2017/02/10 - 2017/02/20
72位(同エリア1593件中)
ottoさん
歴代のファラオの財宝、王家のミイラ、ツタンカーメン黄金のマスク等
20万点を超える収蔵品を有する国立の博物館を見学します。
1902年以来の老朽化で10万点ほどはギザの新博物館へ移転する
準備が進行中だそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 1.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
エジプト最後の朝です。
居室の窓からはエジプトの住宅事情がそのままの眺めです -
7:30 ホテルの朝食を済ませます
-
清潔で種類も多くどれもおいしそうです。
-
食後、青いリンゴをポケットに一つ頂きました。
-
玄関ホールの生け花がきれいです
9:00のバスが来るまで館内の散策です -
玄関を出たところ。
-
デシュタニレイクビューホテルです
フロントに託して2、3の方に絵ハガキを送りました。
宛先には2ヶ月経った今も届いてないそうです。 -
バスが来ました。警備の方々ともお別れです。
-
静かなニューカイロ地区にあるデラックスホテルです。
-
然し道路の脇にはごみの山 落差が大きいです。
-
国旗がはためいているのは公共施設なのでしょう。
-
-
国鉄らしいです
-
列車が入ってゆきます
-
ここも公共施設でしょう
-
〃
-
博物館に着きました。
年中無休 1902年開館 -
入り口でセキュリテイー検査がありました。。
カメラは有料で持ち込みOK、
但し黄金のマスクと王家のミイラ室は撮影禁止です。 -
入場券です
-
玄館ホール
-
2011年エジプトの騒乱で略奪者が侵入しました。
2013年にはムスリム同胞団と政府軍の衝突があり一時閉鎖されていました -
これがロゼッタストーンのレプリカです。
1779年にロゼッタ地方で発見された石板です。
BC196年にプトレマイオス5世によってメンフィスにて出された勅命が刻まれた一部です。
古代エジプト語の神聖文字と民衆文字、ギリシャ文字の3種の文字で記されています。
花崗閃緑岩製です。本物は大英博物館に展示されています。 -
1882年ジャンフランソワ・シャンポリオンによって解読されました。
ヒエログリフの解明に繋がって行きました。 -
男性像 上半身裸が普通なのです。
-
どの像も左足を前に出していますね。これはラムセス2世像のようです。
-
顎鬚を付け権威の象徴である杖を持ったファラオの像
-
両足をそろえた像はありませんね
-
ハトシェプスト女王亡き後王位に就き葬祭殿の女王の顔を削り取った
義理の息子トトメス3世の像。 -
BC3000頃のナメールパレット
1898年にヒエラコンポリスで発見されました。上下エジプトの
統一に関わる記章だそうです。描かれている絵は残酷なものです。 -
-
棺の数々を見てゆきます
-
棺の底の裏を見上げると..
天空の女神ヌト女神のような.... -
アメンエムハト3世のピラミッドのキャップストーン
-
明るくするとこんな具合です
-
シャンポリオンさん なんて書いてるのですか?
-
階段ピラミッドを建設したネチェル・ケト(ジュセル)王像は石灰岩でできています
-
サッカーラで出土した古王国時代のリアルな書記の座像
かなり地位は高かったそうです。水晶の目をしています。 -
ある夫婦の像
-
「村長」というあだ名の第五王朝の官僚カーアペル像
-
働く人々
-
BC26古王国時代のファラオ・クフ王の像 ギザのピラミッドは最大なのにこの像は極端に小さいです。(象牙製)
大規模な土木事業を繰り返し国家の疲弊を招いた暴君と言われます。 -
貴族の夫婦像
(クフ王の弟夫婦でネーヘテプとネフェレト) -
逞しく髭が似合う夫と優しそうでふくよかな妻の仲睦まじさ
-
夫亡き後,付け髭をつけ男装して長期政権で国の繁栄に尽くした
ハトシェプスト女王 -
いかにも逞しい唯一の女性ファラオ
-
説明板
-
人面でライオンの胴体を持つスフインクス
-
ギザのピラミッドで真ん中の一番高く見えたカフラー王の像
閃緑岩製だそうです -
首の補強に鷹の姿をした天空神・ホルス神が守っています
-
カフラーの王の後継王メンカウラーと左ハトホルス女神と右は地方神
-
アメンホテプ4世が妻のネフェルテイテイの後押しでアテン神を信仰し
それまでの多神教を廃し都をアマルナに移しました。
しかし息子の少年王ツタンカーメンは都をテーベに戻しました。 -
アテン神を信仰した時代の像は顔の造りもスタイルものっぺりとしています。
-
身長173cmツタンカーメンの木像
黒のニスを塗り金箔を施しています。 -
棺の表面を覆う精巧な装飾
-
ガラスの舟のような...
-
棺の内側にびっしりと絵や文字が記されています。
-
華やかな副葬品の数々
-
副葬品をを収める豪華な厨子
-
同じようなのが並んでいますが
-
大きさの異なる厨子で
-
3つの箱が入れ子構造になっています
-
ファラオの玉座です。相当古そうです
-
ひときわ豪華なまばゆい玉座がありました。
-
ツタンカーメンとその妻アンケセアーメンのものです。
-
背もたれの絵柄は妻が夫に香油を塗り寛いでいる様子で微笑ましく色鮮やかです。
バックに両親が信仰したアテン神が描かれています。 -
ひじ掛けはチータの頭のようです。
-
1階正面には巨大なアメンヘテプ3世夫妻の像
2階に上がるとツタンカーメンのマスクとミイラ室があります。
まともによう見ないと入室しない人もいましたが独特の雰囲気でした。
古代エジプトの期間営々と作られていたミイラですが作り方に
ついてはは限られた職人の口伝えによるものだったので文字と
して残されていなくて技術は途絶えてしまっていると聞きました。 -
ツタンカーメンの黄金のマスクに会うのは2度目ですが均整がとれて
初々しく夭折の悲運と相まって感無量です。
ラピスラズリと色ガラス粉を練って埋め込んだ精緻なデザインと
優れた技法はエジプト最高の金工芸術といわれます
(撮影禁止なので手持ちの資料から転載しました) -
ヘヤースタイルも興味深く王墓が質素に見えたため王家の谷で
唯一盗掘を免れて完璧に残っていたことが運命的です。 -
クルーズ船のタラップで守りにもついていたアヌビス神・ジャッカルが
宝石や護符が入っている厨子を守っています。 -
黒曜石の目にゴールドのアイライン、ラピスラズリのアイシャドウがくっきりと。
-
ミイラ棺
-
天蓋
-
随分と高いベッドのようですが葬儀用です
-
目と鼻先にラピズラズリの入れ隈取がしてあります
-
寝台のヘッドの角の間には太陽神のマークが輝いています。
-
迫力がありますね。
-
これは又優美、繊細な置物
-
地下足袋か靴下のようなもの
-
緻密なデザインと色褪せぬ黄金の輝きが大昔のものとは思えません
-
随分大柄なファラオ・ラムセス2世が使用していたのでしょう
-
大足のサンダル
-
これはなんでしょうか?
-
大きい手袋
-
名前入りの杖
-
ブローチのような布を留める装身具かな?
-
王の内臓を入れたアラバスタ製(大理石の一種)のカノプス容器
イシス、ネフィテス、ネイト、セルケトの4女神に守られています。
心臓だけは体内に残しておいたのですね。 -
その容器を収める黄金の厨子
-
上はコブラが守っています
-
4人の女神はそれぞれ、肺、胃、肝臓、腸を守ります。
-
太陽の舟の模型
-
太陽の舟
-
そこここに学生たちが模写をしたりして学んでいます。
-
お供のミニチュアを棺の中へ入れたのかな?
-
長持ちのような入れもの
-
クヌム神の姿が見えるので 生と死の結界の秘儀図かも
-
ライオン狩り?
-
カルトウーシュが読めたらいいのですが...
-
戦車 2017.3月の新聞記事に「古代王の副葬品 移送準備」
とありよく似た写真に見えました。 -
戦車 映画「クレオパトラ」の戦闘シーンを思い出します。
-
均整の取れた美しいネコ科の獣像
-
山犬のミイラ
-
猫の棺
-
豪華でモダンなデザインの装飾品
-
太陽と鷹をシンボルにしたレプリカ7
-
博物館7前庭には1858年にエジプト考古局初代館長
オギュスト・マリエットの銅像が立っています。
国外への流出を食い止め収蔵品を修復し保存に力を尽くしました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ottoさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
106