京都食材調達旅

2017/02/13 - 2017/02/13

京都の路地に迷いこんだところ…
思いがけずお買い物旅となりました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

新幹線は窓際に。充電しながら出発。旅の途中に充電切れ防止。
ちなみにこだまに乗ったらなかった😢
写真はスマホオンリーなので。
画像アップも楽だし、デジカメ持参は以外に煩わしい。なのでスマホはカメラ機能重視で選びます。

雪の滋賀県通過。
想定外の雪による遅れ。
京都に行く時は関ヶ原から天気が変わるので要注意。
この季節、伊吹おろしのため、新幹線駅までの高速で車があおられ、冷や汗もの。
でも２月の京都も晴れたり小雨になったり不安定。

本当は、この週末夫がいないため、娘二人と京都旅を計画するも、ホテルが高騰。
京都マラソンがあるからか、観光シーズンに入るからかは不明だが断念し、平日休みを利用した一人旅に二週連続出発！

新幹線改札内で、ふらんすやという竹田の店のチョコが。

便利な地下鉄１日乗車カード600円はいつもの通り。
今日は先週午前でやむなく引き揚げることとなった、ショコラトリーの旅第２弾。
丸太町周辺、烏丸御池周辺、平安神宮周辺、寺町二条周辺の４エリアに行きたいお店があるので、三回乗ったらもとがとれるこちらを購入。

京都国際マンガミュージアムも割り引きになる

まずは朝ごはん。
地下鉄京都駅上がるとすぐ直結している、小川珈琲京都中央口店。
ホテル法華クラブ京都一階。
4トラの京都通molmさんから穴場情報いただいたお店。
molmさんによると、地元民は小川珈琲派のようです。

小さい店舗ですが、穴場で混んでいなくてゆったり

オリジナルのやきがしで簡単に済ます。
9時30分ごろやってきたので、10時から開店の店に行くため、さっとエスプレッソ。
ほんとにイタリアン式の小さなデミタスカップ。
カップがチェーン店に珍しい一点もの風。
さまざまなコーヒーカップが並べてあるので、個人珈琲店のようにカップにこだわりがあるのか。

10時開店のこちらの老舗洋菓子店、ブランブリュンを目指し、地下鉄丸太町下車。
五番出口から徒歩二分。
丸太町通りの一本南側、竹屋町通り。

しかし、実は方向をミステイク。
地下鉄から地上に出る時にぐるぐる階段をのぼって行くうち方向感覚が狂う。
烏丸御池を出た時も狂った前科あり。

東へ行かなければいけないのを、西へ堀川まで行ってしまったのでした。

しかし、この竹屋町通りがなかなかの買い物ストリート。堀川から寺町のパティスリー、アッサンブラージュカキモトまで続く、何気にゴールデンコース。
御所周辺エリアがこんなところとは知らず。

竹屋町通りは庶民的エリアで、観光客はいない。
でも、古い伝統的看板のかかる老舗的店が多い。
では、ぐるっとまわって行きます。

まず、地下鉄丸太町下車したら烏丸通りに面して西側にユニークなシュークリームがいっぱいのクレームデラクレーム。
個人的にはエクレアが好きですが、シュークリームを和菓子で包んだものがこの店の看板なので、買ってみる。
シュートリュフというチョコも。
二つとも未知の味。

竹屋町通りを堀川まで進んで行きます。
すぐに町の洋菓子屋さん発見。
この店の売りは、ワッフルと一本焼きバームクーヘン。

豆腐屋さん

やさしいお母さんが相手してくれます。

表紙の昆布屋さん。おばあちゃんがお相手。

ワインの会が気になる和食屋さん

こちらはガイドブックにものっている話題のカフェ

生麩屋さん。
工場兼の店舗は入りづらい。

お箸の専門店。
お箸といえば市原兵平衛商店が有名ですが

丸太町から竹屋町通りを西に進んで、堀川まで出ました！

堀川通りを北へ進むと堀川商店街というアーケードの懐かしいところがあるのですが、その中にニュースタンダードチョコレートキョウトバイ久遠というおしゃれなチョコレート屋が。

ここを、京都のショコラトリーのナンバーワンとさせていただきます。

一番の理由は、手軽な値段でおいしいチョコレートが買えるということ。チョコレートの法外な値段には、かなりひるむので。

商店街にあって、ハイセンスなのに気軽な町のチョコレート屋さんってすごい！

お店の前は、桟敷のようになっていて、商店街でまったりできます。

京テリーヌという、この店のスペシャリテは、京都らしい味が何種類かあり、京都チョコという満足感もあります。
個人的にあられチョコはヒット。

また同じ道を通るのもあれなんで、一本南の夷川通りを今度は東へ。烏丸通りへ戻ります。

ひとつのおさらという名前のかわいい、飲食店

純喫茶店も健在

大衆食堂も気になる

佃煮を買います。
お店のお母さんが一番好きだという、かつおの佃煮にしました

烏丸通りに戻ってきたので、通りの反対側をもう少し東進すると、町のパン屋さん発見

何気にシンプルなのに非常に美味しい。
塩パンがベスト。パンの表面が一部サクッとしますが、塩によく合う。
甘すぎたり味の濃いパンは好きでないし、変にいろいろしちゃってるおしゃれパン屋より断然よい。

京都パン屋の実力を感じます。

鳥の木珈琲という、魅力的な珈琲屋さん

ほんとにいろいろな種類の店が次から次へ

先ほどの器屋から北へ、地下鉄丸太町駅方向に戻る途中に子どもの遊び場。
子連れ京都旅のために、子どもが遊べそうなスポットは大事

昔ながらの八百屋さん

本当は、地下鉄丸太町から徒歩二分だったこちらの洋菓子店に、回り道をして到着。

寄り道し過ぎたので、平安神宮エリアにある京都生ショコラさんはあきらめ、12時開店のアッサンブラージュカキモトさんに目標変更。
同じ竹屋町通りなので、まっすぐ東へ徒歩でもすぐですが、まだ11時前。
今度は確信的寄り道でぐるっとまわりながら向かいます。
画像は烏丸通りを、丸太町から御池通りまで下がる途中。

鴨川沿い、京都市役所方面にある、11時開店のサロンﾄﾞロワイヤル京都を目指します！

御池通りまでいかずに、一本北側の道で左折。
押小路通りです。
ここは、11時開店のドーナツカフェです。

小腹が空いたので、チョコドーナツ購入。
外にある、しょうぎという町家のベンチ的なところで一息。いい場所です。

中のカフェスペースは、飲み物頼まないと使えません。
経費節減でドーナツだけ

押小路通りを東へ進みます。
路地奥の洋菓子屋さん発見

この通りもおもしろいお店が多い。
やはり京都は商売の町ですね。
町家も店舗が基本だし

京都市役所に着きました。
木製遊具が子連れによさそう

木屋町通りに入ると路地の奥に

サロンﾄﾞロワイヤル京都
大阪が本店のショコラトリー。

この店の売りは川床

ロケーションに期待できるので、京都って来てしまう

寺町二条は、スタイリストの伊藤まさこさんも物欲ストリートと名付けたくらいの名店揃いなので、誘惑を振り切って、北に上がる。

御所につきあたる一本手前に、右手に行願寺があらわれたら左折。
竹屋町通りです。
一見すると特に目立つ店がないと思ったら、開店と同時に人だかり

この店の良さはイートインしないと分かりません。
まず、席はオールカウンターというのがパティスリーには珍しい

カウンターで、デザートの仕上げがされるパフォーマンス

右側は棒つきのトンカ豆のアイス。
テベールというグラスデザート。
1,800円に一瞬ひるみましたが

この店がおもしろいのは、カウンターでバーっぽいと思ったら、スイーツと一緒にお酒を楽しむことを提案しています。
奥にル・クルーゼの鍋も見えていて、料理も提供しています。

アッサンブラージュというのは立体的、ワイン用語ではブレンドという意味で、なかなか味わい深い店です。

バレンタイン時期で客をさばくのに人手がたらないのと、スイーツを作るお兄さんが、メニューについて尋ねたら食べたことないのでわからないと平気でのたまったのには、せっかくハード面がいいのにもったいない。
ソフト面であるプロフェッショナルな接客があれば完璧です

でも親切ではありました。
ハード面がいいと書きましたが、使用するグラスなどもステキ。
特に水のグラス。薄くて軽くて気に入ったらどこのか教えてくれました。
カウンターならではで、会話が楽しめます

最後に、前回三条通りのショコラトリーに行った時に場所が分からなかったマリベル京都本店。
ニューヨークで人気の本店が、世界で初めて支店を出したというところ。

旅の収穫

サロンﾄﾞロワイヤル京都の梅のショコラをおうちで手作り果実酒と味わう。

デコレーションに使ったのは、飛騨春慶塗りの盆、能登の輪島塗の皿。
果実酒はワインの試飲専用のボデガというグラス。
輪島塗は以前能登旅で塗り体験したもの。

買ってきた逸品たちは、セッティングも楽しんで大切にいただきます。

サロンﾄﾞロワイヤル京都のショコラ。
パッケージの出典について裏に説明が。手前右は辻が花、左は伊勢物語から。

大阪のショコラトリーらしい。
タイガースファンの同僚に渡します

この旅行記へのコメント （4）

• molmさん 2017/02/16 22:38:22

  なかなかの弾丸ぶりで

  くまちゃん様、どうもお疲れ様でした。
  ホテルが高騰しているのは京都マラソンのせいです。
  
  小川珈琲京都中央口店は思いのほか人通りが少なく、意外な
  穴場だったでしょう。
  たまに団体が来て満席になることもありますが。
  京都だと小川珈琲の豆は普通にスーパーで売っており、家や
  会社で飲まれることも多いです。
  直営店だけでも幾つかあり、個人喫茶店でも小川珈琲の豆を
  使われたりしますよ。
  
  御所南エリアの竹屋町通・夷川通・二条通は魅力ある飲食店が
  多いですよ。（molmはこの辺りが得意エリア）
  2014年くらいまでは新店が押し寄せましたが、地価の高騰化で
  ここ２年ほどはなかなか出店しにくくなっていますね。
  というのも御所南小学校に入学させたい親が多く、引越しして
  通学圏内に居住したりするんですよ。
  個人的には夷川通の家具問屋が残ってほしいんですがね。
  
  神座(かんざ)は和食屋ですが、時折ワイン会があります。
  ワイン会の主催者(ワイン屋)は個人的に知人であり、誘われても
  この店は未体験なんですよね。
  
  ニュースタンダードチョコレートは存じ上げていますが未体験。
  価格が何故リーズナブルかは理由がございます。
  ここでは伏せさせてもらいます。
  （買い叩きや不正行為ではなく前向きな要素があるんです）
  
  最近行けてませんが鳥の木珈琲は好きな店です。
  ここのコーヒーと自家製プリンのセットはお勧め。
  ニコットアンドマム・ひつじドーナツの２店はこの地域の双璧。
  ひつじの方が有名ですが、ニコットも捨てがたい今日この頃。
  
  カキモトさんのイートインスイーツ1800円は怯むでしょう。
  私も食べたことありますが、シェフは表に出て来ないし、他人を
  連れて行くのに勇気要ります。
  
  御所南エリアはまだまだお勧めできる店があり、この界隈だけで
  食事や買い物で１日過ごせたりします。
  確かに寺町二条近辺はまぁ凄い。
  またカキモトさんの近くにある下御霊神社の湧水も美味しいですよ。
  
  
  御所南エリア(１km四方)だけで３０店は推奨できるmolm

  くまちゃんさん からの返信 2017/02/18 21:11:07

  RE: なかなかの弾丸ぶりで

  こんばんは！メッセージ嬉しいです！
  
  小川珈琲中央口店は、地下街への階段も目の前でアクセスの点からもポイント高いです。
  ホテルの一階に、別経営のカフェをもってくるのが最近の主流なんでしょうか。伊右衛門カフェもそうですし。
  
  明日は京都マラソンですね。さすがにいつもの倍もするホテルに泊まる勇気は出ず。
  でも、マラソンコースが魅力的。マラソンしながら観光もできちゃうんじゃ？！、と気になる私です。
  (実際、景色をみる余裕があるかは分かりませんが)
  
  御所南エリアは、はふうのカツサンドを買いに行ったことがあるだけで初めての探索でしたが充実ぶりにびっくりしました！
  
  京都はドーナツも激戦区とは！
  ドーナツ巡りも楽しそう。
  京都の楽しみが尽きません。
  
  アッサンブラージュカキモトさん、お酒も楽しめるのが魅力的ですよね。特にワイン好きなので、神座さんのワインの会という一文を見逃しませんでした。
  でもカキモトさんまで行っといて、下御霊神社まであと一息でした。場所をやっと認識したので、美味しい水をいただきに行きます。
  最近神社仏閣は二の次で、花より団子。
  自分も観光客ですが、観光客の多さを警戒し、混みそうなスポットを避けて京都の町をさ迷う…
  というか、今回は本気でさ迷った(笑)
  堀川が出てこなければ、ずっと西へ西へと。でもどこを歩いても失敗がないのが京都‼
  東は鴨川で気づくし、カキモトさんを探す時も御所に突き当たったので引き返せたし、分かりやすい町です。
  
  ニュースタンダードチョコレートさんは、知的障害者自立支援の店舗で、利益を重視していないから安く買えるのなら、チョコレート好きにはありがたいことです。
  美味しい物を作るということに障害は関係ないですものね。色眼鏡で見ずに一流のショコラティエを目指しているという彼らがずっと商店街の美味しいチョコレート屋さんを続けてくれるとうれしい。
  
  ところで、molmさんが一番好きなエリアはどこですか？
  

  molmさん からの返信 2017/02/19 01:07:46

  得意なエリアは幾つかあります

  くまちゃん様、色々とお気に召したようで。＾＾
  
  京都に限らず、ホテルの飲食部門を外注する所は結構あります。
  その一方で、ゲストハウスとカフェを一体化したりもあるかな。
  
  京都マラソンのコースは観光ルートみたいな感じで、市外の方は
  前日入りする方が多いですし、京都マラソンＨＰでは宿泊先の
  検索もできたりするんですよね。
  個人的にはこいうことで多額の税金を使われ、来京者から金を
  ボッタくるイベントは好ましいと思いませんが。
  
  京都がドーナツ激戦区かはわかりませんが、ニコットアンドマム・
  ひつじに加え、かもドーナッツもお勧めです。
  
  ニュースタンダートチョコレートは仰る通りです。
  堀川商店街の建物は古い(上が府営住宅)ですが、色々手を入れ
  若者の店も次々オープンしています。
  
  molmの好きなエリアで一番とか決められませんが、地域によって
  得手不得手はございます。
  比較的、得意なのは御所南や西陣、左京区や上京区は好きです。
  
  御所南エリアでイタリアン巡り２０１３
  http://4travel.jp/travelogue/10750815
  友人３人を御所南エリアでおもてなし
  http://4travel.jp/travelogue/10939623
  御所南エリアのプチ歩きツアー
  http://4travel.jp/travelogue/10475519
  
  西陣を巡ってみる
  http://4travel.jp/travelogue/10545623
  
  洛北おもてなし行脚
  http://4travel.jp/travelogue/10646461
  
  友人おもてなし
  http://4travel.jp/travelogue/10763336
  最後の「京みたらしろーる」は京都駅で買えます
  
  これだけ材料があれば、当分は困らないのでは？
  
  
  嵐山や祇園は得意でないmolm

  くまちゃんさん からの返信 2017/02/19 23:54:52

  RE: 得意なエリアは幾つかあります

  こんばんは！
  嵐山や祇園は得意でないということですが、この一大観光のメッカをmolmさんならどのように巡るのかは逆に気になります！(サドか？)
  
  ぜひ観光客で溢れるこれらのエリアもmolm式に斬ってください！！