2017/01/11 - 2017/01/18
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khwaamsukさん
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1/15 スリランカ・文化三角地帯を巡る旅、5日目。
気づけば今回の旅も後半戦。スリランカにはこの日を含め残り2日の滞在となりました。
午前中は、ポロンナルワの遺跡巡り。
ポロンナルワは10~12世紀にかけて都が置かれていた町。
インドからの攻撃を受け、それまでの都アヌラーダブラを手放さざるをえなくなったため、ここポロンナルワに都が移された。
歴代の王が仏教の普及に努め、灌漑用貯水池や建築物を整備したことにより、
ポロンナルワは仏教都市として大いに発展した。
アヌラーダブラ、ダンブッラ、シーギリヤと仏教遺跡を嫌と言うほど見てきたので、
そろそろお腹いっぱい、見飽きてしまうかな、と思いましたが、
決してそんなことはなく、むしろ、今回見てきた遺跡では一番良かったと思える所でした。
午後はバスで中部の町キャンディへ移動。
町中心部にある湖周辺の散策を楽しみました。
写真:ランカティラカ寺院
<旅の行程>
1/11(水) 千歳⇒バンコク⇒コロンボ
1/12(木) コロンボ→アヌラーダプラ
1/13(金) アヌラ→ダプラ→ダンブッラ→シーギリヤ
1/14(土) シーギリヤ→ポロンナルワ
◎1/15(日) ポロンナルワ→キャンディ
1/16(月) キャンディ→コロンボ
1/17(火) コロンボ⇒バンコク
1/18(水) バンコク⇒千歳
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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-
6:50
遺跡が開く7時ちょうどから遺跡巡りを開始しようと、
一番乗りで遺跡のチケット売り場がある博物館にやってきた。
が、7時を過ぎてもオフィスは閉まったまま。
10分ほど遅れてスタッフが来て、オフィスがオープン、
なんとかチケット購入できました。
手持ちのルピーが少なくなってきていたので米ドルで支払。
入場料 25$ポロンナルワ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
7:20
遺跡入口。
いよいよ探索開始。
今日は自転車で周ります。 -
まずは「クワドラングル」と呼ばれる城壁へ。
クワドラングルとは「四辺形」という意味で、
この四片形の城壁に11の仏教関連の建築物が集まっています。
まさに仏教都市ポロンナルワの拠点となっていたところです。
時間をかけてクワドラングル内の建物を見ていきます。
まず、正面にあるワタダーゲと呼ばれる仏塔から。クワドラングル 史跡・遺跡
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ワタダーゲとはスリランカで独自に発達した円形が特徴的の仏塔。
現在スリランカ国内に10個残されているそうですが、
ポロンナルワのものが特に有名だそうです。 -
アヌラーダブラにもあったムーンストーンがあります。
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レリーフもきれいに残っています。
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女神のレリーフ。
年代的にアニラーダプラより新しいので保存状態は比較的良い感じがします。 -
坐像の仏像が四方に置かれています。
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立像。
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弥勒菩薩像。
ワタダーゲの傍に立っています。
かつては建物内にあったのでしょう。 -
アタターゲ。
仏歯が奉納されていたお寺があったとされているところです。 -
ラター・マンダバヤ。
シンハラ王朝の王さまの名を冠した建物。 -
イチオシ
中に8本の柱はハスの茎をかたどっていて、
茎が空にたなびく様子を表しています。
なんだか不思議な佇まい -
菩提樹があったとされる建物跡。
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トゥーパラーマ。
レンガ造りの仏塔。現在は修復中。
重厚感があり、クワドラングルの建物の中でも最も大きな建物。 -
サトゥマハル・プラサーダ。
7階建ての仏塔でタイから来た建築士が建てたと言われています。
ポロンナルワが上座部仏教の聖地であり、
遠くタイやミャンマーから僧がやってきたことを示す建物です。 -
ガルポタ。
「石の本」という意味ヤシの葉の本の形をした石碑。 -
王への称賛の言葉が彫られているそうです。
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クワドラングルを後にし、移動再開。
生命力を感じる木です。 -
苔に覆われた仏塔。
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クワドラングルから自転車で20分。
遺跡の北にあるハスの花を形どった僧の沐浴場跡。ハスの池 史跡・遺跡
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ハスの池からさらに北に行くと僧の修行場だった場所があります。
遺跡入口から一番遠く離れたところで、
ハスの池とここは舗装されていない道を通ってくることになり、
周りに建物も人もいないので、一人で来るのはちょっと怖い。ティワンカ ピリマゲ寺院 (北院) 寺院・教会
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ここの一番の見どころが建物内に描かれた仏教壁画。
シーギリヤロックのフレスコ画に勝るとも劣らないぐらい、一見の価値ありの壁画。
ただ保存状態が悪く、写真撮影が禁止だったのが残念。ティワンカ ピリマゲ寺院 (北院) 寺院・教会
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レンガで出来た丘。
現在も建設中…ではなく、当時の王が世界一のダーガバを作ろうとして失敗した跡。デマラ マハー サーヤ 史跡・遺跡
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丘からの眺めはなかなか。
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遺跡入口に戻るように南下。
ガルヴィハーラという、立像、坐像、涅槃像が彫られた一枚岩に来ました。ガル ヴィハーラ 史跡・遺跡
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涅槃像の足の裏。太陽がシンボルが描かれています。
-
イチオシ
立像は高さ7メートル。
涅槃像は全長14メートルあるそうです。 -
坐像。
表情が穏やかで、なんだ心が洗われる感じがします。 -
ガルヴィハーラは遺跡に中でどこよりも一番多くスリランカの人々が訪れていた感じがしました。
-
老若男女、みな熱心にお祈りしています。
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「金の尖塔」という意味のダーガバ。
その名の通り、かつて尖塔は金で覆われていたそう。
55メートルと高さもポロンナルワで一番。ランコトゥ ヴィハーラ 寺院・教会
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僧院の跡。
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僧たちはこんな小道を瞑想しながら歩いていたのだろうか。
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ランカティラカと巨大な寺院。
高さは17.5メートル、奥行き52メートルと、ポロンナルワの寺院のなかでもひと際大きい。ランカティラカ 寺院・教会
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中の仏像も首なしでも13メートルあるそうです。
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入口のレリーフ。
こちらも頭がない。 -
真っ白なダーガバです。
周りの建物がやや朽ちて色も暗い感じするので特に白さが目立ちます。
ランカティラカの傍にあります。キリ ヴィハーラ 寺院・教会
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ポロンナルワを征服したインドのタミル人が建てたとされる建物。
他の仏教遺跡とは異質のヒンドゥ教寺院のような趣です。
クワドラングルから左に折れ砂利道を2~3分ほど自転車で入ったところにあります。シヴァ デーワーラヤ NO 2 史跡・遺跡
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シヴァ デーワーラヤの手前にあるやや小型のダーガバ。
パバル ヴィハーラ 史跡・遺跡
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10:10
自転車で回ること3時間。
一通り遺跡を見て回り入口周辺まで戻ってきました。 -
大臣たちが閣議を行ったとされる建物跡だそうです。
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柱には大臣の名前が彫られている。
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宮殿跡。
会議場跡の隣にあります。
かつては7階建てだったそう。宮殿跡 史跡・遺跡
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中には50もの部屋があったそう。
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当時の面影はない。
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宿に戻る前に、最後にもう一度クワドラングルを見ることにしました。
朝と違って観光客が多くいました。クワドラングル 史跡・遺跡
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ポロンナルワの中ではクワドラングが一番見ていて楽しかった。
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宿に戻る前に朝食、いや時間的には昼食だなあ…。
朝食食べてなかったので、とりあえず腹に何か入れようと。
とにかく美味かった。
焼き飯 550ルピー -
12:00
宿に戻ってチェックインを済ませ、バスターミナルへ。
郊外のカドゥルウェラという所にバスターミナルがあります。 -
次向かうはキャンディ。
バスで4時間程度。
バス代 180ルピー。 -
出発までターミナル周辺を散策。
やっぱり看板が気になる。何かのイベントのようです。 -
今年も撮りました。コカコーラの看板。
-
16:50
キャンディの宿にチェックイン。
スリランカの宿ではチェックイン時にウェルカムドリンクのサービスがあります。
ここではお菓子と果物がついてちょっと豪勢。
宿:Old Town Hotel -
高台にある宿で眺めもよい。
ちょっとのんびりして、洗濯をしてから、キャンディの町歩き開始。 -
宿の前にいた猫。どや顔。
-
商店で買ったパン。中はカレー。
2つ買って70ルピー。 -
すでに18時になろうかとしていたので、あまり時間をかけて歩き回れない。
宿からから近いキャンディ湖周辺を歩くことに。
明日の朝、キャンディ湖をジョギングしようと思っているので、その下見も兼ねて。キャンディ湖 滝・河川・湖
-
アヌラーダブラやポロンナルワでも見かけた鳥。
湖で羽を休める。 -
40分ほど歩いて、湖に傍のショッピングモールに。
フードコートがあったので夕食をとることに。キャンディ シティ センター ショッピングセンター
-
Cheenese Beef Noodleを注文。
600ルピーの割には味も量もいまいち。
フードコードの外観はきれいだけど、それに完全にだまされる。 -
上の写真の麺だけ夕食を終わらせたのでは正直物足りない。
そんなわけで、宿に戻る途中のレストランで2度目の夕食。 -
席が埋まっていたので、テイクアウトして宿で食べることに。
オムレツとチャーハンで650ルピー。
こちらのほうが断然美味しかった。
2人前といってもいいぐらいの量でしたが、食べきりました。
無事、満足感も満たされ、一日が終わったのでした。
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★1/15 出費
食事 2,170ルピー
交通費 1,020ルピー
入場料 25$
合計 3,190ルピー(1ルピー=約0.78円)
25$
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