カナイマ国立公園その２（ベネズエラ）　2017.3.10

2017/03/10 - 2017/03/10

南米の旅その１はペルーの旅でした。
南米の旅その２はボリビア、パラグアイ、ブラジル、アルゼンチン、チリの旅でした。
南米の旅その３はエクアドル～コロンビアの旅でした。
その４はブラジル（アマゾン）とベネズエラを巡って帰国です。

今日も、世界遺産「カナイマ国立公園」を一日満喫します。

南米の旅程　その４（ブラジル、ベネズエラ）
１、3.1　カルタヘナ（コロンビア）～アルバ（オランダ）
２、3.2　アルバ（オランダ）～マナウス（ブラジル）　
３、3.3　マナウス～ウアカリロッジ（ブラジル）
４、3.4　ウアカリロッジ（アマゾン：ブラジル）
５、3.5　ウアカリロッジその２（アマゾン：ブラジル）
６、3.6　ウアカリロッジ～マナウス（ブラジル）
７、3.7　マナウス（ブラジル）
８、3.8　マナウス（ブラジル）～プエルトオルダス（ベネズエラ）
９、3.9　カナイマ国立公園（ベネズエラ）
☆１０、3.10　カナイマ国立公園その２（ベネズエラ）


参考：地球の歩き方
　　：世界遺産アカデミー

エリア ギアナ高地周辺(ベネズエラ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

３月１０日（金）。
今日は舟でエンジェル・フォールに向かいます。
時間がかかるとのことで早朝に出発です。

船乗場はカラオ川を少し遡った所にあります。
なにせ、カナイマ湖からは滝があってカラオ川には直接入れません。
私たちツアーの４人と大ファミリーの１４～１５人の大所帯となりました。

一艘に定員１０人位でしょうか。
なので２艘で出発です。

木の板と聞いていましたが、クッションが用意されていました。

この時期この地方は乾季で、予約時点ではボートは無理と言われていました。
でもこのところの水量増加で実施されることになりました。

目的地まで４～５時間というから、ちょっと覚悟しなくてはいけません。

波しぶきがかかります。

一旦上陸してハイキングだという。

大ファミリーの皆さん、同じベネズエラのマラカイボから来たという。

昔ながらの家が連なる村を通ります。

テプイ（テーブルマウンテン）を見ながらのハイキングはすがすがしい。

ここからまた舟に乗ります。

左右のバランスを見ながら一人ひとり乗せていきます。

ここはちょっとした難所です。
エリオに借りたポンチョが役に立ちます。
https://youtu.be/94XqW7WWJX0

テプイを間近に見ながら舟は進みます。

次から次と景色が変わり飽きません。

僚船が追い越していきます。
https://youtu.be/i9zRzM1qkg8

８時過ぎ、ここで朝食だという。
サンドイッチをいただきます。

そしてまた出発です。

エンジェル・フォールではありませんが、滝が見えます。

本当に秘境の真っ只中にいます。

テプイの上には摩訶不思議な造形があります。

途中のトイレ休憩です。

出発してからもう４時間が経ちます。

もうそろそろでしょうか。

舟の船外機も心なしか悲鳴の様な音になってきました。

見えました！！！エンジェル・フォール！！

エンジェル・フォールが見える場所が本日の宿営地です。

雲がかかっていますが、このためにここに来ました。

宿営地の前の川です。

ここに来るまでロッジを出てから約５時間かかっています。

キャンプ場に着きました。

その裏手に見晴らし場がある。
雲が取れてエンジェル・フォールがきれいに見えます。

最高ですね。

キャンプ場なので食材を持ち込んで調理してくれます。
これも最高！

歩いて１時間ほどの所にエンジェル・フォールが間近に見える展望台があるという。

でも今２時。
もっと早く出発できたはずなのに、これが後で大変なことになります。

ここは浅いので歩いて渡ります。

ジャングルの様な道を歩きます。

皆さん張り切っています。
でも山道はゆっくり登らないと危ない。

ここが登り始めて半分の地点だという。
今大体１５：００。
山であればもう下っていなければいけない時間です。

道は山道（登山道）の様相になりました。
ちょっときついです。
ファミリーは速度が遅くなり私が先頭で登ります。

いろいろ旅しましたが、ここは苦労した分報われます。

落差９７９ｍは滝の水を霧にしてしまう。
https://youtu.be/97iCy9DCaCE

なので滝壺はありません。

霧が雨状に地上に降り注ぎ川を形成しています。

乾季ですが今年は水量があるとのことで、その雄大な姿を見ることができました。
今４時。
私が帰ろうとしている時に皆さんがやってきました。

おまけに帰りは雨！
実は出るとき晴れていたのでポンチョを置いてきています。
なのでグチョグチョ状態です。
驚いたことに、ここでファミリーの長老とすれ違います。
ガイドさんと一緒だったので私は何も言いませんでしたが、「もう引き返すべき」です。

ここで１７時です。
さっさと下ればよかったのでしょうが、ファミリーの皆さんを置いておくわけにもいきません。
ファミリーの皆さん雨宿りしています。
ガイドさんしっかりしてくださいと言いたい。

何とか下ってきました。
https://youtu.be/wfTJvta_H4g

が、しかし、すれ違った長老は帰ってくる様子がありません。
６：３０過ぎて辺りは暗くなってきています。
雨の中体は冷えてきています。
関係者を残しキャンプに引き上げます。
こんな私でも力になればと思いましたが、二次災害になっても仕方ありません。
キャンプで待つしかありません。

１９時頃対岸で歓声が上がりました。
無事帰ってきたようです。

時間も含めてガイドの仕方に問題ありと感じました。

寝床はハンモックです。
上手に寝れるかな～～

そんなこんなで食事は２０時となりました。
ここのキャンプではビールはありません。
札束は持って帰るのも大変なのでチップであげちゃいました。

蚊帳もかけてあり、快適な夜になるかな～。

明日はシウダーボリバールに向かうことになります。

緑のピンがエンジェル・フォールです。