アシアナ航空ビジネスクラスで仁川から成田へ！成田空港で走れ走れ走れ！

2014/06/11 - 2014/06/11

Ｒ60★亀（亀次朗）であります。

安さと好奇心で選んだ（⇒http://4travel.jp/travelogue/11107109）インチョン経由サンフランシスコの旅もいよいよ最終回です。実はフライト予約が完了してから気が付いたんですけど、最後の乗り継ぎは非常にヤバイものだったんです。

この記事は2014年（平成26年）6月11日のものです。

エリア 仁川(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンフランシスコからの長い長いフライトもようやく終わりです。インチョン空港ではトランジットで二時間余り待ち時間があります。ラウンジで日本の新聞でも読んで待っていようと思っていたら、鶴弥の様子がおかしいんです。何だかそわそわしています。

サテライトからトランジットエリアに急ぐ鶴弥。とっても急ぎ足です。そんなに焦らなくっても乗り換えには2時間以上の余裕があるんです。。。。

鶴弥が急ぎ足になった理由が分かりました。インチョン空港のコンコースはまるで決算期のショッピングセンターのように「ＳＡＬＥ！」の文字が躍っているのでありました。鞄やら靴、化粧品などあらゆる商品が取り揃えられています。勿論安物買い老婆には高級品など縁がないのですが「ＳＡＬＥ」の文字を見ただけで反応してしまう悲しい性なのでしょう。

昔ソウル旅にハマっていた頃の韓国紙幣やプリペイドカードが残っていました。この位あればキムチやソジュくらいは買って来れるでしょう。戦果に期待して亀次朗はラウンジに逃げ込みましょう。しっかし、こんな古いお札って使えるのかなあ。駄目かも。。。。

アシアナラウンジにやってきました。インチョン空港メインターミナルのほぼ中央付近。安物買いに走った老婆は放っておいて亀次朗はここで休憩していましょう。

スターアライアンス全社乗り入れの相部屋ラウンジ。ここはかなりの広さです。

受付を済ませると両側に奥行きのあるラウンジです。入って直ぐの処に食べ物や飲み物が用意されていて、その辺は大混雑。もっと奥のピアノ辺りまで進めばガラガラなんです。ゆったりと過ごしましょう。

たった一週間ちょっとなのに日本の新聞が読みたくなってしまいます。そろそろ日本モードに戻らねばなりますまい。

午後の時間帯だからなのかアルコール類は殆ど無し。もっともワインやウィスキーがあっても暫し休憩しないと体が壊れてしまいます。サンフランシスコからインチョンまで呑み過ぎましたから。

お約束の韓国辛ラーメンが山の様に積んであります。「ここで食べてください。持ち帰らないでね。」と各国の言葉で書いてありました。

さて、老夫婦のサンフランシスコの旅もあと一フライトです。インチョンから成田まで僅かな時間ですが空の旅を楽しみましょう。機材はＡ331・エアバス社の中型機種です。

この機材はインチョン～ホノルル間のフライトにも使われています。フルフラットにはならないけど結構居心地の良いシートであります。

さっきはラウンジでの飲食を控えていました。だって最後の機内食を楽しみたいではありませんか。洋食か韓国食を選べます。なら韓国食でしょう！ちなみにこのフライトは日本行き（成田）ですが日本食の用意はありませんでした。

短い時間のフライトなのでサンフランシスコからのような一品づつのサービスではなく大きなお盆にどっさとやってきました。名残惜しくもマッコリを頂きます。この缶入りマッコリ、素直な美味しさでした。

最初は安定したフライトだったのですが島根鳥取上空に差し掛かったころから大揺れになってきました。シートベルト着用のサインは付きっ放し。大揺れの機内で笑顔でマッコリのお代わりを注いでくださるＣＡさん。ここでも椀子蕎麦状態でマッコリ祭りが続いたのであります。

鶴弥が選んだ洋食はこんな感じでした。余りにも揺れがひどかったので分けっこは断念。画像一枚です。

安さと好奇心で選んだ（⇒http://4travel.jp/travelogue/11107109）インチョン経由サンフランシスコの旅もいよいよ最終回です。実はフライト予約が完了してから気が付いたんですけど、最後の乗り継ぎは非常にヤバイものだったんです。インチョンからのフライトはサンフランシスコからのフライトの到着後2時間の余裕をとるのは当然の結果ＯＺの最終便で成田到着21時のフライトとなったんです。処がおうちに帰る成田エクスプレスは午後21時40分出発が最終です。アシアナ航空が「成田空港到着予定時間21時00分」と定めているのが、どの地点での到着時間なのか分かりませんが（一説によるとサテライトに着いて機体が停止した時間らしい）機体が停まってドアが開いてサテライトから走って入国審査、荷物受取、税関、宅配業者に荷物を預けて地下に降りてＪＲの指定券を買って駅のホームに降り立つまでどのぐらいの時間が掛かるのでしょう？気流や向かい風の影響もあるでしょうし空港ランディング渋滞もあるでしょう。機体が降下体制に入ってからも気が気ではありません。ようやく滑走路に降り立った時既に午後９時になっていました（汗）

それでも運が味方してくれたのか老夫婦の日頃の行いが良かったのか、入国審査はガラガラでトップ通過。預け荷物のターンテーブルの辿り着いたのは午後9時10分でした。でもサンフランシスコ国際空港で預けたままの大きな荷物は無事ここまで付いて来てくれたのでしょうか？最後の最後まで気をもむ時間です。早く出てきてくれ～

待つこと５分。荷物は二つとも確保できました。逢いたかったよ～。さあ税関に向かいます。

人畜無害な老夫婦ですから税関でとっつかまる事など無いとは思いましたが並んだ列の前に怪しいおっさんなんかが居て税関職員が忠実に職務遂行に燃えていたりするとやっかいです。なるべく人が並んでいない列を選んでスバヤク通過します。それでも宅配業者の窓口に着いたのは午後９時20分。宅配伝票を書き終わってお金を払ったらＪＲに走ります。

成田空港地下にあるＪＲ成田空港駅到着午後９時２５分。やった～指定券を購入して緑茶を買う余裕もありそうです。

ながながと「老夫婦のサンフランシスコ徘徊記」にお付き合いくださってありがとうございました。帰国してから書き終わるまで二年半もかかってしまいました。これから先は当分海外旅行には行けそうにありません。カサブタのようなカチカチのネタで繋いていきますがご容赦ください。