【大分・宮崎旅行（１）】由布岳から別府へダウンヒルサイクリングと湯布院・金鱗湖の朝霧

2017/03/11 - 2017/03/12

大分・宮崎をめぐる２泊３日の春旅行。
自転車で見どころ満載の別府をめぐり、湯布院に宿泊して温泉を満喫。
翌日はやまなみハイウェイを南へ走り、原尻の滝を経由して宮崎へ。
気温はやや低めだったけれど、天気にはめぐまれ、たくさんの景色を楽しみました。


１日目：由布岳登山口から別府へサイクリング、別府観光、湯布院宿泊
２日目：金鱗湖（朝霧）、やまなみハイウェイドライブ、原尻の滝

エリア 別府温泉(大分)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

早朝の飛行機で大分入りした旅の初日。
空港近くでレンタカーを調達し、まずは別府駅を目指します。
この日はお天気が良く、山が綺麗に見えます。

別府駅に到着したら、車はコインパーキングへ。
この日は湯布院登山口から別府までダウンヒルサイクリングの予定。

駅前で待ち合わせしていたレンタサイクル「レンチャ」の方と落ちあい、自転車と一緒に由布岳登山口まで連れて行ってもらいます。

別府駅 (大分県) 駅

くねくねした山道を車で登ること30分、由布岳が見えてきました。

サイクリングのスタートポイントは由布岳登山口。
でも、この先の絶景ポイントに連れて行ってくれるとのことで、もう少し先までドライブ。
細い脇道に入り、どんどん登っていきます。

道を上がったところにある、絶景ポイント。
地元の人かタクシーの運転手しかしらないんだとか。
おすすめスポットというだけあって、湯布院の街が見事に一望できる場所でした。

雲ひとつない青空にそびえたつ美しい由布岳。
写真も撮りまくりました。

由布岳(豊後富士) 自然・景勝地

登山口まで戻ってきました。
レンチャのおじちゃんとはここでいったんお別れ。
返却の時間は決めず、一時間前に連絡することになりました。

今回借りたレンタサイクル。
予約時に身長を伝えているので、体にあったサイズを用意してくれていました。
でも、私の自転車は小さくてかなり乗りずらかった。

登山口付近を少し散策。
由布岳には木がほとんどはえていません。
また、野焼き直後ということもあり、山全体がこげ茶色で独特の雰囲気。
いつか登ってみたい山です。

いよいよサイクリングスタート。
車に気を付けながら道路脇を走ります。
基本的にゆるやかな下り坂なので、ペダルをこぐ必要はほとんどなし。
風をきって気持ちよく下っていきます。

こんな道路脇に広がる草原。
雄大な雰囲気で、日本じゃないみたい。

城島（きじま）高原の入り口にある茶店で休憩。
登山口でのんびり写真を撮っていたこともあり、気づけばお昼前。
街へ降りるとちょうどお昼時で混んでそうなので、「峠の茶屋」で早めのお昼ご飯を食べることに。

お店の方におすすめを聞いて、旦那さんが選んだ地鶏丼。
歯ごたえのある鶏肉がとってもおいしい♪

そして、私は定番のとり天定食をチョイス。
これでなんと680円。
鶏肉に唐揚げ風のスパイシーな味がついていて、ごはんがすすみます！

わらび餅といもけんぴ。ご自由にどうぞ、とおいてありました。
おいしかったので、たくさんいただきました。

入店時、他にお客さんがいなかったこともあり、お店のご夫婦とのいろんなお話しをすることができました。
それもまた旅のよい思い出になりました。

おなかもいっぱいになったので、ダウンヒル再開！

別府ロープウェイ乗り場を通過。その向こうに海が綺麗にみえました。

別府ロープウェイ 乗り物

車も結構通るので、なるべくはじっこを走ります。

別府の街に下りてきました。
あちこちから白い煙が上がっています。
温泉の街ならではの光景です。

通りかかった道路脇の水路。
写真では分かりにくいですが、青っぽい乳白色の水が流れています。
温泉なんでしょうね。手を入れると温かかったです。

鉄輪エリアに到着。
通りの先に見えるのは海！
ここからは通りを左にそれて地獄エリアへ入っていきます。

鉄輪エリアではそこらじゅうから煙がもくもくと上がっています。

そしてたくさんの地獄が集まっています。
これはかまど地獄。中には入らなかったので入口だけパチリ。

かまど地獄 温泉

すぐとなりにある鬼山地獄。
ワニがたくさんいるそうです。

温泉の蒸気で調理する大人気の「地獄蒸し工房」。
ちょうどお昼時だったこともあり、多くの人でにぎわっていて、看板にはなんと90分と出ていました。

地獄蒸し工房 鉄輪 名所・史跡

蒸気がもくもく。
近くで見学し、雰囲気だけ味わいました。

このあたり、地面からも煙がもくもく。

敷地内に温泉が飲めるところもありました。
せっかくなので、飲泉チャレンジ。
まずくはないけど、おいしいとも言い難い(笑)。
鉄分の味なのか、うすーいおだしのような不思議な味でした。

足湯ならぬ、足蒸しもありました。
こちらも大人気でたくさんの人が体験中でした。

鉄輪エリアを抜けて、今度は湯けむり展望台をめざします。
途中、ものすごい勾配の坂に遭遇。
もちろん、自転車で登るのは不可能でした(笑)。
こんな坂、作って大丈夫なの？？？普通に歩いて下るのも怖い気がする。

展望台に到着。
別府の街のあちこちから立ち上る煙を眺めることができました。

別府駅に向かう途中の寄り道ポイント。
大分と言えばやっぱりから揚げ。
おやつ代わりに食べました。

メニューはこんな感じ。一番人気の骨なしを注文しました。

サクサクジューシーでとってもおいしい！
ムネ肉ともも肉が混ざっていましたが、それはそれでよかった気がする。

最後の立ち寄りポイント、竹瓦温泉。
かっこいい建物！道後温泉のような風情があります。

市営 竹瓦温泉 温泉

普通に入浴することができるようで、お客さんがずっと出入りしていました。
時間があったら入ってみたかったな。

自転車を返却し、レンタカーで湯布院に移動してきました。
湯布院の街に入ったとたん、大渋滞。
駅に向かって車の列がずっとつながっていました。

今夜泊まる宿にチェックイン。車を止めて出直します。

由布院温泉 星降る宿 星庵 宿・ホテル

散歩がてら、金鱗湖にやってきました。

金鱗湖 自然・景勝地

金鱗湖に流れ込む川とそこにかかる橋。
外国の田舎みたいにとっても雰囲気が良く、絵になる景色でした。

橋のたもとには大きな黒い鳥がいました。
とっても仲良し♪

お土産物屋さんが立ち並ぶ通りをのぞいてみましたが、すごい人。
主にアジア系の観光客が多く、原宿なみの大混雑でした。

というわけで、宿にもどってゆっくりすることにしました。
露天風呂付きのお部屋だったからか、冷蔵庫にはサービスの冷酒とおつまみが用意されていました。

夕食は「しゃぶすき鍋」。すき焼き風のうす味がついたお鍋で食べるしゃぶしゃぶ。
お肉と野菜がたっぷり。おなかいっぱいいたたきました。

翌日ははりきって早起きしました。
さっと朝風呂につかり、身支度をして出発。
ふたたび金鱗湖へ向かいます。

金鱗湖といえば朝霧で有名。
秋から冬の早朝に見られるとのこと。
３月は春先だし、早朝っていうのも何時くらいか分からないし、見られるかな～とドキドキしながら歩いていたところ、金鱗湖のあたりにもやもやしたものが！
これは、、、、！！！

見られました！金鱗湖の朝霧！
水面から湧き上る霧？蒸気？
うっすらではなく、はっきり大量に発生していました。
早朝とはいっても暗すぎると見えないので、明るくなってしばらくたった頃がタイミングだと思います。
これまでみたことのない、幻想的な景色です。

違うアングルからも。

この角度が一番よく分かる。
水面からこんな感じで霧が発生していました。

そして、金鱗湖に流れ込む小川と橋。
朝霧が雰囲気をさらに素敵にしていました。

別府と湯布院、趣きはそれぞれ違うけれど、どちらも個性的で魅力あふれる温泉地でした。
またいつか、訪れたい場所です。