加藤高明邸、寺内正毅邸、 山縣有朋邸、大隈重信邸、伊藤博文邸、西園寺公望邸、、吉田茂邸を見て回りました。あと一人は原敬第19代内閣総理大臣 の邸宅跡ですが今回のコースから少し外れるので行きませんでした。<br />別荘巡りとは言えほとんどの別荘は残っておらず、現存するものは非公開ではなんとも残念な感じが残るガイドツアーでした。

    「大磯に住んだ8人の宰相たちの別荘」のうち
    加藤高明邸、寺内正毅邸、 山縣有朋邸、大隈重信邸、伊藤博文邸、西園寺公望邸、、吉田茂邸を見て回りました。あと一人は原敬第19代内閣総理大臣 の邸宅跡ですが今回のコースから少し外れるので行きませんでした。
    別荘巡りとは言えほとんどの別荘は残っておらず、現存するものは非公開ではなんとも残念な感じが残るガイドツアーでした。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • 悲しみの青春さん 2019/05/24 03:00:13
    面白い旅行記に巡り合えた
    初めてお便りします。私は建築に興味のある大阪在住の年金生活者です。
    BS朝日の「百年名家」という番組で「旧吉田茂邸 再建された吉田五十八の名建築」を見て、ここに行きたくなりました。「大磯別邸」で検索すると、この記事に行き当たりました。掲載された写真が適切で、コメントも簡にして要を得ており、ガッカリ感が伝わって楽しかったです。次に上京の折には大磯に立ち寄りたいです。

    エトランゼ

    エトランゼさん からの返信 2019/05/24 20:49:07
    RE: 面白い旅行記に巡り合えた
    悲しみの青春さん、はじめまして。

    コメントありがとうございます。

    ガッカリ感が出ていましたか?お恥ずかしいです。
    確かにこの日は大磯町のガイドさんに案内されての別荘巡りだったので普段は見られない内部も見学できるのではと期待を大きく持ちすぎました。
    でもひとりで歩いていたら見過ごしてしまうような建物の説明も聞くことができ興味深く巡ることができました。

    近々また大磯に行きますのでその時は公開されている吉田茂邸を見てこようと思っています。

    悲しみの青春さんも機会があれば是非いらしてください。
    大阪近辺の情報も教えていただけると嬉しいです。

    エトランゼ
  • たらよろさん 2017/03/31 12:49:29
    ツアーと言えども・・・
    こんにちは、エトランゼさん

    いやぁ〜〜
    ツアーと言えども、大して収穫なく・・・(笑)
    残念でしたね。
    大磯に、凄い方たちの別荘がたくさんあったというのは聞いたことがあったのですが、今はもう無かったり、建て替えられてたり。
    現存していないというのが残念ですね。

    残っていても、見せてもらえない。
    それも寂しいなぁ。

    今でこそ、ハーフハーフと持て囃されていますが、
    当時は大変な思いをされていた混血の方たち。
    それがわずか70年前のことなんだよね〜

      たらよろ

    エトランゼ

    エトランゼさん からの返信 2017/03/31 22:37:21
    RE: ツアーと言えども・・・
    たらよろさん、こんばんは。

    個人で行くと見せてもらえない別荘が今回は特別に見られるのでは〜と期待が大きかった分、ガッカリ度も大きかったです (*´ω`*)

    別荘をみるというよりもたくさんの著名人が大磯に住んでいたという足跡を巡る企画のようでした。
    ガイドさんのお話も興味深かったので楽しいウォーキングでした。

    現在も大磯には有名人が結構住んでいるのにも驚きました。

    エトランゼ

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