2017/02/12 - 2017/02/20
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itaruさん
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2012年以来、久々の沖縄出張。期間は8日間で1日休みもつけました。存分に泡盛と沖縄料理を堪能しましょう。ついでに、仕事の合間に世界遺産のグスク巡りもできればベスト。ってことで、しっかり本業をしつつ沖縄を堪能しました
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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休みが不定期なんで日曜日も昼間は仕事。で、その流れのまま最終便で沖縄に飛びます
那覇空港 空港
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空港から本日の宿までゆいレールで向かいます
那覇空港駅 駅
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チェックインは午後11時過ぎ。でも、オリオンビールと泡盛を飲みたい。観光客用は早めに閉まるけど、ウチナンチュー向けは遅くまでやっているところ多いから。で、見つけた居酒屋でなぜか猫に気に入られた。膝の上でお休みになられているんですけど、ちょっと、足動かしていいですかあ
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さてレンタカーを借りて翌日から仕事です。沖縄のレンタカーは8日間で2万5900円と格安でした。仕事は名護など沖縄北部が中心。宿は日本ハムなどのキャンプがあって空いてないので沖縄市のビジネスホテル。初日の仕事が終わってから時間があったので今帰仁城跡へ
今帰仁城跡 名所・史跡
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到着したのは午後6時過ぎ
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残念ながら今帰仁城は午後6時まで。時間が間に合わず。入口からは桜が見えるんだけど
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14日のお昼にいただいたアグー豚丼。ボリュームたっぷりの琉球豚をいただきました
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金武町では楽天が2次キャンプ中です。そのほか浦和レッズ、韓国プロ野球・起亜タイガースの旗も
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宿泊したクラウンホテル沖縄には大浴場もあり快適。写真は沖縄限定のシークワーサー・ファンタ
クラウンホテル沖縄 宿・ホテル
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15日の日本ハムがキャンプする球場は名護湾沿い。外野席のすぐ外にこんなビーチが
名護湾 自然・景勝地
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2月の沖縄は雨季のはずがここまでは快晴続き
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ちょうどお昼時なので練習も一休み、人の動きも少なめ
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こんないい天気だと仕事など忘れてゆっくりしたくなります(笑)
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16日、楽天が2次キャンプを張っていた金武ベースボールスタジアム
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WELCOMEの文字が
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17日、朝早めに出て勝連城跡へ
勝連城跡(世界遺産) 名所・史跡
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ここは沖縄の城の中でも最も古く、築城されたのは12世紀頃と伝えられています
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歩きやすいように木製の階段が整備されている
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二の曲輪。ここが城の中で最も重要な建物が建てられていたらしい
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一の曲輪へ続く階段
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一の曲輪から二の曲輪の眺め
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一の曲輪から中城湾が一望できる。海の青さが南国を感じさせる
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ここは阿麻和利という按司(琉球の地方支配者)の居城だった
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素晴らしい眺めが堪能できるこの城は入場無料で時間制限もなし。お気に入りの城です
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お昼頃から雨がパラパラ。球場のマウンドにもシートが被っています
名護市営球場 名所・史跡
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お昼は名護市営市場にあるさくら食堂でタコライス。沖縄そば付です
さくら食堂 グルメ・レストラン
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さて、この日は午後3時過ぎには仕事が終了。ということで沖縄本島最北端の辺戸岬へ
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途中、雨が激しく降ったものの辺戸岬近くでは何とか持ち直してくれた
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20数年前、初めて沖縄に来た時もレンタカーで辺戸岬までやってきたっけ
辺戸岬 自然・景勝地
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奥に見える特徴的な山は日本唯一の熱帯カルスト金剛石林山。約2億年前(古生代)の石灰岩が、雨水などで長い年月をかけ侵食されてできたものだとか。今回は時間がなかったけれど、一度訪ねてみたいところです
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天気が良ければ与論島や沖永良部島が見えるのですが、さすがにこの天気では……
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サンゴ質の岩がゴロゴロしているので遊歩道以外はちょっと歩きづらい
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冬は北風が強く海が荒れている日が多いのだとか。是非次は夏に来てみよう
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辺戸岬からほどない距離にあるのが善本王墓。善本王は1249年に即位されたとされる琉球のグスク時代の王だとか。当時の琉球の歴史は不明な点が多く、実際にここが王墓かどうかは分かっていない。墓は明治時代に琉球王だった尚氏によって改修されています
義本王墓 名所・史跡
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18日も少し早起き。今度は座喜味城後へ
座喜味城跡 名所・史跡
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グスクに着いたら中学生くらいのジャージ姿の生徒たちの集団が城から出てきました。5分早くついていたら、騒々しかったかも
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このグスク、一部ですがほかと違って城壁に登れます
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山城だったことを実感させるうっそうとした森
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見事な曲線を描く城壁が魅力的。築城の名手とされる護佐丸が15世紀初頭に築き上げた傑作です
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第2次世界大戦中に日本軍の砲台が置かれ、戦後は米軍の施設が設置されたため一部破壊された場所もあるが、基本的には大きな破壊もなく保存状態の良い状態で残っています
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この先は行き止まりです。攻めてきた敵を袋小路に追い込む「武者隠し」。戦を意識した堅固な要塞としての側面が垣間見えます
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さてこの日の昼ごはんは沖縄の定食屋で時折見かける「味噌汁」です。本土の味噌汁と違って具だくさんでボリュームたっぷり。十分、お腹いっぱいになります
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実はこの日、ホテルを出た後に大きなミスをしていたことが判明。宿を月曜日まで確保していたつもりが、実は土曜日までしか予約していかったというアホな話。ホテルからの「荷物が部屋に残っていますが……」という電話で気が付いた。慌てて宿を探すけど、泊まっていた沖縄市周辺の宿に空きはなし。那覇まで戻ると遠いなあ、と思いつつ名護周辺を見ると手ごろな値段の宿がある。ということで、仕事終了後に宿に戻って荷物をピックアップ。名護に向かう途中で残波岬へ寄り道です
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午前中は天気が良い一方で午後になると少しばかり崩れがち。海も少し荒れてます。
残波岬灯台 自然・景勝地
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琉球王朝時代の商売の神様、泰期の像。1373年、琉球王朝時代に察度王の名代として中国へ。中国の歴史に名をとどめた初の琉球王朝時代の人で5回も中国に渡ったそうです
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しかし、宿に向かう途中で住所を確かめてみると名護よりさらに北の本部町のしかも瀬底島にある宿だった。島自体は橋で渡れるからいいけど、何もない島。夕飯食べにてくてく歩いて橋を渡る羽目に(苦笑)。街灯もない道をスマホの光を頼りに歩いたのは何とも。せっかくだからブランド牛の「本部牛」の焼肉レストランへ。
焼肉 もとぶ牧場 本部店 グルメ・レストラン
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急きょ宿泊したのはホテル&リゾートtilla SeaQ。部屋からは本島と瀬底島をつなぐ瀬底大橋がみえる。なかなかの眺めで夏のシーズンはビーチに繰り出し、マリンスポーツを楽しむにはいいところだとは思います。ただ部屋はトイレとシャワーが同じ部屋の中にある斬新な構造(一応、パーテーション仕切ることはできますが)。アパートメントスタイルのリゾートホテルということで、格安で泊まれるということが売りのようです。ただ、土日混んでいたからか部屋に置いてあった宿泊料金表の繁忙期の値段だったのでお得感は...。
E-horizon Resort Condominium Sesoko 宿・ホテル
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19日は宜野座村へ。お昼時に村の博物館を覗かせてもらいます
宜野座村立博物館 美術館・博物館
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人形を使った民俗芸能に関する展示や沖縄戦の資料などを展示。沖縄戦の展示では家を失った人が避難民として宜野座付近に逃れてきたという説明が……。悲しい歴史は2度と繰り返さない、そう強く願います
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博物館のすぐ近くでは阪神がキャンプ中。練習中は多くの人が押し寄せるけれど夕方で練習がほぼ終わっているので人影もまばら。
かりゆしホテルズ ボールパーク 宜野座 DOME 名所・史跡
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さて宿でお薦めの居酒屋を聞き、再び瀬底大橋を徒歩で渡っていぇってきたのが良風(らふう)へ。本部港が近いのでまずは海鮮。刺身の味噌和えです
良風 グルメ・レストラン
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もずくとアーサーの天ぷらはハーフで注文
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沖縄なのでチャンプルー料理も忘れずに。豆腐チャンプルーをいただきました。これに泡盛も飲んで2500円ほど。わいわいがやがやの居酒屋というより、ちょっとお洒落な感じ
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20日、本島側から瀬底大橋を眺めてみます
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本部町は今帰仁城跡が近いのでリベンジ。古宇利殿内はおしゃれな火の神の祠です
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左にカーザフと呼ばれる谷間が
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1月に日本一早くサクラ(カンヒダサクラ)が咲く名所。今年は少し遅かったみたい
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今帰仁城跡の入場料は400円、このチケットで歴史文化センターも入場可です
今帰仁城跡 名所・史跡
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ここは南北350メートル、東西800メートル、面積37,000平方メートルと琉球で最大級のグスク
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蛇のようにくねった城壁は防御機能に優れていたといいます
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今帰仁城は三王朝時代の北山王の居城。主郭からの眺めをパノラマで
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絶景ポイントの表示があるので眺めてみると、城の裏門にあたる志慶真門郭が
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志慶真門郭へ降りていきます
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ここは発掘調査によって4つの建物跡が発見されており、城主に仕える身近な人々が住んでいたエリアと考えられているそうです。今帰仁城が攻略された際はここ住む内通者によってここの門が開けられたと伝えられています
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志慶真門郭から主郭を見上げます
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こちらの階段は戦後に整備されたもの
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思いのほか早く仕事が終わったのでせっかくだから中城城へ
中城城跡 名所・史跡
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到着したのは午後4時45分ごろ。事前の調べでは午後6時までとなっていたのだけれど、実際には午後5時30分まで。城内を散策する時間を考えればぎりぎりでした。HPで確認すると5~9月が午後6時まで、それ以外は5時となってましたが。入場料400円
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北東に向かって建てられた裏門
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北の郭から三の郭に登る階段
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三の郭。後に増築された場所で最も新しい石積み技法の相方積み(亀甲乱積み)によって築かれているそうです
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北の郭。左下を降りていくと大井戸があり、長期の籠城戦にも耐えられる
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二の郭から見る一の郭の石垣。主郭の貫録十分
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二の郭の石垣は一の郭と同じ布積み
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二の郭から三の郭の眺め
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一の郭。ただいま城壁の改修工事中です
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一の郭から見る太平洋の眺望
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一の郭は中城城で最も広く正殿があった。後に間切番所が建てられ、廃藩置県後は中城村役場に使用されていたが、沖縄戦で焼失したそうです
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修復中の石垣に一つ一つ番号がふってあります。かなり気が遠くなるような作業です
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南の郭と一の郭を結ぶ城門「拱門」
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ちょっと分かりにくいですが、左端にあるのが南西に向けられて建てられた正門
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南の郭から城の外へ。こうしてみると、かなり堅固な城だったことがわかる
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絶賛改修中って感じでしょうか。さて観光を終えて那覇へ戻ってレンタカーを返却。8日間で980キロほど走りました
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21日はお休み。ホントは離島に行きたかったのだけれど天気予報が今一つ。無理せず那覇市内を散策することに。まずやってきたのがロワジールホテル裏の三重城跡。もともとは倭寇対策の砲台があったところ。今は石垣などがわずかに残るだけで当時の面影はありません。
三重城 名所・史跡
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グスク内には小さな神殿や水の神として奉られている遥拝所があります
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ゆいレールの旭橋駅まで歩いて1日乗車券(700円)を購入。牧志駅で降りて壺屋やちむん通りを目指します。スマホのナビを頼りに歩いていたら昭和の味わいたっぷりの映画の看板が
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やちむんは沖縄の言葉で焼き物のこと。沖縄土産として定番のシーサーなどを売るお店が並んでます。壊れ物だし重いから買ってませんが、一つぐらい買っても良かったかな
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唯一現存する荒焼窯として、県指定文化財にも指定されている南窯。併設のカフェにお茶を飲みに寄っても良かったかな。近くの沖縄の焼き物の歴史を展示した壺屋焼物博物館(350円、ゆいレール1日乗車券で280円に割引)を見学。この後巨大シーサー、「壺屋うふシーサー」を探したけど見つけられず。国際通りに向かい、実家向けのたんかんを購入
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どんどん歩きましょう。次に向かったのは3つのアーチが見事な旧崇元寺石門。16世紀創建の臨済宗の寺で琉球王国の国廟があったところですが、戦災で焼失して今は門が残るだけ
旧崇元寺石門 名所・史跡
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石門をくぐると中は市民の憩いの場の公園になっています
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再び牧志駅からゆいレールに乗って首里駅へ。首里城に向かう途中、目に入ってきたのが琉球王国国王、第2尚氏の菩提寺だった円覚寺の再建された総門
円覚寺跡 名所・史跡
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円覚寺の前の池「円鑑池」と池の中央にある赤瓦の堂「弁財天堂」
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久慶門がみえてきました。こちらはここは通用門で主に女性が利用したといわれています。観光の際は出口になっています
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歴史を語るアカギの大木。戦前まで約1mもの太い枝を首里城の城壁までのばしていたアカギが沖縄戦によって焼かれて枯れた幹だけが残った。戦後、その幹は台風で途中から折れたもののアコウが寄生。昔の面影をとどめているという説明があります。
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久々にやってきた首里城。やはり二千円札にも描かれた守礼門から入らないと
首里城 名所・史跡
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守礼門のすぐ近くにあるのが園比屋武御嶽石門。琉球石灰岩で造られた建造物で、国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所。琉球を代表する石造建築ですが、これも沖縄戦で破壊されたそうです(石造りなので一部破壊でとどまったようですが)
首里城 名所・史跡
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首里城の城郭内へ入る第一の正門の歓会門
首里城 名所・史跡
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第二の門の瑞泉門
首里城 名所・史跡
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そして第三の門の漏刻門。いずれの門も戦争で消失して復元されたものです
首里城 名所・史跡
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沖縄各地にあるグスクと同じように石垣が曲線を描きながら首里城を囲んでいます
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標高約130mの城郭の西側に築かれた物見台である西のアザナから那覇市内が見渡します
首里城 名所・史跡
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奉神門から先は有料ゾーン。入場料は820円ですが1日乗車券割引で660円
首里城 名所・史跡
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琉球王国最大の木造建造物の正殿。二層三階建ての建築は琉球独特なのだとか
首里城 名所・史跡
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琉球王朝時代、王子の控所であり諸役の者たちを招き懇談する場だった鎖之間で当時のお菓子(310円)をいただきます。花ぼうる、くんぺん、ちいるんこう、ちんすこうにさんぴん茶。個人的にはちんすこうより、ほかの3品の方が好みかな
首里城 鎖之間 グルメ・レストラン
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お菓子をいただいた後は書院から庭園を眺めます
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沖縄県内のグスクの中で、庭園があったことが分かっているのは首里城だけ。琉球を統一して平和になったから庭園のような空間をつくる余裕ができたということでしょうか
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琉球国王の玉座
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首里城近くにある泡盛の瑞泉酒造。工場見学や試飲ができます。試飲の結果、まろやかな感じだった第20回全国酒類コンクールグランプリ受賞の熟成古酒を購入しました
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泡盛も購入したし、帰りの飛行機の時間もあるので戻らなければ。その途中にあったのがこの継世門。首里城の東側の門でいわば裏門
首里城 名所・史跡
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那覇空港はサクララウンジが改修中。ということで1000円分の食事券をもらいました。泡盛1合とおつまみのセットにもずくをつけて一杯。ほろ酔い気分で東京に戻りました
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