2017.1.11～1.18　スリランカ・文化三角地帯をゆく①

2017/01/11 - 2017/01/18

恒例になりつつある、一年に一度の海外旅行。

去年ミャンマーの旅を終え半年経った夏ごろから次の旅先を探し始め、今回決めたのがスリランカでした。

インド（場所としては正確には今のネパールらしいが）で誕生した仏教がいち早く花開き、やがてミャンマー、タイ、ラオスなど東南アジア諸国で広まるきっかけとなったのが、このスリランカという島国。

ずっとアジアの数々仏教遺跡を回ってきた以上、端緒となったこの場所を外すことはできない。そんな思いからスリランカ行きを決めたのでした。

旅の日数、予算などを検討し、今回は中央部のアヌラーダプラ、ポロンナルワ、キャンディの三都市とそこに囲まれた遺跡群を重点的に巡ることに。
「文化三角地帯」と呼ばれるこの地域は、紀元前から近代にいたるまでの仏教遺跡が残り、
さらに現在も信仰の対象となっているといます。

今なおスリランカの人々の心の拠り所となっている遺跡の数々、その遺構と精神、生活両面で密接に関わっている人々の姿に、いろいろと感じさせられる旅でした。

写真：コロンボ・バンダラナイケ国際空港にて


＜旅の行程＞
◎1/11（水）　千歳⇒バンコク⇒コロンボ
　1/12（木）　コロンボ→アヌラーダプラ
　1/13（金）　アヌラ→ダプラ→ダンブッラ→シーギリヤ
　1/14（土）　シーギリヤ→ポロンナルワ
　1/15（日）　ポロンナルワ→キャンディ　
　1/16（月）　キャンディ→コロンボ
　1/17（火）　コロンボ⇒バンコク
　1/18（水）　バンコク⇒千歳

エリア コロンボ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

7:00
札幌から一番列車に乗って新千歳空港へ。

昨年のミャンマー旅行の時と同じように
新千歳空港内の温泉で旅の前にひと風呂浴びる。
旅の前のちょっとした儀式のような感じ。

新千歳空港温泉 宿・ホテル

8:20
チェックイン。

北海道は前日から雪が降り始め、予報では今後悪天候も予想されていたが、
空港付近はなんとか天気がもっているようで、遅延、欠航もなく一安心。

普段はごったがえしている国際線ターミナルも、
この時間帯は自分が乗るタイ国際航空（TG）ぐらいしか出発しないもんで、
実にのんびりした雰囲気。

出発前に朝食。
フードコートのはなまるうどんにて。

なんだ、去年と同じもの食べている。
前述の朝風呂同様、出発前のルーチンになりつつある。

≪参照≫
2016.1.19～1.26　アジア最後のフロンティア・ミャンマー①
http://4travel.jp/travelogue/11099302

はなまるうどん 新千歳空港店 グルメ・レストラン

10:00
タイ国際航空TG671便バンコク行に乗り込む。
出発前に雪が降り始めたが、無事飛びました。

16:00
8時間ほどでバンコク・スワンナプーム国際空港に到着。
ここでコロンボ行に乗り換える。
出発は22:30であと6時間以上待たなければならない…。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

本当は、マッサージを2時間ばかし受けてその間に仮眠でも取ろう、
それからゆっくり飯を食べようと思っていたのだが、
出国エリア内にあったマッサージ屋がまさかの休業中。

時間をつぶす当てがはずれてしまい、仕方なくすぐに食事を取ることに。

今回の旅の最終日、半日ほどバンコクに滞在する際に食べようと思っていたソムタムを、旅１日目にして食す。美味かったので良しとする。
ライス、春巻き、ライムジュースなど合わせて513バーツ。

食後、本を読んだり、日記を書いたりして店の中で時間をつぶすもつぶしきれず。
1時間半ほどで退散。

構内をほっつきまわり、横になれそうなソファを見つけて2時間ほど仮眠。

これならいっそのことイミグレから出国エリア外に出ればよかった。

22:30
TG307　コロンボ行き出発。
昨年亡くなられたタイ・プミポン前国王の映像が流れていました。

機内食。
本日４食目だけど全然食べられる。

1/12 0:20
３時間半ほどのフライトでコロンボ・バンダラナイケ国際空港に到着。

バンダラナイケ国際空港 (CMB) 空港

仏様がお出迎え。

出発前にVisaを取っていなかったので、空港で取得。40$。
事前に取っておいたほうがお得のようです。

スリランカ・ルピーで払おうとしたが拒否された。

イミグレーションを抜け、しばらく歩くとなぜか電器屋が続く。
このタイミングで家電需要があるとは思えないんだが…。

今回の旅の一番のヤマは実はこの日の初日。

コロンボからアヌラーダプラへは列車での移動を考えていましたが、
出発時間の6時前後までまでどこかで時間をつぶす必要がありました。

バンコク・スワンナプーム空港でも同じくらい待ち時間はありましたが、
勝手知ったる場所で、構内も充実していて時間のつぶし方も心得ていました。

しかし、コロンボは初めてだったし、イミグレを出ると構内に休むところもない、
さらに真夜中で空港の周りも何もない…。

とりあえず、空港の前を通っている路線バスでコロンボに出ることに。
『地球の歩き方』には24時間運行とか書いてあったので。
が、待てもたってもバスは来ない…

途方に暮れていると、前を通ったタクシーが止まってくれ、
500ルピーでコロンボまで行ってくれるということになりました。
バスよりは高いけど、相場のタクシー代よりはるかに安かったので、
快く受け入れ、コロンボに行くことにしました。

2:40
40分ほどでコロンボ・フォート駅に着き、ここでで降ろしてくれました。
しかし、あと3時間あまり、どうするべ。
とりあえず、駅の周りをぶらぶら歩くことに。

地元スリランカ人は出発時刻までゴザ敷いて、地べたで寝て待っているようです。
タフだなあ。

コロンボ フォート駅 駅

自分は寝るわけにもいかんし、駅周辺をさらに歩いてみました。

これは、教会？

駅前の道を右に5分ほど歩いたところに、バスターミナルがありました。

セントラルバススタンド バス系

スリランカ各都市と結ぶバスが発着しているようです。

アヌラーダプラへは列車でと考えていたのですが、
列車の席が取れなければ、こっちに切り替えれるなとちょっと安心する。

5:00
チケットオフィス、オープン。
ここはインターシティエクスプレス（特急）の1等客車専用の窓口。
しっかりと席を確保したかったので…。
２、３等の窓口は別にあります。

アヌラーダプラ行きは6時35分が空いてるとのこと。
1100ルピーでチケット購入。

コロンボ フォート駅 駅

駅構内に入る。

駅前の規模からすると、こじんまりした印象を受けたけど、
何本かプラットフォームがあり、中は結構広い。

構内の食堂でホットドッグとパンを購入。370ﾙルピー。

旅の間、朝食はパンをとるが多かったのですが、全体的にまずますのレベルでした。
イギリスの植民地だった影響もあるのでしょう。

空も明るくなってきました。

6:20
アヌラーダプラ行の列車が入ってきました。
いよいよ本格的な旅の始まりです。

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★1/11　出費

食事　　　　1,073円＋513タイ・バーツ（B）（カード払）
交通費　　　2,000円
施設利用費　　800円
その他　　　　 60円

合計　　　　3,933円＋513B（1,513円）