2017/02/05 - 2017/02/19
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Weiwojingさん
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チベット仏教寺院・松安寺には3日間通った。初日は寺の見学、2日目は曼荼羅の御開帳の見学そして3日目は村人だけで行われる民族舞踊祭典を見に出かけた。
チベット仏教との出合いは初めてで大いに興味があったが、何分未知の文化であり、どんなものか一抹の不安もあった。しかし、寺院の方々には小生たちの会話はつたない中国語のためあまり通じなかったが、親切に対応してくださり、大いに助かった。
この日は村人たちが正月を祝う踊りの日で、着飾った男女がたくさん集まって来た。伝統行事を見るのも興味があったが、ここに着飾って来たチベット系の人々の民族衣装にも大いに関心を覚えた。
☆☆☆ 「中国・四川省のチベット族が大多数を占める丹巴を訪ねて」シリーズ ☆☆☆
① 「中国・四川省のチベット族が大多数を占める丹巴を訪ねて ー 旅の序章・省都成都での滞在」
http://4travel.jp/travelogue/11215572
② 「中国・四川省のチベット族が大多数を占める丹巴を訪ねて ー 『美人谷』と言われるギャロン(嘉絨/ジャロン)へ」
http://4travel.jp/travelogue/11218111
③ 「中国・四川省のチベット族が大多数を占める丹巴を訪ねて ー 松安寺で仏教行事『曼荼羅御開帳』を見る」
http://4travel.jp/travelogue/11219717
- 旅行の満足度
- 5.0
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丹巴から3日間巴旺の松安寺へ通った。車で30分ほどのところなので大したことはない。この日も松安寺へ早めに到着した。
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松安寺の入口。チベット寺院は中国寺院と異なり、建物は極彩色に彩られ、寺院の内部もチベット風の仏像に満ち溢れていた。
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入口には「松安寺」と書かれた大きな釣鐘がぶら下げられていて、参拝者は皆この鐘を鳴らして境内に入って行く。
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「マニ車」が入口の左右の壁の置かれている。参拝者たちはぐるぐる回しながら、進んで行く。回すことによってお経を読むのと同じ功徳を得られるとのことだ。
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松安寺の全体像。正面が本殿で、まるで金ピカそのもので、お寺という感じがしない。
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本殿の中に入った。中にはたくさんのチベット仏像が安置されている。この日は特別にきれいに飾られているようだ。
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寺の中に入ると、すぐ大きな線香台があり、参拝者はまずここに線香をささげてから、本堂の方へ向かう。
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お父さんが子供に線香のやり方を説明しているようだ。
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線香はかなり大きい。30㎝は超えているのではないだろうか。
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やがてこの日のメインイベントである踊りが始まった。踊り手たちはこの村や周辺からやって来た人ばかりで、皆きれいに着飾っている。
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特に女性たちは華やかな民族衣装を身にまとい、ここが中国だということを忘れてしまいそうである。東南アジアのミヤンマ―かタイ北部の少数民族を思わせる人々だ。
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男性軍も独特な民族衣装を着ていて、このような光景を見ていると正にここが中国だということを忘れてしまいそうだ。
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踊りそのものはそんなに激しい動きはなく、音楽に合わせてゆっくり動き回るといった風である。
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時には動きのある踊りも見られ、単調な中にもメリハリが感じられる。
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軽快な踊りが続いた。
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男性たちの衣装はアジアと言うよりは南米アンデスの少数民族を思わせる。
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こちらの女性たちのグループも鮮やかな衣装を身にまとい、鮮やかである。
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一方、このような服装をしたグループもある。中年の方ばかりである。中央の女性が下げているペンダントが大変印象的である。
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女性たちの動きのある踊りが続いた。
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踊りに参加されている女性たちを見ていると、きれいな方々が多いのに気が付いた。この辺りは「美人谷」と言われているそうで、大いに頷首することが出来た。
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こちらの女性の服装も独特で、特に頭の被り物に興味を覚えた。どちらの方も帽子(?)に黒い髪の毛が見えるが、実はこれは地毛ではなく、帽子に付いたものである。
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3000メートル近い山々を背景にして踊る人々の姿は南米のアンデス山脈の人々を彷彿させる。
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祭を見に来た人たちは朝から夕方までのんびりと見物しており、大いに楽しんでいるようだ。踊りそのものも興味を覚えたが、このような観客の方々を見ているのも興味深く思える。
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踊りが一段落すると、歌謡ショーが始まった。歌い手は地元ではよく知られた人物のようである。
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歌が終わると、たくさんの人々が白や赤の布を持ち寄り、彼の首にかけた。
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この二人が司会をした。チベット風の服装をし、軽快な語りを交わし、進行を進めめた。彼らの軽快な会話は何を話しているのは分からなかったが、知人の話では曲の説明や歌い手の紹介等だそうである。彼ら自身も歌を披露した。なかなか上手である。
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左側の男性が得意ののどを披露した。染み入るような歌声であった。
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祭を見に来た人々は昼食時に食事を寺からふるまわれて、しばらく休憩時間となった。
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係の人々が見学者に昼食を配っている。大きなマントウとスープを配っているようだ。
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小生たちが泊まっていた民宿の経営者のおじさんが来ていた(右側)。毎日来ていて、知り合いと談笑したり、寺の行事に参加するなど楽しんでいるようだった。
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このおじさんが腰に下げているものを見せてくれた。これは煙草入れだそうだが、メノウやサンゴ等がはめ込まれていて、自慢の持ち物のようだ。
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男性たちの衣装をよく見ておきたい。帽子から足先まで始めて見るものばかりである。
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冬は寒い時期なので、このような帽子や上着(中は厚い毛皮で覆われている)が必要で、昼間はかなり暖かい。
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観客の皆さん。カメラを向けてお願いすると、皆快くポーズを取ってくれた。
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大勢の人々が赤や黄色の布をささげるために列をなしている。
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寺院の隅の方で何やら法要が行われているのだろうか。
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祭を見に来ていた老婦人は、目の前を通った僧侶( 生き仏 )に向かって手を合わせていた。
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お孫さん(左端)と見学に来たおばあちゃんは、いかにもおっとりとした雰囲気がいい。
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ジーンズをはいて、なかなか現代的な服装とチべット風の髪飾りが妙な組み合わせだが、あまり違和感は感じられない。
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子供を背負った母親の姿を見かけた。日本と同じような背負い方だ。子供の顔が実にかわいい。遠い昔に郷愁を覚えるシーンである。
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午前中の踊りが終わり、昼食時間を挟み、イベントが午後2時頃に再開された。今度はガラリと変わり、仮面をつけた人々が登場してきた。
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仮面を被った人々が次から次へと登場してきた。
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この仮面は何を表しているのだろうか。
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終わりに近づいてきたのだろうか。神輿のようなものや様々な人々がが登場し、会場をぐるりと一周した後、外に出て行った。
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行列の最後に象牙を手にした男性がいたが、周りの人々がその象牙に手を寄せ、拝んでいる。
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