2017/02/11 - 2017/02/11
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たびたびさん
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旅の三日目は、吉備津神社から吉備津彦神社。桃太郎をはじめとする吉備の国のルーツです。以前、総社から田園地帯に建って美しい姿を見せる吉備国分寺辺りをサイクリングで回ったことがありますが、今回はその元気はないので、歩いて回れる今回のコースにした次第。天気もいいし、吉備津神社から吉備津彦神社は確かにさほどの距離はない。比較的手軽に回れたかなあという感じです。
その後は、岡山市に戻ってきて、池田氏の菩提寺、曹源寺を訪ねた後は、天満屋ほかの岡山市繁華街のチェックから、今夜の宿、倉敷への移動です。
岡山市街にその周辺という意味では今回の旅で一区切り。あとは、長船地区とかくらいが残ったかなという感じです。
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吉備津神社から吉備津彦神社に向かう前、ここは、岡山駅東口前広場。
といっても、特別な広場ではありません。噴水の池に桃太郎像。少し離れた場所に六高生記念像がポツンとあるくらい。岡山駅までは市電が来ているのですが、市電の駅は桃太郎大通りの少し離れた場所ある。この広場まで乗り入れていない分、スペースが空いているはずなんですが、どっちにしてもたいしたことはありません。 -
そこから、岡山一番街へ降りて行って。この地下街は、地下街としてそれなりの規模もあるし、高島屋やイオンモール岡山にもつながっていて、アクセス道としても使えます。
そして、朝だとここのキムラヤのパンが朝6時半から開いています。キムラヤのパンは、岡山市内で時々見かけるので、けっこうお店があるんじゃないでしょうか。 -
コッペパンにばななクリームだのなんだの変わったクリームが挟んであって、種類の多さが目を引きます。一方で麹のアンパンというのがあって、あれっと思ったら。銀座の木村屋さんから暖簾分けをしてもらったお店なんだそう。基本は正統派のパン屋さんです。
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JR桃太郎線は、岡山市と総社を結ぶ線。岡山県は吉備国ですから桃太郎伝説はここだけではないようにも思いますが、吉備津神社や吉備津彦神社はこの沿線にあるし、吉備国のルーツはやっぱりここなんでしょうね。桃太郎線と名付けるのは一理あるように思います。
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さて、JR吉備津駅に到着しまして。
吉備津の松並木は、JR吉備津駅から吉備津神社に向かう参道沿い。田んぼの真ん中を通る道なので遠くからでも、松並木はすぐに分かります。 -
イチオシ
ただ、敢えて言えば、松の木の太さとかはイマイチのような。木が小さい分、緑の濃さも限界があるような気がします。
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栄西禅師誕生地は、松並木の参道の西側の筋なので、ここを通ると松並木の道へはまた戻るような感じになります。
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栄西禅師誕生地と刻んだ石のモニュメントに、
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塀で囲まれた小さな公園のようなスペースの中央には、ちょっとした石が置いてある。栄西の子孫が代々大事にしてきた屋敷内の石なんだそうです。
ちなみに、栄西は、鎌倉時代初期に活躍した臨済宗の開祖。京都の建仁寺も栄西が開きました。宋からお茶を伝えたことも有名です。加えて言うと、岡山県は、宗教関係者が多い土地柄。他、法然も津山の生まれですし、金光教、黒住教も岡山県で生まれている。今でも、あの人は特別な能力を持っていると言った話がなにげに日常会話の中にあるというようなこと地元の人からうかがったことがあります。 -
ほどなく、吉備津神社に到着。
この吉備津神社ですが、主祭神として、吉備国を治めたとされる大吉備津彦命を祀り本来は吉備国の総鎮守。その後、吉備国が備前、備中、備後(広島の福山周辺)の三国に分割された時に備中国の一宮とされたもの。古来より神体山とされる中山の北西麓に位置します。
蛇足ですが、もう一つ、越前、越中、越後と分かれた越国もあるのですが、調べると、こちらはさらに能登と加賀も越国から分かれて、5分割。そんな例もないことはないですが、三つまで分かれたのは、ここだけです。
さて、この矢置岩は、吉備津神社の北随身門に向かう登り口下。苔むした岩のような石ですが、これは吉備津彦命が温羅(うら)との戦いで射る矢を置いたとされる岩。これが今では桃太郎伝説となっているわけですね。これも岡山県のルーツのようなものだと思います。 -
北随神門は、駐車場から矢置岩の石段を登って行く北参道の途中にある赤い門。吉備津神社の正門にあたる門です。室町時代の後期に建てられて、国の重要文化財ですが、外観デザインはおとなしい。朱色と二重垂木くらいしか目立った意匠はないように思いました。
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これは拝殿に向かう最後の石段。急な石段で、こっちの方がずっと迫力があるでしょう。
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そして、上った先が吉備津神社の本殿 拝殿の正面入口。
これもなかなかの感じはするのですが、 -
イチオシ
ただ、建物の特徴は、横から見るとよく分かって。。
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これは入母屋の千鳥破風を前後に二つ並べ、それをひとつの大きな屋根でまとめた比翼入母屋造。全国で唯一の様式だそうですが、規模も大きいし、どこまでも豪快な印象。
さきほどの正面から見る内部の眺めも奥行きがあって、独特の厳かな雰囲気。始めからそれらを計算した造りなんでしょうか。この雰囲気は確かに滅多にないように思います。 -
本殿からほど近い境内の片隅にいちょう神木があります。樹齢600年というのですが、周囲の建物が大きいので、これだけ立派ないちょうでもそこまで大きさは感じません。特に葉を落としていた時期なので、いっそうインパクトは弱かったかなと思います。
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そして、吉備津神社で有名なのは、奥に続く、この総延長400mの回廊です。
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イチオシ
長いだけじゃなくて、ちょっとのたうつような屋根のカーブが特徴。 ただ、この眺めは、南随神門のところからがベストポイントになっていて、ここじゃないと逆に確認するのは難しい。是非、お見逃しなく。
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その南随神門がこれ。廻廊に視界を遮られて、意外に気が付きにくいかも。本殿から廻廊を降りてくると、本当にすぐなので気を付けてください。
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そのまま、回廊を先に進んで。
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これは、回廊の途中に建つえびす宮。廻廊から脇の山の斜面を石段でちょこっと上がったところに建物が建っています。商売繁盛の神様ですが、普段はそんな賑やかさは全く感じられない。静かに、人の気配もないような感じの一角となっています。
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三社宮は、廻廊を降り切って、御竃も過ぎたあたり。ここまで来る参詣者は少ないかもしれません。山側の斜面に、小さな朱塗りの祠が三つ並んで建っていまして、左から春日宮、大神宮、八幡宮。眺めとしては何のことはないのですが、それでも紅葉の時期には少し絵になるようです。
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少し戻ってきて。これは御釜殿。廻廊を下りきった場所から回ります。鳴釜神事という吉凶を占う神事を行う建物です。
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靴を脱いで中に入ると、奥には湯気が立ち上るお釜が火にかけてあって、占いはここでするんですね。
釜の上にせいろを置いてその中にお米を入れる。釜を焚いた時に出る音によって占うようですが、吉備国で発祥した地元の占いです。 -
吉備津神社を出て。
宇賀神社は、吉備津神社の駐車場奥にある池に囲まれた小さな神社。赤い祠が池と松の緑に映えてとても美しいです。 -
ただ、小さいのでたいしたことはないと思ったら、棟木の部分は波の間に泳ぐ鯉のデザイン。しっかり手を掛けた意匠にちょっと驚きました。
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駐車場には、犬養毅の像。昭和7年の5.15事件で暗殺された総理大臣ですが、この近くに生家があるんです。歩くと遠いので今回はパスしますが、機会があれば、行ってみてもいいでしょう。時は軍国主義が国民生活に入り込んでいった時代ですが、一方では庶民の貧困も社会背景としては深刻で、これらをどう理解していけばいいのか。今でもはっきりとは整理されていないのが、私はとても気になるところです。
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吉備津神社のお土産物屋さんは、この桃太郎の一軒だけ。食事もやっているようだったので、ちょっと入ってみました。
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「手づくり」「味じまん」と書いた暖簾が目について、それではとその甘酒をいただきました。
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イチオシ
自家製と言っていましたが、それにしてはちょっと出来過ぎのような気もしなくはないんですが、どろんとした濃厚な味わいは極上のもの。体もあったまるし、大満足。おばちゃんがはきはきしているのも気持ちいいです。
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ここから、吉備津彦神社へは歩いて向かいます。
吉備津彦神社は、吉備津神社から分かれたもの。同じ、中山の山麓です。つまりここは、ちょうど備中と備前の境にあたるんですね。備中と備前で、少し付け加えると、備前は、なんといっても岡山藩ではっきりしているんですが、備中は今でいうと倉敷が一番大きな町ですが、かつて倉敷が備中の中心だっかといえばそうでもない。倉敷は幕府領でしたが、そうした幕府領と旗本領が入り乱れていた感じです。ちなみに、津山あたりの美作は津山藩。松江藩と同じ、越前松平家ですが、むしろ津山藩こそが本家であるという意識も高い親藩中の親藩。ということで、岡山県は、越前は外様。越中は天領。美作は親藩という色分け。それが県民性にどのように影響しているのかは、以前からの課題なんですが、あまりはっきりしないというのが今の結論です。 -
鼻ぐり塚は吉備津神社から吉備津彦神社に向かう途中。
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福田海本部という宗教団体の敷地内にあるもので、境内に入るのに100円の志納金を払います。
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一番奥の方の石垣を上がった平地に護摩壇があって、その正面にあるのが鼻ぐり塚。牛の供養のために、実際に使っていた鼻ぐりをここに納めるのだそう。うずたかく積まれていて、いかに多くの牛が供養されたかという感じです。
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しばらく歩いて、吉備津彦神社に到着しました。
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先にも触れましたが、吉備津神社とともに主祭神は大吉備津彦命。当地を治めたとされる神様です。
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吉備津神社に比べると少し規模は落ちますが、
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備中国一宮が吉備津神社であるのに対し、こちらは備前国一宮。
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今では同格となっています。
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拝殿入ってすぐの天井がすばらしい折り上げ小組の格天井でこれも見どころかなと思いますが、
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吉備津神社と同様、横から眺めると奥に向かって何段にも建物が連なる念のいった構造がなかなかよいでしょう。
これで、吉備津神社と吉備津彦神社は終了。以前も来てはいたのですが、結局、回廊くらいしか記憶に残っていなかったような。今回で、様子がはっきり認識できたかなと思います。 -
岡山市内に戻ってきて。
今度は、岡山藩主池田氏の菩提寺、曹源寺を訪ねます。
岡山市内の観光スポットは市電でだいたい足りるのですが、池田氏の菩提寺、曹源寺へはバスを使う必要があります。新鶴見橋を渡って、さらに護国寺とかのある峠を越えて、20分くらい。15分に一本くらいはあるので、意外に便利でした。バスの案内所で行先を言うと乗り場をすぐに教えてくれます。 -
バス停から曹源寺へ向かう参道です。なるほど松並木の参道ですか。
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参道から山門を入って、さらに奥へと進みます。
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イチオシ
いかめしい楼門が現れて、
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巨大な本堂もさすが大名の菩提寺といった迫力。
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そして、庫裏の方から
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回った先が庭園。
ここで、拝観料を料金箱に入れまして。 -
池を囲む日本庭園は、山懐に抱かれた中くらいの規模ですが、
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形の良いしだれ桜に
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イチオシ
隠れるように舟着き場と舟石。
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このしだれ桜も季節になったら、どれだけ美しいのかと思わせる枝振りですよ。
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池の先には築山が風情を醸し出していて、なかなかやりますね。
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しかし、必見はその奥にある大名墓地。
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がっちりとした石垣を積みあげた場所に、
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立ち並ぶ墓は
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まさしく大名の墓所ですね。
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イチオシ
立ち並ぶ石灯籠も威厳を感じます。
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そして、これは、池田綱政夫妻の墓。これが後楽園を作った殿様です。
ただ、この寺は荒れた時期もあったよう。池田家の菩提寺がそうではいけないと復興されて今のように整備されたとも聞きました。
一方で、お寺にはカナダやノルウェーからやってきた青い目の若い修行僧が何人もいて、というか、そういう人しかいない。日本人が誰もいなくて、詳しい話が聞けませんでした。気のせいかもしれませんが、岡山市では、池田氏はあまり人気がないのかも。松江における松平氏への思い。鳥取市における同じ一族の池田氏への思いを思い返してみると。。岡山城があるし、後楽園があるし、それでいいじゃないかということなんでしょう。やっぱり、岡山の池田氏はなにか影が薄いように感じてしまいます。 -
曹源寺からバスで天満屋まで帰ってきました。この辺りは岡山では一番の繁華街。この辺りももう少し散策してみます。
ところで、岡山の百貨店といえば、やっぱり天満屋。広島の八丁堀にも店舗がありましたが、今は撤退したこともあって、余計に岡山の店というイメージが強くなっているように思います。 -
岡山県庁近くの本店は、バスセンターが隣り。バスセンターから地下に降りるとそのまま天満屋の地下に直結していて、ちょっと気持ち悪いくらいの便利さ。さすがです。
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そのまま、表町商店街へ。商店街は、通りの幅が少し狭いので、そこはローカルな感じもしなくはないんですが、アーケードのデザインがなかなかおしゃれで、これならOK。天満屋本店と合わせれば、文句なく岡山では一番の繁華街だと思います。
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表町商店街には食堂があまりないんですが、その商店街で絶対的な人気を誇るのがフラスケット。地元でその評判を聞いて訪ねました。
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二階に上がって中に入ると、ちょっと古風な喫茶店。しかし、広さは十分あって、なかなかいいですよ~。おばちゃんがやっていて、ランチメニューがいくつか。
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イチオシ
お勧めのゲタの煮つけ定食をいただきました。ゲタというのは舌平目のことなんですが、醤油味のシンプルな味付けがとってもグッド。おいしくいただきました。野菜もたっぷりついて、最後はコーヒー。これで800円はかなり良心的だと思います。
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商店街から少し歩いて、これは伊部屋。
岡山を代表するお菓子はきびだんごと思っている人は多いと思いますが、岡山市を代表するお菓子は実はここの看板商品、大手饅頭なんです。そして、きびだんごはいろんな店で作っているんですが、大手饅頭は伊部屋だけ。薄皮の中心にデンと構えた、しっとり餡子を味わいます。パケージもかわいらしいです。 -
そして、ここから岡山駅に戻りながら、観光スポットをチェックします。
ルネスホールは、城下筋にあるかつての日本銀行岡山支店。 -
通りに面した正面にコリント様式のエンタシス柱が4本そびえて、ギリシア風の濃い建築です。
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中は金庫室を活用した喫茶店もありましたが、それ以外の空いたスペースでは自由に休憩もできるし、意外に気軽な施設になっていました。
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岡山ロッツは、天満屋本店やバスセンターの通りを挟んだ向かい側。岡山市の一番賑やかなエリアです。
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ビルの中に入ったショッピングモールですが、通路のスペースには休憩用の椅子席があったりして、けっこう配慮が行き届いている。入ってすぐにはスタバもありました。
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さらに進むと、クレド岡山。県庁通り沿いの商業施設で、交差点の角にあって少し近代的なデザインが目を引きます。クレドは広島にもありますが、NTT西日本の所有するビル。一階とかゆったりしていますが、ただ、テナントとかは衣料・雑貨なので、観光客にとってはあまり関係ないかなという感じです。
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桃太郎大通りまで帰ってきて、これは、つるの玉子本舗。独立したビルの店舗です。
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つるの玉子は、後楽園の鶴にちなんだお菓子。
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紅白がセットになっていて、おめでたいですね。マシュマロできみ餡子を包んだ食べやすさがいいでしょう。
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そして、これもどうですかとお汁粉もサービスでいただきました。混ぜていると、鶴の形をしたあられが浮き上がってくるもの。そのサプライズもいいんですが、餡子の甘さがなかなかいい。これもやっぱり老舗の味だなと感じました。
これで、岡山市内はおしまい。これから、今日の宿の倉敷に向かいます。 -
倉敷駅に到着して。
倉敷駅前観光案内所は、倉敷駅ビルから出て、天満屋と反対方向に少し行った場所。駅から標識が出ているので、すぐに分かります。食事処の情報を聞いたのですが、あれこれ数がありすぎて逆に分かりにくい。結局、私的にはぶっかけうどんの情報が一番役に立ちました。 -
倉敷駅から美観地区に向かうのは、倉敷中央通りになります。黙っていても、この道を行くことになるので、これが倉敷中央通りと知らなくても問題はありません。で、通り沿いにあるのが村すずめの橘香堂の本店です。
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岡山市の銘菓が大手饅頭なら倉敷はむらすずめ。橘香堂本店の看板商品がむらすずめなんですが、例えば、岡山市の廣榮堂でもむらすずめを出していて紛らわしい。店員さんに話を聞くと、今は商標登録したんですが、少し前までは商標登録をしていなかったのでそうなりましたとのこと。
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しかし、うちのは餡子が違いますからとやはり本家の自信はゆるぎない。この餡子のしっとり加減は、私も大好き。文句なしにおいしいお菓子です。
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旧市街に入って、鶴形山隧道は、本町の倉敷公民館からすぐ。鶴形山を抜けていく自動車道のトンネルです。鶴形山は、倉敷美観地区の背景をなす山ですが、広がりがあるわけではないので、迂回しても知れていると思いますが、そこは財力を持った街なので、こうしたちょっとした利便性でもちゃんと確保されているのだと思います。
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ギャラリーたけのこ村は、倉敷美観地区の中心にある備前焼のお店。ご主人、藤岡博昭氏の主宰する「たけのこ村」で作られた作品が店内を飾ります。「たけのこ村」は、障害を持った子供たちが自主自立で暮らす村。山羊やニワトリを飼い、農耕生活を中心に、「備前焼、埴輪製作」の陶芸技法をマスターしようとがんばっています。
しかし、そのように紹介すると素人の作品を想像すると思いますが、私の見るところ、藤岡博昭氏の作品は、こうした人柄もあってか、一流の技術で作られたレベルの高さに加えて、高潔な気品というものを感じます。陶芸家の登竜門といわれる「岡山県美術展」に出展し、備前大壺が「県展賞」に輝いたそうですが、まさに納得。
私は、以前、絵の形をモチーフにした小皿を買いまして、今でも大事に使っております。 -
夜の運河や
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大原美術館もチェック。倉敷はいつ来ても、やっぱり美しいですね。
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村すずめはいろんなところで扱っているので、木本戎堂は食べ比べをしてみようと思って、寄ってみたお店。
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一方、ケースの中には干菓子がぎっしり並んでこれはきれいですね。
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予定通りに村すずめを買って、それはそれでちょっとあっさり系の村すずめの味を確かめたのですが、今でも印象としては干菓子の方が強烈です。
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そして、晩飯はこの浜吉へ。倉敷大通り沿いにある地元では老舗の料理店です。
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イチオシ
酢に浸したままかりの姿焼きや
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鰆の焼き物、刺身。
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タコぶつとかも瀬戸内海の海の幸を確かな腕で料理してある感がすごいです。
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お客さんもこのお店の常連さんだったり、よく調べて来ている観光客だったり。ただ、カードで払おうとしたら大将に拒否されてしまいましたが、それはちょっとどうかなと思いましたが。。
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で、今夜の宿は、このアイビー学館。クラボウの発祥の工場建物を活用した施設です。
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この明治22年に建設された歴史的建造物は、赤いレンガに建物の全体を覆い尽くす蔦が印象的。工場がフル稼働していた当時は、蔦はなかったのではないかと思いますが、その後、このように蔦を這わせることで雰囲気がぐっと出たのは間違いないところ。冬場だったので葉は枯れていましたが、青々とした季節も十分想像できたように思います。
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赤煉瓦に囲まれた中庭とかの外観もいいのですが、
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イチオシ
タイル張りの細い柱に赤黒の幾何学模様の廊下はイスラムっぽい感じもなくはない。内部の装飾が凝っていて、おしゃれな異国情緒を感じます。
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美観地区にあるので立地の良さも抜群。これはお値打ちなホテルです。
さて、明日は最終日。久しぶりの倉敷美観地区を、例によって歩き倒したいと思います。
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