＊冬のロシア＊ モスクワ＆サンクト ぶらぶら街歩き(中編)＜ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸ編>

2017/03/05 - 2017/03/11

１週間の有給休暇を取得できたので、どこかへ旅へ出ようと考え、若いうちに少しくらい無茶をしておこうと思い、ずっと行ってみたいと思っていたロシアへ、20代男1人での渡航に挑戦しました。

サンクトペテルブルクとモスクワの２都市を観光してきました。
ロシアへの渡航に際しては、不安だらけでしたが、
4トラベルでのロシア旅行へ果敢に挑まれた方々の旅行記を見て、決心(?)することが出来ました。
渡航の準備を含め、ぜひロシアへ行ってみたいと思われている方の参考になればと思い、今回旅行記をまとめさせて頂きました。

ロシアの観光シーズンは「夏」ですが、私は「冬」のロシアにすっかり魅了されてしまいました。笑
今回、冬のロシアの魅力をお伝えできればと思います。

◆日程
3/5(日) 成田→モスクワ→サンクトペテルブルク
3/6(月) サンクトペテルブルク
3/7(火) サンクトペテルブルク→モスクワ
3/8(水) モスクワ
3/9(木) モスクワ
3/10(金) モスクワ→(翌)成田

◆旅行記のまとめ
(1)前編（準備からロシア入国まで) 写真14枚
http://4travel.jp/travelogue/11224464

(2)中編（サンクトペテルブルク観光）写真40枚
http://4travel.jp/travelogue/11224771

(3)後編（モスクワ観光～帰国まで）写真86枚
http://4travel.jp/travelogue/11224888

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機

【ロシア国営放送】

ロシアで迎える初めての朝。
テレビをつけてみると、いきなり安倍さんの姿が。

北朝鮮のミサイル発射に関連するニュースで、
安倍さんの会見の様子が放送されていました。

【サンクトペテルブルク市内】

まずはお散歩がてら、ホテルから、
モスクワからの列車が発着する、サンクトＰにある
「モスクワ駅」へ向かうことにしました。

【モスクワ駅(ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸ)】

サンクトペテルブルクにあるのに、「モスクワ駅」。
ロシアでは行き先の名前を駅名にする風習があるそうで、
モスクワへ向かう列車が発着するため「モスクワ駅」だそうです。
ややこしい…。笑

モスクワ駅 (モスコーフスキー駅) 駅

【モスクワ駅(ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸ)】

電車には乗りませんが、せっかくなので中に入ってみました。
でかい。

モスクワ駅 (モスコーフスキー駅) 駅

【モスクワ駅(ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸ)】

壁に貼り付けられた、
シベリア大陸を横断するどでかい路線図は圧巻でした。

モスクワ駅 (モスコーフスキー駅) 駅

【モスクワ駅(ｻﾝｸﾄﾍﾟﾃﾙﾌﾞﾙｸ)】

どれもモスクワへ向かう列車ばかりでした。

モスクワ駅 (モスコーフスキー駅) 駅

【ネフスキー大通り】

モスクワ駅を後にして、
今度はサンクトペテルブルクのメインストリートである、
ネフスキー大通りをぶらぶら。

サンクトペテルブルクは観光名所はもちろんですが、
街を歩くだけでも十分楽しめますね。

ネフスキー大通り 散歩・街歩き

【ネフスキー大通り】

川は見事に凍っていました。
この時、日中なのに気温はなんと-1℃。

日差しがあって助かりました。笑

ネフスキー大通り 散歩・街歩き

【国立ロシア美術館】

途中、ネフスキー大通りで昼食をとりつつ、
小１時間歩いて、国立ロシア美術館へ。

日本の団体客の方々に遭遇し、
まじまじとプーシキン像を眺めておられる中、
私は、そそくさと中に入っていきました。笑

国立ロシア美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【国立ロシア美術館】

中はなんともゴージャスでした。
絵画だけでなく、建築そのものを楽しむことができ、大変満足でした。

国立ロシア美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【国立ロシア美術館】

ロシア人画家によって書かれた、
江戸後期の日光東照宮の絵がありました。

国立ロシア美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【国立ロシア美術館】

見るもの目白押しで、ついつい長居してしまいました。

芸術の教養がないと美術館は楽しめないと思っていましたが、
素人でも迫力のある巨大な絵画を前にすると、十分興奮できました。

普段、あまり美術鑑賞はしないのですが、
ロシアにきて、何かに目覚めたような気がしました。笑

国立ロシア美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【血の上の救世主教会】
（スパース・ナ・クラヴィー大聖堂）

皆様サンクトペテルブルクにきたら、必ず来るからか、
観光客で大変賑わっておりました。

ハリストス復活大聖堂 (血の上の救世主教会) 寺院・教会

【血の上の救世主教会】
（スパース・ナ・クラヴィー大聖堂）

とにかくおおきい。笑

「血の上」という物々しい教会の名前の由来は、
皇帝アレクサンドル２世が暗殺された場所の上に建てられたためだといわれています。

ハリストス復活大聖堂 (血の上の救世主教会) 寺院・教会

【血の上の救世主教会】
（スパース・ナ・クラヴィー大聖堂）

入場料が必要ですが、中にも入ることが出来ます。
中も壁画(イコン)がびっしり描かれており、圧巻です。

ハリストス復活大聖堂 (血の上の救世主教会) 寺院・教会

【血の上の救世主教会】
（スパース・ナ・クラヴィー大聖堂）

トイレの案内板かと思ったら、よく見るとスリに注意？笑

ハリストス復活大聖堂 (血の上の救世主教会) 寺院・教会

【サンクトペテルブルク・地下鉄】

ロシア人の生活を支える大切な足、
地下鉄(ミィートロー/метро)へ乗り込みます。

サンクトペテルブルクの地下鉄もなかなか素敵だったんですが、
それ以上にモスクワの地下鉄が素晴らしかったので、
地下鉄の様子はモスクワ編でじっくりと笑

なんと、お値段はどこまで行っても35RUB(約80円)という
超お財布に優しい価格です。
ロシアは公共交通機関がとにかく安かったです。

【ペトロパヴロフスク要塞】

強国スウェーデンと争うためにうさぎ島と呼ばれる小島に、
要塞を建設されたのがこちら。

すぐにスウェーデンの脅威が低下すると、
主に収容所として利用されていたようで、そのような博物館もありました。

ペトロパヴロフスク要塞 建造物

【ペトロパヴロフスク要塞】

ペトロパヴロフスク要塞 建造物

【ペトロパヴロフスク要塞】

ペトロパヴロフスク要塞 建造物

【ペトロパヴロフスク要塞】

広かったです。
回りきれず、一部はしょりました。

ペトロパヴロフスク要塞 建造物

【ネヴァ川】

ペトロパヴロフスク要塞と市街地中心の間を流れるネヴァ川。
川の水が一面全て凍っています。

こんな大きな川幅の川が一面凍る景色が見られるのは、
サンクトペテルブルクならではだと思います。

ネヴァ川 滝・河川・湖

【ネヴァ川】

個人的に今回のロシア旅行の中で一番好きな写真です。
あまり写真を撮るのは上手ではありませんが、
この景色はジーンとくるものがありました。

現地の方はそりで遊んだり、氷に丸い穴を開けて釣りをしたりと、
凍った川でそれぞれの楽しみ方で楽しんでおられました笑

ネヴァ川 滝・河川・湖

【ロシア料理～ボルシチ】

今回の旅行、料理があまり撮れておらず、
貴重な数枚ですが、ここでご紹介いたします。

ビーツを煮込んだ伝統的なスープ、ボルシチ(борщ)。
程よい酸味のあるスープに、牛肉がたっぷり入っていて、
とてもおいしかったです。

【ロシア料理～地ビール】

ビールのラベルはセクシーでした。
アルコールも日本のものより強く感じました。

【ロシア料理～ペリメニ】

ロシア版水餃子。スメタナと呼ばれるサワークリームと、
トマトソースにつけて食べるようです。

これも、とても日本人受けしそうな味で、おいしかったです。
醤油かけたら美味しいだろうな～と少し悔しい思いもありました笑

【ロシアの信号機】

ロシアの信号機は、ほぼ全てカウントダウン表示方式で、
あと何秒で「赤・青」になりますよというのがわかるようになっていて、面白かったです。（車側の信号も同様）

【聖イサク大聖堂】

サンクトペテルブルク２日目は、こちらから。
とにかく大きさに圧倒されました。

中には入らなかったのですが、帰国後、
聖イサク大聖堂は内装が素晴らしいと聞き、大変後悔しています…。

イサク広場 広場・公園

【マリインスキー宮殿】

ロシア国旗がなびいておりました。
この地区はそこらじゅうに、宮殿やら教会やら美術館があり、
まさに観光都市といった感じでした。

マリインスキー宮殿 城・宮殿

【ロシアで見つけた日本(1)】

市街地をぶらぶらしていると、
漢字が目に飛び込んできたので、思わず写真を撮りました。

宮城県仙台市にお店を構える麺屋政宗さんの、
分店とのことで、せっかくなので昼食はこちらで頂きました。

麺屋政宗 和食

【ロシアで見つけた日本(1)】

味噌ラーメンを頂きました。
1杯480RUB(約1,000円)と、ロシアで日本食を頂くのは、
なかなかお値段がかかるのが現状のようです。

麺屋政宗 和食

【ネフスキー大通り・ゼニト】

サンクトペテルブルクといえば、ロシアプレミアリーグでも強豪とされるサッカーチーム「ゼニト」を擁しています。

【カザン大聖堂】

こちらはあまり観光地のようになっておらず、
あまり気軽に立ち入れる感じではありませんでした。
熱心な教徒の方がお祈りされていました。

カザン大聖堂 寺院・教会

【シーメンス・サンクトペテルブルク支社】

さすが世界を代表する大企業。支社もお城のようでした。
日本の領事館も近くにありました。

【エルミタージュ美術館】

ででーん！世界三大美術館の１つ、エルミタージュ美術館です。
昔は、冬の宮殿として、皇族の住処として使われておりました。

この薄緑の塗装が美しいですよね。
ロシアの建物はほんとにどれも色味が素晴らしかったです。

エルミタージュ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

【エルミタージュ美術館・宮殿広場】

エルミタージュ美術館の前は、宮殿広場と呼ばれる広場になっています。

なんと、サンクトペテルブルクに来ておきながら、
エルミタージュ美術館の中には入りませんでした…。

本当は前日の月曜日にじっくり鑑賞するつもりが、
月曜日はお休みということを知り、今回1日半しか、
サンクトペテルブルク滞在に時間を作らなかったため、断念せざるを終えませんでした。

月曜日はお休みです・・・。
行かれる方は曜日にご注意ください笑

宮殿広場 広場・公園

【ネフスキー大通り】

ということで、楽しかったサンクトペテルブルクも、
あっという間にお別れの時間が迫り、最後ネフスキー大通りを、
もう一度散策して、モスクワを目指します。

ホテルへ一度荷物を引き上げに戻り、空港へ向かいます。

ネフスキー大通り 散歩・街歩き

【プルコヴォ国際空港(LED)】

今回はせっかくなので、ロシア語は話せませんが、
現地の人と同じく、バスを使って空港を目指すことにしました。

早速バスに乗ろうとしたところ、
運転手さんが、スーツケースを見るや否や、
「Нет!!(ニェット)」(違う!)と怒鳴られ、
反対側のバス停を指差されたので、負けじと、
「спасибо(スパシーバ)」(ありがとう!)と叫び返しました笑

バスに乗り込むと、黄色いビブスを着た、大きながま口のお財布を首から提げている気の強そうなロシアマダムにお金を支払い、半券をもらいます。

終点が空港だったため、後は乗っているだけで大丈夫でした。
なんと運賃は75RUB(約160円)で、タクシー1600RUB(約3000円)に比べるととんでもなく安く移動できました。

プルコヴォ国際空港 (LED) 空港

【プルコヴォ国際空港(LED)】

楽しかったサンクトペテルブルクに別れを告げて、
いざ首都モスクワを目指します。

☆S7-0050便　S7シベリア航空
17:45 サンクトペテルブルグ／プルコヴォ(LED)
19:15 モスクワ／ドモジェドヴォ(DME)

プルコヴォ国際空港 (LED) 空港

【モスクワ・ドモジェドヴォ国際空港(DME)】

あっという間に、モスクワに着きました。
夜のドモジェドヴォ空港はとてもかっこよかったです。

☆S7-0050便　S7シベリア航空
17:45 サンクトペテルブルグ／プルコヴォ(LED)
19:15 モスクワ／ドモジェドヴォ(DME)


>>後編(モスクワ編)
http://4travel.jp/travelogue/11224888

モスクワ ドモジェドヴォ空港 (DME) 空港