2017/01/22 - 2017/01/30
188位(同エリア452件中)
朝顔組さん
フーコック島はベトナムの南端の西側に位置する島で、カンボジア国境は目と鼻の先。ベトナム最後の秘境とか言われているけど、住民の生活に活気が感じられる島です。ただし、2017年1月現在、コンビニも生鮮食料品を扱うスーパーも(たぶん)ありません。物価も安いし、いつものビョーキで「老後はこの島?」とも思ったのですが、スーパーができるまではちょっと無理かも。お肉屋さん、すごいんです。
観光らしいことは何もせず、相変わらず原則『食っちゃ寝』の朝顔組ですが、ランチついでに町歩きだけはしてきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 航空会社
- ベトナム航空
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到着翌日。午前中はプールサイドで過ごしてから、町に繰り出すことに。最初のミッションは両替。とりあえず、タクシー代だけは必要なのでホテルで50ドルだけ変えて、地図で銀行の場所を確認して、タクシーを呼んでもらう。
「銀行はお昼休みとかない?今行っても大丈夫かしら?」とレセプションで尋ねたら「開いてますよ。大丈夫。」とのお返事。
これがフーコック・タクシー。初乗り運賃は驚愕の6,000ドン。200メートルごとに2,000ドン。6,000ドンって30円ですよ! -
タクシーはどれもきれいで、運転手さんも礼儀正しい。英語はあまり通じない。
ベトナムのお札はわかりにくくて、間違って桁違いのお札を出しても、「違う、違う」と返してくれる。
車窓から見えるバイクの人たちが、おお!まさにベトナム、って実感させてくれる。 -
フーコックの中心地、ユーンドン(Duong Dong)の地図。
チャンフンダオ通り(Tran Hung Dao)というのが地図左の南北に伸びる道路で、この通り沿いに多くのホテルやリゾートがある。
一番驚いたのは、この地図を見せても理解してくれない運転手さんがいたこと。
地図の見方を知らない、ってあり得る? -
これがチャンフンダオ通りというメイン・ストリート。歩道もほとんどきれいに舗装されている。フラワーポットも並んでいたり、所々にゲートのような飾りもある。
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この通り沿いは建築ラッシュ。ほとんどがホテルだと思う。
すごいスピードで開発が進んでいる様子。 -
聞きしに勝るバイクの数。信号は数えるほどしかないので、道路の横断には覚悟と慣れが必要。
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第一候補だった銀行は何故かゲートが閉まっていたので、次の候補へ進んでもらう。
でもここもシャッターが降りていた。え~、どうして?今日は月曜日。もうテトのお休みに入っちゃった?じゃあ、もう一軒の銀行まで行ってみよう、と地図を見せてお願いするも運転手さんは走ろうとしない。 -
運転手さんが腕時計を指差した。時刻は12:59。1号が気がついた。「昼休みが終わるってことか!」
それとほぼ同時に、パラソルの下でくつろいでいたガードマンたちが動き出し、銀行のシャッターが開いた。ホテルのお姉さん、お昼休みはないって言ったよね、プンプン!まあ、とりあえず、良かったけど。 -
他にもあるかもしれないけど、これがある日のお財布に入っていたベトナムのお札。
朝顔組1号はゼロを二つ取って2で割る、というやり方で円に換算していたけど、私(2号)はゼロを3つ取って5を掛けていた。割り算と掛け算のどちらが得意かということかな。 -
この日のレート。ホテルでは21,500ドンだったからやっぱり銀行の方がちょっといい。ホテルではUSドルで支払えば2%引きにしてくれるというし、円からの両替はできないとあらかじめ聞いていたからUSドルを用意してきた。銀行で円の両替ができるかどうかは、確認しませんでした、あしからず。後日別の銀行にも行ったけど、いずれの銀行でも両替にはパスポート不要。
銀行以外にも数は多くないが両替所はある。もちろんATMも。 -
ドンを手にしたから、安心して町歩き。
ここは東西に伸びる4月30日通り。フーコックのもう一つの目抜き通り。
生活感のあるお店が並んでいる。歩道はバイク置き場と化していて歩きにくい。 -
お寺だと思ったら、これは学校かしら?
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こっちは?中華系の人たちの共済組合?
富国と書いてあるのはPhu Quocのことかな? -
こういう景色の方が興味をそそられる。路地とか屋台とか・・・。
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「食用ですよね?」とジェスチャー交えて聞いたら、大きく「うん」、とうなづいてくれた。
鶏は生きたまま買うのが当たり前、らしい。ほらね、やっぱりこの島で暮らすのはハードルが高い。 -
ランチ場所を探して彷徨ったけど、開いてるのかどうかわからないお店とか、いかにも外人観光客相手のお店とかばかりで、なかなか思うようなところが見つからない。
で、結局、少し戻ってここにしてみた。 -
メニューには英語表記もある。
お守り代わりにiPhoneに『食べる指差し会話帳ベトナム編』も入れてきたけど、とりあえず頼らなくても大丈夫そう。
ビールは「サイゴン・レッド」で通じるし。 -
朝ご飯のページにあったフォー・ボー。
やったー!本場で食べる初めてのフォー!
(この時はもやし抜きにはしなかったので、器の底にたくさん沈んでた。泣) -
これも朝ご飯のページにあったパン付きのオムレツ。これもバイン・ミーっていうのかな?
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そしてフライド・ライス。
ビール2本づつ飲んで、この日のランチは楽勝の17万ドン(850円)。 -
ベトナム初トイレ。タイで慣れてるから大丈夫だけど、膝が痛くて曲がらない時とか和式トイレが使えない子供とかにはこういうの、大変かもしれない。
日本に来る西洋人も苦労することがあるんだろうなぁ。
好奇心の旺盛な高齢の母をタイとかベトナムにも連れてってあげたいと思うけど、母は脚が曲がらないので、どうしてもこういうことで二の足を踏んでしまう。
尾籠な話で恐縮ですが、大きい方の時には和式と違って、壁の方に背中を向けてしゃがむんですよ~。ご参考までに。 -
ホテルでは銀行に行くのに徒歩では無理、と言われたけど、帰りは歩いて戻った。
地元の人は長い距離は歩かないんだろう、バイクの国だもの。 -
チャンフンダオ通り(Tran Hung Dao)にもお店はあるけど、どちらかと言うと観光客向けの売店って感じ。いかにもベトナム、な笠も売っていた。
いろんな方の旅行記に載っていたCo-op(コープ)は残念ながら閉店していました。 -
Trip advisorでも上位、ホテルでも勧められた有名レストラン、Xin Chao。
へそ曲がりな私たちはこういう類の所にはあまりそそられないので、通りすがりに撮った写真だけ。 -
通り沿いにはまだこういう景色も残っている。
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ゴミ対策は進んでいない模様。イノシシが餌を漁っていた。
鶏もいたから、飼われているのかもしれないけど。 -
ズンズン歩いて行くとレストランの脇で何か焼いている少女が。
「これは何?」と聞くと照れたような笑顔で一つ、食べさせてくれた。 -
お!これはもしや、牛肉をロットの葉で巻いたボーラーロッ?
お味噌の紫蘇巻きにも似た感じ。美味しい!!!
「ありがとう、今日はご飯食べちゃったからまた来るね。」と精一杯の笑顔でお礼を言ってサヨナラした。 -
リゾートの看板が見えてきた頃にはギンギンの太陽でクタクタ。
こんなに歩く予定はなかったからお帽子、被ってなかったのが敗因。 -
リゾートに続く道沿いにも数軒のレストランやお店がある。
背中が丸いよ、1号! -
ようやく帰り着いたリゾートのレセプション。
さあ、プールサイドで午後のお昼寝の時間です! -
お昼寝が終わって、シャワーを浴びて、ディナーの時間。
夜の表通りはこんな感じ。 -
あらかじめ、調べてあったビア・ガーデンに行ってみる。
Google mapに示された通り、歩いて10分足らずだった。
地元産の生ビールが飲めるというお店。 -
作りはまさしくビア・ガーデン。建物というよりはテントに近い。いや、それより、ただタープを張っているだけ、かな。
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ビールはこのゴールデン・ビールとダーク・ビールの二種類。瓶ビールは置いてない。残念ながらこの生ビールがあまり口に合わなかった。ぬるいし・・・。
ダーク・ビールに切り替え、滞在継続。そっちの方が美味しかった。 -
エビの串焼き。
ナイトマーケットで食べたのより安くて美味しかった。 -
貝のレモングラス蒸し。
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BBQポーク、だったかな?何か他のものを頼んだら売り切れでこっちを勧められた。
味のついている豚肉だった。ビールとの相性の良さはいうまでもない。
ここはビールはもうひとつだったけど、BBQは香ばしくて美味しかったから、後日再訪しようとしたんだけど、テトの休日だったのか、閉まっていてがっかり。 -
お隣はLOVE SUSHIという「なんちゃってジャパニーズ」のレストラン。
いつ通ってもお客さん、いっぱいだった。入る気にはならなかったけど。 -
お店の前で宴会していたのは、テトで親戚が帰省でもしてたのかな?
中に飾ってあったバッグが目を引いたから、「すみません、お店の中に入ってもいいですか?」とお断りして入れてもらった。もちろん、通常営業中だったのだ。
この島では「お客様は神様」ではない。 -
ベトナムといったらこういう感じの手工芸品がたくさんあるのかと期待していたのに、この島には全くと言っていいほどなかった。
宴会してたお店でようやくゲットしたのがこの小袋。
このお店もテトに入ったら休業してたので、追加購入は断念。 -
今回の旅での一番大きなお買い物がこのバッグかも。900円くらいだったと思う。
この島では、ベトナムでは一般的というプラかごすら見なかった。
買いたいものがなくて、お金も食費以外ほとんど使わなかったから、それはそれでいいんだけどね。
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