2016/02/12 - 2016/02/15
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ブルーサブマリンさん
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2016年2月12日~15日までダイビング目的で石垣島に行ってきました。
真冬の時期で避寒も兼ねての旅行でしたが、現地もこの時期は真冬のようで夜は涼しいというより肌寒く、強風が吹いているときもあったので割と現地でも暖かさを求めていました。とは言え関東よりはずっと暖かいことは確かで、特に海中はサンゴ礁や熱帯魚が豊富でこの時期でも常夏のポカポカな雰囲気を感じることが出来ました。
ダイビングポイントは基本的に島の西側近辺でしたが、たまたま風向きが良かったのか冬の時期にはなかなか行けない川平湾近くまで行けました。そしてそこでは正直期待していなかった定番の大物を偶然にも目撃でき、非常に満足度の高いダイビングを経験することが出来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JALグループ JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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2/12: 1日目
実家のある茨城から羽田空港まで向かいましたが2度の乗り継ぎを経て到着まで3時間ほどかかりました。羽田から那覇までのフライトより時間がかかっています。 -
那覇から石垣行きに乗り継ぐ飛行機は琉球エアコミューター所有のプロペラ機でした。それも39人乗りのバスよりも定員の少ない小型機なので、当日が穏やかな天候で本当に良かったと思いました。
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しかしながら小型機ならではの眺めのよさでした。ただ目的地に近づくにつれ雲が多くなっていく・・・天気はいまいちか?
少人数ならではのCAさんのフレンドリーな対応が良く、また私がダイバーであることを見抜いてかダイビング雑誌を貸してくれたので機内は退屈せずに過ごせました。 -
着陸直前の島の眺めです。亜熱帯の島らしく森が深い印象です。
到着後は市内に行く連絡バスに乗り石垣港近くにあるホテルへ行った後、翌日の準備をして早めに就寝しました。 -
2/13:2日目
石垣まで行くと日本は実はつくづく広大だと実感します。
翌日は日が昇るのがようやく7時前でした。これは冬だから日の出が遅いというより、そもそもこの場所は明石の標準時の場所からかなり離れているのが原因かと思います。宮古島以西は実質1時間の時差があるよう感覚的に思えました。
1本目は石垣島西側近辺の御神崎南というポイントで潜り、ちょっとした岩穴を潜り抜けました。 -
名前は知らないのですが小さなハゼ2匹に近くまで寄りました。
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サンゴ礁によくいるハタタテハゼの仲間です。
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ボート上で休息中に撮った石垣島の景色です。
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2本目は崎枝迷路というポイントで潜りました。ここで早速ハマクマノミを目撃。
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クマノミは縄張り意識がありダイバーが寄っても逃げません。それが幸いしてカメラ目線を収めることもできます。
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セジロクマノミです。後で調べたところ沖縄ではなかなか見かけない種類とのことでラッキーだったかもしれません。ただこの種のクマノミはセブに行ったときにも確か見かけたので、沖縄とその周辺のサンゴ礁に広く生息しているのでしょう。
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確かカクレクマノミかと思います。名前の通りイソギンチャクから見え隠れしているので接近するのが大変でした。
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3本目は石垣島北側のマンタシティポイントへ行きました。この場所は冬の時期は北風が吹くと行けませんがこの日は非常に穏やかであったため、行けるのなら行ってみようということでした。
会えればラッキー、と言われていた例の大物ですが、いざ潜って居付いている根の近くまで行ってみると、まさにそのシルエットが目の前に現れました。 -
20m程度離れた根で全員身を潜めひたすらマンタの写真を撮りまくりました。
距離感を感じさせないほどの大きさと存在感で、じっとしているのに動悸と呼吸が速くなり抑えるのに必死でした。 -
少し時間が経つと2匹目もやってきました。
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回遊する根はマンタのクリーニングステーションとなっており、根の上に舞っている小魚が掃除役を果たしているようです。
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複数を同時にカメラに収めようとすると範囲が広がってしまうので止めましたが、このポイントでは合計4匹のマンタを目撃しました。
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この日のダイビング終了後港に戻ると大きな客船が停泊していました。ちょうど春節の時期だったようでこの船は台湾か中国から来た船だとか。
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2/14:3日目
この日は午後に低気圧がやってくるのではとの予報が出ており、3本目ができるか怪しい状況の中出港してダイビングが始まりました。
一本目はすっきり晴れた朝で水中も明るくよく見えました。石垣島センターガーデンというところで名前の通り庭園のようにサンゴ礁が広く生息していました。 -
ヤガラに最接近できました。
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これは何でしょうか?ガラスハゼという小さな透明なハゼです。カメラがマクロ対応していないのでここまで寄るのが精一杯でした。
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ウミヘビに接近しました。猛毒を持つ危険なヘビですが、水中なので向こうのほうがすばしこく触るほど接近すること自体が困難です。ゆっくり近づけば向こうも大人しくある程度まで寄れます。
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チョウチョウウオに大接近しました。
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2本目は大崎ミノカサゴ宮殿というところで潜りました。まずは浅いところでエントリーするとウミヘビのつがいに出くわしました。動きがやや速いのでぶれています。
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いよいよこのポイント本命のミノカサゴを探しに行きます。まずはまだ子供のミノカサゴを目撃しました。
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ガイドの人がクラゲらしき生き物を披露してくれました。
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ミノカサゴがたむろしている場所へ行くには水深30m付近まで潜る必要があります。
深いところまで降りて少し薄暗くなってきたところに数匹のミノカサゴがいました。 -
ミノカサゴにできるだけ接近してみました。
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稚魚が多数群れているのを撮ってみましたが焦点合わせが難しいです。
このポイントは浅いところ、深いところ問わず魚が数多く見られました。 -
ハマクマノミを見かけましたが住処のイソギンチャクから少し離れていました。
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接近できなかったので小さいですがアケボノハゼがいました。
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南国ならではのカラフルな魚です。
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水面休息中ののどかな島の景色です。
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三本目は大崎アカククリの根というところです。エントリーして早速アカククリを見つけました。
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クマノミに最接近してみました。
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ガイドさんが見つけてくれたイソギンチャクエビです。
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ウミウシのアップ写真です。
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アカククリに接近した写真です。
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ヒラムシとかいうウミウシの仲間ですが、何とも言えない姿です。
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アカククリはあちこちに点在して時折近くを泳いでいました。
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シャコガイを見つけましたが人の頭程度の大きさでした。
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3本目終了後は駆け足で港まで戻りました。昼過ぎから天候が急変するとの当日の天気予報通り何やら怪しい雲が西から迫ってきました。
この後お世話になったダイビングショップまで戻って機材を片付けている最中に激しい雨が降り出し、忘れ物しそうな位慌てましたが何とかホテルまで送ってもらいました。 -
2/15:4日目
この日はもう朝のうちにホテルを出発する予定でしたが、朝食後少し時間があったので近くの離島ターミナルまで散歩に行きました。
まずこちらは波照間島行きのフェリー、波照間島は居住者がいる場所としては日本最南端に当たりますが、石垣島からはわずか数時間で行けます。 -
フェリー後部の格納扉。さほど大きくない船ですが自家用車は十分に搭載できます。
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こちらは与那国島行きのフェリー。4時間程度で日本最西端の島に到着します。
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与那国島域フェリーの後部格納扉です。制限荷重40tと書かれていました。こちらは大型トラックも搭載できるようです。
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空港へ向かうバスに乗車中、川でカヌーに乗っている人たちを目撃しました。
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帰りの便は石垣発が1時間近く遅延したので、乗り継ぎの那覇ではゆっくりランチをする予定が帳消しになり弁当だけ買ってすぐに羽田行きの便に乗り込むこととなってしまいました。
ちなみにこちらはリアルタイムのフライト情報がディスプレイに表示されています。
ジェット気流の追い風に乗っているとはいえ飛行速度が音速に迫る1229km/hとは大変な速さだなあとしみじみ思います。
羽田到着後は特に問題なく夕暮れ時に帰宅できました。
石垣島のダイビングは実質2日間と短い間でしたが充実した良い経験ができました。
なにより季節的に見るのが難しいマンタをじっくり見ることができて大変幸運だったと思います。春まだ遠い2月中旬に束の間ながら現地の暖かさにより解放感を味わえました。
石垣島へ行く場合はたいてい那覇乗り継ぎとなるのでマリアナ諸島や東アジアに行くのと変わらないくらい時間を要しますが、沖縄本島よりも海中の生態系が豊かで見ごたえがある場所かもしれません。時間をかけて行くだけの価値はあるところだと、身をもって実感しました。
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