2016_bali_day4～Ubud～

2016/04/27 - 2016/05/02

2016.4.27～5.2の日程で、バリ島を旅しました。

女一人旅、38度の高熱でスタートした２度目のバリ。
ようやく回復の兆しが見え始めた４日目です。

エリア バリ島(インドネシア)

4月30日。

マヤ ウブド リゾート & スパ ホテル

午前６時50分。早朝のウブドは、涼しくて過ごしやすいです。

ウブド村で最も広い敷地をもつというマヤ・ウブドホテル。

敷地内を掃除するホテルスタッフ以外、人の気配はしません。

自分だけの特別な空間のような気がして、ちょっと嬉しい。

マヤ・ウブドはセキュリティもしっかりしているので、こうして一人散歩していても安心です。

10分ほど歩いて、フィットネスジムの入っている建物へ到着。

ここで７時から行われるヨガのクラスに参加します。

この大自然の中で、目を閉じてひたすらに自分と向き合います。

クラスは初心者向けで、動きはゆるやか、瞑想の時間のほうが多くとられていました。聞こえてくるのは風に植物が揺れる音と鳥の声のみ。リラクゼーション効果が高く、とても気持ち良かったです。

バリ島が「ヨガの聖地」と言われる理由がなんとなく分かった気がしました。

ヨガのあとは、メインレストランのMaya Sariで朝食をとります。

通されたのは、中庭に面したテーブル。

こちらもビュッフェ形式です。

こじんまりとしていますが、これで十分な量。

インテリアのセンスが抜群に良いです。

フレッシュジュース。

フルーツは目の前でカットしてくれます。

ベーカリーコーナー。全部食べたい！！

これ、パンなんだって！！

ヨーグルト。

この日の朝食。
このフレンチトースト（とそこに付けたはちみつ）がすごく美味しくて、朝から幸せな気持ちになれました。このあとフルーツをたくさんいただいて、食べ過ぎで気分が悪くなったのはナイショです。

マヤ・ウブドのメインプール。それほど大きくはありませんが、森に溶け込むようなインフィニティ・プールになっていて、リラックス効果抜群の大人な雰囲気。

森の中にある泉のようなイメージ。

しんとしていて、聞こえるのは鳥のさえずりと水の音くらい。

マヤ・ウブドは、ウブド最大の敷地面積を誇るホテルというだけあって、とにかく広いです。事前情報によると、カートを頼んで移動することも可能とのことでしたが、カートが走っているふうでもなく、宿泊客は皆歩いて移動していました。私も歩いて移動します。

このあたりはヴィラ。プールの付いているタイプと、ないタイプがあるみたい。

誰かと来たときはヴィラに泊まってみたいですね。

それにしても広い。

目的地はこの下。階段をいくらか降りて、エレベーターに乗ってさらに下に降ります。

ヴィラや宿泊棟のあたりとはまったく違ったエリアが広がります。

目の前にはリバーカフェ。
マヤ・ウブドの端に位置しており、敷地内を流れる川のそばに建っています。

でも目的はここではなく、その奥にあるスパ。

まずは受付で、問診票に体調や施術の希望を記入をしながらウェルカムドリンク（キュウリのデトックスウォーター）をいただきます。

それと同時に、好きなアロマオイルを選びます。
私はジャスミンの香りが好きなので、スパではいつもジャスミンをチョイス。ジャスミンは心のバランスをとる効能があるそうです。

マッサージに使うソルト。

オイルを決めて少しゆっくりしたところで、施術を受けるコテージに案内されます。

さらに奥へ。

熱帯特有の、じっとりとした涼しさ。植物や土の青い香りが鼻をつきます。人の気配が一気に消えて、自分の存在を強く感じる瞬間です。楽しみでワクワクするけれど、心はとてもリラックスしているのが分かります。

スパコテージは一棟貸切り。

フットバスのあと、１時間30分ほどのマッサージ。

大自然の中受けるスパは本当に気持ち良くて、心身ともにリラックス・リフレッシュできます。

そしてマッサージのあとは、一番楽しみにしていたフラワーバス。

バリに咲く花を集めたフラワーバス。

ライムジュースとフルーツの盛り合わせのサービス。
お風呂を楽しみながらどうぞ、ということで。

香りが良くて、花を掬い集めてはそれに浸り、天然のアロマに癒されます。

バスタブからはこの景色。

聞こえるのは木々の揺れる音や鳥の声、水の流れる音のみ。

リラックスとか、リフレッシュって、こういうことを言うのでしょうね。

幸せな２時間はあっという間に終わり、スパのエントランスからリバーカフェと川のそばに造られたインフィニティ・プールを眺めながらぼんやり。

スパですっきりしたあとは、着替えてウブドの町へ。
ウブドも例外なく公共交通機関がないので、ホテルで車を出してもらいます（有料）。ただ、行きたいお店には昨日のうちに行ってしまったし、特に目的はなし。ひとまずウブドの人気カフェであるカキアン・ベーカリーでプランを練ることにします。

バリ島では珍しい、欧米カジュアルな雰囲気のカフェ。
バリ島で見かけることのないデニッシュやスイーツ類が並びます。

カキアン ベーカリー カフェ

・・・(￣▽￣)。


日本女子に人気と言われる理由がわかった気がします。でも・・・バリ島に来てまで甘いパンを食べたくはないし、ましてやこの猛暑の中で熱々のコーヒーなんて飲めない・・・。

というわけで、ここでもスイカジュース。

さて。どこへ行くかな。
モンキー・フォレスト？・・・ん～、興味なし。
地図とにらめっこしながら、暑さを凌げて有意義に過ごせそうな場所を探します。

そこで目に入ったのが、アルマ美術館（別名：アグン・ライ美術館）。
中学生くらいの頃に読んだ、さくらももこさんの「世界あっちこっちめぐり」という旅本で、著者がバリ島を訪問した際に訪れたのがこのアグン・ライ・ミュージアム。その中ではバリ・アートやアグン・ライさんとのやり取りが紹介されていて、いつか自分もそこに行ってみたいと思っていた、まさにその場所です。

アグン ライ美術館(ARMA) 博物館・美術館・ギャラリー

受付で80000Rp.支払って入ります。

美術館とはいっても、展示室はいくつかの建物に分かれていて、庭園を散歩しながら時折アートを楽しむスタイルの美術館です。敷地内には多くのスタッフがいて、庭園を掃除していたり、木々を選定していたり、水やりをしていたり、丁寧に仕事をされています。

庭があまりにも広く迷っていると、声をかけてくれて案内してくれたり。

バリ島で最も尊敬されている人物の一人だというアグン・ライさんは、人選もさすがなのでしょうね(￣▽￣)

さて。館内へ。

館内は、アグン・ライ夫妻が長年にわたって収集してきたバリ・アートが展示されています。

アグン・ライさんは学生時代画家を目指していたのだそうで、その夢を諦めたあとは、バリ・アートやバリの文化の素晴らしさを世界に広める活動などの社会貢献活動に携わっているのだとか。

バリ・アートは、人々の生活を描いたものが多く、このように細かいのが特徴。

さくらももこさんが購入した「アリミニさん」の作品を探すも、見つけられませんでした。

でも幼い頃に誌面上で想像するしかなかったこれらのバリ・アートが目の前にあることが、とにかく嬉しくて仕方がない！！ワクワクが止まりませんでした。

さて。入場料にドリンク無料券がついていたので、敷地内にあるカフェに行くことにします。

スタッフの方が言うには、エントランスから最も遠い場所にあるカフェが「眺めも雰囲気もパーフェクト」なのだとかで、そこを目指します。

誰が泳ぐんだろう・・・？

敷地内全体が、バリの文化を教えてくれているようです。

高床で茅葺の建物。教科書で見た！！！

このカフェのようです。

ほんとだ！バリ島っぽくてステキ！

たしかに端まで歩いてきた甲斐があります。

美術館全体が静かでのんびりした印象ですが、このカフェ周辺はさらにそれを感じます。

ただね・・・
めちゃくちゃ暑くてコーヒーなんか飲めないわけですよ(´Д｀；)

でもせっかくなので、冷房のきいた屋内ではなく、テラス席でいただきました。ものすごく短時間で。

そんなこんなでアルマを後にして、10分ほど歩いてcocoマーケットへ。

ココ スーパーマーケット (ウブド店) スーパー・コンビニ

昨年のバリ旅行では、この隣にあるALAYA UBUD（アラヤ・ウブド）に泊まりました。スーパーで大人買いする私には、とても利便性の良いホテルでした

惜しい！！！

ここではお土産と、自宅用にナシゴレンの素を買います。

ひとつ50円程度なので、ばらまき土産に最適です。

ほかには、オーガニックのココナッツシュガー。

インスタントのコーヒー。

バリコーヒー。

その他コスメを購入。

ショッピングのあとは、ALAYA UBUDのプタニ・レストランで休憩。

アラヤ リゾート ウブド ホテル

落ち着く～(´∀｀)

この雰囲気、本当に好き。
マヤ・ウブドも素敵なホテルだけど、私はやっぱりここが好きだな。

くたびれてしまったので、ピーチ・ティーとプリンをいただきました。
ピーチ・ティーにはちゃんとフルーツも入っています。

プリンも。

しばらく休憩したあと、マヤ・ウブドに電話して迎えにきてもらい、部屋で荷物の整理をして、夕食です。

朝食をとったのと同じマヤ・サリ・レストランで。

きんと冷えた白ワインが美味しいです。

マヤ ウブド リゾート & スパ ホテル

日が暮れていくのを眺めながら。

他の宿泊客のほとんどはウブドの中心部で夕食をとるらしく、レストラン内は私だけでした。

注文したのはミーゴレン。インドネシアの焼きそばです。
ピリ辛で、ワインが進みました。

美味しいです。

街のレストランも良いけれど、バリ島のホテルのレストランもなかなかのもの。しかも意外とリーズナブルなので、利用しないのはもったいないです。

食事中、トッケイが７回鳴くのを聞いて（７連続で鳴くのを聞くと幸運が訪れるのだとか）嬉しくなり、ほろ酔いでリバーカフェまで来ました。