明日香～キトラ古墳壁画見学～

2017/02/04 - 2017/02/05

飛鳥寺～高取城～四神の館(キトラ古墳壁画見学)～亀石～酒船石～アスカゲストハウス(泊)～飛鳥坐神社(おんだ祭)

２０１７初旅は奈良へ。昨年９月にオープンした四神の館は既に４回目の訪問ですが、今回初めてキトラ古墳北壁(玄武)を見ることができました。感涙。明日香に来ると古の人たちと一緒に旅しているかのような感覚になれるので不思議です。何かひとつでも旅の参考になれば幸いです。

エリア 飛鳥(奈良)

＜飛鳥寺＞
今回の旅のメインは昨年から始まったキトラ古墳壁画の一般公開です。第１回は募集に気付くのが遅く今回第２回に申し込むことができました。壁画見学は午後からにしたので午前中は明日香と高取を散策しました。

＜飛鳥寺＞
飛鳥大仏は御存知のとおり年代のわかる現存の仏像では日本最古といわれています。左右から拝見するお顔も違うとのこと。撮影可というのも太っ腹。境内にあるポストも珍しいのですが色も一般的な朱色ではなく景観に合わせた色に塗られていて蘇芳色というそうです。

＜高取城址＞
日本三大山城として有名な高取へ。新緑と紅葉の季節、土佐街道から続くハイキングコースは人気ありますが、冬は人もまばらで静かです。高取城が現存してるなら、ホントに凄い山城だったと思うのでロマンですね。

＜キトラ古墳＞
昨年９月にオープンした四神の館は既に４回目の訪問ですが、今回初めてキトラ古墳北壁(玄武)を見ることができました。壁画の撮影禁止が残念なところですが、入館も壁画見学も無料なのでオススメ。天井には天文図、四神に十二支、誰もが感動すると思います。

＜あすかルビー＞
感動の余韻を残したまま、宿の二次会で食べるイチゴを買いにあすか夢販売所へ立ち寄りました。甘いのもあれば酸っぱいのもありますが一粒が大きくてびっくり。チェックインする前にこれまたお洒落な古民家の茶りちゃりへ。あすかルビーのパフェ食べました。イチゴ三昧。笑。

＜酒船石＞
明日香には古墳が点在しているだけでなく、謎の石造物もたくさんあります。亀石、猿石などなど。酒船石にたどり着くころには日が暮れてきて不気味な画像になってしまいましたが、ナスカの地上絵と重ねて見てしまうのは自分だけでしょうか？

＜アスカゲストハウス＞
こちらの宿は初めてでしたが大正解。今回ドミトリーではなく蔵という名の個室を貸し切りました。ネーミングそのもので昔の蔵をそのままリノベーション。とても落ち着く空間でした。飲食は共用スペースで。

＜アスカゲストハウス＞
旅の楽しみのひとつは食事。郷土料理と地酒をいただくようにしています。今回は明日香を代表する古代チーズ「蘇」や乳でできた「乳華」という雑酒などなど楽しみました。ゲストハウスは他の宿泊者の方々との語らいも楽しいので今回もいろんな出会いがありました。

＜飛鳥坐神社＞
翌朝は飛鳥坐神社で開催されるおんだ祭を少しだけ触れることに。子孫繁栄など願った奇祭です。竹の棒でおしりを叩かれに行きました。壁画見学を予約した次の日がたまたまおんだ祭の日とうことで古の明日香を体感できた瞬間でもありました。

＜飛鳥坐神社＞
まだまだ知らない明日香がたくさんありますが、明日香を発ち、大神神社（桜井）や春日大社（奈良）も参拝して帰路につきました。明日香は何度も来ていますが、本当に素朴で日本の原点だと感じます。また季節を変えて訪れたいものです。