2016/11/15 - 2016/11/15
340位(同エリア634件中)
イロコさん
東京都庭縁美術館で美術展を何回か見たことがあります。
それまでは旧朝香宮邸の建物内は撮影禁止でした。
今回は旧朝香宮邸の室内装飾や家具などが見られ撮影ができたので、部屋を2回も回ってしまいました。
明るい時と夕暮れの照明の灯の様子の2つの様子を楽しめました。
写真は2回も回ったり、ウロウロしたので途中で度の部屋か分からなくなってしまいました。
いろいろな部屋が混同しているかもしれません。
ちょっと掲載し過ぎました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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地下鉄白金台駅にある看板
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「アール・デコの花弁」展と「クリスチャン・ボルタンスキー展」があるようです。
クリスチャン・ボルタンスキーって初めて聞きました。 -
旧朝香宮邸までにはいろいろな樹木があります。
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旧朝香宮邸
1933年4月竣工。
主な部屋の内装設計はフランス人装飾美術家アンリ・ルパンが起用される。 -
ちょっとアップ
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美術展を見た後は暗くなるかもしれないので先に庭を見に行きました。
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紅葉した木がありました。
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日本庭園は今改装中です。
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紅葉ちょっとアップ
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緑の葉もあります。
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旧朝香宮邸の南側。
私の感じではこちらが西に思えてならないのです。 -
建物の南西にあたる1階の大食堂と3階の建物
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右端の建物。
こちらにも3階建てがあります。 -
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玄関の説明
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玄関のタイル
床一面のモザイクは細かい天然石で制作され、デザインは宮内省内匠寮技手の
大賀隆が手がけたもの。
円やジグザグ模様などの幾何学模様はアール・デコの特徴を表している。 -
玄関のタイル。横から見た所
右側にガラスのレリーフの玄関扉があります。 -
正面玄関
ルネ・ラリック作のガラスレリーフ
有翼の女性像をモチーフとし、邸宅用のオリジナルです。 -
女性像は鋳型にガラスを流し込む鋳型製法
周囲の花網模様はパチネで古色が施されています。 -
ガラスの1枚にひびが入っています。
朝香宮殿下がドアをバタンと強く閉められた時にわれたとか・・・。
女性像は立体的に飛び出ています。
ちょっと斜めから立体が分かるように写せばよかったです。 -
玄関の横にある第一応接室。
今はガラスがはめられていますが、昔はドアでもあったのかな? -
今回の展覧会のポスター
このデザインは大客間のエッチングガラス扉の一部です。
マックス・アングラン作
ガラスに艶消し加工、ペイント、銀引き加工、3つの加工方法を組み合わせて模様を施しているそうです。 -
「アール・デコの花弁」展の挨拶
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旧朝香宮邸の説明
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東京都庭園美術館の歴史
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受付を済ませて邸内から玄関のガラスレリーフを見た所。
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玄関から続く大広間
壁面にはウォルナット材を使用。正面のアーチにはさまれた鏡と大理石の暖炉はシンメトリーの落ち着いたデザイン。 -
正面にウォルトナット材を使用。
暖炉は大理石 -
大広間の壁にある絵
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天井は格子縁の中に40個の半円形の照明が整然と配置。
鏡にも照明が映っています。 -
中央階段右手の大理石レリーフはフランスの彫刻家レオン・ブランショの作品。
森の中で戯れる子供たちが描かれている。 -
次室の説明
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次室
白色の香水塔、モザイクタイルの床、漆黒の柱、朱色の人造石壁。
ガラス窓から広がる庭園の眺め。
白漆喰の天井は班延久のドームとなっています。
ちょっと色が暗めになりました。 -
白い香水塔はアンリ・ラパンがデザイン。
地震が芸術監督を務めていたフランス国立セーブル製陶所で制作されたもの。
元々は水が流れるような仕組みが施されていたので、建設図面などには「噴水器」との記述がされていたそです。
朝香宮邸時代に上部の照明部に香水を施し、その熱で香りを漂わせたという由来から、後に香水塔とよばれるようになったそうです。 -
先ほど玄関から見た第一応接室を次室の前から見る。
玄関につながる左側の扉からも人の出入りがあったのかしら? -
次室の鏡張りの戸が開けてあり大客室が見えます。
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小部屋の前から次室、大客室を眺める。
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小客室の説明
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小客室
少人数の来客の際に使用された部屋。
淡いグリーンを基調として描かれた樹木と水のある風景。
マントルピースの石材は、ギリシャ産の「ディノス・グリーン」 -
小客室
客室内から次室の香水塔を眺める -
大客室
左側の扉の向こうに見えるのが次室です。 -
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壁面上部を囲むように描かれた壁画はアンリ・ラパンによるもの。
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ルネ・ラリック製のシャンデリア
ちょっと暗かったです・・・。 -
シャンデリアちょっとアップ
植物の葉を歯車状に表現し、その上に花を象った円筒状の燭台を乗せている。
葉は片側のみ陰刻艶消し加工、燭台は成型品 -
扉上部にあるレイモン・シュブのタンパン装飾
マックス・アングランの銀引きフロスト仕上げのえってぃんぐ・ガラスを
はめ込んだ扉
この部屋では幾何学的にデザインをされた花が主なモチーフとして用いられている。 -
大客室
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大食堂の説明
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大食堂
南面に庭を望み、大きく円形を描く張出し窓は、開放的な独特の空間を形作っています。 -
ちょっとアップ
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暖炉の上の壁画はアンリ・ラパンの作で、赤井パーゴラと泉が油彩で描かれています。
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ちょっとアップ
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ルネ・ラリックのデザイン
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アップ
パイナップルやざくろをモチーフにしている。
ガラスのはめ込み、艶消し加工をすることで均一な光を食卓に配光できる。 -
宮内省内匠寮がデザインをしたラジエーターカバーには魚がデザインされています。
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植物文様の壁面はレオン・ブランショが手がけました。
このレリーフはコンクリート製でフランスから送られてきましたが、到着時にひびが入っていたので日本で型を取り拙攻で作り直し、銀灰色の装飾が施されました。 -
大広間の説明
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さて今度は階段を上がって2階に行きます。
こちらは第一階段です。
1階の客間から2階の家族の居室へ通じる階段です。
階段のステップ、腰壁、手すりにはビアンコ・カラーラをはじめ3種類の大理石が用いられています。
白地に灰色の模様の入った大理石はミケランジェロが彫刻用に用いたことで知られているそうです。 -
階段の飾り
手すりのデザインはアール・デコの特徴であるジグザグデザインが協調され、はめ込み金物はブロンズ製銀いぶし仕上げで花模様。
第一階段にはオパールを模した「オパールセント」ガラスが使われている。 -
反対側からも見てみました。
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階段踊り場
ちょっと暗いですが・・・。 -
踊り場から折り返したところ
階段を上がって二階広間の写真を撮るのを忘れていました。
後で・・と思ったのが失敗。
第一階段には黒に金色の模様の入った最高級の大理石が使われています。 -
2階の部屋も見られるとおもてちましたが、「クリスチャン・ボルタンスキー」の作品が展示してありました。
ちょっと怖そうな図柄とかでした。
若宮寝室や合の間、若宮居間の部屋が見られなくて残念。 -
部屋が閉め切られていて、ちょっと暗いです。
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作品の赤い電灯ががピカピカ光ったり、心臓がドキドキ拍動する音が流れていてちょっと怖かったです。
私的にはこのようなアール・デコの部屋では部屋も一緒に見られる華やかな作品展が良かったです。 -
殿下居間の隣に書斎があります。
殿下居間から覗いて見ました。
説明 -
正方形の部屋の四隅に飾り棚を設置することにより室内を円形に仕上げています。
じゅうたん。机、椅子も室内と同様にアンリ・ラパンによりデザインをされた。 -
ちょっと暗くなりました。
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シトロニエ材の付け柱が四方に配置される。
書斎の左隣には書庫が併設されています。(左手の扉)
旧朝香宮邸は終戦後の一時期、吉田茂が外務大臣公邸として使用いていましたが、
その時には執務室となっていました。 -
ドーム型の天井と間接照明。
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殿下居間の説明
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殿下居間
檜材の付け柱 -
高さのあるヴォールト天井が空間の広がりをあたえる。
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壁紙とカーテンは現存する壁紙にならって2004年に復元されたもの。
この図柄も、噴水を思わせる放物線がアール・デコ調デザインになっている。 -
殿下居間
大理石の暖炉と鏡が落ち着いた品格を添えています。 -
鏡に映る部屋。
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照明と壁紙
壁紙は噴水の水に見えますね。 -
写真の色が少し暗かったですが、照明の模様が見えます。
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戸棚の飾り
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殿下寝室
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殿下寝室
照明少しアップ -
殿下寝室
開いてる扉は隣の第一浴室につながっています。 -
殿下寝室
窓ガラスの向こうには南側のベランダが見えます。
椅子があるので座って庭園を眺めている人も。
左側にある茶色い扉の向こうには殿下居間に続きます。 -
殿下居間のレジスターカバー
アール・デコによく見られる噴水がモチーフ -
第一浴室
ちょttくらいですが・・・。
窓の向うはベランダです。 -
洗面台やラジエーター
浴室の大理石の施工には縦縞模様が左右対称に整然と並ぶよう、木目合わせの
手法「ブックマッチ」がとられているそうです。
床の2㎝大のモザイクタイルが、円と直線による構成的なデザインで敷き詰められてます。
この部屋は入り口から中を眺めるだけでした。 -
水洗施設もあります。
床のモザイクタイル。 -
天井の電気
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第一浴室の隣には妃殿下寝室があります。
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妃殿下寝室
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照明アップ
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説明
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花がデザインされています。
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説明
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ベランダ
床には国産の黒と白の大理石が市松模様に敷かれています。
奥の扉が開いている部屋は妃殿下居間です。 -
妃殿下居間からの眺め。
建物の南側にあり、芝生や日本庭園が一望できます。
突き当りの茶色い扉の向こうには殿下居間があります。 -
ベランダの照明
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殿下、妃殿下の居室からのみ出入りが出来る、ご夫婦専用のベランダ。
居室と浴室に面したサッシとガラスは建築当時のオリジナルのままで、当時ようやく国内で量産化されるようになった板ガラスが使われています。 -
ベランダからの眺め。
ガラス越しだからきれいではありませんが・・・。 -
説明
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妃殿下居間の説明
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妃殿下居室
5つのボール状の照明 -
庭に面した側の窓。
バルコニーに出られます。 -
照明は見る位置で4っつに見えるようです。
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庭を望む南面にはバルコニーがあります。
窓越しからの眺め -
床には昭和初期に美術タイルとして名をはせた泰山タイルが敷き詰められています。
布目タイルに透明感のかかった赤や青のタイルがアクセントを添えている。
昨年度(H27年かな?)ひび割れのあった場所を修復・復元し、美しい姿を取り戻したそうです。 -
展示品
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1枚物の大きな鏡
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5つの照明アップ
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造り付け戸棚
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妃殿下の肖像
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妃殿下の像
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これは妃殿下居間のレジスターカバー。
妃殿下自身によるデザインと伝えられているそうです。 -
妃殿下の居間を出て北側にあるベランダに行きました。
北側にあり、南側のベランダに対して「北の間」と呼ばれていました。
夏季の家族団らんの場として使用されていました。 -
北側ベランダの左手端
柱にはチーク材を使用
腰壁はスクラッチタイル使用。
櫛引した引っ掻き状のへ行くの溝が文様として施されたタイル。
昭和初期のビルn外壁材に好んで使われたそうです。
家に帰って説明を読んで知りました。
もう少しよく見ておけば良かったのですが・・・。 -
北側ベランダ
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上部には天窓を向けて外光を採り入れ、開放的な屋外の雰囲気を演出。
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北側のベランダから廊下を眺める
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北のベランダから廊下を眺める
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北のベランダ右端。
あのガラス窓の向うに階段を上がった二階広間があります。 -
床には釉薬を施した布目タイルがモザイク状に貼られている。
私の靴も少し入りました・・・。 -
階段を上がった時に階段広間を写すのを忘れていました。
向こうに戻れにようになっていて、殿下居間の前から写しました。
造り付けのソファーがあり、朝香宮邸時代にはピアノが置かれ、ご家族のくつろぎの場になっていました。 -
階段広間
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天井の照明。
ちょっと暗くなりましたが・・・。 -
次は姫宮の寝室と居間です。
2階の南西の角の方にあります。 -
姫宮寝室
ちょっと暗いです・・・。 -
寝室の左側
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寝室の右側
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天井の照明
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姫宮居間
扉や床にモミジ材が使われている。
サーモンピンクの大理石が使われたマントルピースと円形の鏡がある。 -
照明アップ
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第二階段と思いましたが、下の下の写真と違うので・・・どこだったかな。
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どこだったかな・・・
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第二階段だったかな。
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手すりの模様
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階段側の明り取り
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第二階段を降りると1階の南西に小食堂があります。
ちょっと暗いですが・・・。 -
日本的なデザインです。
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ラジエーターカバー
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位置を変えると明るくなりました。
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照明アップ
暗いですが・・・。 -
旧朝香宮邸から新館に向かう渡り廊下からの眺め。
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クリスチャン・ボルタンスキーの展示
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新館の見学を終えて再び旧朝香宮邸の1階に向かいました。
こちらは1階の小食堂から玄関を眺めた所です。 -
だいぶん暗くなってきました。
大食堂の前を歩いたので、部屋を覗いてみました。
暗くなるとまた趣が違います。 -
しつこく・・・大客室のルネ・ラリックの照明を見る。
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しつこく見る・・・・。
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レリーフも昼間とあんまり違っていないような・・・。
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さきほど第一階段を上がって2階広間を写していなかったので、しつこくまた
2階に上がりました。
2回も見に行く人って私ぐらいかな・・・・。
大広間から見た第一階段入り口 -
階段踊り場から2階方面を見る。
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第一階段の踊り場から2階を写す
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階段の上にある照明
花模様のモチーフがあります。 -
階段上段あたりから2階広間を眺める。
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振り返り、2階広間から階段を写す。
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2階広間
造り付けソファーがあります。
ソファーの後ろに北側ベランダがあります。 -
天井の照明
外が少し暗くなっているので浮き上がった感じです。 -
殿下寝室
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南ベランダ
照明でなんだか暖かい感じがします。 -
左端が妃殿下寝室。
その隣の閉まった窓が第一浴室
突き当りの木の扉は殿下居間につながる扉。 -
ベランダからの眺め
外の庭園にも照明がついているようです。 -
妃殿下寝室
充分堪能致しました。
さて、そろそろ1階に降りましょう。 -
1階大広間にある次室
香水塔 -
ちょっと近寄ってアップ
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次室から大客室を見る
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大広間から玄関の扉を見る。
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こちらは外に出て玄関を眺めた所。
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ルネ・ラリックのガラスレリーフです。
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ガラスレリーフの女性像
周囲の有翼模様は、パチネで古色が施されています。 -
女性像の頭の上にひび割れが見えます。
今は4枚の扉の右端にありますが、元々はこの扉は真ん中にあったようです。 -
しつこく玄関の側の第一応接室を見る。
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第一応接室の説明。
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車寄せから玄関を眺める。
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車寄せと玄関
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ちょっとアップ
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夕暮れの旧朝香宮邸。
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会の照明がついていない部屋はクリスチャン・・・の展示があるため閉め切られているためです。
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南側
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南側正面
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こちらは新館
展示室や喫茶室、売店があります。 -
割と明るく写っています。
南西の方から。 -
大食堂の中の様子
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1階にもテラスがありますが、近寄れなくなっています。
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大食堂あたり
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南側正面から
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1階のテラス
奥の部屋は大客室 -
ちょっと暗くなりました。
1階の大客室 -
テラスの照明
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次室の香水塔が見えます。
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建て物の南東側
旧朝香宮邸を2周も回りいろいろ見られて良かったです。
でも見落としもたくさんありました。
この次こそしっかり見られたらいいな・・・。
初めて館内の写真撮影ができ嬉しかったので写真撮りすぎ・・・・。
自分としては写真に収めて思い出せ鱈いいな・・・と思って・・・。
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