飲み鉄二人旅　名残の梅小路蒸気機関車館と交通科学博物館見納め旅。【後編】

2014/01/04 - 2014/01/06

ご覧下さいましてありがとうございます。

京都鉄道博物館に統合される形で発展的閉館を迎える、梅小路蒸気機関車館と交通科学博物館。
後編では、閉館を前に見納めの旅の２日目をお届けします。
メンバーは、飲み鉄、還暦爺のてっちゃんと私、アラフィフおっさん。

ご興味のある方は、どうぞ最後までお付き合い下さい。

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

明けて、１月５日。
ホテルの部屋から昇る朝日を拝みます。

今日も良い天気に恵まれそうです。

昨日の肉体疲労を引きずって大阪駅へ。
酒は抜けましたが、疲れが抜けない(笑)

大阪駅 駅

ますは、新大阪駅へ行って荷物をロッカーに預け、身軽になります。
普通電車の京都ゆきに乗ります。

途中、大阪ビジネスパークへ用事があり立ち寄り。
遠くに大阪城が見えました。

中央快速高尾ゆき…
じゃなくて大阪環状線に乗ります。

なんか懐かしい201系。
上京した若い頃、好きな娘が吉祥寺に住んでいてわざわざ遠回りして中央線で一緒に帰った思い出が…(笑)ちなみに当時の居住地は保谷市(現西東京市）。余談でした。

また、大阪駅へ。

なにしに来たのかというと…

大阪駅 駅

こやつが停っていたので駆けつけた次第であります(笑)

いいなあ、トワイライト。
いつかはと思っていましたが、結局、乗らずに廃止。心残り。
今日はお見送りさせていただきます。

乗った気になって…

瑞風より無印ですよね。

音も無く、すぅーっと発車して行きました。
長駆、札幌までの長旅を！北海道は雪景色なんだろうなあ。

話が超脱線してすみません。

大阪環状線で弁天町へやってきました。
また、201系に当たった。
この黒いお顔と埋め込まれた前照灯。特徴的だったなあ。
黄色い総武緩行線仕様も好きだった。

関西は、国鉄懐古趣味的には楽園ですね。

弁天町駅 駅

交通科学博物館にやって参りました！
弁天町駅わきにあります。ほぼ高架下。

交通科学博物館 美術館・博物館

高度経済成長期の立役者、０系新幹線。

ビジネス特急こだま号151系電車。
しかし、古いなおれも(笑)

ヘッドライト＆ヘッドマーク点灯が憎い演出。

こっちは、こだま号のパーラーカー、クロ151。
※模型です。

当時の駅のホームも忠実に再現。手の込んだ模型に感心。

方向幕の巻き取り機。
なかなかレアな展示物。

東海道新幹線開業時のサボ。
開業当初は、幕式じゃなくてサボだった。味があります。

船もある。

青函連絡船の模型。なぜか船体と煙突のカラーが一致していない。

自動車も。

スバル360。
そういえば、この車たちは閉館後、どうしたのだろう。

飛行機も。

「交通」にかかわる乗り物すべての総合展示場といった感じです。
見ごたえあります。

国鉄ハイウェイバス、ドリーム号。
東京～大阪を結んでいました。夜行高速バスのパイオニアです。

光り輝くＪＮＲエンブレムにリベット打ちのボディ。
すばらしい。

屋外の展示スペースへ。

キハ81のくろしお。
ウチら東北人には、はつかりなんだけどなあ。でも最後の活躍が紀勢線のくろしおでしたから関西で展示するにはこれで良い訳です。

２等寝台ですと。

80系湘南電車の初期型三枚窓。
「湘南顔」が残っていないのは残念です。
藤沢駅のホームにはありますが…

模型コーナー。
やはり展示は関西色が濃いようです。

脱線転覆もリアルに再現(笑)
どうしてこうなった？

無事、見学も終わって、ふたたび、弁天町駅。
お昼を食べにミナミへ向かいます。

また、201系。
201系推しの大阪環状線。
お子様にも大人気のようです？？？

弁天町駅 駅

道頓堀です。
ベタですが、お好み焼きを食します。

どむす グルメ・レストラン

まずは、無事見学終了を祝して乾杯～

お好み焼き５枚、焼きそば１人前食べました。
炭水化物万歳！(笑)

生ビールは、３杯づつ。
いやあ、コナモノにビールは相性いいですね。
プリン体上等！いつでも来いや～(笑)

食いすぎたので、腹ごなしに通天閣へ行ってみます。

通天閣 名所・史跡

真下まで来てみました。
見知らぬおばさま達が上から手を振っています。
自分たちもイイ年ですが、やはり若い娘から手を振られたいというのが希望です(笑)

一気に酔いがさめたので、新大阪駅へ戻ってきました。

あとは、仙台に帰るだけなのですが、これからとんでもないトラブルが発生します。

新大阪駅 駅

お正月のUターンラッシュのピークで、上りの新幹線は軒並み遅延しています。

ここでとんでもないミスをしでかす私でございます。

どこでどうなったのかは分かりませんが、手元のきっぷを見ますと、なんかおかしい。

のぞみ394号東京着21:43
はやぶさ21号東京発21:36

乗り継げねえ～

てつ「そのあとの、仙台ゆきは？」
おれ「21:44発」
てつ「１分しかねえ」
おれ「あ、ちなみにこれ最終ね」
てつ「もう飲むしかねえな」

それもこのミスに気づいたのは、発車した、のぞみの車内で。
もう笑うしかありません。
それでも笑顔で許す、懐の広いてっちゃんであります。

のぞみの車掌さんに事情を説明したら、はやぶさの特急券を無効にしないように署名をいただき、東京駅の東日本の窓口で乗変できるように段取りしてくれました。(このままでは、最終出たあとなので自由席にも乗れずに特急券が無効になってしまいます)

本当にアホみたいな凡ミスをやっちまいました。
えきねっとで予約したのがアダに…
ていうか、ちゃんと確認しろよって感じです。

本日中の仙台到着絶望のお知らせ(笑)

今後の対策を練ります。
まずは行けるところまで行ってみることに。

東京駅到着。
まだ、東北新幹線が動いている！
ということで、なるべく仙台近くまで行くことに。
窓口できっぷを乗変し、なすのに乗り込み、那須塩原を目指します。

てっちゃんは、明日もお休みなんですが、私は、なんと仕事。
なんとしても明日の朝９時には出社せねばなりません(笑)

東京駅 駅

なすのは、はやぶさ＆こまちの間合い運用でＥ６系！
初乗りです。


※当時、まだＥ６系はデビューしたてで、秋田新幹線はＥ６系を使用する列車は、スーパーこまちとして別愛称が付けられていました。まだまだ、こまちといえば、ピンクのＥ３系が幅を効かせていた時代です。

米どころ秋田の稲穂の金色をモチーフにしたインテリア。
綺麗です。
が、車内は我々以外だれも乗っていません。

今日、行けるところの北限、那須塩原到着です。
ネットでビジネスホテルを予約しました。
今晩は、ここへ泊まって、明日の始発で仙台へ向かいます。

本当、旅行の最後の最後にこんなトラブルに巻き込ませてしまい、相方のてっちゃんには申し訳ないです。
「ま、これも旅の醍醐味だからいいんじゃね？それより、思わぬことでＥ６系に乗れたし、良しとするべ」

ありがたいお言葉。

那須塩原駅 駅

というわけで、色々ありましたが無事、ホテルへ投宿。

ん？
バスルームがスケスケのすりガラス。着替え、丸見えやん！
写真はありませんが、１フロアの部屋数の少なさ、部屋の構造、どれをとっても、もしやこれ、もとラ○ホ？

そういえば、バスルームが異常に広かった(笑)

おやすみなさい。

明けて、もともとこの旅にはなかった３日目(笑)
6時30分の始発のやまびこで今度こそ仙台へ帰ります。
仙台まで１時間。何事も起こらないように…

那須塩原駅 駅

がらがら。

7時34分。
何事もなく、仙台へ到着。

予定より９時間遅れで仙台へ帰って参りました(笑)
どっと疲れた。

この後、自宅へ帰って、着替えをして無事に９時には会社へ出社出来ました。その日一日の長いこと長いこと…

仙台駅 (JR) 駅

最後にとんだメイクトラブルとなってしまいましたが、なんとか仙台へ帰って来られました。

蒸気機関車の宝庫、梅小路蒸気機関車館とレアでマニアックな交通のデパート、交通科学博物館。
ふたつとも現在は閉館してしまいましたが、展示物の一部は京都鉄道博物館として引越しました。

「昭和」を感じた保存車めぐりの２日間いや３日間でした。

拙い文章と汚い写真に最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました！

この旅行記へのコメント （2）

• Tagucyanさん 2017/03/01 23:40:24

  私もたまにやらかします

  Akrさま
  
  こんばんは。
  大阪から帰ってくるときのハプニングを見て、にんまりしてしまいました。
  
  近年、私も旅の行程を、紙などに書かずに頭の中でだいたいな感じで組むだけで出かけているため、出発したあとで「あれ、１時間ずれてるじゃん」「よく見たら乗り継げないじゃん」という事態が時々発生しております。
  
  そんなときは動物的なカンでリカバリーしてしまったり、あるいは行程を勝手に変更してしまったり、なんだかんだでうやむやにしてしまうのですが、今回は潰しが効かないところの致命的なミスでしたね…　文字通り、笑って済ませるしかないですね（笑）
  
  翌日１日の仕事がとても長く感じたのも、経験済みなのでよく分かります。
  ミスをした後ろめたさと、体力的にガタガタなところと。

  Akrさん からの返信 2017/03/02 08:38:06

  同志がいらっしゃいましたか…

  Tagucyanさま
  
  旅行記をご覧くださいましてありがとうございます。
  同じような凡ミスをされているとのことで安心しました(笑)
  
  この時は、えきねっとで切符を予約したのですが、どうしても帰りの東海道新幹線だけが２席並びで取れず、バラバラの席で抑えていたのですが(この時は、ちゃんと、最終はやぶさに繋がっていました)、その後、臨時ののぞみグリーンを並びでゲット。あまりの嬉しさに到着時刻も良く確認しないで購入。あとは、のぞみに乗るまで全く気付かずという全く以てお恥ずかしいお話でした。
  
  この旅行以後は、ちゃんと切符は日付、時刻を確認して買う事にしています(当たり前ですが…(笑)
  
  失礼致しました！
  
  　-Akr-